本サイトの記事は広告を含みます。
レビュー・評価の概要
本モデルは第12世代、intel Core i7-1280Pを搭載した2in1型ノートパソコン。
高いパフォーマンスと黒のかっこいい本体デザインを併せ持つ、非常に魅力的なモデルとなっています。
発売年度 | 2022年 |
プロセッサ | Core i7-1280P |
RAM | 16~32GB |
ストレージ | 512GB~1TB |
画面サイズ | 14インチ |
GPU | Iris Xe Graphics |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 1585g |
Cinebench R20 | 3123pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
現在の価格は以下の公式サイトでご確認ください。またMSIは楽天、Amazonの公式ストアが充実しているためそれらも必ずチェックして下さい。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではSummit E14Flip Evo A12Mの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
第12世代のintelコアプロセッサ
本モデルでは2022年に登場したintelコアプロセッサのPシリーズが採用され、後述のベンチマークの結果からもわかるように、第12世代は非常に高いパフォーマンスを持っています。
2in1の回転型タブレット
Summit E14Flip Evo A12Mはヒンジが180°回転する2in1タイプのノートパソコンです。ノートパソコンとしてだけでなく、動画を見たりなど幅広く使うことができます。
16:10の縦長ディスプレイ
本モデルは縦長のディスプレイが採用されています。昨今のPCよりも縦の情報量を取れるため、書類作成、ネットサーフィンなどに便利です。
スタイラスペンが付属
純正のスタイラスペンが付属します。2in1タブレットの強みを活かすことができ、資料修正やイラスト作成で使うことができます。

価格とコストパフォーマンス
パソコンショップArkで21万円台で取り扱いされています(2022年7月14日現在)。プロセッサのパフォーマンス、ディスプレイ性能に優れているだけでなく、純正スタイラスペンが付属するため、全てを一台でこなしたい人にとっては、コストパフォーマンスに優れます。
現在の価格は以下の公式サイトでご確認ください。またMSIは楽天、Amazonの公式ストアが充実しているためそれらも必ずチェックして下さい。
スペック
今回レビューしたSummit E14Flip Evo A12Mのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2022年 | |
サイズ | 227.5×314×17.9mm | |
重量 | 本体 | 1585g |
アダプタ | 370g | |
CPU | Core i7-1280P | |
GPU | Iris Xe Graphics | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 512GB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 14インチ |
解像度 | 2880×1800 | |
アスペクト比 | 16:10 | |
形式 | 公式記載なし | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 207万画素 |
物理シャッター | 無し(電子) | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5.2 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 4546mAh |
公称値 | 最大12時間 |
細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 3123 |
シングル | 588 | |
Cinebench R23 | マルチ | 7399 |
シングル | 1549 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 6148.06 | 3906.19 |
SEQ1M Q1T1 | 2335.45 | 2325.65 |
RND4K Q32T16 | 1491.78 | 701.11 |
RND4K Q1T1 | 67.89 | 194.43 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | – | – |
高品質 | – | – |
軽量品質 | 2534 | やや重い |
モニター評価(色域)
モニターの色域カバー率は以下の通りです。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。
測定項目 | カバー率[%] | カバー比[%] |
---|---|---|
sRGB | 100 | 136.1 |
Adobe RGB | 87.8 | 100 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 580.68 | 273.05 | 14 |
ポイント② | 357.75 | 190.04 | 16 |
ポイント③ | 507.39 | 272.92 | 14 |
ポイント④ | 617.98 | 272.25 | 16 |
ポイント⑤ | 410 | 281.24 | 15 |
ポイント⑥ | 105.36 | 58.34 | 16 |
通信スピードテストの評価
最長距離では速度が落ちてしまってはいるものの、全体的に高いパフォーマンスが得られています。特に近距離で600Mbpsを超える速度が得られているのは大きなポイントと言えるでしょう。
USB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。
W数 | 充電の可否 | 検証に用いた機種 |
---|---|---|
20W | × | PowerPort Ⅲ Nano |
30W | △ | PowerPort Atom Ⅲ Slim 30W |
45W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W |
61W | 〇 | RP-PC133 |
100W | 〇 | AUKEY PA-B7 |
外観
天板はシンプルなブラックで、MSIのロゴが刻まれています。

背面も同様の素材が用いられており、不規則な形でスリットが設けられています。

開いた様子です。光沢ディスプレイで16:10の縦長となっています。フロントカメラにはIRカメラも搭載しており、顔認証が利用可能です。カメラは右サイドのスイッチによりカメラをシャットダウンすることが出来ます。

