Yoga Tab 11の実機レビュー

Yoga Tab 11のレビュー概要

やっと出てきた実用的なAndroidタブレット

Androidタブレットはこれまで日本市場では不遇の存在でしたが、Yoga Tab 11が登場したことで状況が大きく変わるほど魅力的なゲームチェンジャーです。

低価格でありながら、実用十分な処理速度や動画視聴に優れたJBLの4スピーカーを備えるなど、タブレットの購入を考えている人なら、ぜひ候補に入れて欲しいモデルとなっています。

簡易スペック表

発売日 2021年8月6日
SoC MediaTek Helio G90T
RAM 4GB,8GB
ストレージ 128GB
画面サイズ 11インチ
重量 650g
5G モバイル通信非対応

※詳細スペックはこちら。その他性能は目次よりベンチマーク結果をご覧ください

 

Yoga Tab 11の目次

実際に使った感想(主観)はメリット・デメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。購入を悩んでいる場合はおすすめかどうかをチェックください。

※当サイト(シンプシー)で楽天市場から購入し、テストを行っています。

 

Yoga Tab 11の特徴

ここではYoga Tab 11の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリットデメリットの項目をご覧ください。

 

Androidタブでは珍しいミドルハイ

2020年まではAndroidタブレットは低い性能のプロセッサばかりでしたが、本タブレットはミドルレンジクラスのチップセットを搭載することで処理性能を高めたモデルになっています。

 

スタンド付き

Yoga タブレットシリーズは過去からスタンドを採用しているため、単独で自立させることができます。また、180°回転させることも可能で壁掛けへの転用も可能。動画視聴など置いて使うケースも多いことを考えると便利な仕掛けになっています。

 

JBLのスピーカー搭載

本体下部にはJBLのスピーカーを搭載しています。どうしても音響性能が弱くなりがちなタブレットの弱点を補強したモデルになっています。

 

Lenovo Penに対応

別売りにはなりますが、専用のスタイラスペンにも対応しています。本格的な液タブには敵わないですが、イラストやスクリーンショットへの書き込みする際に便利です。

 

Yoga Tab 11の価格とコストパフォーマンス

本モデルは3万円台で購入することができます。値段的には格安スマホレベルですが、チップセットや2Kディスプレイ、JBLスピーカーといった観点から見ると同価格帯のスマートフォン・タブレットと比べてコストパフォーマンスが高くなっています。

 

Yoga Tab 11のスペック

今回レビューしたYoga Tab 11のスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売日(月) 2021年8月6日
製品名 Yoga Tab 11
型式 ZA8W0074JP
サイズ 256.8×169×7.9mm
本体重量 650g
ディスプレイ サイズ 2000×1200
アスペクト比 5:3
サイズ 11インチ
形式 IPS液晶
リフレッシュレート 記載なし
バッテリー 容量 7500mAhmAh
ワイヤレス充電 無し
リバースチャージ 無し
急速充電 有り
SoC(CPU) MediaTek Helo G90T
GPU 記載なし
メモリ(RAM) 4GB
ストレージ 128GB
コネクタ USB Type-C
外部メモリ 形式 なし
最大容量 128GB
通信速度 上り数字 記載なし
下り最大 記載なし
Wi-Fi6 対応
bluetooth バージョン v5.0
最大接続台数 -
生体認証 指紋認証
ディスプレイ内指紋認証
顔認証
光彩認証
おサイフケータイ 無し
緊急避難速報 無し
防水 非対応
ワンセグ/フルセグ 非対応
赤外線通信 無し
OS 無し
OS Android11
SIMサイズ モバイル通信非対応
DSDV 無し
5G通信 無し

※レビュー機種以外やカスタマイズ内容などの詳細スペックはこちらからご覧ください。

 

Yoga Tab 11のベンチマーク

Antutu

Antutuベンチマークスコアは270725という結果になりました。

ベンチマーク比較グラフ
A14 Bionic:626380
SD888:611411
SD865+:606446
SD865+:598223
SD855:469568
SD765G:323615
Helio G90T:270725
SD480 5G:256038
SD720G:252606
Dimmensity 720:237746
Helio P65:167025
SD655:150705
測定実データ

