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レビュー・評価の概要
AQUOS zero2は、過去発売されたAQUOS zeroの後継にあたるモデルです。最大の特徴はその軽さ。6インチを超える大型スマートフォンでありながら、141gの軽さを実現しており、持ってみると違和感を感じるほど。
軽さだけでなく、Snapdragon855を搭載した高性能さや疑似240Hzのリフレッシュレートに対応したゲーミング性能など目を見張るところが多い機種となっています。
またこの機種はSoftbankで投げ売りされた経緯があり、中古価格がかなり下がりコストパフォーマンスが異様に高くなっているので、狙い目のモデルと言えます。
発売年度 | 2020年 |
プロセッサ | Snapdragon855 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 256GB |
画面サイズ | 6.4インチ |
重量 | 141g |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
この項目ではAQUOS zero2の特徴を中心に記載しています。著者が感じた主観的な内容はメリット・デメリットの項目をご覧ください。
超軽量ゲーミングスマホ
AQUOS zero2の最大の魅力はなんといっても驚くほどの軽さ。6.4インチで141gの軽さは他に例がないほどのスペックになっています。大型スマホが良いが重いスマホはちょっと、というトレードオフを求める人にもおすすめできるモデルになっています。

240Hzで疑似高リフレッシュレート
AQOUS zero2では120Hzのリフレッシュレートモニターに黒挿入をすることで疑似的に240Hzのモニターになるように設計されています。これによりゲーム中の動きがより滑らかにすることができます。
SIMフリーのデュアルSIMモデルが存在
AQUOS zero2は軽さ、リフレッシュレート、ハイスペックとスマートフォンの中でも素晴らしい性能をバランスさせていますが、さらにデュアルSIMのSIMフリーモデルが存在するという驚きのモデルです。AmazonなどでSIMフリーモデルが発売されているので、もしデュアルSIMが欲しい場合はそちらを選ぶようにして下さい。
価格とコストパフォーマンス
AQUOS zero2の新品コストパフォーマンスは普通でしたが、2021/03/23時点において中古のコストパフォーマンスは異常なほど高いです。特にSoftbank版が1年落ちにもかかわらず、10%税込でも3万円台で買えてしまうため、中古で問題なければ下手な格安スマホ買うよりもおすすめです。
スペック
今回レビューしたAQUOS zero2のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2020年 | |
サイズ | 158×74×8.8mm | |
重量 | 141g | |
プロセッサ | Snapdragon855 | |
メモリ(RAM) | 8GB | |
ストレージ | 256GB | |
ディスプレイ | サイズ | 6.4インチ |
解像度 | 1080×2340 | |
アスペクト比 | 13:6 | |
形式 | OLED | |
リフレッシュレート | 最大240Hz |
bluetooth | Ver5.0 | |
コネクタ | USB Type-C | |
おサイフケータイ | 〇 | |
防水 | IPX5/IPX8 | |
OS | Android10 | |
SIMサイズ | nanoSIM | |
バッテリー | サイズ | 3130mAh |
リバースチャージ | × | |
ワイヤレスチャージ | × |
外観
AQUOS zero2の背面です。カラーは一色のみで、ブルーとブラックのグラデーションカラーとなっています。

背面には超広角と広角カメラの二つがセットされています。カメラの高さはあまり無いため、そのまま机に置いてもガタツキは気になりません。

表側にした様子です。大画面で表示領域が広く使いやすい印象のモデルです。

本体上部です。SIMスロットがあります。

本体左側です。こちらには何もありません。

本体右側です。音量ボタン、電源ボタンが備え付けられています。

下部にはUSB-C、スピーカーがあります。スピーカー音質は下の上といったところです。

SIMスロットを取り出した様子です。デュアルSIMに見えますが、nanoSIMとmicroSDカードの組合せが利用できます(ただし、SIMフリーモデルは物理デュアルSIMです)。

ベンチマーク結果一覧
GEEKBENCH5
GEEKBENCH(ギークベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。
測定モード | 測定値 |
---|---|
シングル | 775 |
マルチ | 2766 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
AQUOS zero2の通信環境テストをアプリOoklaを用いて行いました。テスト環境は光1Gbps(IPV6非対応)でWi-FiにはWi-Fi6対応のArcher A10 Proを用いています。
1階部分

2階部分

カメラのテスト
カメラスペック
タブからイン・アウトカメラスペックを切り替えられます。クリックしてご覧ください。
カメラ | 有効画素 | F値 | 光学手振れ補正 |
---|---|---|---|
①標準 | 1210万画素 | 1.7 | 対応 |
②広角 | 2010万画素 | 2.4 | – |
カメラ | 有効画素 | F値 | 光学手振れ補正 |
---|---|---|---|
①広角 | 800万画素 | 2.2 | – |
撮影作例
作例を掲載しています。超広角から8倍ズームまで利用できます。8倍ズームでも実用的になっています。
0.5倍

