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レビュー・評価の概要
dynabook GZ/HVは800g台で気軽に持ち運びが可能な13.3インチノートパソコンです。プロセッサにはCore i7-1260Pが採用されており、ベンチマークの結果の通り、高いパフォーマンスを持つモバイルノートとなっています。
またビデオミーティング用の機能を強化している点も注目のポイントと言えるでしょう。
発売年度 | 2022年 |
プロセッサ | Core i7-1260P |
RAM | 16GB |
ストレージ | 512GB~1TB |
画面サイズ | 13.3インチ |
GPU | iris Xe Graphics |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 840g |
Cinebench R20 | 2746pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではdynabook GZ/HV(2022年モデル)の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
800g台の超軽量モデル
本モデルの最も特徴的なポイントはdynabookの軽量モデルの中でも一際軽い質量です。800gは13.3インチクラスの中でもメーカーを問わず、トップクラスの軽さとなっています。
Core i7-1260P搭載でハイパフォーマンス
2022年モデルでは新しい第12世代intelプロセッサが採用されており、コア数の増加に伴うパフォーマンスアップが施されています。ベンチマークの結果でもわかるように、非常に良好な結果が得られています。
ビデオミーティング向けの機能が充実
dynabook GZ/HVでは、ビデオミーティング向け機能として、カメラのエフェクター及びマイクノイズキャンセラーが搭載されています。
ACアダプターが標準で2つ付属
dynabook GZ/HVはACアダプターが2つ付属してきます。自宅用とそれ以外用など用途に応じて使い分けることができます。持ち運びが多い人はカバンの中に入れて置けるだけで便利でしょう。
価格とコストパフォーマンス
dynabook GZ/HVシリーズは公式のゲスト価格で税込218,900円からとなっています。20万円を超えるため一見高く見えますが、800g台のノートパソコン、Core i7-1260P、16GBメモリという条件を考えればかなり割安です(会員登録後の価格であればさらに安くなる可能性もあります)。
スペック
今回レビューしたdynabook GZ/HV(2022年モデル)のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2022年 | |
サイズ | 210×306×17.9mm | |
重量 | 本体 | 840g |
アダプタ | 250g | |
CPU | Core i7-1260P | |
GPU | Iris Xe Graphics | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 1TB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 13.3インチ |
解像度 | 1920×1080 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
形式 | TFTカラーLED液晶 | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 92万画素 |
物理シャッター | 有り | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5.2 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 公式記載なし |
公称値 | 24時間 |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 2746 |
シングル | 626 | |
Cinebench R23 | マルチ | 6504 |
シングル | 1629 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 6385.07 | 4940.07 |
SEQ1M Q1T1 | 3865.68 | 3021.84 |
RND4K Q32T16 | 718.37 | 418.18 |
RND4K Q1T1 | 75.97 | 156.17 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | – | – |
高品質 | – | – |
軽量品質 | 2424 | 重い |
モニター評価(色域)
モニターの色域カバー率は以下の通りです。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。
測定項目 | カバー率[%] | カバー比[%] |
---|---|---|
sRGB | 95 | 97.6 |
Adobe RGB | 70.4 | 72.3 |
ディスプレイは液晶パネルの特性や製造工程により、それぞれの製品で色合いが異なる場合がある点に注意して下さい。
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 620.09 | 436.78 | 13 |
ポイント② | 455.92 | 288.59 | 12 |
ポイント③ | 638.22 | 415.01 | 12 |
ポイント④ | 500.03 | 333.25 | 13 |
ポイント⑤ | 433.51 | 268.32 | 14 |
ポイント⑥ | 140.1 | 100.37 | 13 |
通信スピードテストの評価
USB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。
W数 | 充電の可否 | 検証に用いた機種 |
---|---|---|
20W | 〇 | PowerPort Ⅲ Nano |
30W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 30W |
45W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W |
61W | 〇 | RP-PC133 |
100W | 〇 | AUKEY PA-B7 |
外観
今回レビューしたのはオニキスブルーのモデルです。落ち着いたカラーリングでどこでも気にすることなく使える色と言えるでしょう。センターにはdynabookのロゴが配置されています。

