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HP Elite x2 G8の実機レビュー:メリット・デメリットと評価まとめ

本サイトの記事は広告を含みます。

本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。

レビュー・評価の概要

デザイン性の優れたタブレットPC

HP Elite x2 G8はWindowsパソコンの中でも特に優れたデザイン性を持つ軽量タブレットPC。

軽やかな見た目に反して、中身は高性能なプロセッサが搭載されているため、パフォーマンスは十分です。SIMフリーモデルやプライバシースクリーン(覗き込み防止)機能が搭載されたモデルがあります。

当サイトの評価

総合満足度
 (5)
発売年度2021年
プロセッサCore i7-1165G7
RAM16GB
ストレージ256GB~1TB
画面サイズ13.3インチ
GPUIris Xe Graphics
USB-PD対応
モバイル通信対応モデル有
重量1185g
Cinebench R201505pts

※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。

HP Elite x2 G8の商品情報

現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。

特徴

ここではHP Elite x2 G8の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。

ダントツでかっこいい本体デザイン

HP Elite x2 G8は数あるタブレット型ノートパソコンの中でもダントツでかっこいいデザインを誇ります。特に細いながらも剛性のある背面フレームが特徴的。外でもカッコよく使えるでしょう。また、これだけデザイン性に優れながらも軽量性を両立している点が魅力と言えます。

3Kを含むディスプレイが選択可能

本モデルでは3:2のディスプレイを採用しており、3Kモデルやプライバシースクリーン搭載モデルなど、予算に合わせて3種類から選択することが可能です。

SIMフリーモデルでLTE通信可能

Wi-FiモデルとSIMフリーLTE通信可能なモデルを揃えています。価格差は小さめなので、常時ネット接続をしたい人は検討してみても良いでしょう。

純正のリチャージブルアクティブペンに対応

本モデルは別売りにはなるものの、メーカー純正のスタイラスペンの取り扱いがあります。同一メーカーのスタイラスペンがあるということだけで、利便性という意味で大きな利点となります。

価格とコストパフォーマンス

2022年3月30日時点でCore i3-1125G4モデルが137,280円(税込)となっています。タブレットPCは一般的に高くなる傾向がありますが、HP Elite x2は相場より少し安めな印象を受けました(キーボードが同梱されているため、他社製品はキーボード込みを想定)。

また、よりコスパが良いのはLTEモデルで約1万円の追加で仕様変更できます。外出先で常時接続したいユーザーにとっては価格面で特に魅力的なモデルと言えるでしょう。

HP Elite x2 G8の商品情報

現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。

スペック

今回レビューしたHP Elite x2 G8のスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売年2022年
サイズ289.3×223×14.2mm
重量本体1185g
アダプタ300g
CPUCore i7-1165G7
GPUIris Xe Graphics
メモリ(RAM)16GB
ストレージ1st512GB
2nd
ディスプレイサイズ13.3インチ
解像度3000×2000
アスペクト比3:2
形式IPS液晶
リフレッシュレート公式記載なし
フロントカメラ画素数1080p
物理シャッター無し
リヤカメラ画素数無し
Wi-Fia/b/g/n/ac
bluetoothv5
モバイル通信非対応
光学ドライブ非搭載
バッテリーサイズ2セル
公称値公式記載なし

レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。

公式サイトで他グレードを見てみる

ベンチマーク結果一覧

CINEBENCH

CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。

バージョン測定モード測定値[pts]
Cinebench R20マルチ1505
シングル485
Cinebench R23マルチ3587
シングル1302

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。

Read[MB/s]Write[MB/s]
SEQ1M Q8T13537.453199.50
SEQ1M Q1T12006.721799.16
RND4K Q32T16599.83278.85
RND4K Q1T162.41124.22

ゲームベンチマーク

FF15

ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。

モードスコア評価
最高品質
高品質
軽量品質2522やや重い
※基本的にグラフィックボード搭載モデルのみ高品質以上のテストを行います。

モニター評価(色域)

モニターの色域カバー率は以下の通りです。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。

測定項目カバー率[%]カバー比[%]
sRGB73.072.5
Adobe RGB98.1101.4

通信環境(Wi-Fi)のテスト

測定環境

Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。

テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。

1階部分

2階部分

ルーター前:610.8Mbps
ポイント②:363.35Mbps
ポイント③:589.25Mbps
ポイント④:455.94Mbps
ポイント⑤:436.16Mbps
ポイント⑥:276.75Mbps
測定項目ダウンロードアップロードPING
単位MbpsMbpsms
ルーター前610.8574.5112
ポイント②363.35319.0511
ポイント③589.25486.9511
ポイント④455.94486.7611
ポイント⑤436.16464.9411
ポイント⑥276.75200.6311

通信スピードテストの評価

USB-C(PD)による充電テスト

USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。

W数充電の可否検証に用いた機種
20WPowerPort Ⅲ Nano
30WPowerPort Atom Ⅲ Slim 30W
45WPowerPort Atom Ⅲ Slim 45W
61WRP-PC133
100WAUKEY PA-B7

外観

天板(タブレット外側)はHPのロゴマークが記載されています。またタブレットのため、800万画素のアウトカメラを備えます。

表向きにしてタブレットとして背面のスタンドを利用した様子です。スタンドが細いフレームのため、高級感があります。

キーボードカバーを装着した様子です。カバーもシルバーとなっているため、統一感があります。タブレットのため平置きすることができますが、スタンドでの最大開き角は170°となります。

