実機レビュー
dynabook CZ/MVの実機レビュー:メリット・デメリットと評価まとめ

レビュー・評価の概要
長く使える15インチノート
dynabook CZ/MVは第12世代intel Pシリーズプロセッサを搭載した15インチのとパソコンです。
ベンチマークの結果からもわかるようにパフォーマンスが高いため長く使える一台となっています。セカンドストレージに1TB HDDも搭載するため、多くのデータを保管しておくことも可能です。
当サイトの評価
- 発売年度
- 2022年
- プロセッサ
- Core i5-1240P
Core i7-1260P - RAM
- 8~16GB
- ストレージ
- 256~512GB SSD(1st)
1TB HDD(2nd) - 画面サイズ
- 15.6インチ
- GPU
- Intel UHD Graphics
- USB-PD
- 非対応
- モバイル通信
- 非対応
- 重量
- 1785g
- Cinebench R20
- 3866pts
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
dynabook CZ/MVの商品情報
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
目次(17項目)
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではdynabook CZ/MVの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
15インチのスタンダードモデル
dynabook CZ/MVは15.6インチの比較的スリムなノートパソコンとなっています。モデルはゴールド&ブラックの組み合わせとプレシャスシルバーから選ぶことができます。
第12世代 intel Pシリーズ採用で高いパフォーマンス
プロセッサにはintel Pシリーズが搭載されており、非常に高いパフォーマンスとなっています。詳しくはベンチマーク結果で後述します。
自分でメモリ増設可能
本モデルは昨今では珍しい自分でメモリ増設可能なモデルです。背面のネジを取り外すことで簡単に増設が可能です。
ダブルストレージで容量選択可能
dynabook CZ/MVはSSDとHDDの組み合わせを選ぶことができ、256GB SSDと512GB SSDを選択できます。HDDは1TBとなっており、かなり大容量でノートパソコンとしては十分です。
価格とコストパフォーマンス
プロセッサのパフォーマンスだけで考えるとコストパフォーマンスが良いわけではありませんが、intel Pシリーズプロセッサ搭載かつ15インチでダブルストレージのモデルは意外に市場にないため、このようなモデルが欲しい人にはマッチするモデルと言えるでしょう。
dynabook CZ/MVの商品情報
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
スペック
今回レビューしたdynabook CZ/MVのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
すべてのスペックを見る(23項目)
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
公式サイトで他グレードを見てみるベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
| バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
|---|---|---|
| Cinebench R20 | マルチ | 3866 |
| シングル | 695 | |
| Cinebench R23 | マルチ | 9307 |
| シングル | 1816 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
| Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
|---|---|---|
| SEQ1M Q8T1 | 2294.07 | 1131.19 |
| SEQ1M Q1T1 | 1571.81 | 1096.60 |
| RND4K Q32T16 | 749.40 | 465.09 |
| RND4K Q1T1 | 55.52 | 168.25 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
| モード | スコア | 評価 |
|---|---|---|
| 最高品質 | - | - |
| 高品質 | - | - |
| 軽量品質 | 1970 | 動作困難 |
※基本的にグラフィックボード搭載モデルのみ高品質以上のテストを行います。
モニター評価(色域)
モニターの色域カバー率は以下の通りです。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。
| 測定項目 | カバー率[%] | カバー比[%] |
|---|---|---|
| sRGB | 98.6 | 100.7 |
| Adobe RGB | 73.8 | 74.7 |
ディスプレイは液晶パネルの特性や製造工程により、それぞれの製品で色合いが異なる場合がある点に注意して下さい。
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

| 測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
| 単位 | Mbps | Mbps | ms |
| ルーター前 | 451.01 | 428.78 | 13 |
| ポイント② | 488.02 | 326.28 | 14 |
| ポイント③ | 625.8 | 410.47 | 13 |
| ポイント④ | 575.29 | 365.6 | 14 |
| ポイント⑤ | 488 | 295.58 | 14 |
| ポイント⑥ | 149.91 | 97.1 | 13 |
通信スピードテストの評価
USB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。
| W数 | 充電の可否 | 検証に用いた機種 |
|---|---|---|
| 20W | × | PowerPort Ⅲ Nano |
| 30W | × | PowerPort Atom Ⅲ Slim 30W |
| 45W | × | PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W |
| 61W | × | RP-PC133 |
| 100W | × | AUKEY PA-B7 |
外観
天板はシンプルなシルバーでdynabookのロゴが配置されています。

