HP Chromebook x360 14cの実機レビュー

Chromebook x360 14cのレビュー概要

Core i5搭載の高性能Chromebook

Chromebook x360 14cは、Core i5-10210Uを搭載し、個人向けに販売されているChromebookの中ではハイスペックに位置するモデルです。

Geekbench5のスコアでは3000、OCTANEスコアは38000超えの数字を出しており、実際に本体を使ってみても快適な性能を誇ります。

また高級グレードだけあって本体の質感、キーボードの打鍵感、タッチパッドの仕上がり、スピーカーの音質レベルが高いことが特徴。さらにWi-Fi6や指紋認証など昨今のトレンドをコストをかけることでしっかりと抑えた一台になっています。

簡易スペック表

CPU Core i5-10210U
Core i3-10110U
RAM 8GB
ROM 128GB eMMC
画面 14.0インチ
GPU 内蔵グラフィックス
USB-PD 対応
LTE 非対応
重量(実測) 1540 g
Geekbench5 multi 3025

※詳細スペックはこちら

 

Chromebook x360 14c実機レビュー目次

実際に使った感想(主観)はメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。

※本記事はamazonにて著者が購入した端末を用いて検証を行っています。

 

Chromebook x360 14cの特徴

ここではChromebook x360 14cの一般的な特徴に触れています。筆者が使用した感想については、メリットデメリットからご覧ください。

 

Chromebookとしてはハイスペックな一台

Chromebook x360 14cはCore i5搭載でハイスペックな一台。一般的にはCeleronシリーズが用いられるので、非常に高性能です。

 

ベンチマークでGeek bench5の結果を計測したところ、Celeron N3350を搭載したC223NAと比較しておよそ6倍程度のベンチマークスコアとなっています。

 

2in1タイプのノートパソコン

Chromebook x360 14cは2in1のノートパソコンでタブレットモードやテントモードにも対応しています。

 

Google Playからイラストソフトをダウンロードできるため、使い勝手の幅が広いモデルです。

 

最新規格にも対応した一台

Chromebook x360 14cはスペックが高いだけでなく、Wi-Fi6などの最新規格にも対応しています。ハイスペック機ならでは特徴と言えるでしょう。

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Chromebook x360 14cの価格とコストパフォーマンス

Chromebook x360 14cは、5万円以下でも数多くあることを考えれば相場からは高いと言えます。ただし、本機はWi-Fi6、指紋認証対応、2in1、第十世代Core i5であることを勘案すれば、普通のWindowsノートパソコンと比較して同じくらいか安いくらいだと言えます。

Chromebookなので、できることはWindowsよりも当然少ないですがやることがブラウザベースであれば、OSの軽量さと合わせて快適に使えるセカンドマシンとして使えるコスパの良さだと感じます。メリットで後述しますが、スペックだけでなくその他の面で仕上がりが良いのでコストパフォーマンスは高い評価です。

価格情報について

現在の価格については、各通販サイトをご覧ください。

 

Chromebook x360 14cのスペック

今回レビューしたChromebook x360 14cのスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売日(月) 2020/09/14
製品名 Chromebook x360 14c
型式 1P6N1PA-AAAB
サイズ 321×206×17.9
重量(実測) 本体 1540g
電源アダプタ 355g
CPU Core i5-10210U
GPU 内蔵グラフィックス
メモリ(RAM) 8GB
保存(ROM) 1st 128 GB eMMC
2nd -
ディスプレイ サイズ 14.0インチ
解像度 19220×1080
形式 IPS液晶
生体認証 指紋
Windows Hello ×
フロントカメラ 画素数 92万画素
物理シャッター
リヤカメラ 画素数 -
Wi-Fi a/b/g/n/ac/ax
bluetooth 5.0
LTEモジュール 対応の可否 -
SIMカードサイズ -
光学ドライブ -
バッテリー公称値 サイズ 3セル
JEITAによる基準 最大12.0時間

※1 詳細仕様はこちら

スペックの解説

今回レビューした検証機は第10世代Core i5-10210Uを搭載し、メモリ8GBのChromebookの中では高性能な一台になります。さらに、Chromebookでは数少ないWi-Fi6や生体認証にも対応した珍しいモデルになっています。

