当サイトの記事は広告を含みます。

OPPO Reno5 Aの実機レビュー

OPPO Reno5 Aのレビュー概要

2021年ヒット間違いなしの一台

2021年に発売されたOPPOの格安系ミドルレンジモデル。日本人が必要とするおサイフケータイ、防水・防塵を搭載しつつ、定価は5万円以下、キャリア購入では3万円以下で購入可能となっています。

本体はSnapdragon 765Gを搭載することで低価格ながらストレスのないパフォーマンスを実現。また、格安スマホとは思えないほどカメラ性能が良く、どんな人にもおすすめできる素晴らしいスマートフォンになっています。

簡易スペック表

発売日 2021年6月3日
SoC Snapdragon765G
RAM 6GB
ROM 128GB
画面サイズ 6.5インチ
重量 182g
5G 対応

※詳細スペックはこちら。その他性能は目次よりベンチマーク結果をご覧ください

OPPO Japan
Reno5 AはSIMフリーモデルとキャリアモデルがあります。キャリアでは端末割引が大きいので必ずチェックして下さい。

 

OPPO Reno5 Aの目次

実際に使った感想(主観)はメリット・デメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。購入を悩んでいる場合はおすすめかどうかをチェックください。

※当サイト(シンプシー)でY!mobileのキャリア版を購入し、テストを行っています。

 

OPPO Reno5 Aの特徴

ここではOPPO Reno5 Aの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリットデメリットの項目をご覧ください。

 

Snapdragon765G搭載のミドルハイモデル

OPPO Reno 5AではプロセッサにSnapdragon765Gを搭載しており、ミドルレンジクラスとしてはかなり性能が高いモデルになっています。メリットでも後述しますが、このプロセッサのおかげでほぼノーストレスでの利用が可能になっています。

 

防水・防塵に対応して安心して使える

OPPO Reno 5AはIP68Xの防水・防塵に対応したスマートフォンです。海外製スマートフォンでは対応していないケースも多い中魅力的な選択肢となり得ます。

 

4000mAhの大きめバッテリー

バッテリーは4000mAhとなっており、最大級とまではいかないものの比較的大きめとなっています。

 

おサイフケータイ対応

背面上部にはおサイフケータイに対応しており、Suicaをはじめとしたキャッシュレス決済の利用が可能になっています。

 

静電型指紋認証を搭載

ミドルハイに当たるモデルの場合、ディスプレイ指紋認証を搭載するケースが多いですが、本モデルでは背面指紋認証となっています。こちらもメリットで後述しますが、背面になったことで非常に使いやすくなっています。

 

OPPO Reno5 Aの価格とコストパフォーマンス

OPPO Reno5 Aのコストパフォーマンスは定価で買うか、キャリアで買うかによって大きく変わります。定価では4万円台ですが、Y!mobileから購入すると、2万円台と激安になり、非常にコストパフォーマンスに優れたスマートフォンとなります。シングルSIMとなる欠点はありますが、もし買うならキャリアでの購入をおすすめします。

OPPO Japan
Reno5 AはSIMフリーモデルとキャリアモデルがあります。キャリアでは端末割引が大きいので必ずチェックして下さい。

 

OPPO Reno5 Aのスペック

今回レビューしたOPPO Reno5 Aのスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売日(月) 2021年6月3日
製品名 OPPO Reno5 A
型式
サイズ 162×74.6×8.2mm
本体重量 182g
ディスプレイ サイズ 6.5インチ
解像度 2400×1080インチ
形式 液晶
リフレッシュレート 90Hz
バッテリー 容量 4000mAhmAh
ワイヤレス充電 無し
リバースチャージ 無し
急速充電 有り
SoC(CPU) Snapdragon765G
GPU Qualcom Adreno 620
メモリ(RAM) 6GB
メモリ(ROM) 128Gb
コネクタ USB-C
外部メモリ 形式 1TB
最大容量
通信速度 上り数字 記載なし
下り最大 記載なし
Wi-Fi6 対応
bluetooth バージョン v5.1
最大接続台数 記載なし
生体認証 指紋認証 対応
ディスプレイ内指紋認証
顔認証 対応
光彩認証
おサイフケータイ 有り
緊急避難速報 有り
防水 IP68
ワンセグ/フルセグ IP68
赤外線通信 無し
OS 無し
OS Android11
SIMサイズ nano-SIM(Y!mobile)※2
DSDV 有り
5G通信 有り

