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レビュー・評価の概要
Tab Plusは外観からもわかるようにサウンドに重点を置いたタブレットになっており、JBLスピーカーを8基も搭載しています。
またハイレゾ対応のコンボジャックまで備えたモデルです。
発売年度 | 2024年 |
プロセッサ | MediaTek Helio G99 プロセッサー |
RAM | 8GB |
ストレージ | 256GB |
画面サイズ | 11.5インチ |
重量 | 650g |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
サウンドに特化
Tab Plusはサイドを見てもわかるように、サウンドに特化したモデルのタブレットです。JBLのスピーカーを8基も搭載しています。
美しいディスプレイ
ディスプレイは2Kとなっており、低価格タブレットの中では一回り解像度に優れています。
ハイレゾオーディオにも対応
昨今のタブレットとしては珍しくイヤホンジャック(コンボジャック)を搭載しています。ハイレゾに対応しており、対応したイヤホンを使うことで音楽や動画を楽しむことができるでしょう。
キックスタンドが標準付属
本体にはキックスタンドが標準装備されており、別途スタンドを購入する必要がありません。タブレットを動画端末として使う人にとっては嬉しい機能です。
価格とコストパフォーマンス
タブレットとしては標準から少し安めくらいの価格帯と言えます。映像を見る用途に絞れば、この価格帯とは思えないほどのバリューがあるため、人によってコスパ評価が大きく変わるモデルと感じます。
スペック
今回レビューしたTab Plusのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2024年 | |
サイズ | 174.3×268.3×7.8~13.6mm | |
重量 | 650g | |
プロセッサ | MediaTek Helio G99 | |
メモリ(RAM) | 8GB | |
ストレージ | 256GB | |
ディスプレイ | サイズ | 11.5インチ |
解像度 | 2560×1440 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
形式 | 記載なし | |
リフレッシュレート | 60Hz |
bluetooth | Ver5.2 | |
コネクタ | USB Type-C | |
おサイフケータイ | × | |
防水 | × | |
OS | Android14 | |
SIMサイズ | ー | |
バッテリー | サイズ | 8600mAh |
リバースチャージ | × | |
ワイヤレスチャージ | × |
外観
背面です。ロゴマークが刻印されているのみであり、すっきりとした印象を受けます。

背面カメラです。大きく感じますが、カメラバンプはそれほど高くありません。

キックスタンドを使って建てた状態です。

キックスタンドの内部構造を撮影した様子です。無段階で調整が可能になっています。

本体上側には音量ボタンを備えます。

本体右側にはUSB Type-Cポートを備えています。

本体左側にはハイレゾ対応のコンボジャックと電源ポートを備えています。

通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 336.53 | 296.49 | 16 |
ポイント② | 215.08 | 206.94 | 44 |
ポイント③ | 336.73 | 270.63 | 17 |
ポイント④ | 305.692 | 228.27 | 22 |
ポイント⑤ | 224.76 | 159.79 | 18 |
ポイント⑥ | 137.9 | 70.03 | 17 |
通信スピードテストの評価
最長距離に置いても100Mbpsを超える結果が出ており十分なパフォーマンスが確保されています。
カメラスペックと作例
撮影作例
作例を掲載しています。
1倍

2倍

5倍

8倍

明るい色、暗い色の花の撮影時にピントを合わせ、ホワイトバランスによる変化を検証しました。
明るい花の写真

黒い花の写真

被写体によるホワイトバランスの変化を検証しました。
黒のカメラに焦点

緑の葉に焦点

メリット・魅力
音質がタブレットとしては抜群に良い
メーカーがスピーカーを推していることもあり、タブレットの音質としては非常に高いレベルになっています。普段からタブレットで音楽を聴いたり、動画を見たりする人にとってはとても魅力的と言えるでしょう。
キックスタンドが非常に便利
標準付属しているキックスタンドが動画視聴にはとても便利です。外観の項目で書いた通り、普段会で調整できるため人に合わせて使い勝手が変えられる点がとても嬉しいポイントと言えるでしょう。
デメリット・欠点
動作はすこしもっさり感がある
ホーム画面や、アプリの立ち上げ時にはあまり気になりませんでしたが、YouTubeを見ているときに上下の動作のもっさり感があることが気になりました。
メモリが8GB
昨今のタブレットはメモリが16ギガであることも多々ありますが、本モデルの場合はメモリが8GBとなっています。低価格のタブレットのためしょうがない部分ではありますが、長い目で見ると気になるポイントと言えるでしょう。
おすすめなタイプ
動画鑑賞メインで使う人
本モデルは音質が良いこと、そして2Kのディスプレイを採用していることから動画鑑賞を使う人にとっては非常に価値のあるモデルです。YouTubeだけでなくVODのような動画コンテンツを楽しむ人にとって相性が良いと言えるでしょう。
電子書籍をよく読む人
無段階のキックスタンドで人に合わせて角度を調整できるため、電子書籍コンテンツを楽しむ人にとっても本モデルはお勧めです。
おすすめできないタイプ
ネットサーフィンが主目的の人
Tab Plusはスピーカーと無段階のキックスタンドが特徴であるため、逆にそれを活用しないユーザーにとってはあまり価値がありません。
さらにデメリットで述べたように動作にもっさり感が感じられるシーンがあったため、ネットサーフィンを主に使うのであればコストをよりプロセッサ側に振ったようなモデルを購入することをお勧めします。
実機レビューのまとめ

無段階のキックスタンドと優れたスピーカーによりまるで動画専用機のような一台となっています。
価格が控えめのため、サブ機として活用するのもよいでしょう。
安く買う方法・コツ
Tab Plusに限らず、Lenovo製品を安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。