気になる点としては重量とバッテリーの公称値です。一般的な14インチノートパソコンと比べて重く、バッテリー持ちが悪いスペックとなっています。

なお今回の検証機は最上位機種のエグゼグティブモデルになります。下位にはCore i3-10100Uを搭載したスーペリアモデルがあります(違いはプロセッサのみ)。予算に合わせて選ぶと良いでしょう。

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Chromebook x360 14cのベンチマーク

ベンチマーク結果は以下の通りです。

 

OCTANE 2.0

Chromebookのため、ウェブブラウザのベンチマークテストである「OCTANE」にて評価を行いました。スコアは38479でした。他の結果と比較したい方は、OCTANEベンチマーク一覧をご覧ください。

 

GeekBench 5

GeekBench 5にてスコアを計測しました。multiが3025、Singleが978となっています。Chromebookのスコアを比較したい場合はGeekbench5測定結果一覧をご覧ください。

 

騒音テスト

どの操作においても騒音はほぼなく、非常に静かです。

 

Chromebook x360 14cの通信環境(WI-Fi)のテスト

Chromebook x360 14cの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPV6非対応)でWi-FiにはWi-Fi6非対応のLYNKSIS VELOPを用いています(クリックで拡大します)。

1F

2F

 

ダウンロード速度、PINGの低下はほぼ見られず、全ての部屋で安定した通信速度結果を得ることができました。

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Chromebook x360 14cのUSB-C(PD)による充電テスト

USB-PDによる充電テストを行いました。18W、30W、61W、90Wで検証したところ、18以外は充電が確認できました。実測は以下の写真の通りです。クリックにより拡大できます。

-18W-

-30W-

-61W-

-90W-

 

なお、本PCは逆サイドにもUSB-PDがあり、充電対応しています。

 

Chromebook x360 14cの外観

Chromebook x360 14cの天板です。HPのロゴがシルバーメッキされ、その他の部分はラメが入ったグレイになっています。

 

背面です。センターに通気口があります。

 

開いた様子です。ベゼルが狭く、高級感のある外観になっています。パームレストは天板、背面と同じ素材が使われています。

 

テントモードにした様子です。

 

タブレットモードにした様子です。タブレットモードではアプリ画面が立ち上がります。

 

キーボードです。Chromebookとしては一般的な配置です。かなと英数がスペースキーの横にあるので、Macユーザーでも使いやすい配置になっています。

 

ミツトヨのデジタルノギスで2点間のキーを測定し割返したところ、キーピッチは17.5mmでした。またキーストロークは1.3mmでした。

 

エンター側のキーピッチは一部小さくなっています。ただし、うち心地に影響を感じるほどではありません。

 

タッチパッドは120mmとなっています。他のノートPCよりも広く使いやすいです。

 

指紋認証は本体右側下に配置されています。

 

スピーカーは本体表側にあります。底面にないため、後述しますが音が良いです。

 

本体の質量を測定しました。1540gと公称値よりも軽いデータとなりました。

 

充電器込みの重量を測定しました。充電器単体での実重量は355gです。充電器は重いので、USB-PD充電器を用いる方が良いでしょう。

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Chromebook x360 14cのメリット・魅力

Core i5搭載で全ての動作が軽い

Chromebook x360 14cのエグゼグティブモデルは、珍しいCore i5、8GBを搭載したモデルになっています(ChromebookはCeleron、メモリ4GBがメインストリーム)。かなり余裕をもった設計になっているため、非常に快適な動作となっています。

 

指紋認証精度がよく快適にロック解除できる

一般的にChromebookはPINで解除することが多いですが、本機種は指紋認証が搭載されています。パソコンの指紋認証は機種によって精度が全く違うのですが、Chromebook x360 14cは高精度、かつ高速で解除できます。

 

タイピングが非常にしやすい

この機種はタイピングがしやすいことが特徴です。本体価格が相場より高いこともあってか、しっとりとした打ち心地になっており、タイピングが捗ります。キーストロークも1.3mmで打った感覚を味わえるタイプです。

 

スピーカーの音質が良い

この機種をレビューするにあたり最も驚いた点が音質です。音圧レベルが高いため、それなりの音量で鳴らすとパームレストが震えるほど。2in1で使えてテントモードとしての利用も可能なため、映画やYouTubeをより快適に使えるでしょう。

 

左右どちらからでも充電できる

些細なことですが、低価格パソコンではUSB-PDに対応していても充電ケーブルは片方であることがほとんどです。しかし、このモデルでは両方からUSB-PDにより充電が可能となっており、利便性が向上しています。