※1 レビュー機種以外やカスタマイズ内容などの詳細スペックはこちらからご覧ください。
※2 SIMフリー版はデュアルSIM

 

対応バンドについて

SIMフリー版の対応バンドは以下の通りです。

5G NR n3/n28/n77/n78
FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B26/B28
TD-LTE B38/B39/B40/B41/B42
W-CDMA B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
GSM/EDGE 850/900/1800/1900MHz

 

OPPO Reno5 Aのベンチマーク

Antutu

Antutuの値は323615という結果になりました。一昔前のハイエンド級の実力を持っています。その他の機種比較についてはAntutu測定データまとめをご覧ください。

 

GEEKBENCH5

GeekBench 5の値は以下の通りです。その他の機種比較についてはGeekbench 5測定データまとめをご覧ください。画像はクリックで拡大できます。

 

OPPO Reno5 Aの通信環境(WI-Fi)のテスト

測定環境

Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。

1階部分

2階部分

※タップで画像を拡大できます。

 

検証結果

スピードテストを行った結果です。ポイント⑥になるほど実質的な距離が大きくなります。

ダウンロード数値比較

ルーター前:296Mbps
ポイント②:281Mbps
ポイント③:282Mbps
ポイント④:268Mbps
ポイント⑤:254Mbps
ポイント⑥:131Mbps

アップロード、PING、ジッターを計測した数値を表にまとめています。

測定項目 ダウンロード アップロード PING
単位 Mbps Mbps ms
ルーター前 296 270 7
ポイント② 281 161 7
ポイント③ 282 174 9
ポイント④ 268 134 7
ポイント⑤ 254 161 8
ポイント⑥ 131 108 9

 

通信スピードテストの評価

同じ環境では他のハイエンドスマートフォンで600Mbpsを超えることもあることを考えれば、比較的遅めです。ただし、50Mbps以上出ているため全く問題ないレベルで使うことが可能です。

 

OPPO Reno5 Aのカメラスペック

カメラスペック

タブからイン・アウトカメラスペックを切り替えられます。

有効画素 F値 手振れ補正
光学 電子式
広角カメラ 6400万画素 1.7
超広角カメラ 800万画素 2.2
モノクロカメラ 200万画素 2.4
マクロカメラ 200万画素 2.4

メインカメラ評価

OPPO Reno5 Aは広角カメラに重点が置かれた構成になっており、6400万画素となっています。最大画素数だけで言えば他の格安スマホに劣りますが、作例でも後述している通り、映りが良いスマートフォンとなっています。

インカメラスペックは以下の通りです。

有効画素 F値 手振れ補正
光学 電子式
広角カメラ 1600万画素 2.0

アウトカメラ評価

インカメラの画素数、F値は普通です。

 

OPPO Reno5 Aで撮影した作例

作例を掲載しています。各画像はクリックで拡大することができます。以下はズームを検証しています。驚くことに20倍ズームでも葉脈をきちんととらえるほどカメラ性能に優れています。室内で光量が足りないことを考えれば、屋外ではもっときれいに撮影できるでしょう。一方で、超広角にクセがあり0.6倍の撮影は0.6~1倍を選択することができないので注意して下さい。

0.6倍

1倍

2倍

5倍

4倍

20倍

 

被写体によるホワイトバランスの変化を検証しました。

黒のカメラに焦点

緑の葉に焦点

 

明るい色、暗い色の花の撮影による変化を検証しました。

明るい花の写真

黒い花の写真

 

接写能力を検証しました。マクロカメラを搭載しているため、かなり寄って撮影が可能です。

文字を撮影

 

 

前後でピントを調整し撮影しました。こちらも低価格スマホとは思えないほど綺麗なボケ味を出しています。

前の花にピント

後ろの花にピント

 

ポートレートモードで撮影を行いました。左が元写真、右がポートレートをかけた様子です。葉の一部が欠けてしまっていたり、カメラ本体がボケている箇所とそうでない箇所があります。被写体ポートレートは廉価モデル並みと言えるでしょう。

