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レビュー・評価の概要
LOQ Essential Gen9は外部GPUを搭載したゲーミングノートパソコンでありながら、10万円以下から購入可能なエントリーモデルとなっています。
高フレームレートまでは必要としないレベルであったり、グラフィックを必要とする用途で使える一台になっています。
発売年度 | 2025年 |
プロセッサ | Core i5-12450HX Core i7-12650HX |
RAM | 16GB |
ストレージ | 512GB~1TB |
画面サイズ | 15.6インチ |
GPU | GeForce RTX4050 GeForce RTX3050 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 1845g |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
2025年8月13日時点で99,588円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
intel Hシリーズプロセッサを搭載
本モデルのプロセッサにはIntel Hシリーズのプロセッサが搭載されており、一般用途で使うなら十分以上のパフォーマンスを有しています。
外部GPUを搭載
外部GPUとしてはRTX3050、もしくは4050を搭載しています。ゲーミングパソコンとしてはエントリーレベルとなっています。
一般ノートと変わらないレベルの価格帯
一番の特徴は一般的なノートパソコンと変わらないレベルの価格帯であることです。Hシリーズのプロセッサと外部GPUを搭載して10万円以下から購入できるのはなかなかありません。
価格とコストパフォーマンス
LOQ Essential Gen9はとにかく価格が安くなっています。ただし、注意して欲しいポイントとしてのちにデメリットでも後述していますが、外部GPUとしてはさほどパフォーマンスが高いものではありません。
高いパフォーマンスを必要とするゲームをしたい場合は結果的にコストパフォーマンスが低くなってしまうので気をつけて下さい。
2025年8月13日時点で99,588円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
スペック
今回レビューしたLenovo LOQ Essential Gen 9のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2022年 | |
サイズ | 359.3×235×22.95mm | |
重量 | 本体 | 1845g |
アダプタ | 485g | |
CPU | Core i5-12450HX | |
GPU | GeForce RTX 3050 | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 512GB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1920×1080 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
形式 | IPS液晶 | |
リフレッシュレート | 144Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 720p |
物理シャッター | 無し | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5.2 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 57Whr |
JEITA3.0 公称値 | 約9.6時間 |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
外観
天板はLOQのロゴのみとなっており、非常にシンプルなデザインです。

背面は縦型のスリットが設けられています。ゲーミングパソコンとしては少なめとなっています。

キーボード全体です。一部キーは接合していますが、キー配置にクセはなく打ちやすい印象です。ただし、ゲーミングPCとして考えると浅めの打鍵感になっている点は気になります。

キーピッチは19.0mm、キーストロークは1.1mmです。

タッチパッド幅は105mmとなっています。

本体右側にはUSB Type-Aポートとメディアリーダーを備えます。

本体左側には電源ポート、フルサイズイーサネットコネクタ、HDMIポート、USB Type-A、USB Type-C、ヘッドフォンジャックを備えます。

本体質量は1845gとなっています。

充電コネクタを含む総重量は2330gです。

メリット・魅力
とにかく安い価格
外部GPU搭載のノートパソコンが10万円以下で買えるものはかなり少なくなってきたこともあり、ある意味珍しいモデルといえます。まずパソコンでゲームを試してみたい人向けと言えます。
プロセッサのレベルも十分
外部GPUのパフォーマンスは弱めではあるものの、プロセッサのパフォーマンスとしては高く、一般用途で困ることはないレベルです。
デメリット・欠点
グラフィックス性能には限り
何度か書いていますが、外部GPUのグレードは低めのものになるためゲームを中心に運用はあまりお勧めできません。軽いゲームや一般用途プラスアルファでグラフィックス用途に使うレベルのみと言えるでしょう。
プロセッサのバージョンが古め
プロセッサのバージョンが古いこともあり、最新モデルに比べるともちろん劣る他、最新のAI機能が使えないことがデメリットとして挙げられます。
おすすめなタイプ
安くゲーミングパソコンを試したい
最廉価グレードでは軽めのグラフィックスボードを積んでいることもあり、ゲーミングパソコンの中ではかなり低価格から購入することができます。まず、ゲーミングノートを使ってみたいという人や軽いゲームを楽しみたい人におすすめです。
一般用途プラスアルファで使いたい
ゲーミングパソコンという範疇だけなく、一般用途にプラスして少しだけ画像や動画編集したいという人にもおすすめです。
おすすめできないタイプ
ハードにゲームをしたい人
軽めのGPUということもあり、ハードにゲームをして高フレームレートを求めるような人には残念ながらおすすめはできません。その場合、予算を上げるかデスクトップPCにして対応するようにした方が良いでしょう。
カスタマイズ・モデルの選び方
本モデルの特徴として、RTX3050もしくはRTX4050がメインになっているためハードなゲームには向きません。その上で上位モデルを購入してもプロセッサのパフォーマンスが上がるだけなので、それであれば別のよりグラフィックス性能が高いモデルを選択する方が良いと感じます。
実機レビューのまとめ

2025年時点ではプロセッサに古さはあるものの、軽めのゲーミングを行うのであれば十分使えるレベルです。性能よりもゲーミングPCを試してみたい人向けのモデルと言えるでしょう。
2025年8月13日時点で99,588円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
安く買う方法・コツ
Lenovo LOQ Essential Gen 9に限らず、Lenovoのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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