Galaxy A20レビューの概要(ポイント)
激安Galaxyスマホ
2019年モデルで日本発売したものの中で最安になるモデルがGalaxy A20。
スペックはそれなりなのでハードに使う人には向いていません。
このスマホは「初めてスマホに乗り換える人」や「Galaxyを使っていて電話とメールだけだから安いスマホにしたい」という人向けの機種です。
簡易スペック表
CPU | Exynos 7884B |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
画面 | 5.8インチ |
Galaxy A20 実機レビュー目次
忙しい方はまず特徴をご覧ください。購入検討している人はキャンペーンを必ずお読みください。
※本機はお借りして実機レビューを行っております。
Galaxy A20の特徴
2万円台の超低価格モデル
Galaxy A20は2019年10月からの法改正に合わせて提供された分離プラン用の低価格モデルです。
ドコモを含むキャリアの製品は約10万円するモデルが普通でしたが、Galaxy A20は2万円強。月額で分割しても500円台と驚異的な価格を誇ります。
初心者向けのUI
低価格帯モデルだけあって、ターゲットを初心者に絞っています。そのため、ユーザーインターフェースがわかりやすいことも特徴の一つ。通常のホーム画面に加え「かんたんホーム」を搭載し、文字やアイコンの拡大が簡単にできるようになっています。
ラジオFM機能搭載
Galaxy A20には上位版にもない機能として「ラジオFM」機能があります。3.5mmイヤホンを繋ぐことでネットがない環境下でも使える機能です(イヤホンがアンテナの役割を果たすため、ケーブルタイプのイヤホン必須)。この機能は国内販売されているスマホではZenFone6くらいで非常に珍しい機能です。
サムスンの独自CPU
Galaxy A20は、Galaxy A30同様にサムスンの独自CPU「Exynos 7884B」を搭載しています。
Galaxy A20のマシンスペック
マシンスペック
Galaxy A20のマシンスペックは以下の通りです。
発売日 | 2019/10/25 | |
寸法 | 71×150×8.4mm | |
重さ | 151g | |
ディスプレイ | サイズ | 5.8インチ |
形式 | TFT | |
画素数 | 720×1560 | |
バッテリー | 電池容量 | 3000mAh |
ワイヤレス充電 | × | |
リバースチャージ | × | |
急速充電 | 公式記載なし | |
プロセッサ(Soc) | Exynos 7884B | |
GPU | 公式記載なし | |
ストレージ(ROM) | 32GB | |
メモリ(RAM) | 3GB | |
外部メモリ | 512GB | |
通信 | 下り最大 | 262.5Mbps |
上り最大 | 50Mbps | |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | |
bluetooth | バージョン | 5.0 |
最大接続台数 | 3台 | |
生体認証 | 指紋センサー | × |
顔認証 | 〇 | |
光彩認証 | × | |
おサイフケータイ | 〇 | |
緊急避難速報 | ○ | |
防水(お風呂) | IPX5/IPX8 | |
防塵 | IP6X | |
ワンセグ/フルセグ | × | |
赤外線通信 | × | |
コネクタ | USB-C | |
OS | 9.0 | |
SIMサイズ | nanoSIM | |
DSDS | × |
※スペック詳細はこちら
対応バンドについて
キャリア端末のため非掲載。
スペックの解説
Galaxy A20はスペック的には2019年発売モデルとしてはもっとも低いランクになります。CPU性能、メモリ3GB、ROM32GBなのでハードな利用ではほぼ耐えられません。またディスプレイは720×1560pxとなっており、解像度も低めです。
ただし、実際に日常の電話、メール想定で使ってみると思ったよりもスペックの低さは感じません。最低限、必要な性能を持つスマートフォンと考えておきましょう。
通信スピードテスト
家庭用回線を使ってスピードテストを行いました。40Mbpsの結果が得られています。
