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本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
レビュー・評価の概要
EliteBook x360 1040 G8は、第11世代intelプロセッサを搭載したコンバーチブルタイプの軽量14インチノートパソコンです。
4Kディスプレイ、アクティブノイズキャンセリングマイク、5G通信対応、忘れ物防止のTileとノートパソコンの中でもトップクラスに機能充実したモデルになっています。
発売年度 | 2022年 |
プロセッサ | Core i5-1145G7 Core i7-1165G7 |
RAM | 8~16GB |
ストレージ | 256GB~1TB |
画面サイズ | 14インチ |
GPU | Iris Xe Graphics |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 対応モデル有 |
重量 | 1300g |
Cinebench R20 | 1914pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
特徴
ここではEliteBook x360 1040 G8の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
ハイパフォーマンスなプロセッサ
Elite Book x360 1040 G8には第11世代のCore i7プロセッサが搭載されています。第11世代から大幅にパフォーマンスアップしており、その恩恵を受けられます。

2in1コンバーチブル
一見クラムシェル型のノートパソコンですが、ヒンジが360度回転するタイプになっており、コンバーチブルとして使うことができます。

4Kディスプレイ
ディスプレイは4Kを選択できます。また、他製品と比較してコントラスト比が高い液晶であることもアピールされています。
アクティブノイズキャンセリング
Web会議ユーザー向けに標準でマイクのアクティブノイズキャンセルできる機能がついています。
SIMフリーに対応
本モデルでは5G通信に対応しています。外出先で大容量通信を行うなど、より快適に作業をしたい人向けです。
忘れ物防止のTileを搭載
ノートパソコンとしては非常に珍しい忘れ物防止機能のTileを内蔵しています。
価格とコストパフォーマンス
2022年4月12日時点で価格は22万円台からとなっています。
CPUのパフォーマンスだけで言えば割高感はあるものの、それ以外の4Kディスプレイ、5G対応、2in1コンバーチブル、軽量といった付加価値を考慮するとむしろ安すぎるくらいと感じました。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
スペック
今回レビューしたEliteBook x360 1040 G8のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2022年 | |
サイズ | 202.6×319.3×16.6mm | |
重量 | 本体 | 1300g |
アダプタ | 300g | |
CPU | Core i7-1165G7 | |
GPU | Iris Xe Graphics | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 512GB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 14インチ |
解像度 | 3840×2160 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
形式 | IPS液晶 | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 720p |
物理シャッター | 無し | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5 | |
モバイル通信 | 対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 公式記載なし |
公称値 | 8.4時間 |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 1914 |
シングル | 566 | |
Cinebench R23 | マルチ | 4450 |
シングル | 1450 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 3272.10 | 3055.03 |
SEQ1M Q1T1 | 2187.35 | 1939.26 |
RND4K Q32T16 | 1092.85 | 477.99 |
RND4K Q1T1 | 51.45 | 142.90 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | – | – |
高品質 | – | – |
軽量品質 | 2688 | やや重い |
モニター評価(色域)
モニターの色域カバー率は以下の通りです。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。
測定項目 | カバー率[%] | カバー比[%] |
---|---|---|
sRGB | 98.8 | 100.1 |
Adobe RGB | 74.2 | 74.2 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 525.01 | 376.38 | 8 |
ポイント② | 482.68 | 450.99 | 7 |
ポイント③ | 510.16 | 469.46 | 6 |
ポイント④ | 490.77 | 324.17 | 6 |
ポイント⑤ | 448.42 | 293.38 | 7 |
ポイント⑥ | 158.86 | 145.86 | 7 |
通信スピードテストの評価
USB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。
W数 | 充電の可否 | 検証に用いた機種 |
---|---|---|
20W | 〇 | PowerPort Ⅲ Nano |
30W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 30W |
45W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W |
61W | 〇 | RP-PC133 |
100W | 〇 | AUKEY PA-B7 |
外観
今回レビューしたのはCNCアルミニウム素材のタイプです。上品なシルバーにHPのメッキされたロゴが光ります。

