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DAIV 5Dの実機レビュー

DAIV 5Dのレビュー概要

15インチクリエイター向けPC

DAIV 5Dはクリエイター向けに発売されている15.6インチのノートパソコンです。

デスクトップ向けの高性能CPUに加え、GeForce MX250を搭載しクリエイティブ作業にも使えるノートパソコン。低グレードのCore i5でも、通常のノートパソコン版Core i7よりも高いベンチマーク結果が得られました。

入出力も多く、ディスプレイを増やして使う前提でも使えるノートパソコンで、デスクトップのように使える一台です。ただし、高性能15.6インチであるが故に重量は2.3kgとかなり重めです。

簡易スペック表

CPU Core i7-9700
Core i5-9400
RAM 16~32GB
ROM 256~512GB SSD
画面 15.6インチ
GPU UHD Graphics 630
Ge Force MX250
USB-PD 非対応
LTE 非対応
重量 2.3 kg
CINEBENCH R20 2334 pts

※詳細スペックはこちら
※CINEBENCHの計測はCore-i5モデル

マウスコンピューター
現在の価格、開催中のキャンペーンについては公式サイトをご覧ください。

 

DAIV 5D実機レビュー目次

実際に使った感想(主観)はメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。

※本記事はメーカーからお借りしてレビューしています。

 

DAIV 5Dの特徴

ここではDAIV 5Dの一般的な特徴に触れています。筆者が使用した感想については、メリットデメリットからご覧ください。

 

クリエイター向けの15.6インチ

DAIV 5Dは第9世代intelプロセッサ、Ge Force MX250搭載のクリエイター向けの15.6インチノートパソコンです。高性能なだけでなく、インターフェースが充実しており、HDMI、VGAから繋ぐデュアルディスプレイとしても使えるコネクタがあります。

 

クラムシェル型として、デスクトップライクな形で使えそうなパソコンです。

 

sRGB98%カバーの液晶

下位モデルとの明確な差は色域の広さです。sRGB98%をカバーしており、まさにクリエイター向けと言える製品となっています。

注意点

おすすめできない人の項目でも書いていますが、色域重視しないなら、m-Book K700も選択肢に入れておくと良いでしょう。同じ15インチノートですが、かなり安い一品です。

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DAIV 5Dの価格とコストパフォーマンス

DAIV 5Dは119,800円からでOffice搭載モデルも選べます。カスタマイズ可能で、Core i7-9700と32GBメモリ(DDR-2400)にしてバージョンアップすれば、公式で173,140円の価格になります。

価格情報について

2020/4/9時点での情報です。現在の正式な価格はDAIV 5Dの公式ページをチェックして下さい。安く買う方法はこちらからご覧ください。

 

また、sRGBの数値を気にしないのであれば、マウスコンピューターから出ているm-Book K700といったほぼ同スペックで価格の安いパソコンがあります。こちらもご参考ください。

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DAIV 5Dのスペック

今回レビューしたDAIV 5Dのスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売日(月) 2020年1月17日
サイズ 378mm×250mm×31.1mm
CPU Core i5-9400
GPU intel UHD 630
Ge Force  MX250
メモリ 16GB
ディスプレイサイズ 15.6インチ
ディスプレイ 1920×1080
記録方式 256GB SSD
生体認証 なし
フロントカメラ 100万画素
リヤカメラ なし
Wi-Fi a/b/g/n/ac
bluetooth 5.0
SIMカードサイズ なし
LTEモジュール なし
重量 2.3kg
光学ドライブ なし

※詳細仕様はこちら

 

スペックの解説

Core i5ですが、デスクトップようのCPUを積んでいるので性能的にはノートのCore i7よりも良い性能が出ます。使用していても、ノートのCore i5で感じるようなストレスは一切感じませんでした。また、カスタマイズ可能なので、上位クラスのCore i7にすることもできます。

SSDは256GBとなっています。こちらもアップグレード可能でかつデュアル構成にすることが可能となっています。

重量は2.3kgとなっており、15インチノートパソコンとしてはかなり重めです。同クラスのm-book K700よりも重い点には注意しておきましょう。

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DAIV 5Dのベンチマーク(CINEBENCH他)