Galaxy A20のカメラスペックと作例
カメラスペック
Galaxy A20のカメラに関するスペックは以下の通りです。
メインカメラ(標準) | |
有効画素数 | 800万画素 |
F値 | 1.9 |
光学手振れ補正 | 公式記載なし |
電子式手振れ補正 | 公式記載なし |
インカメラ | |
有効画素数 | 500万画素 |
F値 | 2.0 |
光学手振れ補正 | 公式記載なし |
電子式手振れ補正 | 公式記載なし |
Galaxy A20で撮影した作例
以下の写真はタップで拡大できます。スマホの場合は横にしたからタップするとより大きく見ることができます。
通常モードでの撮影
ズームを検証
ズームを検証しました。最大4倍です。
Galaxy A20の外観
Galaxy A20は最近のスマートフォンと違い、すっきりとしたデザインになっています。
カメラの出っ張りもほとんどありません。
右側には電源ボタンと音量ボタンがあります。
左側にはSIMスロットと最近のスマホでは非常に珍しいストラップホールがあります。
上部にはイヤホンジャック。
下部にはスピーカーとUSB-Cコネクタがあります。ローエンドモデルでType-C搭載は嬉しいですね。
正面ディスプレイがこちら。水滴型ノッチになっています。
かなりベゼルは大きめです。上側はこちら。特にノッチ部の落ち込みが大きいです。サイドも広め。
下側はこちらです。全画面スマホとしてはかなり大きく感じる設計になっています。
Galaxy A20のメリット・長所
かんたんホーム
Galaxy A30はかんたんホームを搭載しており、初心者が使いやすい設計になっています。設定画面からワンタッチで切り替えることが可能で文字やアイコンを見やすくする機能も備えています。はじめてガラケーから乗り換える人や文字が小さくて見づらい人にもお勧めしやすいモデルです。
災害時に役に立つラジオ
Galaxy A30はイヤホンとスマホがあればFMラジオを聴くことができます。ネットが使えなくても、ラジオは機能するため、有事の際に安心できる機能です。
軽い
Galaxy A20は本体重量が151gとなっています。2019年に発売されたスマホの中ではかなり軽い部類に入ります。スマホは軽いほうが肩が凝らないので、軽さは正義です。
Galaxy A20のデメリット・欠点
ベゼル幅が大きい
最近のスマートフォンはどれもベゼル幅が小さいものばかりのため、ベゼル幅の大きさはかなり気になり、安っぽさを感じてしまいます。
顔認証のみ
Galaxy A20では指紋認証を備えていません。Galaxy A20の顔認証は簡易的なものであるため、セキュリティ面では弱くなるデメリットがあります。
Galaxy A20の口コミ・評判
Twitterの良い口コミ
昨日発売されたドコモのGalaxy A20,おサイフ対応でFMチューナー搭載したラジスマ対応?で2万円切るとしたらなかなか良いね。
メモリ3GBは残念だけど、Antutu 9万弱だったらSoCはそこそこがんばってくれそうだし。
— indigomode (@indigomode) October 12, 2019
Twitterの悪い口コミ
Galaxy A20
まさに安物買いの銭失い
2万円でインパクトあるけどゴミも良いとこ、まぁ初めてのスマホデビューならとしても絶対あり得ないしこんな機種は産業廃棄物もいいとこや— ke6be6s&em@non (@ke6be6s) November 8, 2019
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重すぎて使っていてイライラします。
ストレージも32gbですので2年ほど使うとほぼいっぱいになります。
でも2万円ですからね。
目を瞑りましょう。
初めてのスマホです。
実際、最初の1年はほぼメールのみで、ゲームも重いものはやってませんでした。
しかし、それを過ぎてから問題が発生しました。
1、起動してしばらく電源を切らなかったら、電話が発信中から進まなくなり、電話ができなくなる。再起動しないと治らない。
2、これは最初からですが、変換予測に無駄なものが非常に多い。(特に地名がでてくる上、~一丁目・~二丁目と刻んであって、目当ての文字がかなり下にある。)
3、キーボードの反応ない期間が長い。3秒近く反応が無いことも多々ある。