1倍

2倍

5倍

8倍

明るい色、暗い色の花の撮影時にピントを合わせ、ホワイトバランスによる変化を検証しました。色変化もそうですが、それよりも暗く映ることが欠点です。
明るい花の写真

黒い花の写真

被写体によるホワイトバランスの変化を検証しました。かなり色味が変わります。
黒のカメラに焦点

緑の葉に焦点

ピントの合う位置で接写能力を検証しました。接写用のレンズを搭載していないためあまり向いていません。
注意書きを撮影

前後でピントを調整し撮影しました。ボケ感は弱めです。
前の花にピント

後ろの花にピント

キャンドルライトを使って夜景モードテストをしました。夜景モードは驚くほど変化があります。特に暗い部分ではノイズが大きくなっていますし、灯りが多くなると色温度がかなり変わります(見た目よりも黄色みが強くなっています)。見た目通りに撮影するという観点で見れば、大幅に変わる点が注意です。
1個

4個

8個

12個

メリット・魅力
大画面で軽い良モデル
何度も繰り返しになりますが、6.4インチの大画面でこれだけ軽いのは魅力的です。通勤通学などでスマートフォンを見ている時に重さは大敵なので、軽いモデルに変えるだけで楽に使えるでしょう。
リフレッシュレートの恩恵は素晴らしい
AQUOS zero2では240Hzのリフレッシュレートが使えますが、これがとにかく素晴らしくスクロールで滑らかさを感じます。一度ハイリフレッシュレートに慣れると60Hzでは違和感が強くなってしまうほどです。
カメラが綺麗に映る
軽量モデルになるとしわ寄せがカメラに行くことも多いですが、AQUOS zero2はそれなりに綺麗に映りました。特に室内撮影でも明るく映る点が魅力的。またオートフォーカスが上手な機種なので、初心者でも綺麗に写せるカメラになっています。
デメリット・欠点
快適に使うために初期設定が必要
AQUOS zero2は出荷時から設定を始めると、文字が大きめの設定になっており小さくしたくなります。また240Hzリフレッシュレートを使うためにはゲーミング設定が必要になります。これらの初期設定が必要な点が面倒と言えます。
具体的にはAQUOSの便利機能の中から設定するアプリを選択する必要があります。つまりホーム画面ではハイリフレッシュレートを活かすことが出来ないため損した気分になります。以下のようにハイレスポンスモードをonにした状態でさらにこの設定の下部にあるハイリフレッシュレートを適用するアプリを選択する必要があります。
夜景の撮影能力が低い
作例でも紹介していますが、とにかく夜景の撮影能力が低いことが弱点です。外観を見てのとおりカメラにあまり力を入れているようには見えませんが、それが夜景に最も表れていると感じました。
指紋認証はワンテンポ遅い
AQUOS zero2ではディスプレイ指紋認証を搭載していますが、認証はワンテンポ遅いです。顔認証と併用するようにすると良いでしょう。
背面に指紋がつく
背面は光沢ブルーになっていますが、ここに指紋がかなりつきます。そのまま運用する場合は指紋が気になるかもしれません。
スピーカー音質が低い
弱点のなさそうなAQUOS zero2ですが、唯一はっきりと言える弱点がスピーカーです。モノラルであること、さらに本体が軽すぎるために低温で本体がビビリ音を出してしまうことが弱点と言えます。
おすすめなタイプ
通勤・通学で長時間スマホを触る人
長時間移動がある場合スマホを見る機会が必然的に増えると思いますが、通勤通学で長時間スマホを触る人にはとてもおすすめ。141gの軽さを知ってしまうと他には戻れなくなるかもしれないほど魅力的です。
スマホで漫画を読む人
スマホ漫画は面白いものがたくさんありますが、漫画を読む人にもおすすめです。iPhone12 miniやiPhoneSE2など軽いモデルも出ていますが、総じて画面が小さいです。AQUOS zero2は141gで6.4インチ有機ELなので漫画を長時間楽しむ人には負担になりづらくピッタリと言えます。
おすすめできないタイプ
電池消費が激しい人
AQUOS zero2は大型有機ELディスプレイを搭載しているため電池消耗が激しい機種です。特にリフレッシュレート240Hzを適用すればなおさらです。モバイルバッテリーを持ち運ばない人で長時間充電できる環境にない人にはおすすめが難しいモデルです。
実機レビューのまとめ

欠点も多いですが、それは尖ったモデルだからこそ。AQUOSシリーズの中では特徴が際立ったスマートフォンとも言えます。
また変な方に尖るのではなく、軽量化に特化したことで大画面141gの異次元の軽さを実現しており長時間スマホを使う人にとって魅力的なモデルとなっています。
2021/01/07時点でSoftbankが投げ売りした影響で安く買えるので中古モデルを探してみると良いでしょう。