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Galaxy Z Fold3の実機レビュー:メリット・デメリットと評価まとめ

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レビュー・評価の概要

キープコンセプトの折りたたみスマホ

Galaxy Z Fold3は前モデルのコンセプトを踏襲して基本プロセッサを進化させつつ、防水・Felica・Sペン対応、さらにディスプレイ下カメラと機能強化を図ってきたモデルです。

初代は折り畳みの奇抜さがありましたが、3代目になりクセの少ないデザインとなってきています。価格帯は熟成を重ねてきたこともあってか、23万円台と初代に比べると下がってきています。

当サイトの評価

総合満足度
 (4)
発売年度2021年
プロセッサSnapdragon888
RAM128GB
ストレージ256GB
画面サイズ7.6インチ(メイン)
6.2インチ(サブ)
重量271g

※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。

Galaxy Z Fold3の商品情報

現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。

本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。

特徴

ここではGalaxy Z Fold3の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。

キープコンセプトでプロセッサが進化

Galaxy Z Fold3では前モデルのコンセプトのまま、プロセッサがSnapdragon888となりパフォーマンスがアップしています。

昨今のハイエンドは一般用途では差異が少ないものの、ハイエンドの場合はゲーム用途で使う人が多いことや、Galaxy Z Fold3に関してはマルチウィンドウで使う人も想定されるので少しでもパフォーマンスが高い方が良いので少しでも高い性能は嬉しいです。

インカメラはディスプレイ埋め込み式に

本モデルからインカメラが埋め込み式となり、フルディスプレイとなりました。インカメラ部分は画素数が下げられているため明るい画面ではわかりますが、ダークモードではほぼわかりません。

防水対応(IPX8)に進化

折りたたみモデルとして大きな欠点だった防水に対応するようになりました。機構から考えて積極的に濡らしたりするのは勇気が要りますが、濡れても気にする必要が無くなリました。なお、防塵性能に対しては非対応です。

強力なカメラも健在

Galaxy Z Fold3ではあまり焦点が当たりませんが、カメラ性能も十分以上のパフォーマンスを持っています。3眼構成で広角、超広角、望遠を切り替えることができます。また、Galaxyシリーズでのソフトウェア機能「シングルテイク」などももちろん使うことができます。

Sペンに対応

Galaxy Z Fold3では多くの人が待ち望んでいたSペンに対応しました。ただし、Noteのような収納ではなく別途持ち運ぶ必要があります(公式サイトでSペンが収納可能なスマートフォンカバーも販売されています)。

細かな差ですが、前モデルのFold2から10gほど軽量化されています。タブレットとしては軽量な本モデルですが、軽くなることでさらに使いやすさを磨き上げています。

価格とコストパフォーマンス

Galaxy Z Fold3ではauで237,565円(税込・白ロム)となっています。前モデルのFold2は出た当初25万円を超えていたので、徐々に価格が下がってきています。

プロセッサのスペック面だけで見れば、コスパの高いスマホはいくらでもありますが、本モデルは折り畳みスマホという付加価値重視のロマンモデルなのでコスパで議論する端末ではありません。

Galaxy Z Fold3の商品情報

現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。

スペック

今回レビューしたGalaxy Z Fold3のスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売年2022年
サイズ158.2×128.1×6.4mm
重量271g
プロセッサSnapdragon888
メモリ(RAM)12GB
ストレージ256GB
ディスプレイサイズ7.6インチ
解像度2208×1768
アスペクト比276:221
形式OLED
リフレッシュレート120Hz
bluetoothVer5.2
コネクタUSB Type-C
おサイフケータイ
防水IPX8
OSAndroid12
SIMサイズnanoSIM
バッテリーサイズ4400mAh
リバースチャージ
ワイヤレスチャージ

外観

背面です。片側はディスプレイ、もう片側はカメラ面となっています。なおサブディスプレイにもインカメラがあります。こちらは内部のように埋め込み型にはなっていません。

背面カメラは縦に3つ並ぶ形式になっています。それぞれ広角・超広角・望遠が搭載されています。

開いた様子です。インカメラが画面埋め込みになったことでフルディスプレイ化されています。枠はディスプレイ同士が接触しないように若干盛り上がってはいますが、初代ほどの段差ではなく、フラットに近くてスマートな印象です。

