GAOMON PD1560のレビュー概要
GAOMONの激安15インチ
PD1560はGAOMONから発売されている、15インチの激安液晶タブレットです。
筆圧段階が最高クラスの8192レベルまで使える上、左側に数多くのショートカットキーを配置しており、キーボードに触れる回数を減らしつつ作業ができる端末になっています。
簡易スペック表
メーカー | GAOMON |
画面サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1920×1080 |
NTSC | 72% |
ペン | 充電必要 |
※詳細スペックはこちら。
GAOMON PD1560の実機レビュー目次
忙しい方はまず特徴をご覧ください。実際に利用した感想については、メリット・デメリットの欄からご確認ください。
※本記事はAmazonで購入の上、レビューを行っています。
GAOMON PD1560 の特徴
この項目では、GAOMON PD1560 の特徴についてのみ触れています。実際に使った感想はメリット・デメリットでご覧ください。
スペック的には最高クラス
GAOMON PD1560のスペックは筆圧検知8192レベルで、さらに公式には書いていませんが傾き検知があり、他社の上位モデルにも劣らないほどの性能を持っています。
液晶はIPSのFHDとなっており、視野角、見やすさの点で両立しており、スペック面では申し分ない特徴を持ちます。
スタンドが付属
レビューしたWacom Cintiq Pro 13や他社の液晶ペンタブレットはスタンドが別売りのケースが多いですが、PD1560はスタンドが最初から付属しています。
価格が安くクーポン配布が多い
とにかく対スペック比で考えると低価格です。高級機を買いたいけど手が出ない・・・という人のためにぴったりです。エントリーでも性能は妥協したくないという人向けの製品になっています。
また、amazonにてクーポン配布をすることが多いのも大きなメリットです。amazonのGAOMONショップとPD1560のページを見て下さい。比較的、高確率でクーポンを出していることが多いです。
GAOMON PD1560 のスペック
今回レビューしたGAOMON PD1560 のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売日 | 2017/9/24 | |
寸法 | 344.16 × 193.59mm | |
重さ | 1.58 kg | |
ディスプレイ | サイズ | 15.6インチ |
形式 | IPS | |
画素数 | 1920×1080 | |
NTSC | 72% | |
ペン性能 | 筆圧感度 | 8192段階 |
傾き検知 | 記載なし(※) | |
充電形式 | 充電必要 | |
ショートカット | キー | 10個 |
バー | 0本 | |
インターフェース | HDMI | 〇 |
DisplayPort | × | |
VGA | × | |
USB-C | × | |
サポート | Windows | Windows7~ |
Mac | 10.12~ |
※傾き検知機能はあります
※詳細スペックはこちら
スペックの解説
本機は2017年9月からamazonで取り扱いが開始されたペンタブレットです。液晶サイズは15.6インチで大型。筆圧検知レベルは8192段階となっており、視野角も広い一台となっています。
サイドにショートカットキーを10個配置しており、作業効率化が可能です。
GAOMON PD1560 の外観
同梱物一覧です。ケーブル類は太め。PC側の本体接続はHDMIとUSB-Aになっています。ペンタブ側はHDMI、USB-Cです。
サイドです。ケーブルのアウトプット部分です。
逆サイトには電源ボタン、ショートカットキー、調整用メニューボタンがあります。
スタンドです。ねじ4本で固定しています。
こちが実際に繋いでいる様子です。さらに電源ケーブルが付属されています。
ペンとペン台です。ペン台は背面に芯の取り換え用具が付いています。
ペン台の中には替え芯が8本付属しています。
参考までにApple Pencilと比較した様子です。先は沈み込むようになっています。
GAOMON PD1560 のメリット・魅力
ドライバのインストールだけで簡単に使える
中国製の液タブを購入したことで、一番心配していた部分が、スムーズに使いはじめられるかどうか? というところでした。
中国製品が悪い、というわけではありませんが、説明書が不親切な場合が多いからです。しかし、実際はとても簡単。ネットからドライバをインストールするだけで終わります。
一応、GAOMONの公式サイトのリンクを置いておきます。こちらからのダウンロード、インストールを行うだけで使えるようになります。
ドライバーページ
公式サイト:GAOMONダウンロードページ (※windows用のドライバとMac用のドライバがあるので注意してください)
資料修正が楽になった
今回はタッチパネル非対応パソコンで資料修正用に購入しましたが、非常に楽になりました。傾きの検知や筆圧の検知を利用して、微妙な表現ができるのは、イラストでなくてもとても助かります。
専用のショートカットキーの設定画簡単
ショートカットキーの設定は、専用のソフトで行います。設定はとても簡単。パソコン上で立ち上げて、それぞれショートカットを設定するだけです。
サイドにある10個全てショートカットを割り振れます。また、ペンにはボタンが付いていますが、こちらにも割り振ることが可能です。
縦向き仕様も可能
画面領域を縦にすれば、縦向きで使うことも可能です。
私は資料修正がメインなので縦向きはまず使いませんが、マンガを描いたりする場合には、縦向きが優れているのではないでしょうか。
GAOMON PD1560 のデメリット・欠点
ケーブル類が太く取り回し性が悪い
ケーブルがかなり太く取り周りが悪いです。特にペンタブレット本体側から2本出ているので、他社製品と比べて、収納効率が悪いです。
MacBookで使う場合は接続ハブが必要
GAOMON PD1560自体の問題ではありませんが、MacBookで使う場合はさらに接続ハブが必要です。私はiMXPW USB-Cハブを利用していました。ただ2020/04/06時点で入荷未定になっているので、同系統のMac用のハブをおすすめします。またどうせ買うなら、以下のように転送量の大きいThunderbolt3対応を買いましょう。液タブに限らず用途が広くなります。
GAOMON PD1560 の実機レビューまとめ
15インチの激安ペンタブレット
結論
GAOMON PD1560はペンタブレットとして最高クラスの性能を持ちながら、超低価格で購入できる製品です。
パソコン側にポートが揃っていればハブなどの追加部品無しで使えるため、余分なお金がかからないので、液タブ買いたいけど初心者だし、あまり投資できないなぁという人にもおすすめです。
また、イラストを描く人だけでなく、ペン入力をできるように拡充環境を作りたい人にも良いでしょう。