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ProOne 440 G9/CTの実機レビュー

※本記事ではメーカーより貸出を受けて、テストを行っています。

ProOne 440 G9/CTのレビュー概要

実用的なオールインワンPC

ProOne 440 G9/CTは10万円台前半から購入可能な第12世代intelプロセッサ搭載オールインワンデスクトップパソコン。

ベゼルが狭く、実際のインチサイズよりコンパクトに見える点が魅力です。拡張モニターとしても使える点も人によって大きなメリットになるでしょう。

こんなタイプにマッチ

  • 一台でまとめたい人
  • カメラを収納したい人
  • リビングで利用したい人

簡易スペック表

発売日 2022年5月23日
CPU Core i5-12500
Core i3-12100
Celeron G6900
RAM 4~8GB
ストレージ 256GB SSD
500GB HDD
画面サイズ 23.8インチ
GPU Intel UHD Graphics
USB-PD -
LTE・5G通信 -
MSオフィス 選択可
重量 7.775kg
Cinebench R20 4245pts

※詳細スペックはこちら。その他性能は目次よりベンチマーク結果をご覧ください

2023年1月26日時点で税込107,580円から。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

ProOne 440 G9/CTの目次

実際に使った感想(主観)はメリット・デメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。購入を悩んでいる場合はおすすめかどうかをチェックください。

 

ProOne 440 G9/CTの特徴

ここではProOne 440 G9/CTの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。

 

狭いベゼルを採用した良デザイン

ProOne 440 G9/CTは非常に狭いベゼルを採用したオールインワンパソコンです。ベゼルがギリギリまで詰められているため、かっこよさだけでなく23インチよりも筐体が小さく見えるメリットがあります。

 

カメラが内蔵でセキュリティに配慮

この価格帯のモデルとしては珍しく、カメラが内蔵型となっておりセキュリティに配慮されています(不用意に余計なものが映らない)。

 

高さ調整に優れたスタンド

オールインワンデスクトップの中ではトップクラスの可動域を持っています。特に高さ方向は机スレスレまで落とすことができるメリットを備えています(外観写真で掲載します)。

 

拡張モニターとしても利用可能

ノートパソコンと併用していたり、仕事用のパソコンを持ち帰った時の拡張用モニターとして利用することも可能となっています。

 

ProOne 440 G9/CTの価格とコストパフォーマンス

約10万円から買えるオールインワンデスクトップパソコンとしては、多機能かつデザイン性に優れます。ただし、実用ラインとしてはCore i3を搭載したモデルからなので、約14万円からと思っておく方が良いでしょう。

2023年1月26日時点で税込107,580円から。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

ProOne 440 G9/CTのスペック

今回レビューしたProOne 440 G9/CTのスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売日(月) 2022年5月23日
製品名 ProOne 440 G9/CT
型式 -
サイズ 225×539.3×379.4mm
重量(実測) 本体 7.775g
電源アダプタ -7.775g
CPU Core i5-12500
GPU UHD Graphics
メモリ(RAM) 8GB
ストレージ 1st 256GB
2nd -
ディスプレイ サイズ 23.8インチ
解像度 1920×1080
アスペクト比 16:9
形式 IPS液晶
リフレッシュレート 60Hz
生体認証 指紋 無し
顔認証 無し
フロントカメラ 画素数 500万画素
物理シャッター 有り
リヤカメラ 画素数 無し
Wi-Fi a/b/g/n/ac/ax
bluetooth v5.2
LTEモジュール 対応の可否 非搭載
SIMカードサイズ
光学ドライブ 非搭載
バッテリー サイズ -
公称値 -時間

※レビュー機種以外やカスタマイズ内容などの詳細スペックはこちらからご覧ください。

他グレードを見てみる

 

ProOne 440 G9/CTのベンチマーク

CINEBENCH R20

CINEBENCH R20の測定値は4245pts、シングルコア688ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。Core i5-12500を搭載しているということもあり、非常に高いパフォーマンス結果が得られました。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23の測定値は10828pts、シングルコア1790ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。READの値がほぼ6000MB/sとなっており、非常に高い数値となっています。読み書きで不満がでることはまず無いでしょう。

 

ゲームベンチマーク

FF15

ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果は、FF15のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
最高品質 - -
高品質 - -
軽量品質 1225 動作困難

 

CPU-Z

CPU-Zでの検証は以下の通りです。クリックで拡大することができます。

 

騒音テスト

騒音に関する評価は以下の通りです。CPUテストはCinebench R20、GPUテスト時はFinalFantasy15のベンチマーク測定時に測定を行っています。

モード 評価
通常時 ほとんど無音
CPUテスト時 音はほとんど気にならない
GPUテスト時 音はほとんど気にならない

 

ProOne 440 G9/CTのモニター評価(色域・トーンカーブ)

今回はモニター評価を行っておりません。

 

ProOne 440 G9/CTの通信環境(WI-Fi)のテスト

デスクトップパソコンのため検証しておりません。

 

ProOne 440 G9/CTのUSB-C(PD)による充電テスト

デスクトップパソコンのため検証しておりません。

 

