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Prodesk 405 G6 DMの実機レビュー

Prodesk 405 G6 DMのレビュー概要

低価格な超コンパクトデスクトップ

Prodsk 405 G6 DMはモニター裏にマウントも可能な1L以下の超コンパクトデスクトップパソコン。プロセッサはRyzen4000シリーズを選択できるようになっており、性能の良いRyzen5 Pro 4650GEを選んでも5万円台で購入可能なコストパフォーマンスが非常に高いモデルです。

純正部品でモニター背面に設置しても良いですし、そのまま置いてもコンパクトかつ控えめで他を邪魔しないデザインとなっています。

簡易スペック表

発売月 2021年3月
CPU Ryzen5 4650 GE
Athlon Gold Pro 3150GE
RAM 4~8GB
ストレージ 128~512GB
画面サイズ -
GPU 内蔵グラフィックス
USB-PD 非対応
LTE 非対応
MSオフィス 選択可能
重量 1.25kg
Cinebench R20 3017pts

※詳細スペックはこちら。その他性能は目次よりベンチマーク結果をご覧ください

公式サイトにて税込36,080円から(2021年6月9日時点)。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

Prodesk 405 G6 DMの目次

実際に使った感想(主観)はメリット・デメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。購入を悩んでいる場合はおすすめかどうかをチェックください。

※本記事ではメーカーより貸出を受けて、テストを行っています。

 

Prodesk 405 G6 DMの特徴

ここではProdesk 405 G6 DMの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。

 

手のひらサイズの超コンパクトデスクトップ

 

Prodesk 405 G6 DMは非常にコンパクトなPCで、デスクトップというカテゴリに入れること自体を躊躇してしまうモデル。小柄なサイズを活かして専用マウントを利用してモニター裏に取り付けることも可能となっています。専用マウント(ダウレクトマウント)についてはこちらのページをご覧ください。

 

Ryzen5 4650GEプロセッサが選択可能

プロセッサはAMDを選択可能で、Athlon及びRyzen5から選ぶことができます。Ryzen5 4650GEは3000シリーズからパフォーマンスが大幅にアップしており、小型デスクトップながら高い性能をほこります。

 

小型ながら豊富なインターフェイス

小型デスクトップパソコンはどうしても外部接続インターフェイスが限られる傾向にありますが、Prodesk 405 G6 DMはUSB-A、USB-C、フルサイズHDMIなど豊富なインターフェイスを持っています。

 

Wi-Fi6に標準対応

他社の小型デスクトップの場合、Wi-Fi6に対応していないモデルもありますが本モデルは標準で対応しています(ただし、オプション設定からの取り外しはできません)。

 

Prodesk 405 G6 DMの価格とコストパフォーマンス

HP Prodesk 405 G6 DMは3万円台から購入できますが、実用性を考えればRyzen5モデルを購入するべきで、5万円台から買うことができます。Ryzen5 4650GEのパフォーマンスと超小型PCであることを考えれば、この価格は非常に安く、コストパフォーマンスが高いと言えます。

公式サイトにて税込36,080円から(2021年6月9日時点)。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

Prodesk 405 G6 DMのスペック

今回レビューしたProdesk 405 G6 DMのスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売日(月) 2021年3月
製品名 Prodesk 405 G6 DM
型式 -
サイズ 270×303×95mm
重量(実測) 本体 1.25kg
電源アダプタ -
CPU Ryzen5 4650GE
GPU 内蔵グラフィックス
メモリ(RAM) 8GB
保存(ROM) 1st
2nd -
ディスプレイ サイズ -
解像度 -
形式 -
リフレッシュレート -
生体認証 指紋 無し
顔認証 無し
フロントカメラ 画素数 -
物理シャッター 無し
リヤカメラ 画素数 無し
Wi-Fi a/b/g/n/ac/ax
bluetooth v5
LTEモジュール 対応の可否 非搭載
SIMカードサイズ
光学ドライブ 非搭載
バッテリー サイズ -
公称値 -時間

※レビュー機種以外やカスタマイズ内容などの詳細スペックはこちらからご覧ください。

 

Prodesk 405 G6 DMのベンチマーク

CINEBENCH R20

CINEBENCH R20の測定値は3017pts、シングルコア464ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23の測定値は2601pts、シングルコア1239ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。Readが3500MB/sを超えており、一般的なレベルから見てかなり高速です。

 

ゲームベンチマーク

FF14

ファイナルファンタジー14 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果はFF14のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
最高品質 未計測 未計測
高品質 未計測 未計測
標準品質 4389 快適

 

FF15

ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果は、FF15のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
最高品質 未計測 未計測
高品質 未計測 未計測
軽量品質 1622 動作困難

 

CPU-Z

CPU-Zでの検証は以下の通りです。クリックで拡大することができます。

 

Prodesk 405 G6 DMのモニター評価(色域・トーンカーブ)

デスクトップPCのため、モニター評価は行っておりません。

 

Prodesk 405 G6 DMの通信環境(WI-Fi)のテスト

デスクトップパソコンのためテストは行っておりません。

 

Prodesk 405 G6 DMのUSB-C(PD)による充電テスト

デスクトップPCのため、充電テストは行っておりません。

 

Prodesk 405 G6 DMの外観

外観はプラスチック筐体になっています。前面はスリットになっているように見えますが、実際は通気口は空いていません。

 