ディスプレイは無段階で調整できるため、半分折りたたんでスタンド状態で使うこともできます。YouTubeがはかどります。

本体上側にはスピーカーがあります。

本体左側にはSIMスロットがあります。

本体右側には音量ボタンと指紋認証を兼ねた電源ボタンが配置されています。

本体下部にはUSB Type-Cとスピーカーがあります。

完全に閉じた状態でのヒンジ部分です。光沢ブラックにGalaxyのロゴが刻印されています。

ヒンジを閉じた状態で横から見ると少し隙間が空いていることがわかります。

SIMスロットを外した様子です。

アウトディスプレイ状態で手に持った様子です。

開いた状態で手に持った様子です。

ベンチマーク結果一覧

GEEKBENCH5

GEEKBENCH(ギークベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。

測定モード測定値
シングル1063
マルチ3552

通信環境(Wi-Fi)のテスト

測定環境

Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。

テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。

1階部分

2階部分

ルーター前:642Mbps
ポイント②:534Mbps
ポイント③:592Mbps
ポイント④:555Mbps
ポイント⑤:455Mbps
ポイント⑥:179Mbps
測定項目ダウンロードアップロードPING
単位MbpsMbpsms
ルーター前6425438
ポイント②5344467
ポイント③5924347
ポイント④5554187
ポイント⑤4553048
ポイント⑥1791268

通信スピードテストの評価

最新機種でWi-Fi6に対応していることもあり、非常に安定した通信速度が得られています。ただ、最長距離においては速度がガクンと落ちる傾向があったので、戸建てやマンションなら必要に応じてメッシュWi-Fi等を検討してみても良いかもしれません。

カメラスペックと作例

カメラスペック

タブからイン・アウトカメラスペックを切り替えられます。クリックしてご覧ください。

カメラ有効画素F値光学手振れ補正
①望遠1200万画素2.4対応
②広角1200万画素2.2対応
③超広角1200万画素1.8対応
カメラ有効画素F値光学手振れ補正
①イン(メイン)400万画素1.8非対応
②イン(サブ)1000万画素2.2非対応

カメラのレビュー

過去のGalaxyシリーズと比較して遜色のない素晴らしいカメラ性能のスマートフォンになっています。ただし、ズーム最大倍率は10倍なので少し控えめです。

インカメラは折り畳み内側は画面下カメラとなっており400万画素である一方、外側は1000万画素となっています。内側は正直使い物になりませんが、外側は十分写りが良いです。

撮影作例

作例を掲載しています。

0.5倍

1倍

2倍

5倍

10倍

明るい色、暗い色の花の撮影時にピントを合わせ、ホワイトバランスによる変化を検証しました。

明るい花の写真

黒い花の写真

被写体によるホワイトバランスの変化を検証しました。

黒のカメラに焦点

緑の葉に焦点

接写能力を検証しました。マクロカメラを搭載していないため、近くに寄っての撮影はできません。またマクロモードもありません。

文字を撮影

前後でピントを調整し撮影しました。ボケ味は出ていますが、さほど強くはありません。

前の花にピント

後ろの花にピント

キャンドルライトを使って夜景モードテストをしました。キャンドル一つでは少しノイジーですが、4つ以上では輪郭がはっきりと捉えられています。夜景に強い印象を受けました。

1個

4個

8個

12個

メリット・魅力

一旦の完成形を感じる3代目

Galaxy Z Fold3は今回で3代目。キープコンセプトしつつ、一般利用で使われるであろう機能をほぼ全て盛り込んで完成とも感じるクオリティとなりました。

機能面で言えば、Sペンが内蔵型になればより使いやすさが増す可能性はありますが、改善点はそれくらいしかないのでは?と思えるレベルに仕上がっています。

高性能なプロセッサで実使用で不満なし

Snapdragon888を搭載していますが、実用上全く不満を感じることはありません。大画面であったり、マルチディスプレイで使ったりもしましたが、動作でもたつきを感じることは全くありませんでした。

