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【おすすめはコレ】Chromebookのラインナップの特徴とシリーズの選び方・違いを解説

この記事では日本で発売されているChromebook(クロームブック)のラインナップと選び方、そしてそれを踏まえたおすすめのモデルについてまとめました。各メーカー別に分けておりそれぞれのスペック比較表も用意しています。

実際に当サイトにてレビューしているモデルについては、個別にリンクをしているのでそれぞれの評価記事をご覧いただけますと幸いです。

本文の前に

ChromebookはAmazonで海外品を買うことができますが、技適(日本の電波法律)に適合していないものも販売されていてややこしい状況です。そのため、ここでは国内で技適があり安心して使えるモデルのみ取り上げています。

 

Chromebook(クロームブック)のラインナップ目次

以下から各解説に飛ぶことができます。

 

Chromebook(クロームブック)の特徴と選び方

ChromebookPCのタイプについて

Chromebookは大きく分けてクラムシェル型、コンバーチブル型、タブレット型に分かれます。日本で発売されている機種の中でも、最も多いのは2in1に変形できるコンバーチブルタイプです。

後におすすめでも紹介しますが、ChromebookはAndroidアプリが使えるためタッチパネルが使えてタブレット形状にもできるコンバーチブルタイプがおすすめですし、ラインナップが揃っているので選びやすい特徴があります。

 

クラムシェル型

個人向けChromebookは日本ではASUSのC223NAやLenovo Chromebook S330など低価格帯が中心です。

 

クラムシェル型は価格が抑えられているからか、傾向としてTN液晶を採用しているケースが多く見られます(もちろんそうでないタイプもあります)。過去当サイトでもいくつかレビューしていますが、TN液晶は非常に見辛いので、長時間見る人にはおすすめができません。とはいえ、ヒンジ部分の構造が複雑でない分クラムシェル型の方が軽くなる傾向にあるのでその点を考慮すると良いかもしれません。

 

コンバーチブル型

Chromebookで最も多いタイプです。2in1でヒンジ部分が回転するタイプになっています。著者が常用しているChromebook x360 14cもこのコンバーチブルタイプです。

 

実際にコンバーチブルとして使うことは著者の場合はありませんが、イラストを描く人にとっては便利です。その理由はアイビスペイント。ChromebookはAndroidアプリがダウンロードできるため、2in1にしてイラストを描ける利便性があります。またタッチパネルが使えるため、タッチを前提としたアプリの場合はクラムシェル状態で使うにしても便利に使うことができます。

 

タブレット型

Chromebookの中では異色の存在となるタブレット型で、LenovoのIdeaPad Chromebook Duetがそれに当たります。デタッチャブルで取り外せて10インチタブレットにできるため、GoogleのAndroidアプリが使えるため、漫画を読んだりするのに便利です。

 

メーカーについて

ChromebookはWindowsノートパソコンと違い、取り扱いメーカーが限られています。主に以下のメーカーが多く出しています。

※リンク先は各Chromebookページになっています

 

中でもHP、ACER、ASUSには魅力的なラインナップが多く、個人向けでハイエンドからローエンドまで取りそろえているメーカーです(法人向けを含めればDELLも出していますが、ここでは個人向けに絞っています)。

 

おすすめの選び方

Chromebookには選び方が大きく分けて2種類あります。

  • ChromeOSの軽量性を活かして安いモデルを買う
  • さらに高速化して使うためにハイエンドを買う

 

どちらが正解ということもありませんし、どちらを推すつもりもありません。著者としてはどちらも考え方としては好きですし、そういったこともあって、2種類のChromebookを使っています。

 

安いモデルのおすすめ①

値段が安いモデルを探している場合、もっともおすすめはHPのChromebook 14aです。Celeronプロセッサですが、ChromeOSを動かす上ではこれで十分。それでいて、5万円以下の低価格帯で購入することができます。

 

安いモデルのおすすめ②

ただし、タブレットで使いたいなら、IdeaPad Chromebook Duetがおすすめです。

 