機種データ

検証機種名 プロセッサ メモリ Antutuスコア
iPhone12 Pro A14 Bionic 6 626380
Galaxy S21 SD888 8 611411
Galaxy Note20 Ultra SD865+ 12 606446
ZenFone7 SD865+ 8 598223
AQUOS zero2 SD855 8 469568
Reno 5A SD765G 6 323615
Yoga Tba 11 Helio G90T 4 270725
OPPO A54 5G SD480 5G 4 256038
AQUOS sense4 lite SD720G 4 252606
Galaxy A32 5G Dimmensity 720 4 237746
Android One S8 Helio P65 4 167025
OPPO A5 2020 SD655 4 150705

※その他の機種比較についてはAntutu測定データまとめをご覧ください。

 

GEEKBENCH5

GeekBench 5の値は以下の通りです。その他の機種比較についてはGeekbench 5測定データまとめをご覧ください。画像はクリックで拡大できます。50219311630

 

Yoga Tab 11の通信環境(WI-Fi)のテスト

測定環境

Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。

1階部分

2階部分

※タップで画像を拡大できます。

 

検証結果

スピードテストを行った結果です。ポイント⑥になるほど実質的な距離が大きくなります。

ダウンロード数値比較

ルーター前:435Mbps
ポイント②:333Mbps
ポイント③:425Mbps
ポイント④:392Mbps
ポイント⑤:391Mbps
ポイント⑥:123Mbps

アップロード、PING、ジッターを計測した数値を表にまとめています。

測定項目 ダウンロード アップロード PING
単位 Mbps Mbps ms
ルーター前 435 336 8
ポイント② 333 318 8
ポイント③ 425 403 6
ポイント④ 392 354 7
ポイント⑤ 391 332 7
ポイント⑥ 123 148 9

 

通信スピードテストの評価

安いタブレットのため遠距離での通信速度を懸念していましたが、全く問題なく使えて快適です。

 

Yoga Tab 11のカメラスペック

カメラスペック

タブからイン・アウトカメラスペックを切り替えられます。クリックしてご覧ください。

有効画素 F値 光学手振れ補正
アウトカメラ 800万画素 - -
有効画素 F値 光学手振れ補正
イン 800万画素 - -

 

Yoga Tab 11で撮影した作例

作例を掲載しています。各画像はクリックで拡大することができます。総合的に見て、タブレットの中では比較的綺麗な描写力を持っています。

1倍

2倍

5倍

6倍

 

被写体によるホワイトバランスの変化を検証しました。

黒のカメラに焦点

緑の葉に焦点

 

明るい色、暗い色の花の撮影による変化を検証しました。

明るい花にピント

黒い花にピント

 

接写能力を検証しました。

文字を撮影

 

 

前後でピントを調整し撮影しました。ボケ味はあまり強くはありません。

前の花にピント

後ろの花にピント

 

Yoga Tab 11の外観

背面は上部がファブリック調、下部がプラスチック仕上げになっています。本体右上にYOGAの文字があり、ここだけメッキ加工されています。背面カメラはシングルで800万画素となっています。

 

表面です。ベゼルは広めですが、エッジが垂直に落ちているので安っぽさは感じません。なおカメラは横置きした際、上側に来る設計になっています。

 

背面のスタンドです。角度は柔軟に変えることができ、ほぼ垂直状態でも自立します。

 

反転させて使えば、スタイラスペンで入力しやすいスタイルにすることも可能です。

 

本体右側にはスピーカー、microSDスロット、音量ボタン、電源ボタンがあります。充電用のUSB Type-Cコネクタは右のみとなっています。

 

本体左側はスピーカーのみとなっています。

 

microSDスロットを外した様子です。

 

付属品です。標準では15Wのケーブルとなっています。

 

Yoga Tab 11のメリット・魅力

価格と性能バランスが良い

Yoga Tab 11は3万円台でありながら、しっかりと実用的に使えるプロセッサが搭載されています。ハイエンドタブレットまではいかないものの、価格を考えれば十分なパフォーマンスと感じました。

 

IPS液晶ディスプレイで美しい

過去発売されてきたAndroidタブレットは低価格ゆえにディスプレイ性能が低いものが多かったですが、本モデルは視野角の広いIPS液晶を搭載しています。見やすく美しいディスプレイで、動画鑑賞や電子書籍閲覧をより楽しめます。