指紋認証が静電式で使いやすい

個人的に過去からずっと当サイトでも言っていることですが、指紋認証は静電式の方が認証スピードが速く使いやすいです。本モデルでは折りたたみ状態でも開いた状態でも握りやすい位置に指紋認証があり使いやすいです。

PCサイズブラウザが見やすい

タブレットサイズとして使えるため、スマホとしてだけでなくPCサイズブラウザとして使うことができます。例えばYoutubeであれば、再生しつつ右画面に関連動画だすこともできます。

PCブラウザと同じ画面が表示できるのは思っている以上に便利なので、パソコンをヘビーに使う人はFoldの良さを感じやすいでしょう。

電子書籍を読むにはベストに近い

開くとタブレットサイズなので当然といえば当然ですが、電子書籍が読みやすいです。kindleや楽天koboを使って漫画を読む人にはこれ以上便利な電子書籍用端末がないのでは?と感じるほどです。

デメリット・欠点

強気な価格設定

Galaxy Z Fold3は折りたたみスマートフォンという特殊なジャンルのため価格は20万円を超えており、非常に高くなっています。機能面に魅力があることは事実ですが、価格の面で躊躇する人も少なくはないでしょう。

Sペンが収納式ではない

本モデルはSペンに対応してはいるものの、Galaxy Noteシリーズのようにペンを収納できる機構を備えていません。筆者もそうですが、ペン収納できること自体に魅力を感じる人も多いと思うので、ペンユーザーにとってはマイナスになるでしょう。

スマホというよりもタブレット

Galaxy Z Fold3はスマートフォンというよりもタブレット的な位置付けの端末なので、ブラウジングやアプリはスマホに最適化されたものを強制的にタブレットとして使うような利用方法になります。

マルチウィンドウを使えばスマホライクにしておくこともできますが、ワンクッション置くような利用方法になるので意外と使いづらさを感じることがあります。

おすすめなタイプ

PCブラウザを見ることが多い人

筆者もそうですが、スマートフォンよりもPCブラウザ見ることが多い人にとってはGalaxy Z Fold3は非常に使いやすいです。私はチャートを見ることが多いので、PCブラウザで展開できるのはパソコンとの差異がほぼないことや情報量を増やせる点で大きなメリットに繋がります。

漫画を読む人

漫画をタブレットで読む人は多いと思いますが、そういった点でもGalaxy Z Fold3は魅力的です。理由は絶妙な重さと120Hzディスプレイ。ライバルになるサイズ感のデバイスとしてiPad miniが挙げられますが、こちらは60Hz。

プロセッサにはストレスがありませんが、遷移の際に違いを明確に感じます。価格帯が違うので、単純に比較するのもどうかとは思いますが、慣れるとiPad mini 6が不満に思うシーンも多くなります。

おすすめできないタイプ

コスパを重視する人

折りたたみスマートフォンは特異性があるため、高価格です。そこでコストパフォーマンスを重視する人はGalaxy Fold2を検討すると良いでしょう。

Galaxy Z Foldシリーズは型落ちの価格下落幅が大きくなる傾向があり、2世代前のGalaxy Foldであれば、既に7万円台で中古市場に流れています。

ただ、1世代目と2世代目の進化幅は大きいため、もし検討するならFold2が価格と折りたたみの良さを感じられるバランスが取れたポイントになるでしょう。

実機レビューのまとめ

Galaxy Z Fold3はキープコンセプトのまま、着実に熟成度を上げたスマートフォンです。強気な価格設定ではあるものの、PCライクに使えるスマートフォンとしては随一。

パソコンをメインに使うユーザーにとっては、場所を問わずに働けるための新しい形のツールと言えそうです。

Galaxy Z Fold3の商品情報

現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。

安く買う方法・コツ

Galaxy Z Fold3に限らず、SamsungのGalaxy製品を安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。