デタッチャブル構造となっており、タブレットとして使うことができるため、Androidアプリとしての利便性を活かせるモデルになっています。こういった機構が付いているモデルは値段が高くなる傾向がありますが、手に入れやすい価格で収まっているのも魅力の一つです。

Lenovo
IdeaPad Duet Chromebookは時期によって割引が適用されることが多く、価格が大きく変わります。また通販サイトによって値段が違うことが多いので必ず全てのサイトをチェックの上、最も安いところで購入してください。

 

こちらは実機レビューしているので以下をご参考ください。

IdeaPad Duet ChromeBookの実機レビュー

IdeaPad Duet ChromeBookのレビュー概要   IdeaPad Duet ChromeBook実機レビュー目次 実際に使った感想(主観)はメリットからご覧いただけるとわかり ...

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高いモデルのおすすめ

値段に糸目なく選びなら、こちらもHP Chromebook 14cがおすすめです。14aのハイエンドバージョンです。

 

実際に私自身もCore i5-10510Uモデルを使っていますが、非常に快適。Chromebook としては高めですが、指紋認証、Wi-Fi6対応など他のモデルでは見られない魅力が詰まったモデルです。

 

こちらについては、実機レビューを行っています。以下を参考にしてみて下さい。

HP Chromebook x360 14cの実機レビュー

Chromebook x360 14cのレビュー概要   Chromebook x360 14c実機レビュー目次 実際に使った感想(主観)はメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっていま ...

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ここからは各モデルについてメーカー別に解説していきます。それぞれ実機レビューしているモデルについてはリンク先をご覧ください。

Chrombook(クロームブック)のメーカー別ラインナップとおすすめモデル

Chromebook(クロームブック)の日本HP

一覧

Chromebookを探すなら必ず見ておきたいのがHP(ヒューレットパッカード)です。HPのChromebook で主流は以下の3モデルです。

製品名 ディスプレイサイズ CPU RAM
x360 14a 14.0 Pentium silver N5030 4GB
x360 12b 12.0 Pentium silver N5040 4GB
x360 14c 14.0 Core i3-10210U
Core i5-10510U
8GB

 

おすすめモデル①

14aは日本HPのラインナップの中で最も廉価版に位置するグレードです。しかし、廉価版と言っても液晶はIPSですし、本体も十分な仕上がり。そのため、Chromebookを初めて試す人にはぴったりなメインストリームなPCといえます。ちなみにAmazon限定モデルとHP公式モデルがあるので注意して下さい。

 

おすすめモデル②

そしてもう一つのおすすめはChromebook 14cはHPが個人向けに出している製品の中で最も性能が高いChromebookです。プロセッサはCore i3とCore i5から選ぶことができます。性能が高い分、価格も高くなっていますが指紋認証やWi-Fi6などその他の要件も他と明確な差別化が施されているモデルです。

 

Chromebook 14cについては実機を購入しレビューを行っています。以下をご参考ください。

HP Chromebook x360 14cの実機レビュー

Chromebook x360 14cのレビュー概要   Chromebook x360 14c実機レビュー目次 実際に使った感想(主観)はメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっていま ...

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Chromebook(クロームブック)のASUSラインナップ

一覧

ASUSのChromebookのラインナップは以下の通りです。より詳細のスペックが知りたい場合はリンク先でご覧ください。

製品名 ディスプレイサイズ CPU RAM
Detachable CM3 11.6 MediaTek MT8183 4GB
C204MA 11.6 Celeron N4000 4GB
Flip C214MA 11.6 Celeron N4000 4GB
C213NA 11.6 Celeron N3350 4GB
C214MA 11.6 Celeron N4000 4GB
C223NA 11.6 Celeron N3350 4GB
C423NA 14.0 Celeron N3350 4GB
C523NA 15.6 Celeron N3350 8GB
Flip C434TA 14.0 Core m3-8100Y
Core i5-8200Y
4GB
8GB
CT100PA 9.7 OP1 Hexa-core 4GB

 

コンバーチブルタイプが多いChromebookですが、ASUSではクラムシェルが中心でコンバーチブルタイプが少なくなっています。また、パソコンとしても珍しいスタイラスペン内蔵型モデル(C214MAやCM3)があることも特徴です。