ベンチマーク結果は以下の通りです。

 

CINEBENCH R20

CINEBENCH R20の計測値はマルチ2334pts、シングル430ptsとなりました。

 

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。SATA M.2なので少し遅くなっていますが、起動などでストレスは一切感じません。

 

騒音テスト

CINEBENCH、シングルコア計測時に騒音を測定しました。60~63dbで比較的高めの数値です。

 

DAIV 5Dの通信環境(WI-Fi)のテスト

DAIV 5Dの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPV6非対応)でWi-FiにはWi-Fi6非対応のLYNKSIS VELOPを用いています(クリックで拡大します)。

 

1F

 

2F

 

全部屋で十分な速度が得られました。最長距離ではPINGが若干伸びていますが許容範囲です。ルーター前と比較して最長距離では71.9%の速度低下しかしておらず、Wi-Fi性能は優秀です。

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DAIV 5DのUSB-C(PD)による充電テスト

USB-PDを用いて充電テストを行いました。機器にはルートアールのRT-TC3VBKを用いました。Anker PowerPort Ⅲ Neoを用いた18W電源による充電テスト、Anker Power Port Atom Ⅲ Slimを用いた30W電源による充電テストを行った結果、充電は確認できませんでした。

 

DAIV 5Dの外観

天板です。プラスチックのシルバー塗装です。DAIVの文字が刻印されています。

 

背面です。マウスコンピューターのパソコン全体に言えることですが、大きな排気孔が目立ちます。スピーカーは手前ゴム脚付近になります。

 

開いた様子です。ベゼルの厚さが目立ちます。

 

最大開き角は130°です。あまり開かない印象です。

 

ベゼル幅は15mmとなっています。

 

下部のベゼル幅は22mmです。全体的にベゼルは大きいです。

 

液晶上にカメラがあります。

 

続いてキーボードです。テンキー搭載でほぼ等間隔に並んでいます。

 

一部、矢印キーの周辺でキーピッチが狭くなっているところがあります。以下のCtrlキーをご覧ください。

 

ミツトヨのデジタルノギスで2つのキーから計算したところキーピッチは16.6mmでした。またシンワのデップスゲージで測定したところキーストロークは1.5mmとなっています。

 

キーボードのバックライトを搭載しています。バックライトは5段階で切り替え可能です。

 

 

タッチパッドは103×52mmとなっています。分離型となっており、クリックは静音仕様で非常に静かです。

 

右サイドです。イーサネットコネクタ、USB-A、マイク。ヘッドフォンジャック、SD/MMCスロットがあります。

 

左サイドです。D-sub、HDMI、USB-C、USB-A×2を備えています。USB-Cによる外部ディスプレイテストを行ったところ、未反応でした。

 

充電ケーブルです。かなり大きめです。

 

手に持った様子がこちらです。大きさが伝わると思います。

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DAIV 5Dのメリット・魅力

Core i5だが性能は高い

今回の測定の結果から、Core i5-9700の性能は高く、Core i7-9750Hと近い性能が出ることがCINEBENCHの結果よりわかりました。実際に使っていても、遅延を感じることなく快適に使える仕様になっています。

 

32GBまで拡張可能で余裕がある

DAIV 5Dは32GBまで拡張可能なメモリスロットを持っています。余裕を持った構成にして使うことも可能ですし、後々の拡張性が大きいこともメリットです。

 

静音キーボードである

DAIV 5Dは静音キーボードで打っている時にほとんど音がしません。

 

タッチパッド、クリックも静音のため、音を立てたくない人にとってはぴったりのキーボードとタッチパッド構成と言えます。

 

外部出力が豊富

DAIV 5Dは外部出力が非常に豊富です。USB-CやフルサイズSDに加え、フルサイズHDMIとVGAも備えており、デュアルディスプレイとしての出力が出来る構成になっています。

 

写真現像に使いやすい構成

DAIV 5DはフルサイズSDが使える上、ハイスペックなPC構成でさらにGe ForceMX250を搭載しているのでLightroomなどのその場での写真現像に向きます。またsRGBのカバー率は98%となっており、色域の面でもメリットが大きくなっています。