タブレットにカバーとして取り付けるタイプの特殊なキーボードですが、配置は普通です。キーボード部分の剛性感が高く、タブレットカバーでタイピングしている印象がなくなるほどしっかりしているのが特徴です。キーボードのタイピング音は無い静音タイプになっています。

上部ベゼルです。

下部ベゼルです。

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、18.84mmとなりました。また、SHINWAのデップスゲージでキーストロークを測定したところ、1.5mmとなっています。キーボードはタブレットカバーにありがちな打ち込み時のたわみがないため、非常に打ちやすい印象を受けました。タブレットカバー付きのノートパソコンとしては最もタイピングしやすかったです。

タッチパッド幅を計測したところ、94mmとなりました。サラサラで使いやすいです。またタブレット形式ですが、キーボード部分に剛性があり、しならないため操作感は上々です。タッチパッドはクリック時にカチカチと音が鳴るタイプです。

本体右側にはUSB Type-Cポートを3本備えています。

本体左側には音量ボタンと、ヘッドフォン、マイクコンボジャックを搭載しています。

本体の電源ボタンは上側に付属しています。スピーカー音はかなり良く聞きやすい印象です。特に人の声がクリアで聞きやすくなっています。ただし、低音はあまり強くないので、こだわる場合は別途スピーカーの追加をした方が良いでしょう。

本体の重量を測定したところ、1185gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、1485gとなりました。充電器単体では300gとなります。

メリット・魅力

タブレットPCとしてはリーズナブル

コストパフォーマンスの項目でも書いたように、タブレットPCとしてはリーズナブルな点が魅力です。特にLTEモデルでも15万円以下から手に入るので、外で使うサブPCを検討している人には良いでしょう。

人の声が聞き取りやすいクリアな音質

HP Elite x2 G8はスピーカー性能に優れており、人の声が非常に聞きやすいです。アクティブノイズキャンセリングも搭載していることやフロントカメラが1080pであることを考慮するとウェブ会議に優れた端末と言えそうです。

タブレットでは珍しいプライバシースクリーン

タブレットPCとしては非常に珍しいプライバシースクリーン(覗き見防止機能)が付いています。外出を想定したモデルだからこそ嬉しい特徴と言えるでしょう。

指紋認証を搭載

背面には静電型の指紋認証を搭載しています。外出先でタブレットを使う環境でもサッと指紋でロック解除できるのは大きなメリットです。

キーボードカバーの剛性が高い

タブレット型ノートパソコンの大きなデメリットがキーボードカバーの剛性ですが、本モデルは非常にしっかりとしており剛性面で不安がありません。そのため、タイピングがしっかりできるタブレットPCに仕上がっています。

デメリット・欠点

充電ポートが上側のためケーブルが余る

タブレットPCのため、電源ポートはディスプレイ型に付くことになりますが、視覚的にディスプレイを見ると充電ポートが見えてしまう点はスマートさが欠けると感じました。

軽量だが最高レベルではない点に注意

13インチのノートパソコンとしては十分軽量ですが、キーボードカバーを付けると約1.2kgとなり、決して軽いわけではありません。1kg未満で10万円前後のノートパソコンもチラホラと出てきているので、軽量性を優先するならPavilion Aero 13-beを検討すると良いでしょう。

おすすめなタイプ

動画鑑賞もする人

キーボードカバーを取り外せば、ディスプレイのみとなり、スマホに近い感覚で動画鑑賞に集中しやすいスタイルにすることができます。スピーカー音も比較的良いので、動画視聴に向いています。

常時ネット接続したい人

SIMフリーで4G LTEに対応しているため常時ネット接続したい人に向いています。SIMフリー対応PCとしては価格設定が安めなところも魅力です。

ペンを使う人

純正としてスタイラスペンが発売されています。スタイラスは純正でないと接続性や追従性の面で劣るため、純正品が発売されていること自体が大きなメリット。

資料にメモを書いたり、イラストを描いたりしたい人に向いています。特に3Kディスプレイでは色域カバー率が高くなるため、スタイラスペンを使うデザイン作業が捗るでしょう。

おすすめできないタイプ

軽量性を重視する人

デメリットでも書いた通り、13インチの2in1ノートパソコンとしては軽量ですが、13インチのクラムシェルモデルと比較するとさらに安くて軽量なモデルがいくつか存在します。

1kgを切ると、パソコンを持つ感覚は別物になるので軽量性を最重要視するなら、1kg未満のモデルを検討して下さい。

カスタマイズ・モデルの選び方

HP Elite x2 G8はプロセッサで3種類、ディスプレイやLTEモデルなどを考慮するとかなり数多くの種類があります。どのモデルも最低限のレベルはクリアしているため、予算で選ぶことになりますが、個人的にはCore i5以上を優先することをおすすめします。

理由は内蔵グラフィックスがCore i5以上だとIrix Xe グラフィックスになるためです。当サイトの過去検証でもCore i3のUHDグラフィックスとの差異は大きくなっています。長い間使うことを想定すれば、より優位なCore i5以上のモデルが良いでしょう。

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実機レビューのまとめ

本モデルはデザインの良さに目が行きがちですが、指紋認証を含む生体認証搭載、十分なスピーカー性能、剛性のあるキーボードカバーなど、中身もよくできた優等生的モデルになっています。

さらにプライバシースクリーンやアクディブノイズキャンセリング、そしてLTE通信にも対応しており、日常からビジネス用途まで弱点のない優れたタブレットPCとなっています。

HP Elite x2 G8の商品情報

現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。

安く買う方法・コツ

HP Elite x2 G8に限らず、HP(ヒューレットパッカード)のパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。

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