背面は表面と異なり白のカラーリングでスリットが設けられています。またメモリを増設するスペースもあります。スピーカーも背面に設置されており、音質レベルは中の下といったところです。低音の音圧が低い印象を受けました。逆に言えば、テレワークなど人の声を聞き取りやすいとも言えます。

開いた様子です。ベゼル幅は広めです。

最大開き角は140°です。

上部ベゼルです。

下部ベゼルです。

キーボード全体です。全て独立キーで、テンキーを搭載しています。

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、19.54mmとなりました。また、SHINWAのデップスゲージでキーストロークを測定したところ、1.2mmとなっています。少しカチャカチャ感のあるキーボードですが、スペースがしっかりと取られており打ちやすい印象でした。

タッチパッド幅を計測したところ、106mmとなりました。タッチパッドはクリック音が鳴るタイプとなっています。広さは十分かつ、反応がよく使いやすい印象です。

本体右側にはUSB Type-C、USB Type-A、SDスロットが設けられています。

本体左側には電源ジャック、フルサイズイーサネットコネクタ、フルサイズHDMI、USB Type-Aが2本、USB Type-C、コンボジャックが設けられています。

本体の重量を測定したところ、1785gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、2050gとなりました。充電器単体では265gとなります。

メリット・魅力
パフォーマンスが高く使いやすい
intel Pシリーズプロセッサはベンチマークの結果の通り、非常にパフォーマンスが高いモデルです。そのため、長い間使えるモデルと言えるでしょう。
白を基調としており清潔感がある
今回レビューしたのはプレシャスシルバーですが、上品な色合いの白で清潔感のあるモデルでした。PCをそのまま部屋に置く人もお多いと思うので、明るさを求める人におすすめです。
豊富なインターフェイス
dynabook CZ/MVはインターフェイスが豊富で、SDスロットまで備えています。セカンドストレージもあるため、追加で外付けを必要としない点が大きなメリットと言えるでしょう。
デメリット・欠点
本体質量が重い
15.6インチモデルのため、質量が重い欠点があります。
USB-PDに非対応
重さに加えて、USB PDに非対応な点がマイナスで、持ち運びには難しいと言えます。
画面は大きいもののスピーカー性能がもう一つ
画面が大きく、見やすい利点はあるもののスピーカー性能はもう一つです。音響を気にするなら別途外付けスピーカーを設定する方が良いでしょう。
おすすめなタイプ
広い画面で書類作成を行いたい人
15.6インチで広い画面かつ、高いパフォーマンスを持っているためスムーズに使うことができます。その上でテンキーも搭載しているため、事務的な入力もスピーディに行えるでしょう。
ネットサーフィンなどが中心の人
15.6インチで大画面なのでネットサーフィンすることが多い人にも向いています。
家族のデータを保管しておきたい人
大容量のセカンドストレージが付属するため、例えばホームビデオをはじめデータを保存しておきたい人にも向いています。
おすすめできないタイプ
動画をしっかりと楽しみたい人
デメリットでも挙げましたがスピーカー性能が物足りず性能不足を感じるかもしれないため、注意してください。
カスタマイズ・モデルの選び方
本モデルはCore i5とCore i7、そしてメモリ、ストレージを変更できます。プロセッサはパフォーマンスを求めない限りはi5で十分です。ストレージやOfficeソフトの有無は自分の用途に合わせて選んで下さい。
公式サイトで他グレードを見てみる実機レビューのまとめ

15インチノートパソコンとしてはスタンダードなモデルでありながら、同クラスの製品群と比較するとパフォーマンスが高めなので長く使えるノートパソコンと言えそうです。
dynabook CZ/MVの商品情報
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
安く買う方法・コツ
dynabook CZ/MVに限らず、dynabookのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。