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DAIV 5Dのデメリット・欠点

ベゼルが厚い

DAIV 5Dはとにかくベゼルが分厚いことがデメリットです。実測で15mmもあります。昨今のベゼルレスパソコンが4mmほどしかないため、古さを感じてしまうことが弱点。14インチのDAIV 4Nが4.5mmとなっており、差が大きいがゆえにより気になってしまいます。

 

サイドから背部のデザインが好みが分かれそう

DAIV 5Dのサイドから背面に向かうデザインは特徴的でエッジの効いたものとなっています。

 

かなり好みが分かれそうだと感じました。

 

低音があまり出ていない

スピーカー音質は微妙です。音が悪いわけではありませんが、低音が小さいイメージを受けました。マウスコンピューターにはSOUND BLASTER5というソフトがあるので、好みの音質に後から変更することをおすすめします。

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みんなの口コミ

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DAIV 5D
Average rating:  
 1 reviews
 by SIMPC編集部

クリエイティブノートというだけあって、ベンチマーク結果は高性能。ノート型ですがクラムシェルにしてデュアルディスプレイ構成で使ってもいいかもと思えるモデルです。重さがあるので、持ち運びには不向なこと、色域を除けば同スペックで価格の安いモデルがいるので星3としました。

 

女性目線の口コミ

普段、Let's NoteのSZシリーズを使っている妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。

女性目線のコメント

見た目は普通で可もなく、不可もない。大きいパソコンなのでしょうがないが、持ち運びには厳しい。キーボードは打ちやすく満足。

見た目
重さ
打ちやすさ

 

DAIV 5Dはクリエイター向けでデザインが先鋭的なことや15インチモバイルの印象がイマイチだったようです。ただし、キーボードについては非常に打ちやすいとのコメントをもらいました。

 

DAIV 5Dがおすすめな人

外で写真データを編集したい人

DAIV 5DはフルサイズのSDカードを付けられる上、GPUも搭載しているため写真データを現像したい人に向きます。

 

もちろん、さらに上のスペックを目指せばもっと良いノートパソコンは手に入りますが、価格と性能バランスとしては、ちょうど良いところに位置するパソコンと言え、まさにクリエイター向けといえます。

 

 

DAIV 5Dがおすすめではないタイプ

持ち運び性を重視する人

15.6インチノートパソコンのため持ち運びには向きません。もし持ち運ぶのではれば、CPUスペックは落ちますが、同じくGe Force MX250を搭載するDAIV 4Nにするのがおすすめです。さらにそれよりもスペックが欲しい場合は、GTX1650を搭載したPrestige14を選択肢に入れるのも良いでしょう。

 

外観に高級感を求める人

DAIV 5Dは外観がプラスチッキーで少し安っぽさが目立ちます。見た面高級感を重視したGPU搭載パソコンなら、こちらもCPUスペックが落ちてしまいますが、ZenBook14を候補に挙げてみましょう。

 

DAIV 5Dのカスタマイズ・モデルの選び方

このパソコンを購入するなら、普通の用途ならアップデートは必要ないほどのCINEBENCH結果が得られています。もしそれでも望むなら、Core i5からi7へ構成変更、メモリ32GBが可能なためそれぞれを検討してみましょう。

また、DAIV 5Dと近いモデルにm-Book K700があります。こちらはsRGB98%といった色域特性はありませんが、その代わりにかなり価格が落ちます。同価格で組めば、K700の方が良い性能を引き出せるので、ぜひ検討してみてください。

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DAIV 5Dの実機レビューまとめ

低価格14インチのIce Lake

結論

性能がよく、さらにsRGBカバー率も高いうえに、コスパにも優れた15インチノートとなっており、クリエイティブ作業のエントリーモデルとしておすすめしたいモデルです。

ただし、色域を気にしないならさらにコストパフォーマンスに優れた、m-book K700を選択肢に入れておく方が良いでしょう。

マウスコンピューター
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DAIV 5Dを安く買う方法

マウスコンピューターのパソコンはAmazonや楽天市場など専門ショップが数多くありますが、安く買うなら一番安くなることが多い公式サイトがおすすめです。どうすれば安く買えるかは以下でまとめているのでぜひ参考にしてみて下さい。

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