AQUOS sense4 liteレビューの概要(ポイント)
3万円以下でも実力十分な機種
AQUOS sense4 liteは2020年に発売されたAQUOSの廉価モデルの中でも最もスペックが低いモデルになります。しかしながら、ダウングレードされている量が少ないために、sense4 liteでも十分使える実力。しかも、特筆すべきはカメラ性能でAQUOS sense3から大幅な進化を遂げています。
本体はこれまでのプラスチック素材から、アルミニウムボディになったことで高級感を増したことで3万円以下で買えるモデルとは思えないほどの魅力があるモデルになっています。
なお、AQUOS sense4 liteは楽天モバイルの専売モデルとなっています。
簡易スペック表
発売日 | 2020/11/12 |
SoC | Snapdragon720G |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
画面 | 5.8インチ |
重量 | 176 g |
5G(Sub-6) | × |
5G(ミリ派) | × |
※詳細は公式スペック表でご確認ください。
AQUOS sense4 liteの目次
忙しい方はまず特徴をご覧ください。筆者が使った主観的な内容については、メリット・デメリットの項目で記載しています。購入検討している人はキャンペーンを必ずお読みください。
※本レビューは楽天モバイルの公式サイトから購入しレビューを行っています。
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AQUOS sense4 liteの特徴
この項目ではAQUOS sense4 liteの特徴を中心に記載しています。著者が感じた主観的な内容はメリット・デメリットの項目をご覧ください。
キャリア専売モデル
AQUOS sense4 liteは楽天モバイルの専売モデルとして発売されています。本体は楽天モバイルから手に入れることができます。プランの申し込みなしに本体だけの端末購入も可能になっています。
望遠カメラを搭載
AQUOS sense4 liteはカメラが広角と望遠の構成になっています。最大倍率は12倍で3万円以下のスマホとしては高レベルな撮影能力を誇ります。
金属ボディで高級感アップ
外観上の最も大きな変化が金属ボディを採用していること。これにより、手に持った感覚がこれまでのsenseシリーズと異なりずっしりとしたことで高級感が増しました。
AQUOS sense4 liteの価格とコストパフォーマンス評価
AQUOS sense4 liteは楽天モバイルで3万円以下で手に入り、かつ実用性が高いモデルのため格安スマホの中でも特にコストパフォーマンスが高いモデルと言え、非常におすすめのモデルです。
なお、楽天モバイル専売ということもあってか、製品購入で手に入るポイントが多めです。割引は積極的に利用しましょう。現在開催中のキャンペーンは以下のページをご覧ください。
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AQUOS sense4 liteのマシンスペック
マシンスペック
AQUOS sense4 liteのマシンスペックは以下の通りです。
発売日 | 2020/11/12 | |
寸法 | 148×71×8.9mm | |
重さ | 176g | |
ディスプレイ | サイズ | 5.8インチ |
形式 | IGZO液晶 | |
画素数 | 2280×1080 | |
リフレッシュレート | 60Hz | |
バッテリー | 電池容量 | 4570mAh |
ワイヤレス充電 | × | |
リバースチャージ | × | |
急速充電 | 記載なし | |
プロセッサ(Soc) | Snapdragon720G | |
GPU | 記載なし | |
ストレージ(ROM) | 64GB | |
メモリ(RAM) | 4GB | |
外部メモリ | 256GB | |
通信 | 下り最大 | 公式記載なし |
上り最大 | 公式記載なし | |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | |
bluetooth | バージョン | 5.0 |
最大接続台数 | 公式記載なし | |
生体認証 | 指紋認証 | 〇 |
顔認証 | 〇 | |
光彩認証 | × | |
おサイフケータイ | 〇 | |
緊急避難速報 | 〇 | |
防水 | IPX5/IPX8 | |