ポートレート無

ポートレート有

 

キャンドルライトを使って夜景モードテストをしました。Reno5 Aは通常のカメラモードでは露出がオーバー気味になったり、色味が白っぽくなりますが夜景モードを使うと適切な色味、風合いに仕上げてくれます。右側写真は夜景モードのオンオフになっているので比較して下さい。

1個

4個

8個

12個

12個(夜景モード)

 

OPPO Reno5 Aの外観

背面です。カラーバリエーションはシルバーブラックとアイスブルーがありますが、今回はシルバーブラックを購入しました。上部に向かうにつれ、ブラックからシルバーにグラデーションがかかっています。

 

背面カメラは4眼で背面から盛り上がっています。またそのすぐ横におサイフケータイを備えています。

 

画面の発色は綺麗で見やすいディスプレイとなっています。またミドルレンジにしてはベゼルが狭い印象を受けます。以下は上部ベゼルです。

 

下部ベゼルです。上部ベゼルよりも若干大きくなっています。

 

本体上側にはインターフェイスはありません。

 

本体左側はSIMスロット、音量ボタンが搭載されています。

 

本体右側には電源ボタンを備えています。

 

本体下部はヘッドフォンジャック、USB-C、スピーカーがあります。

 

SIMスロットを外した様子です。今回はY!mobile版を購入しているため、シングルSIMとなっています。SIMフリー版ではデュアルSIMとなります。microSDを併用可能になっています。

 

手に持った様子です。

 

Y!mobile版の付属品です。ケースが付属します。

 

OPPO Reno5 Aのメリット・魅力

格安ながら基本が詰まっている

OPPO Reno 5Aはミドルレンジスマートフォンとしては驚くべきほど出来がよく、おサイフケータイや防水防塵機能などの日本で使われる機能を全て備えています。それでいて、2万5千円以下で買えてしまう端末となっています。

 

ミドルレンジながら処理速度が速い

Reno 5Aが搭載しているプロセッサはSNapdragon765Gですが、ベンチマーク結果のようにAntutuが30万点を超えており、一昔前のハイエンドスマートフォン級の性能を持っています。数値上だけでなく、体感としても全く問題ないレベルで使えます。

 

軽くて大画面なので取り回しが良い

昨今の海外製スマートフォンの多くが大画面化に伴い、本体重量も増加する傾向にありますがこのReno 5Aに関して言えばそういったことはなく本体が182gとかなり抑えられています。そのため取り回しが良いことがメリットになります。また本体が安いので、ある程度ラフに扱えますし、ケースなし運用でも気にならないと言えます。

 

背面指紋認証がとても魅力的

ミッドレンジスマートフォンも数多くのモデルがディスプレイ内指紋認証を採用していますが、このReno 5Aは背面指紋認証。これがとても素晴らしい。ディスプレイ内指紋認証はミッドレンジのモデルの場合、プロセッサの性能に依存するのか遅いケースがほとんど。しかし、背面指紋認証(静電式)であれば、昔から格安スマホでも超高速で認証、解除ができます。Reno 5Aでは背面型となっているため、スマホの使いやすさという点で大きな魅力を持っています。

 

夜景モードに優れる

作例でも書いた通り、そのままのカメラで撮影すると色味がおかしくなりますが、夜景モードで処理して撮影すると適切な色味に変わります。また明るさを上手くコントロールしてくれるため、仕上がりの良い写真になります。

 

OPPO Reno5 Aのデメリット・欠点

超広角カメラに難あり

Reno 5Aの超広角カメラはクセがあり、0.6倍と1倍の間が選べないモデルとなっています。微妙な超広角は望遠以上に使い勝手が良いケースがあるので、室内全体の写真を取ることが多いような人は注意をして下さい。

 

背面に指紋がかなり付く

軽くて使いやすい端末なだけに残念なポイントですが、ブラックシルバーのモデルは背面に指紋がかなり付きます。指紋だけを見れば明るい色の方が目立ちづらいので、明るいカラーを選ぶことをお勧めします。

 

