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レビュー・評価の概要
LAVIE N13は約1kgとなっており、持ち運びしやすい軽量ノートパソコン。
それでいてパフォーマンスも十分に備えた一台となっています。
発売年度 | 2023年 |
プロセッサ | Core i7-1255U Core i5-1235U Core i3-1215U |
RAM | 8~16GB |
ストレージ | 256~512GB |
画面サイズ | 13.3インチ |
GPU | Iris Xe Graphics intel UHD Graphics |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 985g |
Cinebench R20 | 2076pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
2023年11月13日時点で133,980円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではLAVIE N13(2023年春モデル)の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
第12世代intelプロセッサ搭載
LAVIE N13は第12世代のintelプロセッサを搭載しており、パフォーマンスは十分。今回はCore i5モデルでテストしていますが、Cinebench R20で2000ptsを超える結果となっています。
軽量で持ち運びしやすい
本体質量が約1kgでしかも薄型のモデルとなっているため、軽量で持ち運びしやすいパソコンです。もちろんUSB PDにも対応しているため、持ち運びアイテムを減らすことも可能です。
価格とコストパフォーマンス
本モデルは10万円後半がメインなため、一般的なノートパソコンの中では価格は高めですが、1kg切りのノートパソコンかつ国産という括りで見るとコスパは高いと言えるでしょう。
2023年11月13日時点で133,980円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
スペック
今回レビューしたLAVIE N13 2023年春モデルのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2023年 | |
サイズ | 216×307×17.9mm | |
重量 | 本体 | 985g |
アダプタ | 250g | |
CPU | Core i5-1235U | |
GPU | Iris Xe Graphics | |
メモリ(RAM) | 8GB | |
ストレージ | 1st | 256GB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 13.3インチ |
解像度 | 1920×1080 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
形式 | IPS液晶 | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 92万画素 |
物理シャッター | 有り | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5.1 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 公式記載なし |
公称値 | 18時間 |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 2076 |
シングル | 473 | |
Cinebench R23 | マルチ | 5547 |
シングル | 1496 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | – | – |
高品質 | – | – |
軽量品質 | 1948 | 動作困難 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 634.12 | 435.28 | 14 |
ポイント② | 557.96 | 375.74 | 14 |
ポイント③ | 666.47 | 392.14 | 13 |
ポイント④ | 624.42 | 406.75 | 14 |
ポイント⑤ | 437.50 | 263.02 | 13 |
ポイント⑥ | 291.52 | 220.09 | 14 |
通信スピードテストの評価
全エリアで200Mbpsを超える速度が出ており、十分なパフォーマンスを持っています。
USB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。
W数 | 充電の可否 | 検証に用いた機種 |
---|---|---|
20W | △ | PowerPort Ⅲ Nano |
30W | △ | PowerPort Atom Ⅲ Slim 30W |
45W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W |
61W | 〇 | RP-PC133 |
100W | 〇 | Anker 736 Charger |
外観
天板はNECのマークのみとなっており、シンプルなデザインです。

開いた様子です。上下のベゼルは昨今のパソコンの中ではかなり大きめです。

上部ベゼルです。

下部ベゼルです。

キーボード全体です。一般的なパソコンと比較してFnとCtrlが逆になっているため、最初は慣れないかもしれません。

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、18.66mmとなりました。また、SHINWAのデップスゲージでキーストロークを測定したところ、1.7mmとなっています。

タッチパッド幅を計測したところ、100mmとなりました。

本体右側にはセキュリティロック、フルサイズHDMI、USB Type-Aポートが二つ、オーディオジャックを備えています。

本体左側にはUSB Type-Cポート、フルサイズSDスロットを備えています。

本体の重量を測定したところ、985gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、1235gとなりました。充電器単体では250gとなります。

メリット・魅力
十分なパフォーマンス
第12世代intelプロセッサはパフォーマンスが前世代と比べて大幅にアップしていることもあり、実用上十分なパフォーマンスを備えています。
1kg前後のPCとしてはコスパが高い
軽量ノートパソコンはどのメーカーも鎬を削っている領域になりますが、その分価格が高くなる傾向にあります。LAVE N13は国産ノートパソコンでかつ、1kg前後という付加価値も持ちながら20万円以下で購入することができます。これは外資メーカーと比較して、コスパを張り合えるレベルと言えます。
デメリット・欠点
ベゼルが大きめ
外観のところでも書いた通り、昨今ノートパソコンの中ではかなりベゼルが大きめです(特に上下)。ベゼルの大きさは見た目で重要なポイントなので、購入検討している場合は事前に一度現物を見ておくことをおすすめすます。
Corei3モデルは注意
本モデルはCore i5モデル以上とCore i3モデルでかなりスペックが異なります。まずはグラフィックスがintel UHD Graphicsになる点。
さらにバッテリー持続時間が18時間から12時間に低下する点です。予算の問題はありますが、もし選ぶならCore i5モデルを選ぶようにしてください。
おすすめなタイプ
大学生
軽くて持ち運びしやすいことや、インターフェイスがしっかりと揃っている点などを考慮して、大学生には特におすすめのノートパソコンです。
特に1kg以下のモデルでありながら、USB Type-AおよびC、さらにフルサイズHDMIを備えているためデータのやり取りや発表などもしやすい点が優れています。
おすすめできないタイプ
SSD容量が必要な人
LAVIE N13は最大でもSSDが512GBモデルまでしか選ぶことができません。写真、動画などでデータを大量に保存する場合は別途外付けがいるので注意して下さい。
カスタマイズ・モデルの選び方
本モデルはかなり幅広くカスタマイズが可能になっています。Core i5モデル以上であれば、最低限のパワーは持っているのでそこから予算に合わせて選ぶようにすると良いでしょう。
実機レビューのまとめ

国産モデルとしては珍しい1kg切りでコスパに優れたノートパソコンです。
インターフェイスが多く、対応力が高いため初めてパソコンを買う人(特に大学生)に検討して欲しいモデルと言えるでしょう。
2023年11月13日時点で133,980円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
安く買う方法・コツ
LAVIE N13 2023年春モデルに限らず、NECのLAVIEパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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