防塵 | IP6X | |
ワンセグ/フルセグ | × | |
赤外線通信 | × | |
コネクタ | USB-C | |
OS | Android10 | |
SIMサイズ | nanoSIM、eSIM | |
DSDV | 〇 |
※スペック詳細はこちら
スペックの解説
3万円いかの格安スマホとしてはかなり高レベルな構成になっています。大バッテリーにIGZO液晶を搭載しているため長時間使える点もメリット。ストレージやメモリが小さいことは欠点ですが、microSDで拡張することも可能になっています。また、eSIMにも対応しています。5GやWi-Fi6には対応していないため、高速通信という点ではデメリットが残りますが、最高速を求めるならこの機種ではなくハイエンド端末を購入することをおすすめします。
AQUOS sense4 liteのベンチマークテスト
Antutu
Antutuベンチマークのスコアは以下の通りとなりました。その他の機種比較についてはAntutuベンチマーク測定データまとめと比較下さい。
GeekBench
GeekBench 5の値は以下の通りです。その他の機種比較についてはGeekbench 5測定データまとめをご覧ください。画像はクリックで拡大できます。
AQUOS sense4 liteの通信スピードテスト
Wi-Fi環境テスト
AQUOS sense4 liteの通信環境テストをアプリOoklaを用いて行いました。テスト環境は光1Gbps(IPV6対応)でWi-FiにはWi-Fi6非対応のArcher 10 Proを用いています(クリックで拡大します)。
一戸建てで検証した結果、全ての部屋で十分な通信速度が得られました。
AQUOS sense4 liteのカメラスペック
カメラスペック
メインカメラ
カメラスペックは以下の通りです。最大光学ズームは5倍でスマートフォンとしては業界トップクラス、さらにデジタルズームでは4倍となっています。手振れ補正が
有効画素 | F値 | 手振れ補正 | ||
光学 | 電子式 | |||
広角カメラ | 1200万 | 2.0 | × | 〇 |
望遠カメラ | 800万 | 2.4 | × | × |
※「-」は公式サイトで情報がなかったため記載しておりません。
インカメラ
インカメラのスペックは以下の通りです。
有効画素 | F値 | 手振れ補正 | ||
光学 | 電子式 | |||
広角カメラ | 800万 | 2.0 | × | × |
※「-」は公式サイトで情報がなかったため記載しておりません。
AQUOS sense4 liteで撮影した作例
作例を掲載しています。各画像はクリックで拡大することができます。まず、AQUOS sense4 liteでズーム機能を検証しました。室内としてはかなり綺麗な写真が撮れています。
被写体によるホワイトバランスの変化を検証しました。黒の色合いが大きく変化しています。
明るい色、暗い色の花の撮影による変化を検証しました。こちらもかなり背景の色変化が大きいです。
接写能力を検証しました。マクロで最大限寄って撮影しています。
前後でピントを調整し撮影しました。ボケ感は弱めです。
キャンドルライトを使って夜景モードテストをしました。これまでのAQUOSシリーズと異なり、暗闇環境でも比較的しっかりと輪郭を捉えていて進化を感じます。
AQUOS sense4 liteの外観
背面です。今回購入したモデルはブラックです。背面は金属ボディになっています。
カメラは2眼で同じ箇所にFelicaが搭載されています。カメラバンプは低めです。
表面です。廉価モデルということもあって、ベゼル幅は大きめです。またセンターカメラも大きめになっています。写真ではわかりづらいですが、画面下に静電容量式の指紋認証ボタンを備えています。
本体下側です。USB-Cとスピーカーを備えています。
本体左側です。SIMカードスロットがあります。
本体上部です。ヘッドフォンジャックを備えています。
本体右側です。電源ボタン、アシストボタン、音量ボタンを備えています。
SIMカードを取り出した様子です。
実際に手に持ったサイズ感です。
AQUOS sense4 liteのメリット・長所
夜景の撮影能力が大幅強化された
AQUOS sense4 liteで最も大きく変わったのはカメラの撮影能力です。明るいところでは、カメラの差が感じづらいですが夜景ではその性能差が大きく出ます。このAQUOS sense4 liteでは、廉価モデルとは思えないほど撮影できるようになっています。
高級感があり安っぽさを感じない