テントモードにした様子です。

キーボード全体です。一部キーが接合しているものの、全体的にクセがなく、使いやすい印象です。

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、19.41mmとなりました。また、SHINWAのデップスゲージでキーストロークを測定したところ、1.2mmとなっています。ストロークがしっかりとあり、かつ静音なので入力しやすいキーボードです。

タッチパッド幅を計測したところ、120mmとなりました。サラサラで使いやすいキーボードになっています。

本体右側にはUSB3.2 Gen2 Type-A、カメラの物理スイッチ、microSDスロット、ヘッドフォンジャックを備えます。

本体左側にはフルサイズHDMI、Thunerbolt4 Type-C端子を2つを備えます。こちらは充電端子を兼ねています。

スピーカーは横側に配置されています。低音から高音までしっかりと出ていますが、少し篭ったような音質です。

本体の重量を測定したところ、1585gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、1955gとなりました。充電器単体では370gとなります。

本体とは別に純正スタイラスペン、充電ケーブル、替え芯が付属します。なお、写真の通り充電端子はUSB Type-Cとなります。

メリット・魅力
かっこいい本体デザイン
Summit E14Flip Evo A12Mはとにかくかっこいい本体デザインが特徴です。黒筐体で薄い本体、ヒンジ部分まで細かく作り込まれています。所有する喜びを感じさせてくれるモデルと言えるでしょう。
生産性と質感を両立した操作系
特に注目して欲しいポイントがキーボードとタッチパッド系です。特にタッチパッドの操作感はノートパソコンの中ではトップクラスの扱いやすさでした。マウスが使えない環境でも効率を落とさずに作業できるでしょう。
美しいディスプレイでクリエイターにも
本モデルはディスプレイ性能も高く、色域が広くなっています。写真、動画制作をするクリエイターにも向くようになっています。
デメリット・欠点
スピーカー音が残念
音自体は上から下まで出ている印象ですが、なぜかスピーカーが篭ったような音が出ています。音響系を気にされるのであれば、外部スピーカーも用意する方が良いでしょう。
2in1のため持ち運びには若干不利な面も
薄型でベゼルの狭いコンパクトPCですが、2in1という構造上本体質量は重めです。長時間持つなら、2in1ではなくシンプルなノートパソコン型の方が有利になるケースがあるので注意しておきましょう。
おすすめなタイプ
パフォーマンスの高いノートが欲しい人
第12世代のintel Core Pシリーズのおかげで、第11世代から大幅にパフォーマンスが上がっています。処理能力を気にせずに作業したい人は絶対に第12世代のPシリーズを選ぶべきです。
一台で全てをこなしたい人
本PCはノートパソコンに加え、タブレットとして使えて様々なシーンに対応できるだけでなく、純正でスタイラスペンが付属することで様々な人がいろんなシーンで使えるモデルと言えるでしょう。特にイラストを描く人、送られてきた資料の修正を行う人にとっては魅力的と言えるでしょう。
おすすめできないタイプ
動画編集する人
intel Core Pシリーズプロセッサは優れていますが、本格的な動画編集をするならdGPU(外部グラフィックボード)を搭載したモデルで行うことをおすすめします。
軽量性を重視する人
デメリットでも書いた通り、重量があるため普段からの持ち運びには向きません。軽量性を重視するなら、2in1ではなくノートパソコンモデル(例えばPrestige14など)を検討する方が無難です。
カスタマイズ・モデルの選び方
本モデルはメモリを16GBと32GBから、さらにストレージを512GBか1TBから選ぶことができます。その他、Office搭載モデルを選択可能。普段使いなら16GBでも十分ですが、予算に合わせて選択するようにして下さい。
実機レビューのまとめ

Summit E14 ElipEvo A12Mは一般的なノートパソコンとしての使い方からスタイラスペンによる入力まで、様々なことをこなすことができるオールラウンダーモデルです。
本体パフォーマンスが高いだけでなく、筐体デザインがとてもかっこいいため、所有欲を満たしてくれる点も忘れてはいけないポイントと言えるでしょう。
現在の価格は以下の公式サイトでご確認ください。またMSIは楽天、Amazonの公式ストアが充実しているためそれらも必ずチェックして下さい。
安く買う方法・コツ
Summit E14Flip Evo A12Mに限らず、MSIのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
関連記事・公式リンク一覧
以下の関連記事もぜひご覧ください。