前面のインターフェイスは電源ボタン、USB-A×2、USB-C、ヘッドフォンジャックが付いています。

 

背面インターフェイスはHDMI、ディスプレイポート、USB-A×4、USB-C、イーサネットコネクタとなっています。豊富な接続端子を揃えています。

 

付属のキーボード、マウス、電源アダプタです。

 

付属のUSB-Cです。短めなので、ディスプレイに接続する場合は別途用意する必要があるでしょう。

 

マウントを利用してスタンドした様子です。

 

参考までに30cm定規と以下で比較しています。

 

Prodesk 405 G6 DMのメリット・魅力

小型ながら高いパフォーマンス

HP Prodesk 405 G6 DMのRyzen5 4650GEプロセッサは他の4000シリーズ同様にベンチマークの結果から高いパフォーマンスが出ることがわかりました。そのため、非常に快適に使うことができます。

 

インターフェイスが多く使い勝手が良い

HP Prodesk 405 G6 DMには前後に多数のインターフェイスを備えています。特にイチオシのポイントがUSB-Cを前後に備えていること。昨今のデバイスはUSB-Cに統一されつつあるので、データのやりとりに必要なコネクタがフロントにあるのは大きなメリットです。

 

USB-Cのディスプレイ出力に対応

背面にもUSB-Cのポートがありますが、このポートを使えばディスプレイ出力が可能です。電源を兼ねることはできませんが、背面にHDMIケーブルを必要としないためスッキリとさせることが可能です。

 

メモリは最大32GBまでアップ可能

公式サイトでのカスタマイズは8GBまでですが、メモリは32GBまで増設することが可能になっています。Ryzen5 4650GEをRAM32GBで使う人はあまりいないと思いますが、16GBくらいなら使う人はいるはず。簡単に後付けでカスタマイズできるのは魅力です。

 

Prodesk 405 G6 DMのデメリット・欠点

選べるのはRyzen5まで

HP Prodesk 405 G6 DMはAthlonもしくはRyzen5のみとなっています。残念ながら、Ryzen7モデルは選べないので注意して下さい。

 

SDスロットが無い

インターフェイスは豊富ですが、デスクトップであれば欲しいSDスロットがありません。別途ハブの購入が必要なので注意して下さい。

 

みんなの口コミ

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Prodesk 405 G6 DM
Average rating:  
 1 reviews
 by SIMPC

超小型ながら、ハイパフォーマンスかつ低価格なデスクトップパソコンでマニア心をくすぐる一台。モニターマウントやデスク下に取り付けられるマウントが純正から販売されている点も◎。インターフェイスが豊富故に、可能ならSDスロットが欲しかったところ。

 

女性目線の口コミ

普段、Let's NoteのSZシリーズを使っている妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。

女性目線のコメント

  • パソコンとは思えないほど小さい
  • どこに置いても邪魔にならなさそう

 

Prodesk 405 G6 DMがおすすめな人

モニターを重視しつつコンパクトPCが欲しい人

コンパクトPCと言えば、オールインワンPCも一つの候補になりますが最も大きな違いはモニターを自由に選べること。Prodesk 405 G6 DMはウルトラワイドであったり、色域の広いモニターなど自分の好みに合わせたモニターでオールインワンライクなパソコンを作れるメリットを持っています。

 

外部モニターを使うMacユーザー

個人的に最もおすすめしたいユーザーがMacを使う人。筆者の場合、ソフトウェアの都合上どうしてもWindowsを使わなければならないシーンがあります。もし外部モニターをUSB-Cで運用しているのであれば、Prodesk 405 G6 DMに差し替えてやると同じディスプレイ環境でWIndowsを使うことが可能になります。

 

Prodesk 405 G6 DMがおすすめではないタイプ

拡張性が欲しい人

HP Prodesk 405 G6 DMはコンパクトPCのため、拡張性は一部のマニアを除きおすすめできません。

 

画像編集や動画編集をしたい人

Ryzen5 4650GEはパフォーマンスは高いものの、画像編集や動画編集には向きません。もしこれらを行うのであれば、小型デスクトップではなくミドルタワークラスでGPU搭載モデルを購入する方が価格・パフォーマンスともにバランスの取れた製品が選べるでしょう。

 

Prodesk 405 G6 DMのカスタマイズ・モデルの選び方

Prodesk 405 G6 DMの基本はAthlonを選ぶかRyzen5を選ぶかのどちらかです(2021年6月9日時点のラインナップで記載)。基本的にこのモデルはリーズナブルなこと、さらにハイパワーで長期間使えるRyzen5の方がコストパフォーマンスが上がるので、おすすめします。またWindows 10のOSはHomeとProが選択できますが、一般用途であればHomeで十分です(Pro版はセキュリティ能力が高い企業向けです)。

公式サイトを見る

 

Prodesk 405 G6 DMの実機レビューまとめ

小型PCが欲しいなら買いの一台

結論

超小型デスクトップマシンとしては、非常に高い性能と優れたコストパフォーマンスを誇るマシンです。

コンパクトサイズなのでどこにおいても邪魔になりませんし、純正パーツを使って自分のお好きなモニターの裏に設置しても良い一台です。

公式サイトにて税込36,080円から(2021年6月9日時点)。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

Prodesk 405 G6 DMを安く買う方法

Prodesk 405 G6 DMに限らず、HPのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。

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