AQUOS sense4から本体に金属を採用しているので、本体がしっかりとしていて高級感があります。好みにもよりますが、本体が重くなったのでそういった意味でも高級感があります。
静電指紋認証を搭載
AQUOS sense4 liteでは昨今よく採用されるディスプレイ指紋認証ではなく、ディスプレイ下に静電式の指紋認証を備えています。静電式の方が解除スピードが早いため便利です。
大容量バッテリーとIGZO
AQUOS sene4 liteは4750mAhの大容量バッテリーとディスプレイにIGZOを搭載しています。この組み合わせでより長いバッテリー持続時間を実現することが可能になっています。
PAYトリガーが素晴らしい
AQUOSには指紋認証ボタンにキャッシュレスアプリ立ち上げができるPAYトリガーが設定できます。キャッシュレスアプリを使っているなら、設定しておきましょう。
AQUOS sense4 liteのデメリット・欠点
安さゆえにスペックの低さを感じることはある
AQUOS sense4 liteはSnapdragon720G、かつメモリ4GBで十分な性能はあるのですがやはりハイエンドと比べると若干引っ掛かりを感じることがあります。高速処理を求めるなら選ぶべきでは無いでしょう。
指紋が付きやすい
ケースなしで運用する際の注意点として、このモデルはマット加工されているにもかかわらずかなり指紋が付きやすい印象を受けました。ブラックだとより目立つので、指紋が目立たない色を選ぶ方が無難です。
AQUOS sense4 liteの口コミ・評判
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3万円以下のスマートフォンとしては非常に優秀なモデル。AQUOSの使いやすさはそのままにカメラ機能が進化した点が魅力です。
AQUOS sense4 liteの女性目線の口コミ
妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。
女性目線のコメント
- コンパクトで良い
- 丸みを帯びたデザインが可愛い
AQUOS sense4 liteがおすすめのタイプ
スマホに最低限の機能を求める人
AQUOS sense4 liteは格安のスマートフォンとしては驚くほどバランスの取れた機種です。しかも日本で使われる機能のほとんどを網羅しています。スマホではネットを見たり、LINE、電話が中心という人におすすめしたいモデルです。
楽天モバイルを検討している人
乗り換えとして楽天モバイルを検討している人にもおすすめです。専売モデルということもあり、ポイントバックが大きいので実質料金を抑えて購入することが可能です。
外出が多い人
静電式の指紋認証を備えているため、高速でロック解除できます。指紋認証を使うことが多い人はディスプレイない指紋認証よりもこの静電容量式のAQUOS sense4 liteがおすすめです。
AQUOS sense4 liteをおすすめしない人
動作スピードを求める人
AQUOS sense4 liteは動作スピードを求める人には向いていません。Snapdragon720Gでそれなりの性能はあるものの、当然ハイエンドには敵いません。高い処理速度を求めるなら、ハイエンドモデルを購入しましょう。
外で使うことが多い人
ケースなし運用の話に限りますが、外で使う人は金属ボディの熱伝導性が高いため冬だとかなり冷たくなります。ケースありで運用するか他のモデルを選ぶ方が良いでしょう。
AQUOS sense4 liteの実機レビューまとめ
AQUOS sense4 liteのキャンペーン・安く買う方法
AQUOS sense4 liteは楽天モバイルの専売モデルです。キャンペーンでポイントバックしていることがあるので公式サイトからキャンペーンを確認しておいてください。
楽天モバイルで安く買う方法については、以下の記事を参考にしてください。
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【2024年11月】楽天モバイル公式のキャンペーン・キャッシュバック・クーポンで最大限安く乗り換える活用法・コツ
楽天モバイルではたくさんの魅力的なキャンペーンを実施しています。中でも、最大12,000円相当の楽天ポイント還元は申し込まないと損なレベル。 他にも端末セットのポイント還元で1円、事務手数料が実質タダ ...
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