Lenovoのスタンダードノートパソコンライン「IdeaPad(アイデアパッド)」は、リーズナブルな価格と実用性を伴った性能を持つノートパソコンシリーズです。特に2020年に入り、Ryzenシリーズが4000番台(第三世代)に入ったこともあり、よりコスパに優れるモデルとなっています。
これらのIdeaPadシリーズについて、それぞれの特徴と購入時の注意点、さらにおすすめのモデルについてまとめました。
実機レビューについて
この記事では実際に過去レビューしたモデルを交えながら、それぞれの特徴とおすすめのモデルについてピックアップしています。詳細のレビュー記事は各シリーズ解説項目でリンクしているので、そちらからご覧ください。
IdeaPad(アイデアパッド)のラインナップ目次
以下からIdeaPadの各モデルの解説に飛ぶことができます。目的のモデルが決まっている場合はリンク先からご覧ください。
本文の前に
Lenovoのパソコンは公式で買う前に安くする手段があります。くわしくはこちらの記事をご覧ください。
IdeaPad (アイデアパッド)の特徴と選び方
LenovoのIdeaPadシリーズは、最初に書いた通りリーズナブルさが売りのノートパソコンです。そのため10万円以下で実用性の高いモデルをいくつも取り揃えています。それぞれを分けると以下のようになります。
クラムシェル型
IdeaPadのクラムシェル型は以下の通りです。
クラムシェル
番手が高くなるほど、性能、品質面が向上する傾向にあります(スペックはあまり差がなく、ディスプレイ性能や筐体の高級感が増します。
コストパフォーマンスとバランスに優れたモデルが、S500シリーズです。番手としては最上位ですが、IdeaPadそのものがリーズナブルなこともあって、5万円台から購入でき自分の用途に合わせてグレードアップが可能です。
コンバーチブル型
コンバーチブル型(2in1型)がIdeaPad C300とFlexシリーズです。
コンバーチブル
2019年まではコンバーチブルタイプはYogaシリーズがメインストリームでしたが、Flexが登場したことで一気に魅力が増しました。第三世代Ryzenシリーズを搭載していることで実用性が高いモデルになっています。またintel版のモデルも存在しています。
Chromebook型
IdeaPadにはChromebookが2つ存在します。
Chromebook
Duetはタブレット型の2in1ノートパソコンスタイルです。性能は高くありませんが、OSがChromebookなのでサクサクと使うことができます。S330はクラムシェル型になっています。
※実売としてLシリーズがありますが第9世代で発売がストップしているので掲載していません。
おすすめの選び方
結論を先に言うと、2020年で買うべきは超激安なのに高性能なIdeaPad Slim350もしくは超コスパ2in1のIdeaPad Flex550です。
この2つのモデルは業界のゲームチェンジャー的存在です。というのも、Ryzen5000シリーズになったことで、2020年と比較して、ノートパソコンとは思えないほどの性能の向上が見られており、かつ価格が非常に安いからです。
どちらのモデルにしても、Ryzen5モデル(財布が許すならばRyzen7モデル)を購入すると持ち運びに優れた14インチのパワフルなノートパソコンを手に入れることができます。以下で2021年モデルを実機レビューしています。
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IdeaPad Flex550(2021年モデル・AMD)の実機レビュー
10万円以下で買えるノートパソコンの中では非常にコストパフォーマンスが高いパソコンの一つ。タッチに対応しつつ純正でスタイラスペンが付き、書き込みができるのも魅力。2021年2月25日発売モデル。
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ただし、2020年にRyzenの人気が異常に出ている関係で即納モデルが減っています。若干性能は落ちてしまいますが、一世代前のIdeaPad S540もおすすめです。型落ちしているので一回り安く、かつ比較的速く手元に届きます。実機レビューもしているので合わせてご覧ください。
ここからは各モデルについて解説していきます。それぞれ実機レビューしているモデルについてはリンク先をご覧ください。
IdeaPad(アイデアパッド)のクラムシェル型ラインナップ
IdeaPad S100
IdeaPad S100はシリーズの中でも最廉価モデルにあたる機種です。安いだけあって3万円から購入できます。ラインナップは少しややこしく、15インチと11インチの小型モデルとなっており、両極端です。S100の注意点はTN液晶であること。視野角が狭く、ディスプレイの色があまり良くないため、可能ならワンランク上を購入することをおすすめします。
当サイトではS145を実機レビューしているので参考にしてください。
