本サイトの記事は広告を含みます。
レビュー・評価の概要
Galaxy Z Fold4は2022年に登場した4代目の横向き折りたたみスマートフォンです。
フラッグシップらしい強力なパフォーマンスをもちつつ、折りたたみならではのギミックとそれに合わせたユーザーインターフェイスが成熟した一台となっています。
発売年度 | 2022年 |
プロセッサ | Snapdragon 8+ Gen1 |
RAM | 12GB |
ストレージ | 256GB |
画面サイズ | 7.6インチ |
重量 | 263g |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
さらに仕上がった折りたたみ4代目
Galaxy Z Fold4は前モデルからより細部がブラッシュアップされたモデル。3で一旦の完成形と思える仕上がりだったので、4では大きな変化点は少ないですが、その分1や2から乗り換えやすいモデルとも言えるでしょう。
ハイエンドらしいスペック
折りたたみのフラッグシップモデルということもあり、ハイエンドチップセットを搭載。全く不満のない動作感が得られています。
画面下カメラで大画面をより楽しめる
メインディスプレイには画面下カメラが搭載されており、ピンホールの穴を気にすることなく大画面で楽しむことができます。
折りたたみながら防水に対応
Galaxy Z Fold4は折りたたみという特殊なギミックを採用しながら、防水に対応しています。
デュアルSIMの利用が可能
Galaxy Z Flod4と3の最大の違いはキャリアモデルもデュアルSIM運用が可能になったことです。物理SIMtとeSIMの組み合わせで使えるのでより使い勝手の良さが高まっています。
価格とコストパフォーマンス
Galaxy Z Fold4はauで税込249,960円から。高価格ですが、初代に比べると価格は下がっており、コストパフォーマンス自体は相対的に上がっています。
スペックや機能だけでなく、個人的に最も評価したいポイントが質量。過去モデルと比べ着実に軽量化されて使いやすくなりつつ、価格が下がって来ている点に特に魅力を感じます。
スペック
今回レビューしたGalaxy Z Fold4のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2022年 | |
サイズ | 155.1×67.1×15.8mm | |
重量 | 263g | |
プロセッサ | Snapdragon8+ Gen1 | |
メモリ(RAM) | 12GB | |
ストレージ | 256GB | |
ディスプレイ | サイズ | 7.6インチ |
解像度 | 2176×1812 | |
アスペクト比 | 544:453 | |
形式 | OLED | |
リフレッシュレート | 1~120Hz |
bluetooth | Ver5.2 | |
コネクタ | USB Type-C | |
おサイフケータイ | 〇 | |
防水 | IPX8 | |
OS | Android12 | |
SIMサイズ | nanoSIM | |
バッテリー | サイズ | 4400mAh |
リバースチャージ | 〇(ワイヤレス) | |
ワイヤレスチャージ | 〇 |
外観
折り畳み状態です。サブディスプレイが広くなりより使いやすくなっています。

開いた様子です。タブレット並みの大きさで視認性が大幅に向上します。真ん中に若干折り目が見えます。

カメラは3眼になっており、超広角、広角、望遠の組合せです。

本体右側には音量ボタンと、指紋認証付き電源ボタンが付属します。

本体左側にはnanoSIMが付属します。

本体上部です。

本体下部です。

ベンチマーク結果一覧
GEEKBENCH5
GEEKBENCH(ギークベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。
測定モード | 測定値 |
---|---|
シングル | 1333 |
マルチ | 4151 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 661 | 210 | 15 |
ポイント② | 267 | 192 | 16 |
ポイント③ | 596 | 283 | 16 |
ポイント④ | 362 | 270 | 15 |
ポイント⑤ | 309 | 162 | 14 |
ポイント⑥ | 139 | 144 | 16 |
通信スピードテストの評価
最長距離に置いても100Mbpsを超える結果が出ており十分なパフォーマンスが確保されています。
USB-C(PD)による充電テスト
カメラスペック
タブからイン・アウトカメラスペックを切り替えられます。クリックしてご覧ください。
カメラ | 有効画素 | F値 | 光学手振れ補正 |
---|---|---|---|
①広角 | 5000万画素 | F1.8 | 対応 |
②超広角 | 1200万画素 | F2.2 | 対応 |
③マクロ | 1000万画素 | F2.4 | 対応 |
カメラ | 有効画素 | F値 | 光学手振れ補正 |
---|---|---|---|
① | 400万画素 | 1.8 | 非対応 |
アウトカメラのレビュー
Galaxyらしい、質の高い写真が撮影可能です。夜景にも強く気軽に撮れます。一方で、Galaxy Sシリーズのような望遠性能は低めとなっています。
インカメラのレビュー
画面下にカメラが仕込まれているため、カメラの画質は荒めです。
撮影作例
作例を掲載しています。
0.5倍