背面は片側に大きくスリットが設けられており、後ろからファンが少し透けて見えます。写真では少々分かりづらいですが、パームレスト側にスピーカーが設けられています。全体的にノートパソコンで想像できる音で並み程度です。低音はほぼありません。

開いた様子です。左右のベゼルは狭めですが、上下は少し広めです。

最大開き角は180°となっています。

キーボード全体です。全て独立しており、特にクセはありません。

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、19.3mmとなりました。また、SHINWAのデップスゲージでキーストロークを測定したところ、1.6mmとなっています。硬質プラスチックを用いたキーでしっかりとした打鍵感があります。

タッチパッド幅を計測したところ、100mmとなりました。タッチパッドは広めで触り心地も良くなっています。クリック音がカチッと大きめな点が少し残念です。

本体右側にはセキュリティロック、有線イーサネットコネクタ、USB Type-A、microSDスロットを備えます。

本体左側にはUSB Type-C×2、フルサイズHDMI、USB Type-A、コンボジャックを備えます。

本体の重量を測定したところ、840gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、1090gとなりました。充電器単体では250gとなります。

メリット・魅力
どこにでも持ち出せる軽さとデザイン
dynabook GZ/HVはとにかく軽く実測で840gしかありません。実際に手に持ってみてもその軽さをはっきりと感じることができます。それでいて、今回レビューしたオニキスブルーは品質が優れており、安っぽさは一切ありません。外出先で利用する人にとっては実用性、デザインどちらの面でも妥協のないものになっています。
軽量モデルながら豊富なインターフェイス
パソコンメーカーを問わず、軽量・薄型のウルトラブックはインターフェイスが削られる傾向がありますが、本モデルは基本的なインターフェイスに加え、有線イーサネットコネクタ(フルサイズ)まで備えています。
優秀なタッチパッド
本モデルで感動したポイントの一つがタッチパッドです。サラサラでタッチ時の滑りが良く、さらに反応が良いため、マウスなしでも快適に使えるレベルと感じました。
デメリット・欠点
スピーカー性能は上位モデルに劣る
本モデルが弱いわけでありませんが、dynabookの上位モデルの中に「軽量性」と「スピーカー性能」を両立したdynabook RZ/HVというモデルが存在します。
少し質量アップしますが、映画やYouTubeなど動画を見て音楽も楽しむ人には相対的にRZ/HVが良くなってしまいます。
解像度がフルHDの16:9
本モデルはディスプレイがフルHDで16:9となっています。ビジネスワークで使うなら、個人的には16:10のモデルがおすすめ。そういった意味でも、dynabook RZシリーズのメリットが高まります。
おすすめなタイプ
外出先で使うことが多い人
dynabook GZ/HVはdynabookシリーズの中でも特に軽量なモデル。13.3インチと本体サイズもコンパクトなので、持ち運びに便利です。さらに、キーボード、タッチパッドどちらもクオリティが高く、外でも作業性を落とさない点は必ず覚えておきましょう。
有線イーサネットコネクタが欲しい人
ウルトラブックの中では非常に珍しいフルサイズイーサネットコネクタ搭載モデルです。事業所によってはセキュリティの関係上Wi-Fiが無いケースがありますが、そういった場合でもスマートにネット接続が可能です。
おすすめできないタイプ
スピーカーも重視するタイプ
dynabook GZ/HVはほとんど弱点のないノートパソコンですが、唯一スピーカーだけは上位モデルとはっきりとした差があります。
このモデル自体も音質が悪いわけではありませんが、ノートパソコン単体でより高い音のクオリティを求める人はdynabook RZ/HVを検討することをおすすめします。
カスタマイズ・モデルの選び方
dynabook GZ/HVで選べるポイントはストレージの容量とMicrosoft Officeの有り無しです。ストレージもOfficeソフトも自分の利用用途に合わせて選ぶようにしましょう。
実機レビューのまとめ

13.3インチのノートパソコンとしては非常に軽量なノートパソコンかつ、その他の性能をほとんどといっていいほど犠牲にしていない魅力なモデルです。
価格面でも他社国内モデルと比較して優位性があるため、軽量PCを探す人はぜひ候補に入れるようにして下さい。
安く買う方法・コツ
dynabook GZ/HV(2022年モデル)に限らず、dynabookのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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