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IdeaPad S300
S300シリーズもS100シリーズと同じくらい安いノートパソコンです。違いは14と17インチが存在すること。S100同様にTN液晶となっているため、ディスプレイ性能は低めですがとにかくコストパフォーマンスに優れたモデルなので、安いパソコンが欲しい人はぜひ狙うべきモデルと言えるでしょう。
2020年に登場したS300(Slimシリーズ)は以下でなんと5万円以下で手に入る激安モデルです。それでいて性能は十分に高いことが特徴。実機レビューしているのでこちらも合わせてご覧ください。
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また一モデルだけChromebookモデルが存在します。こちらはレビューしているので合わせて参考にしてください。
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IdeaPad S500(特におすすめ)
クラムシェル型の中ではIdeaPadの最上位にあたるモデルです。そして狙い目なのもこのモデルです。2019年まではS500表記でしたが、2020年以降はIdeaPad Slim500という表記に変わっています。ラインナップは14と15インチ。
インチ数はどちらでも良いと思いますが、特にねらい目はIdeaPad Slim 550。Ryzen搭載シリーズです。一番下のRyzen3でも実用的な上、4万円台から購入が可能。一番理想的なモデルでは、Ryzen5 4500Uのメモリ8GBモデルでSSD256GBモデル。5万円台ですがこの値付けはおかしいと言えるモデルです。
ただ、人気がありすぎるせいで納期が遅くなっています。早めにパソコンが欲しい人は前モデルであるS540(AMD)が良いでしょう。
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またIdeaPad S500シリーズには一部ゲーミングエディションがあります。当サイトでも実機レビューしていますが、コストパフォーマンスとしては微妙です。見た目にこだわるなら別ですが、Y7000も候補に入れておくと良いでしょう。
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IdeaPad(アイデアパッド)の2in1コンバーチブル型ラインナップ
IdeaPad C300
IdeaPad C300シリーズは、C340で14インチと15インチモデルが存在します。安価なコンバーチブルモデルでタッチパネルにも対応しています。さらにタッチペンも本体付属しているので、非常にコストパフォーマンスに優れたモデルとなっています。
当サイトでは、C340の15インチモデルを実機レビューしているので参考にしてください。
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Flexシリーズ(おすすめ)
IdeaPad Flexシリーズは2020年から登場したノートパソコンです。intel版とAMD版がありますが、iが付いたモデルがintel版になっています。どちらも価格的に魅力的なモデルですが、特におすすめはRyzenシリーズです。Ryzen5でも十分な性能が出ているので、これで十分です。
当サイトではFLEXは既に購入済みです。実機レビューは以下からご覧ください。
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Chromebook
コンバーチブルのChromebookが「Ideapad Chromebook Duet」です。10インチタブレットに本体キーボード、キックスタンドが付属しています。本体スペックは決して高くありませんが、ChromeOSで利用するのであれば十分なモデル。安いですがIPS液晶になっており、ラフに使えるモデルです。
IdeaPad Duetは購入し評価を行っています。実機レビューは以下からご覧ください。
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IdeaPad Duet ChromeBookの実機レビュー
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IdeaPad(アイデアパッド)の違いとラインナップまとめ
Lenovoの中でも特にお買い得なIdeaPadシリーズについてそのラインナップをまとめました。何度も繰り返しになりますが、最もコスパに優れるのはS500シリーズもしくはFLEXシリーズなので、それらがおすすめです。
もしIdeaPadをさらに安く手に入れたい場合は以下の記事を合わせて参考にしてください。
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