ざっとこれだけあります。
しかも、スマホにも慣れ重めのゲームを始めたりやYouTubeを見たりし始めると、かなり動作が悪くなる上、ストレージがかなり小さくこまめに整理しないと空きがない。
加えて、充電が10%から0%に一分足らずでなるなど、かなり良くない性能です。
これで使い初めて二年強ですが、それに対して5年使ってるiPadは全然快適で現役です。
なので、安いからとこれを買うのは二万をどぶに捨てるのと同じです。高くても十分な性能のスマホを買った方が、長期的には節約になります。
最初のスマホです
スペックを気にせず母親に任せていましたが最悪でした
音げーなんかを入れてるからなのか分かりませんがlineすら動作がひどい
通知が来た時にそこから開くと内容が見れません届いていないような状態ですゲームを全く入れなかったりすれば使えるのかもしれないですが初めてスマホの電話とlineだけで他に絶対入れない人とかじゃない限りこれは買わないほうがいい
4ヶ月間使ったのですが、電池持ちはまあまあです。本体はとても軽くいたってシンプルで画面も大きくていいです。RAMが3GBなのは少なく感じたのですが荒野行動は省電力モードをオンにしない限りは快適にプレイできます。しかし、フォートナイトはカクカクとなり、快適にプレイはできませんでした。ROMは32GBとなっており、ゲームを目的としているのであれば容量不足になるので注意です。galaxyはsdカードの内部ストレージ化ができないので非常に困ります。ラジオの受信感度は問題ありませんでした。また、受信できる周波数は108MHzまで受信できます。しかし、受信するときはアプリのradiko+FMを起動ごとに最初に位置情報をオンにしてインターネットに接続する必要がありますのでインターネットの環境なしでは受信できる画面までいけないので受信できません。災害時にはモバイルデータが使用できないことがありますので災害時には役に立たないでしょう。ラジオの受信用としてスマホを購入するのであればxperia z3などがよいでしょう。ワンセグやフルセグには非対応であり、それに関するアプリは入っていません。ワンセグだけでも対応して欲しかったです。そうすればラジオの代用として使えたかもしれません。スピーカーはモノラルスピーカーで音質は悪くないです。ハイレゾには非対応。カメラはアウトカメラが800万画素、インカメラが500万画素です。インカメラのズームは出来ません。HDRはついており手振れ補正がありません。画質はズームしてもしなくても悪いです。生体認証は顔とPINのみ。顔認証の精度は微妙です。結論ですが安くて性能のよいスマホを求めるのであればこの機種はおすすめしません。目安としてはRAMが4GB以上でROMが64GB以上。CPUはSnapdragon630以上のものでスピーカーはステレオ、カメラはアウトカメラが1200万画素、インカメラが800万画素で手振れ補正付きのもの。生体認証は指紋付きのものをおすすめします。
価格が安いのでしょうがないが、性能は低めのスマートフォン。動作は引っ掛かりがあり、ちょっと快適とは遠い。
とはいっても2万円台でキャリアで購入できる選択肢ができたのは嬉しいところ。スマホを初めて使う初心者さんにのみすすめたいモデル。
Galaxy A20がおすすめのタイプ
完全初心者向け
Galaxy A20は完全に初心者向けです。初めてスマホを使う人が選ぶスマホです。
Galaxy A20をおすすめしない人
将来的にスマホをさらに使いこなしたい人
初めてスマホを持ちたい、さらにどんどん使いこなしたい、という人にはA20は向きません。理由はスペック上の問題。やりたいことが増えるほど性能が付いてこないため、A20から買い替える必要性が出てしまいます。
同じかんたんホームが使えるモデルにAQUOS sense3があります。値段は1万円ほど上がりますが、スペック上は2ランクほど上になるため、やりたいことが出てきても対応力が高いと言えます。
Galaxy A20の実機レビューまとめ
分離時代の激安スマホ
結論
分離プランが登場したことでできた激安モデルのGalaxy A20。
スペック的には初心者にしか進められないモデルですが、通話、メールが基本ならこれでも十分です。
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