発売元によってSIMスロット数が異なる

これはマニア向けの話ですが、このOPPO Reno 5Aはワイモバイル版とSIMフリー版があり、キャリアのワイモバイル版ではシングルSIM、SIMフリー版ではデュアルSIMとなっているので購入時は注意して下さい。

 

みんなの口コミ

ぜひ口コミをご投稿ください。

Submit your review
1
2
3
4
5
Submit
     
Cancel

Create your own review

OPPO Reno5 A
Average rating:  
 4 reviews
 by 

コスパ

 by kenta470

総合的にはいいです。
ワイモバイル版を使っており、simは楽天モバイルです。
通話、ネット接続問題なく予備用スマホとしては抜群の性能です。
ただし、個人的な感想ですがグラブル というスマホゲームをやるともっさり感がしており、そこがダメすかね。

 by FytsShin

家内とともに2台買いました 家内のOPPOは通話不良 相手の声が聞こえますがこちらの声が聞こえません 長電話中に通話が切れます 機種交換しても通話品質はOKでも通話が途中で切れます 今また機種交換中 私のOPPOは現在アンテナが立っていてもインターネット接続なしでネットが見れません Wifi環境ではネット接続ができます OPPO5が出たのでワイモバイルから買いましたが初期の割引後すぐのに18,000円でセールが開始二人で6千円の損 この機種引き取ってもらえないかと思っていますがよい方法ご存じの方教えてください

 by SIMPC

2021年にヒット間違いないと思わせてくれるほど素晴らしいコストパフォーマンスを誇る一台。格安スマホながらAntutu30万点を超える性能やしっかりズームできるカメラが魅力。

 

女性目線の口コミ

妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。

女性目線のコメント

  • 大画面だが軽くて持ちやすい
  • 箱のカラーがポップで可愛い

 

OPPO Reno5 Aがおすすめな人

ほとんどの人におすすめ

OPPO Reno 5Aは全体的に非常によく出来ているスマートフォンで、万人におすすめできるモデルとなっています。性能ももちろんですが、長期で使っていると不満が出がちな重さの観点でも欠点のない端末ということもあり、老若男女全てに進めることができます。

 

安くても快適なスマホが欲しい人

ミドルレンジスマートフォンは2020年ごろからプロセッサの種類が数多く出ており、速度もマチマチです。ただ、このReno 5Aに限って言えば、全く支障がないレベルで動く端末に仕上がっています。

 

安さとカメラを重視したい人

Reno5 Aは過去当サイトで評価してきたスマートフォンの中でも、非常に良いレベルです。安いスマートフォンはどうしてもカメラ性能が犠牲になりがちですが、このスマートフォンなら満足度は高くなるでしょう。

 

OPPO Reno5 Aがおすすめではないタイプ

ハードにゲームをする人

処理速度の面ではほとんど不満はないものの、ハードにゲームをする人にとっては昨今のハイエンドと比べてプロセッサの性能、タッチサンプリングレートなどの観点からあまりおすすめはできません。ゲームでハイスコアを狙うなら、迷うことなくハイエンドモデルの購入を検討しましょう。

 

OPPO Reno5 Aの実機レビューまとめ

安さ重視ながら買って後悔のない一台

結論

キャリア版で2万円台で購入できるスマートフォンとしては驚くほど性能が仕上がったモデルです。プロセッサ、カメラなど格安スマホとは思えないレベル。

出来るだけ安いスマホで、かつ後悔したくないという人はこのモデルを選べば良いと断言できるほど優れたモデルです。

OPPO Japan
Reno5 AはSIMフリーモデルとキャリアモデルがあります。キャリアでは端末割引が大きいので必ずチェックして下さい。

 

OPPO Reno5 Aを安く買う方法

OPPO Reno5 Aに限らず、Y!mobileのスマートフォンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。

【2024年3月】ワイモバイル公式のキャンペーン・キャッシュバックや学割・クーポンで最大限安く買う活用法・コツ

このページではY!mobile(ワイモバイル)のキャンペーン・キャッシュバックについて、5年以上使っている私が最大限活用するためのコツをまとめました。 ワイモバイルは他社と違い、申し込み経路で特典内容 ...

続きを見る

 

関連記事・ライバル機種

他機種のレビュー

当サイトにてレビューを行ったライバル機種をピックアップしています。