 

JBLの4スピーカーは価格以上の価値

Yoga Tab 11のJBLスピーカーは非常に性能が良く、他のタブレットとはレベルが違います。特に低音までしっかりと出ており、iPad Pro級かそれ以上の能力があります。動画鑑賞を前提にするなら、このメリットは大きなプラスとなるでしょう。

 

顔認証がスムーズ

Android由来のタブレットということもあり、顔認証がスムーズで使いやすいです(電源ONして、顔認証するとホーム画面へ移行する)。

 

スタンドがこの上なく便利

筆者のタブレットの用途はネットサーフィンと動画鑑賞ですが、どちらのパターンでもスタンドがとにかく便利。特に動画を見る時はわざわざタブレットスタンドを取りに行く手間が省けます。

 

スタンドでタブレットをホールドできる

地味に便利だったのが背面のスタンドに手を通しておいてホールドできること。タブレットは重く大きいので両手使いが前提になるものの、一時的であれば引っ掛けておくことが出来て便利です。

 

タブレットの中ではカメラが綺麗め

Androidに限らずタブレットはカメラ機能が弱いケースが往々にしてありますが、Yoga Tab 11は比較的綺麗に撮れる印象を持ちました。ただし、800万画素のシングルカメラなのであまり期待はせず、メインはスマホで使う方が良いでしょう。

 

Yoga Tab 11のデメリット・欠点

処理がもたつくことがある

Antutuベンチマークテスト結果は27万点でミドルレンジのスマートフォンと同程度の実力となりました。十分使えるレベルにはあるものの、最新iPhoneやSnapdragon800番台を使っている人にとってはもたつきを感じることがあるかもしれません。

 

ケースを付けたい人には不向き

本体はスタンドがあることもあり、特徴的な形になっています。傷を付けたくないから、ケース運用したいという人にはあまり向きません。また背面はファブリックなので好みが分かれる点も注意して下さい。

 

みんなの口コミ

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Yoga Tab 11
Average rating:  
 1 レビュー
by SIMPC on Yoga Tab 11

今まで日本になかった絶妙な立ち位置のAndroidタブレット。安めのタブレットが欲しい人にはぴったりマッチするはず。処理速度は格安スマホレベルなので、ヌルサクまでは行きませんが動画を見たり、ネットをするだけならこれで十分です。

 

女性目線の口コミ

妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。

女性目線のコメント

  • スタンドが付いていて便利
  • レシピを見るのにも良さそう

 

Yoga Tab 11がおすすめな人

タブレットを宅内で持ち運ぶ人

最もおすすめなタイプが自宅内でタブレットを持ち運ぶ人です。特に動画視聴する場合、タブレットスタンドと併用する人も多いと思います。しかし、Yoga Tab11ではスタンドが本体に付いているため、スタンドを持ち運ぶ不便さから解放されます。

 

動画鑑賞メインで安いタブレットが欲しい人

メリットでも書いた通り、このタブレットの大きな利点としてJBLのスピーカーが優れていることにあります。値段帯を考えれば、高いパフォーマンスを持っているので動画鑑賞することが多いならぜひ活用してみて下さい。

 

Yoga Tab 11がおすすめではないタイプ

処理速度を最優先にしたい人

処理速度は悪くはないものの、格安スマホと同程度の実力のため、ハイエンド級のタブレットと比較すると見劣りします。より処理速度を求めるなら上位でSnapdragon830を搭載したYoga Tab 13を検討することをおすすめします。

 

Yoga Tab 11の実機レビューまとめ

ちゃんと使える格安タブレット

結論

3万円台で買えるタブレットでありながら、実用性に優れたモデルです。特に動画鑑賞、ネットサーフィンが主なら背面スタンドとJBLの4スピーカーでQOLアップすること間違いないでしょう。

 

Yoga Tab 11を安く買う方法

Yoga Tab 11は2021年9月10日時点において、公式直販サイトでは発売されておらず、大手家電量販店の取り扱いが中心となっています。そのため、楽天市場などを利用して、ポイントを稼ぐ形で安く買う方法が良いでしょう。

 

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