 

おすすめモデル

ASUSの中でおすすめのモデルは、Chromebook Flip C434TAです。これのみハイエンドなCPUを積んでおり、かつ本体の仕上がりが非常に高いレベルになっているからです。

 

他のモデルも悪くはありませんが、どうしてもおすすめで紹介したHPのChromebook 14aには価格面で魅力が劣ってしまいます。しかしながら、C434TAのみは別格。デザイン性が高いことやタッチパッドの品質が高いことなど、十分に選ぶ価値のあるノートパソコンとなっています。

 

こちらは実機レビューしているのでぜひ参考にしてください。

Chromebook Flip C434TAの実機レビュー

Chromebook Flip C434TAのレビュー概要   Chromebook Flip C434TA実機レビュー目次 実際に使った感想(主観)はメリットからご覧いただけるとわかりやす ...

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Chromebook(クロームブック)の日本ACER(エイサー)ラインナップ

一覧

エイサーのラインナップは多いですが、そのうち一部をピックアップしました。

製品名 ディスプレイサイズ CPU RAM
Spin713 13.5 Core i3-10110U 8GB
Spin311 11.6 MediaTek M8183C 4GB
11 C732 11.6 Celeron N3350 4GB
R11 11.6 Celeron N3060 4GB
11 C730 11.6 Celeron N2840 4GB
無印 13.3 CD570M-A1 4GB

 

ACERはChromebookに力を入れているメーカーのうちの一つです。最もハイエンドにあたるSpin713ではCore i3となっています。また、Celeron以外にもMediaTekなどのスマホで使われるCPUを採用しているところが特徴です。またSpin 713にはエンタープライズモデルが存在し、そちらはCore i7搭載モデルとなっています。

 

Chromebook(クロームブック)のLenovoラインナップ

一覧

Lenovoから発売されているChromebookのラインナップについて、現行主力のものについてまとめました。

製品名 サイズ CPU RAM
Flex 550i 14.0 Celeron N5350U 4GB
Slim350i 11.6 Celeron N4020 4GB
S330 14.0 MediaTek MT8173C 4GB
500e 11.6 Celeron N4120 4GB
IdeaPad Duet 10.1 Helio P60T 4GB

 

Lenovoは2019年まであまり力を入れてこなかった印象ですが、2020年からかなり力を入れているように感じます。特にIdeaPad Chromebook Duetについては大人気だったこともあり、納期が長くなっていた印象です。

おすすめモデル

Lenovoのラインナップの中で最も魅力的なのはIdeaPad Duetと言えるでしょう。

 

非常に珍しい2in1タブレットパソコンです。ただし物珍しさだけでなく、軽い、スマホでよく使われるSoCが使われれているためアプリの相性問題を回避しやすい、ROM容量が128GBと大きいといったメリットを持ちながら、安く購入できるモデルです。

Lenovo
IdeaPad Duet Chromebookは時期によって割引が適用されることが多く、価格が大きく変わります。また通販サイトによって値段が違うことが多いので必ず全てのサイトをチェックの上、最も安いところで購入してください。

 

IdeaPad Duetの実機レビューは以下で行っています。ご参考ください。

IdeaPad Duet ChromeBookの実機レビュー

IdeaPad Duet ChromeBookのレビュー概要   IdeaPad Duet ChromeBook実機レビュー目次 実際に使った感想(主観)はメリットからご覧いただけるとわかり ...

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Chromebook(クロームブック)のDELLラインナップ

DELLは法人向けのLatitudeがChromebookとしてのラインナップとしてあります。法人向けのため、このページでは取り上げませんが以下のページから見ることができます。

 

Chromebook(クロームブック)の違いとラインナップまとめ

Chromebookのラインナップについてまとめました。ChromeOSはまだ日本では浸透していない分クセがあることは間違いありませんが、用途がハマればこれ以上快適に使えるものはないほど魅力的な製品です。手頃な価格から試すこともできるため、安いモデルから試してみても良いでしょう。

 

レビューしたChromebookについて

以下は当サイトにて実際にレビューしたChromebook一覧です。合わせてご参考ください。