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レビュー・評価の概要
Inspiron14 5430は第13世代intelプロセッサの高パフォーマンスを持ちながら、リーズナブルなノートパソコンです。
デザインもシンプルで14インチとコンパクトなため、どんな人でも場所を選ばず使いやすいモデルになっています。
発売年度 | 2023年 |
プロセッサ | Core i5-1335U Core i7-1355U Core i7-1360P |
RAM | 16GB |
ストレージ | 256GB~1TB |
画面サイズ | 14インチ |
GPU | Iris Xe Graphics |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 1500g |
Cinebench R20 | 3460pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではInspiron14 5430の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
第13世代intelプロセッサ搭載
Inspiron14 5430は第13世代intelプロセッサを搭載したノートパソコンです。第13世代はベンチマーク結果でも後述しますが、マルチコア、シングルコアともに高いパフォーマンスが魅力となっています。
さらに本モデルはPシリーズが選択できるため、intelプロセッサのより高いパフォーマンスを実感することができています。
リーズナブルなポイントが多い
Inspironの5000番台はスタンダードに位置するモデルですが、他社ライバル製品と比較すると価格が安めに設定されています。それでいてパフォーマンスや本体の質感などはしっかりとしているため、お得感のあるモデルと言えるでしょう。
シンプルなデザイン
Inspironシリーズはシンプルなパソコンらしいデザインが魅力です。安っぽさもないため、ビジネスシーンでも使いやすいと言えるでしょう。
価格とコストパフォーマンス
価格は最も安いモデルで81,999円(税込)ということもあり、非常にコストパフォーマンスが高いです(2023/7/29現在)。また少しの予算追加でグレードアップできますが、それらも費用対効果に優れています。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
スペック
今回レビューしたInspiron14 5430のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2023年 | |
サイズ | 226×314×15.74~17.67mm | |
重量 | 本体 | 1500g |
アダプタ | 330g | |
CPU | Core i7-1360P | |
GPU | Iris Xe Graphics | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 256GB~1TB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 14インチ |
解像度 | 1920×1200 | |
アスペクト比 | 16:10 | |
形式 | IPS液晶 | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 1080p |
物理シャッター | 無し | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | ver記載なし | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 54Whr |
公称値 | 公式記載なし |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 3460 |
シングル | 603 | |
Cinebench R23 | マルチ | 8173 |
シングル | 1620 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 2373.17 | 2950.81 |
SEQ1M Q1T1 | 1882.63 | 2311.95 |
RND4K Q32T16 | 676.48 | 416.68 |
RND4K Q1T1 | 65.07 | 132.95 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | – | – |
高品質 | – | – |
軽量品質 | 3885 | 普通 |
モニター評価(色域)
モニターの色域カバー率は以下の通りです。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。
測定項目 | カバー率[%] | カバー比[%] |
---|---|---|
sRGB | 64.3 | 64.6 |
Adobe RGB | 47.9 | 47.9 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 450.5 | 508.85 | 16 |
ポイント② | 285.13 | 236.54 | 16 |
ポイント③ | 432.34 | 483.91 | 14 |
ポイント④ | 416.16 | 497.82 | 16 |
ポイント⑤ | 346.96 | 417.73 | 14 |
ポイント⑥ | 220.24 | 188.99 | 14 |
通信スピードテストの評価
通信速度はほとんどのエリアで100Mbpsを超えるパフォーマンスが出ています。最長距離では少し低下する傾向があるので、長い距離での利用は苦手かもしれません。
USB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。
W数 | 充電の可否 | 検証に用いた機種 |
---|---|---|
20W | △ | PowerPort Ⅲ Nano |
30W | △ | PowerPort Atom Ⅲ Slim 30W |
45W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W |
61W | 〇 | RP-PC133 |
100W | 〇 | Anker 736 Charger |
外観
天板はDELLのマークのみのシンプルなデザインとなっています。

背面も天板と同様のカラーリングです。廉価モデルは無塗装であることも多いですが、本モデルはきちんと加工されています。

開いた様子です。ベゼルは並程度ですが、パームレスト側とベゼル側がツートーンになっていることですっきり感が出ています。

最大開き角は130°程度です。

キーボード全体です。一部キーが接合していますが、全体的にキーのクセがなく使いやすく感じました。

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、19.07mmとなりました。また、SHINWAのデップスゲージでキーストロークを測定したところ、1.3mmとなっています。

タッチパッド幅を計測したところ、115mmとなりました。

本体右側にはヘッドフォンジャック、USB Type-A、フルサイズSDスロットを備えます。

本体左側には電源ポート、フルサイズHDMI、USB Type-A、USB Type-Cを備えます。

本体の重量を測定したところ、1500gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、1830gとなりました。充電器単体では330gとなります。

メリット・魅力
価格から考えれば驚くほどのintelプロセッサパフォーマンス
Inspiron14 5430は10万円台から買えるノートパソコンで、ベンチマークの結果や本体デザインから考えると非常にリーズナブル。特に第13世代のintelプロセッサのパフォーマンスは凄まじく、一昔前のパソコンとは比べ物にならないほどの性能となっています。
統一感のあるシンプルなデザイン
本体はシルバーでビジネスシーンでも使いやすい統一感のあるシンプルデザインとなっています。
豊富なインターフェイス
14インチのノートパソコンはインターフェイスが省かれることも多いですが、Inspiron14 5430は自宅、ビジネスシーンで使うであろうほとんどの接続コネクタがあります。
デメリット・欠点
14インチの中では重め
リーズナブルさの最も大きな代償は重さと言えます。14インチノートパソコンの中では重めのため、ハイエンドに比べれば残念なポイント。ただし、15インチクラスと比べれば当然軽いので持ち運びでの不便さはあまりないでしょう。
おすすめなタイプ
ビジネスパーソン
本モデルが最もおすすめなのはビジネスパーソン。十分なパフォーマンスとモバイル性、それでいてコストがかからない点がビジネスシーンでは役立ちます。
大学生
大学でのレポート作成をこなすパフォーマンスはもちろん、ゼミへパソコンを持って行くなどの要件をしっかりとクリアできます。
持ち出し用のサブPC
自宅でデスクトップパソコンを使っている人などで別途PCが必要な人にもおすすめです。
おすすめできないタイプ
頻繁に持ち出す人
デメリットでも書いた通り、昨今の14インチノートパソコンの中では比較的重めな部類に入ります。もし外への持ち出しが頻繁なら、多少お金を出してもより軽いモデルを選ぶと良いでしょう。
カスタマイズ・モデルの選び方
本モデルはカスタマイズグレードがほぼなく、OSやカラーくらいが実際のカスタマイズポイントになるので、自由に選びましょう。
実機レビューのまとめ

10万円台とは思えない、非常に高いパフォーマンスが魅力の一台です。
持ち運びにだけ欠点があリますが、それを許容できれば選ぶ人にとってコスパの良いモデルとなるでしょう。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
安く買う方法・コツ
Inspiron14 5430に限らず、DELLのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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