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Chromebook x360 14cのデメリット・欠点

14インチとしては重い

唯一の欠点は重いことです。1.65kgもあるため持ち運びでは少し躊躇する重さとなっています。2in1ではなく、クラムシェルで軽くして欲しかったところですが、タッチパネルの良さが失われることを考えるとしょうがない設定なのかもしれません。

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みんなの口コミ

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Chromebook x360 14c
Average rating:  
 1 レビュー
by SIMPC on Chromebook x360 14c

過去、レビューしてきた中で最高評価のChromebookです。多少は高いものの、液晶、キーボードの打ちやすさなど今まで不満だったところが全て解消されました。またスピーカーの音質が良い点も魅力。

理想的にはLTEが付くと嬉しかったですが、それだと価格がもう一回り上がると思うので、そこまではコストバランス的に必要ないかなとも感じました。

 

女性目線の口コミ

普段、Let's NoteのSZシリーズを使っている妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。

女性目線のコメント

  • シンプルな見た目でかっこいい
  • 安っぽさは感じない
  • 実際に持ってみるとずっしりした重さがある

 

Chromebook x360 14cがおすすめな人

サブパソコンではブラウザメインの人

Chromebookをサブパソコンとしてブラウザメインで使う人にとっては非常に魅力的なノートパソコンです。WindowsパソコンではCore i5でもRAMが足りないシーンがありますが、軽量なChromeOSならいつでも軽量に使うことができます。

しかもバックグラウンドでアプリが動くことがほとんどないため、プロセッサが熱を持たないため快適に作業ができる点も魅力の一つです。

 

イラストソフトを使う人

ChromebookはGoogle Playからアプリをインストールすることができます。例えば、無料でかつ有名なアイビスペイントの利用も可能。本体サイズが14インチなので、大判でイラストをかけるメリットがあります。

 

instagramをビジネスで使う人

アイビスペイント同様に、Google Playからinstagramをインストールすることができます。通常、instagramはパソコンから投稿できませんがChromebookだけは例外です。AndroidでGoogleドライブから連携すれば、instagramの投稿を連携して楽に行うことができます。

 

Chromebook x360 14cがおすすめではないタイプ

ブラウザ以外を利用する人

Chromebook x360 14cはブラウザ以外を利用しようとするとハードルを感じることが多いです。もともと、Chromebookはデスクトップにアプリを置くことはあまり想定されておらず、そこはアプリ系で補うというのが定石です。

ところが、Google Playの主なアプリはスマホに最適化された状態です。そのため、Chromebookでは使えないことがあったりして不便を感じることがゼロではありません。Chromeブラウザ以外をメインに利用しようとすると、一般用途では魅力は激減すると言えます。

 

Chromebook x360 14cのカスタマイズ・モデルの選び方

Chromebook x360 14cにはスーペリア、エグゼグティブとCore i3とCore i5モデルがあります。価格差は約1万円ほどです。筆者の考えとしては、どちらでも良いと感じました。Core i5-10210Uを使ってみて、ストレスを感じることはありませんが、おそらくCore i3でも過去の経験上ストレスは感じにくいと考えます。

ただ、せっかく7万円以上出して購入するなら、ほんの少しプラスしてCore i5モデルを買う方が長く使える方が良いのではないかと考えます。

 

Chromebook x360 14cの実機レビューまとめ

レビューしてきた中で最高の一台

結論

Chromebook x360 14cは著者が過去レビュー・使用してきたものの中でも、もっとも優れたモデルという評価です。

低価格モデルで犠牲にしてきたディスプレイや指紋認証といったを補い、高いクオリティに仕上がったパソコン。

同程度のスペックのWindowsPCと比べてもライセンス料がないからか、本体質感が高く感じるモデルとなっています。

Chromebookに求めるものは人によって違うと思いますが、「Chromeブラウザ・関連アプリを用いて外で快適に作業がしたい」という一点においてはこれほど魅力度の高いパソコンはないのではないかと感じます。

 

Chromebook x360 14cを安く買う方法

2020/09/16現在Chromebook x360 14cはCore i3モデルとCore i5モデルの2種類があります。購入は通販サイトとHPの公式サイトのどちらかになるので安い方を比較して買いましょう。また、HPでできるだけ安く買う方法については以下の記事でまとめているのでご覧ください。

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