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本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
レビュー・評価の概要
ENVY 13-ba0000はヒューレットパッカードらしい、美しいデザインの中価格帯ノートパソコンです。このサイズにしては珍しく、パフォーマンスモデルでGeForce MX450も選択できることやOptaneメモリーが使えることも特徴。
より快適にパソコン作業をしたい人にとってぴったりマッチする一台と言えるでしょう。
発売年度 | 2020年 |
プロセッサ | Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
RAM | 8~16GB |
ストレージ | 256~512GB |
画面サイズ | 13.3インチ |
GPU | Iris Xe グラフィックス GeForce MX450 |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 1240g |
Cinebench R20 | 1224pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
特徴
ここではENVY 13-ba0000の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
細部まで美しいデザイン
ENVY 13-ba0000はHPらしい美しいデザインの筐体が魅力の一台。上品なペールゴールドとなっており、キーボードやタッチパッド、背面ヒンジまで統一感のあるボディに仕上がっています。
11世代のintelプロセッサ搭載
今回レビューしているのは第10世代ですが、2021年9月10日時点で既にマイナーチェンジし第11世代のintelコアプロセッサが搭載されるようになっています。
Optaneメモリー対応でより高速化
本モデルではストレージにいくつかグレードがあり、上位モデルではOptaneメモリーが選択できるようになっており、より高速化することが可能となっています。
Wi-Fi6対応
無線LANはWi-Fi6に対応し、これまでよりもより高速化することが可能となっています。
上位モデルではGeForce MX450も付属
ENVY 13-ba0000ではスタンダードモデルとパフォーマンスモデルが存在し、パフォーマンスモデルではGe ForceMX450のdGPUを選択することができます。
価格とコストパフォーマンス
スペック面だけで見ると本PCよりも安いモデルはあるものの、デザイン性まで考えると十分に価格を出す価値があるモデル。またノートパソコンでOPTANEメモリー対応は少ないので、モバイルプロセッサで高速化したい人にとってはコストパフォーマンスが高くなります。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
スペック
今回レビューしたENVY 13-ba0000のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2022年 | |
サイズ | 306×194×16.9mm | |
重量 | 本体 | 1240g |
アダプタ | 280g | |
CPU | Core i5-1035G4 | |
GPU | Iris Plusグラフィックス | |
メモリ(RAM) | 8GB | |
ストレージ | 1st | 256GB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 13.3インチ |
解像度 | 1920×1080 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
形式 | IPS液晶 | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 92万画素 |
物理シャッター | 無し | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5.0 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 3セル |
公称値 | 最大13時間 |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 1224 |
シングル | 381 | |
Cinebench R23 | マルチ | 2986 |
シングル | 1118 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 3584.16 | 2345.91 |
SEQ1M Q1T1 | 2444.91 | 1856.65 |
RND4K Q32T16 | 679.78 | 427.16 |
RND4K Q1T1 | 58.59 | 138.36 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | – | – |
高品質 | – | – |
軽量品質 | 1135 | 動作困難 |
PC温度測定
平常時とCinebenchR23(multi)で10分負荷をかけた後にFLIR One Proのサーマルカメラを用いて温度測定を行いました。高負荷時にはパームレスト部分まで暖かくなる挙動が見られ、エンター付近にも温度上昇が見られます。
通常時

CinebenchR23(10分測定後)

通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 642.51 | 495 | 7 |
ポイント② | 579.4 | 404.35 | 7 |
ポイント③ | 636.06 | 418.04 | 7 |
ポイント④ | 521.53 | 351.85 | 8 |
ポイント⑤ | 420.65 | 284.34 | 7 |
ポイント⑥ | 241.11 | 206.48 | 8 |
通信スピードテストの評価
USB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。
W数 | 充電の可否 | 検証に用いた機種 |
---|---|---|
20W | × | PowerPort Ⅲ Nano |
30W | × | PowerPort Atom Ⅲ Slim 30W |
45W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W |
61W | 〇 | RP-PC133 |
100W | 〇 | AUKEY PA-B7 |
外観
天板はペールゴールドでセンターにはHPのプレミアムロゴが配置されています。