1倍

2倍

5倍

10倍

30倍

明るい色、暗い色の花の撮影時にピントを合わせ、ホワイトバランスによる変化を検証しました。
明るい花の写真

黒い花の写真

ピントの合う位置で接写能力を検証しました。
硬貨を撮影

50に合わせて撮影

前後でピントを調整し撮影しました。
前の花にピント

後ろの花にピント

キャンドルライトを使って夜景モードテストをしました。
1個

4個

8個

12個

メリット・魅力
軽量性が何よりもメリット
Galaxy Z Foldは代を重ねるごとにかなりの軽量化が施されています。折りたたみという機構を持ちながら、260g台と驚異的な数字になっています。
背面のカメラ段差が少ない
昨今のスマートフォンの傾向として、カメラがかなり出っぱっている印象がありますが、Fold4はあまりそういった印象を受けません。机の上に置いても違和感は少ない印象です。
サブディスプレイの実用性が高い
1,2代目のGalaxy Foldと比較して横幅が大きくなっており、視認性、使いやすさがアップしています。本格的なブラウザやYouTubeの利用は難しいものの、縦スクロールのアプリをチェックしやすくなった印象です。
デメリット・欠点
3からの変化点が小さい
前モデルの3と比較して軽量性がアップしているところを特に評価したいものの、客観的に見れば差はあまりないと感じるかもしれません。もし、質量を我慢できるなら型落ちモデルも候補になるでしょう。
ケースの選択肢が少ない
Galaxy Z Fold4はまだ一般的なスマホではないため、サードパーティアクセサリーの選択肢が少ない現実があります。
Sペン付属ではないの注意
公式サイトではSペンを使えることがアピールされていますが、付属ではありません。また本体内に収納する機構もないので注意してください。
おすすめなタイプ
動画を見るユーザー
Galaxyの折りたたみモデルはどれも半折り状態で表示が切り替わるように最適化されています。そのため軽く折った状態で(スタンドなしで)YouTubeなどの動画を楽しむことができます。大画面にすれば、スマホとは思えない表示領域で動画を見ることも可能なため、動画を見る機会が多いユーザーにおすすめです。
電子書籍を見るユーザー
大画面ディスプレイは電子書籍を見るユーザーにもうってつけです。画面を90度反転すれば、見開き状態で見ることもできます。
テレビ電話をよく使う人
何度か触れていますが、Galaxyの半折り状態でのユーザーインターフェイスは非常に秀逸です。折り目部分で画面が分割され、とても使いやすくなっています。
おすすめできないタイプ
安く見開きで電子書籍を見たいユーザー
Galaxy Z Fold4は電子書籍におすすめですが、価格が高いことも事実です。もし折り畳みかつ大画面で見たい場合はSurface Duo2も候補に入れておくと良いでしょう。
こちらは価格がかなり落ちています。
実機レビューのまとめ

Galaxy Z Fold4は「3からの進化点が少ない」と耳にすることがありますが、正直筆者はそうは思いません。特に普段から手に持つスマホだからこそ、軽量化は大きく評価すべきポイントです。
またデュアルSIM化されたことで、ビジネスシーンでも使いやすくなっています。値段は高いですが、それなりに価値のあるモデルだと感じました。
安く買う方法・コツ
Galaxy Z Fold4に限らず、SamsungのGalaxy製品を安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。