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レビュー・評価の概要
楽天モバイルが出している格安モバイルルーターで本体価格実質1円、さらに5000ポイント還元で手に入るお得なモデルです。
楽天モバイルは1GB以下なら基本料0円で使える(執筆時点)上、楽天市場でのポイントアップなどの恩恵を受けられるため、もしキャリアの契約をしていないのならぜひ申し込むべきルーターと言えます。
発売日 | 2021年7月29日 |
受信最大速度 | 公式記載なし |
本検証での 最大受信速度 | 60.5 Mbps |
メーカー | 楽天モバイル |
推奨環境 | 公式記載なし |
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではRakuten WiFi Pocketの一般的な特徴について書いています。もし、主観的な使用感を知りたい場合はメリット・デメリットの項目からご覧ください。
ほぼ無料で手に入るルーター
Rakuten Wi-Fi Pocket 2Bは2021年に登場した楽天モバイル専売のモバイルルーター2台目になります。初代同様にZTEが生産を行なっています。外観は大きく変わっていますが、本体性能の進化は少なくなっています。
ほぼ無料で手に入れることができ、さらに楽天モバイルなら2021年10月7日時点で3ヶ月間無料の利用ができるため、お試しで使ってみるのにも適している端末と言えます。
ポイント還元も大きい
Rakuten Wi-Fi Pocket 2Bは無料で手に入るだけでなく、ポイント還元で5000pt受けることができるモバイルルーターです。
こういったモバイルルーターは各社どこも基本料金自体が安く設定されているが故にキャンペーンなどはあまりない分、より魅力的です(しかも楽天モバイルは上限2,980円で基本料金自体も安くなっています)。
価格とコストパフォーマンス
本体代金1円、ポイントバック5000円で実用的なモバイルルーターが手に入るためコストパフォーマンスは絶大です。
それに加えて、楽天市場での還元率がアップするため、申し込まないと損なほどお得な端末と言えるでしょう。
スペック
今回レビューしたRakuten WiFi Pocketのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2020年 |
メーカー | 楽天モバイル |
最大受信速度 | 150Mbps |
最大送信速度 | 50Mbps |
バッテリー | 2520mAh |
質量 | 約106 g |
サイズ | 63.8×107.3×15 mm |
ディスプレイサイズ | 記載なし |
SIMカードサイズ | microSIM |
Wi-Fi | b/g/n |
最大接続台数(Wi-Fi) | 16台 |
最大接続台数(bluetooth) | 非対応 |
bluetooth規格 | 非対応 |
コネクタ | micro USB |
外観
今回は黒のRakuten Wi-Fi Pocket 2Bをレビューしています。筐体は横長で真ん中に情報表示用のディスプレイがあります。

背面には楽天パンダがWi-Fiのビームを出している様子が写っています。

上部にはSIMスロット、電源ボタン、WPSボタンがあります。SIMはmicroSIMスロットでバネ式になっています。

株はmicro USBスロットが備えられています。

本体にはmicro USBケーブルが付属します。

通信環境(Wi-Fi)のテスト
LTE通信テスト
楽天モバイルのSIMカードを用いてスピードテストを行いました。なお接続検証では、MacBook Pro(M1)、iPhone13 Pro、AQUOS R6を用いて行いました。
楽天モバイルの通信テストを行ったところ、SIMカードを挿入するだけで認識され通信開始しました。テストの結果は以下の通りでした。
どれも40Mbps以上出ており、YouTubeも含めて、快適に使える結果が得られています。なおiPhone13 ProでPINGが20台となっており、キャリアならではの強みを感じる結果になっています。
テスト機種 | ダウンロード | アップロード | PING | ジッター |
MacBook Pro(M1) | 60.5 Mbps | 13.2 Mbps | 38 ms | 8.7 ms |
iPhone 13 Pro | 57.9 Mbps | 29.9 Mbps | 27 ms | 9.8 ms |
AQUOS R6 | 41.5 Mbps | 21.9 Mbps | 46 ms | 18 ms |
メリット・魅力
軽くて気軽に持ち出せる
Rakuten Wi-Fi Pocke 2Bは本体重量が100gであり、軽くて気軽に持ち出せます。コンパクトなので、カバンの中での収まりが良い点も魅力です。
接続台数が16台にアップ
初代に比べて本モデルでは接続台数が10台から16台にアップしました。家庭用として複数の機器に接続して使う場合には台数アップの恩恵が大きくなります。
楽天リンクも併用できる(ただし設定にコツが必要)
あまり知られていませんが、Rakuten Wi-Fi Pocketでも無料音声通話の楽天リンクを利用することができます。ポイントとしては、Rakuten Wi-Fi Pocketを一旦スマホで使い楽天リンクまで設定した後にWi-Fiルーターに移せば使えます。
ただし、スマートフォンの機種変更などを行った場合は位置から設定する必要があるので注意してください(※2021年10月7日時点の情報です。今後併用できない可能性もあります)。
デメリット・欠点
前モデルと比較してバッテリー容量ダウン
最も大きな弱点は全モデルと比較してバッテリー容量がダウンしていることです。使える時間に直結するので、480mAhのダウンはあまり好ましくはありません。
micro USBコネクタである
本体の充電はmicro USBコネクタとなっています。パソコンやAndroidスマートフォンのほとんどがUSB-Cになっていることを考えれば、micro USBは持ち出しでモバイルバッテリー充電を使う際に別途ケーブルが必要となり不便です。
対応バンドが削られている
初代Rakuten Wi-Fi Pocketに比べて、対応バンドが削られています。楽天モバイルで使う人が大半でしょうからあまり気にする必要がない部分ではあるものの、廉価モデルなりの理由を感じます。
おすすめなタイプ
楽天市場ユーザー
Rakuten Wi-Fi Pocketは楽天モバイルを契約していない楽天市場ユーザーなら必ず契約しておいて欲しいほど魅力的なモバイルルーターです。ルーターとしての利用で過不足がない点もメリットですが、それ以上に「楽天市場での購入に対してポイント+1倍になる」メリットの方が圧倒的に大きいです。
楽天モバイルは基本料金は段階制で1GBまでは無料、最大で2,980円となっています。無料の利用範囲でもポイント+1倍の恩恵が受けられるのでぜひ申し込みをしておくべきです。
おすすめできないタイプ
自宅で使う前提の人
Rakuten Wi-Fi Pocket 2Bを自宅専用回線として使っても悪くはないのですが、もし自宅専用回線で使うならdocomoのhome 5Gがおすすめです。自宅専用のモバイルルーターなので本体の性能が良いことや、名前の通り5Gを掴むメリットがあります。
月額料金がグッと上がってしまうのが欠点ですが、自宅で使う前提なら快適性重視でhome 5Gを選んでみても良いでしょう。
実機レビューのまとめ

格安で手に入り、かつ楽天市場の恩恵を受けられるので現時点で楽天モバイルの契約をしていないなら、ぜひ申し込みをしておくと良いでしょう。
ポイントバック5000円分もあるので、それだけでもお得です。
安く買う方法・コツ
Rakuten Wi-Fi Pocket 2Bは楽天モバイル専売モデルです。そのため、楽天モバイルでの申し込みで得られる利益を最大化することがポイントです。
以下の記事でお得な楽天モバイルの申し込み方法をまとめているのでぜひチェックしておいてください。