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レビュー・評価の概要
過去モデルから続くS13の正統進化モデルです。 13インチで質量約1kgということから持ち運びに優れ、かつ豊富なインターフェースを持つので、外出が多いユーザーに特にオススメな1台です。
発売年度 | 2025年 |
プロセッサ | Core 7 150U Core 5 120U Core 3 100U |
RAM | 16~32GB |
ストレージ | 256GB~1TB |
画面サイズ | 13.3インチ |
GPU | 内蔵グラフィックス |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 対応モデル有り(ブラックのみ) |
重量 | 1040g |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
2025年9月24日時点で157,800円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
VAIOならではの品質
過去から踏襲しているVAIOならではの品質の高さは健在です。本体そのもののクオリティの高さだけでなく、細部の装飾なども含めてブランドイメージを継承したデザインになっています。
ほぼ1kgの軽量性
13インチモデルは過去から長くラインナップされていますが、昔から1kg程度で持ち運びやすさに優れています。販売年度で型番が変わっても重さがほとんど変わっていないので、今まで購入してきた人も改めて買い直す際にイメージとのギャップが少ないとも言えます。
インターフェイスの多さ
他メーカーの場合、薄型軽量をアピールするモデルの場合はインターフェースを削る傾向にありますが、VAIOに関しては過去からそういうことは一切なく、ビジネスシーンでも使いやすいインターフェースが揃っていることが特徴です。
価格とコストパフォーマンス
高級モデルということもあり、価格は20万円から30万円程度のイメージでしたが、現在は廉価モデルが比較的購入しやすい値段まで落ちてきています。昨今のCPUのパフォーマンス向上もあり、最高レベルのモデルを買わなかったとしても充分に機能することを考えるとお得さが増してきていると言えそうです。
2025年9月24日時点で157,800円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
スペック
今回レビューしたVAIO S13(2025)のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2025年 | |
サイズ | 299.3×221.1×19.6mm | |
重量 | 本体 | 1040g |
アダプタ | 225g | |
CPU | Core 7 150U | |
GPU | 内蔵グラフィックス | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 512GB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 13.3インチ |
解像度 | 1920×1200 | |
アスペクト比 | 16:10 | |
形式 | 液晶 | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 92万画素 |
物理シャッター | 無し | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5.3 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 記載なし |
公称値 | 21時間 |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 3931.76 | 2641.95 |
SEQ1M Q1T1 | 2407.90 | 2580.10 |
RND4K Q32T16 | 504.94 | 329.00 |
RND4K Q1T1 | 70.17 | 145.97 |
外観
天板にはVAIOの文字が銀で刻印されています。

開いた様子です。

本体右側にはUSB Type-Cポートを2つ、フルサイズイーサネットコネクタ、HDMI、USB Type-Aポートを備えます。

本体左側にはUSB Type-A、セキュリティーロック、ジャックを備えます。

キーボード全体です。キー自体にはクセがなく使いやすいですが、パームレストに指紋が付きやすい素材です。

キーストロークは1.6mm、キーピッチは18.5mmです。

タッチパッド幅は90mmで昨今のPCとしては小さめです。

本体質量は1040gでした。

アダプター込みの質量は1265gです。

メリット・魅力
持ち運びのしやすさ
13インチというサイズ感はモバイル性に非常に優れています。 14インチのノートパソコンでは鞄のサイズ感を選ぶこともあることから、より気軽に持ち運べる利便性があります。
VAIO S13は約1kgという軽量性もあり、バッテリー持続時間も長いことから外出先で使うパソコンとして大きな力になってくれるでしょう。
インターフェイスの多さ
過去からバイオはインターフェースの多さが魅力のモデルです。どのメーカーも一般的に年ごとのバージョンアップを経てどんどんインターフェースが減っている傾向を考えると、どんなシーンにおいても過不足なく使える拡張端子があることは大きなメリットです。
VAIOという安心感
長年日本で発売されている人気のブランドということもあり、ブランド自体に安心感があります。当然サポート、問い合わせもしやすいことも安心感につながる一つのポイントと言えるでしょう。
デメリット・欠点
軽量だが厚みはある
過去からVAIOシリーズの一つの弱点でもありますが、軽量にもかかわらず厚みが少しほかのメーカーに比べるとあることがデメリットと感じます。
カメラの画素数が低い
スペックを見てみるとカメラの画素数が92万画素と同価格帯のノートパソコンと比較して低い数値になっています。このノートパソコンはビジネスシーンで使う人も多いと言うことから、カメラの画素数が低いこと自体が使い勝手に影響することも考えられます。
Wi-Fi7は非対応
20年はWi-Fi7対応のノートパソコンが数多く販売されました。高級グレードのほとんどが対応している中、本モデルは残念ながら対応していません。これからどんどんWi-Fi7が浸透して行くことを考えると、少し残念なポイントです。
無線LAN対応モデルはブラックのみ
デメリットとするのには少し微妙かもしれませんが、無線LAN対応モデルはブラックのみとなっています。
おすすめなタイプ
外出が多いビジネスパーソン
13インチのノートパソコンで軽量ということ、そしてインターフェースに優れているということから外出が多いビジネスマンには特におすすめです。無線LAN対応モデルもあるため、インターネットへの接続性を重要視する人にもメリットが大きくなっています。
おすすめできないタイプ
薄型を求めるユーザー
デメリットも書いた通り、VAIOは軽量でありながらも薄型の点ではあまり昔から改良がなされておらず、少し厚みがあるような印象を受けます。厚みがあるとカバンを選ぶことがあるので、注意しておきましょう。
自宅と外出先で利用が半々のユーザー
13インチノートパソコンは便利な一方画面サイズとしては少し小さめに感じます。そのためもし自宅と外出先での利用が半々ということであれば、外部ディスプレイを自宅で使用するか、同じブランドである14インチノートのVAIO S14の方が使い勝手が良くなるのではないかと感じます。
カスタマイズ・モデルの選び方
昨今のノートパソコンは基本のスペックが高くなってきているため、最上級グレードを買う必要はありませんが長く使うことを考えるとCore 5クラスが妥当だと感じます。
実機レビューのまとめ

前のシリーズはどのグレードも年々正当な進化を続けており、過去同じブランドを買った人でも買い替えがしやすいモデルと言えます。
家電量販店などでも実機が触りやすいので、興味がある人は一度立ち寄って実際の軽さや質感などをチェックしてみると良いでしょう。
2025年9月24日時点で157,800円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
安く買う方法・コツ
VAIO S13に限らず、VAIO(バイオ)のパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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