背面も同じ素材が使われています。

開いた様子です。ベゼルが狭く、モダンさを感じます。フロントカメラは電子制御型のシャッターが付属します。

テントモードにした様子です。

キーボード全体です。エンターキー周辺がかなり大きいですが、それ以外はクセがなく、使いやすいデザインです。

本体右側にはUSB Type-A、フルサイズHDMI、USB Type-C×2ポートを備えます。

本体左側にはUSB Type-A、電源ボタン、ケンジントンロックを備えます。

スピーカーは背面パームレスト、およびキーボード横に備えます。4スピーカーとなっており、音質はクリアで聞き取りやすく、音楽も楽しめます。低音が欲しい場合はスピーカーを追加する方が良いでしょう。

本体の重量を測定したところ、1300gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、1600gとなりました。充電器単体では300gとなります。

メリット・魅力
軽量で持ち運びしやすい筐体
本体は1.3kg台で、持ち運びしやすい重さになっています。14インチサイズで薄型のため、カバンの中への収まりもよい点も魅力です。
見やすく美しいディスプレイ
4Kディスプレイを搭載していることもあり、非常に美しいです。コントラスト比が高く、2in1のコンバーチブルできるため、動画鑑賞にも使えるでしょう。また色域が広いため、クリエイターにも向きます。
キーボードなどの操作性が高い
2in1ノートパソコンはどれもキーボードやタッチパッドの操作性が低い傾向がありますが、本モデルはハイエンドということもあってかそういったことはなく、むしろクラムシェルのハイエンドに引けを取らない仕上がりになっていて、非常に使いやすいです。
ウルトラブックだがインターフェイス多め
軽量ウルトラブックはUSB Type-Cのみなど、思い切ったインターフェイスになることが多いですが、本モデルはフルサイズHDMI、USB Type-A等の端子があり、必要に応じて使いやすくなっています。
デメリット・欠点
全部入りのため価格は高い
4Kや5Gなどのハイエンド機能が全部入りされているため、価格はパソコンの一般相場から考えるとかなり高めです。しかし、同じ構成だと他社で30万円を超えるため、相対的に安い点は押さえておくべきでしょう。
駆動時間は短め
外出先で使うことが想定されるPCですが、バッテリー駆動時間が約8時間と短めな点に注意してください。USB PDに対応しているため、窒化ガリウムを使った小型電源を一緒に持ち歩くことをお勧めします。
おすすめなタイプ
外出先で開いたり閉じたりすることが多い人
EliteBook x360 1040 G8の強みは5Gが標準で対応しており、外出先で開いたり閉じたりして使うことが多い際に力を発揮することです。何もせずにWi-Fiにすぐ繋がるのは、想像以上に楽なのでおすすめです。
商談プレゼンする人
コンバーチブルタイプでかつ4Kディスプレイのため、商談で相手にディスプレイを見せる際に向いています。また、スピーカー性能も良いため動画プレゼンテーションにも良いでしょう。
おすすめできないタイプ
軽量性を最優先する人
本モデルは約1.3kgと軽量なノートパソコンですが、14インチは競合ひしめくクラスで1kg切りのノートパソコンも登場しています。そのため、軽量性を最優先するのであれば他の1kg以下のノートパソコンから探す方が無難になります。
対スペックでのコストパフォーマンスを求める人
EliteBook x360 1040 G8はが20万円を超えているため、価格だけで言えば高級なグラフィックボード搭載モデルも選べる価格帯になります。プロセッサとしての性能を最優先させるなら他モデルの方が良いでしょう。
カスタマイズ・モデルの選び方
本モデルはCore i7モデルが基本ですが、実はCore i5モデルも存在します。こちらはWindows 10、RAM 8GB、LTEにのみ対応とスペックは劣るものの価格が大幅にダウンします。もし在庫が残っていて、スペックが見合うなら合わせて検討すると良いでしょう。
Core i7モデルはSSDが512GBと1TB、さらにRAMが異なるモデルがありますが、全て20万円を超えるため価格よりも自分に必要な性能をチョイスして買う方が満足度が高くなると考えます。
実機レビューのまとめ

EliteBook x360 1040 G8は多くの機能を備えつつ、パフォーマンスの高いハイエンドコンバーチブルPCです。
デザインのレベルも高いため、外出先でスタイリッシュかつ実用的に使いたい人向けのパソコンと言えるでしょう。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
安く買う方法・コツ
EliteBook x360 1040 G8に限らず、HP(ヒューレットパッカード)のパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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