ProOne 440 G9/CTの外観

正面から見た様子です。かなり狭いベゼルなことが写真からも分かります。

 

ベゼル部分をアップにした様子です。

 

背面です。センターにhpロゴがあります(写真では波が見えますが、ブラインドが写り込んでいるだけで実際は綺麗なメッキになっています)。

 

背面ポートです。HDMI、USB Type-Aが4つ、ディスプレイポート、フルサイズイーサネットコネクタ、電源ポートがあります。

 

横側には光学ドライブが付属します。

 

写真では少し分かりにくいですが、左側にセキュリティロックと、側面部にUSB Type-A、およびType-Cポートを備えています。

 

カメラをポップアップした状態です。

 

参考までに本体のスタンドを最大まで上げた様子です。写真では分かりにくいかもしれませんが、こういったオールインワンPCの中ではトップクラスに上げることができます。

 

同じくスタンドの機能で左右のスイーベルを検証した様子です(スタンドは正面に向けたままです)。こちらの可動域もかなり大きいと感じました。

 

ProOne 440 G9/CTのメリット・魅力

スタンドがとにかく素晴らしい

ProOne 440 G9の素晴らしい点はなんといってもスタンドにあります。他のノートパソコンとは比べ物にならないほど可動域が広くなっています。筆者は机ギリギリまでディスプレイを下げたいタイプなので、このスタンドには本当に感動しました。

 

狭ベゼルでコンパクトな筐体

実物を見ると驚くほどベゼルが狭いため、本体が非常に小さく見えます。見た目の圧迫感を減らしながら、23インチを使えるのは大きなメリットです。

 

拡張モニターの選択肢

オールインワンパソコンを使っていると、スイッチや他パソコンの拡張用モニターとして使いたいと思うことが筆者自身もありました。実はほとんどのモデルが拡張用モニターとして対応していない中、本モデルはしっかりとモニターとしても使えるようになっており、HDMIポートとディスプレイポート(DP++)を備えています。もし会社からパソコンを持って帰ってきて作業したくなった場合、より効率的に仕事を進められるメリットがあります。

 

サイドのポートが豊富

正面からも外部ポートにアクセスしやすくなるように、USB Type-AおよびUSB Type-Cポートが付属しています。

 

ProOne 440 G9/CTのデメリット・欠点

拡張性に乏しい

本モデルは別のパソコンやゲーム機の拡張モニターとして使うことはできる一方で、このパソコン自体のディスプレイを拡張することが難しいです。このモデルというよりもオールインワンパソコン自体のデメリットとして知っておくと良いでしょう。

 

グラフィック性能は弱め

本モデルではUHDグラフィックスが採用されているため、Iris Xe Graphicsと比べるとパフォーマンスは低めです。ゲームや写真編集などをするなら、同価格帯の外部GPU搭載ノートパソコンを選ぶ方が良いでしょう(外部GPU搭載のオールインワンPCは高額なため)

 

みんなの口コミ

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ProOne 440 G9/CT
Average rating:  
 1 reviews
 by SIMPC

コンパクトさが魅力のオールインワンデスクトップパソコンで、リビングに置く用としてはぴったりと言えるでしょう。拡張モニターになる点も別PCを使う人にとっては見逃せないポイントです。オールインワンなので、同クラスのスペックを持つパソコンと比較すると少し高くなる点が気になるくらいでしょう。

 

ProOne 440 G9/CTがおすすめな人

リビングにPCを置く人

コンパクトな筐体のため、リビングにパソコンを置きたい人にはぴったりです。圧迫感がなく置けることやシルバーとブラックのシンプルな筐体が嬉しいことやカメラが収納型で物理的にセキュリティアップできる点が良いでしょう。

 

別のPCを拡張したい人

メリットの項目でも書いた通り、このオールインワンパソコンはディスプレイの拡張能力にも優れています。自宅のパソコンと別に会社のパソコンを一時的に使いたい人にも良いでしょう。また無理なくMacOSと共用できる点も見逃せないポイントです。

 

ProOne 440 G9/CTがおすすめではないタイプ

PC自体の拡張性を求める人

オールインワンデスクトップパソコン全体に言えることですが、このパソコンからの拡張性は低めです。2つ目のディスプレイを導入したりしたい人は普通のデスクトップパソコンを買うか、ノートパソコンをおすすめします。

 

ProOne 440 G9/CTのカスタマイズ・モデルの選び方

本モデルはラインナップがたくさんありますが、よほどのことがなければCore i3モデル以上を選ぶようにして下さい。初期投資は大きくなりますが、その方が結果的に長く使えるでしょう。

またストレージにSSDとHDDモデルがありますが、処理速度の観点からSSDを選択することをお勧めします(HDDとSSDでは処理速度が段違いです)。

公式サイトを見る

 

ProOne 440 G9/CTの実機レビューまとめ

コンパクトなオールインワンPC

結論

コンパクトですっきりとしたデザインのオールインワンデスクトップパソコンです。リビングにパソコンを置きたい人にぴったりの一台と言えるでしょう。

2023年1月26日時点で税込107,580円から。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

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