背面も天板同様に同じボディーカラーとなっています。

開いた様子です。光沢ディスプレイで反射します。ディスプレイの色合いは美しく深みがあります。

最大開き角は130°です。

キーボード全体です。右側にはHOMEをはじめとしたボタンが配置されており、好みが分かれるところです。また矢印キー横に指紋認証を備えています。

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、18.19mmとなりました。

タッチパッド幅を計測したところ、110mmとなりました。

本体右側には電源ポート、USB Type-A、microSdスロットを備えます。

左側にはヘッドフォンジャック、USB Type-A、USB Type-C(PD対応)を備えます。

ヒンジ部分もボディと同色になっており、ENVYの文字があります。

スピーカーはパームレスト側にあります。音質は全音域そこそこ音が良い印象です。ノートパソコンの割に低音も出ていました。

本体の重量を測定したところ、1240gとなりました。本体公称値は1.3kgなので軽い数値が出ています。

充電器込みの重量を測定したところ、1520gとなりました。充電器単体では280gとなります。

メリット・魅力
見た目だけでも買う価値あり
本PCに限りませんが、HPのパソコンは見た目がとにかく美しく、同じ価格帯でデザイン重視にするなら最初に候補にあげるべきメーカーです。ENVYも10万円台前半では高いクオリティを誇ります。
打ち心地など実用性も優れる
ENVY 13-ba0000はデザインだけでなくキーボードの打ち心地やタッチパッドの性能の良さの点でも魅力的。実用性の高いパソコンになっています。
ディスプレイが明るく見やすい
本PCでは輝度400nitを超えており、ディスプレイが明るくて見やすい特徴があります。カラーベンチマークの結果のように、色域が広く色表現が豊かな点も見逃せません。
上位モデルでMX450が選べて重さは変わらない
上位モデルではdGPUとしてMX450を選択できますが、重さは変わりません。動画編集をしたり、グラフィックス作業をしつつ軽量PCが欲しい人はチェックしておくと良いでしょう。
デメリット・欠点
13インチクラスとしては重め
2019年ごろから13~14インチノートパソコンの軽量化の波が激しく、ENVY 13-eb0000は価格帯から考えると重めになってしまっています。
スペックだけで見ると相対的にコスパが落ちる
エントリーモデルが増加していることもあり、スペックだけで見ると10万円以下のノートパソコンでも劣るものがあります(例えばRyzen搭載のPavilionシリーズ)。デザイン性や持ち運び性も含めなければ、デメリットとなってしまいます。
おすすめなタイプ
デザイン重視の人
ENVYシリーズは本体デザインがとにかくかっこいいので、デザイン重視の人は選んで間違いないでしょう。上位のSpectreもありますが、価格との折り合いになると考えます。
ノートで処理速度を重要視する人
ノートパソコンはプロセッサとメモリでパフォーマンスが決まることがほとんどですが、本PCにはOptaneメモリーという飛び道具があります。ストレージからの読み書きを高速化できるので、モバイル環境でよりパフォーマンスを上げたい人におすすめです。
おすすめできないタイプ
しっかりとした動画編集まで求める人
過去ベンチマークテストから考えて、上位のパフォーマンスモデル(GeForce MX450搭載モデル)であっても、しっかりとした動画編集は厳しい印象です。GeForce GTX搭載モデルのパソコンを選びましょう。
太陽の下で作業する人
輝度の高いディスプレイを搭載しているものの太陽の下などでノマドワークすることが多いなら、反射がきになるのでおすすめできません。
カスタマイズ・モデルの選び方
ENVY 13-eb0000で気にするべきはOptaneメモリの搭載可否、及びGeForce MX450を選択するかどうかです。Optaneメモリは搭載することでマイナス面はほぼありませんが、MX450はグラフィック性能がアップする一方でバッテリー持続時間が低下します。自身の用途に合わせて選択することをおすすめします。
実機レビューのまとめ

ENVY 13-eb0000は見た目のデザイン性と実用性を備えたパソコンです。また予算に合わせてOpataneメモリやGeForce MX450を選べますし、仮に搭載しても1.3kgで持ち運びにも向くモデル。
13インチノートを探すなら、ぜひ候補に入れておくべきモデルです。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
安く買う方法・コツ
ENVY 13-ba0000に限らず、HP(ヒューレットパッカード)のパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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