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本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
レビュー・評価の概要
ヒューレットパッカードの高級グレードの一つENVYシリーズの15インチノートパソコンです。どこをとってもカッコいいデザインに加え、上質なタッチパッド、キーボードを備えます。
プロセッサにはAMD Ryzen5000シリーズを搭載しているため、下位モデルでも高いパフォーマンスを持っています。さらにモニターがsRGBカバー率100%とクリエイティブユーザーにも向いたモデルです。
発売年度 | 2020年 |
プロセッサ | Ryzen5 5500U Ryzen7 5700U |
RAM | 8~16GB |
ストレージ | 512GB |
画面サイズ | 15.6インチ |
GPU | AMD Radeon Graphics |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 1985g |
Cinebench R20 | 2199pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
特徴
ここではENVY x360 15-ee0000の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
優れたデザインの15インチ
ENVY x360 15-ee0000は他のENVYシリーズ同様に優れたデザインのノートパソコン。本体の色合い、薄型ボディ、キーボード質感など妥協のないデザインになっています。
Ryzen5000シリーズ搭載
本モデルはプロセッサにAMD Ryzen5000シリーズを搭載しています。ベンチマーク結果でも後述しますが、スタンダードモデルのRyzen5 5500Uモデルでも十分なパフォーマンスを誇ります。
360°回転するディスプレイ
ENVy x360 15-ee0000はディスプレイ回転型の2in1モデルです。クラムシェルとしての運用だけでなく、テントモードにして動画鑑賞用に使ったり、タブレットモードにしてペン入力しやすいスタイルで使うことができます。
価格とコストパフォーマンス
ENVY x360 15-ee0000は10万円台から購入できるノートパソコンですが、価格に対してプロセッサの性能が高いこと、色域が優れること、キーボード質感が優れること、2in1になっていることを考えるとかなり安く感じます。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
スペック
今回レビューしたENVY x360 15-ee0000のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2020年 | |
サイズ | 230×358×18.9mm | |
重量 | 本体 | 1985g |
アダプタ | 205g | |
CPU | Ryzen5 5500U | |
GPU | AMD Radeon Graphics | |
メモリ(RAM) | 8GB | |
ストレージ | 1st | 512GB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1920×1080 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
形式 | 液晶 | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 92万画素 |
物理シャッター | 有り | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | |
bluetooth | v5.3 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 3セル |
公称値 | 14時間 |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 2199 |
シングル | 445 | |
Cinebench R23 | マルチ | 5412 |
シングル | 1162 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 3571.61 | 2987.97 |
SEQ1M Q1T1 | 2590.08 | 2172.12 |
RND4K Q32T16 | 926.39 | 357.29 |
RND4K Q1T1 | 44.23 | 115.44 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | – | – |
高品質 | – | – |
軽量品質 | 2033 | 重い |
PC温度測定
平常時とCinebenchR23(multi)で10分負荷をかけた後にFLIR One Proのサーマルカメラを用いて温度測定を行いました。Cinebench計測時でもファンは回るものの、パームレスト付近が熱くならないのは好印象です。
通常時

CinebenchR23(10分測定後)

モニター評価(色域)
モニターの色域カバー率は以下の通りです。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。
測定項目 | カバー率[%] |
---|---|
sRGB | 100 |
Adobe RGB | 77.4 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 419.74 | 344.44 | 7 |
ポイント② | 298.54 | 204.89 | 8 |
ポイント③ | 398.52 | 368.57 | 7 |
ポイント④ | 359.04 | 206.36 | 8 |
ポイント⑤ | 244.14 | 239.32 | 7 |
ポイント⑥ | 120.52 | 94.83 | 7 |
通信スピードテストの評価
USB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。
W数 | 充電の可否 | 検証に用いた機種 |
---|---|---|
20W | × | PowerPort Ⅲ Nano |
30W | × | PowerPort Atom Ⅲ Slim 30W |
45W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W |
61W | 〇 | RP-PC133 |
100W | 〇 | AUKEY PA-B7 |
外観
今回レビューした製品はナイトフォールブラックです。少しブラウンがかった色味になっています。

背面も同色でセンターにパンチホール型の通気口があります。

開いた様子です。360°回転する光沢ディスプレイを搭載しています。ベンチマーク結果の通り、広い色域で豊かな表現力を持っています。

2in1のためタブレットモードに変形することができます。

上部ベゼルです。15インチノートの割に小さめです。

下部ベゼルです。

キーボード全体です。矢印キーの横に指紋認証ボタンがある以外は癖のないキー配置になっています。テンキーを搭載しています。

キーピッチは19.3mm程度となっています。

本体右側には電源ポート、USB Type-A、フルサイズSDスロットを備えます。

左側にはヘッドフォンジャック、フルサイズHDMI、USB Type-A、USB Type-C(PD充電兼用)を備えます。

スピーカーはBANG&OLUFSENがキーボード上に搭載されています。

本体の重量を測定したところ、1985gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、2190gとなりました。充電器単体では205gとなります。

フロントカメラの物理シャッターはキーボード上のボタンで操作します。オフにすると自動でカメラ前にシャッターが現れます。

メリット・魅力
15インチの中でずば抜けたカッコ良さ
ENVY x360 15-ee0000はとにかくかっこいいです。15インチクラスのノートパソコンはエントリークラスで低価格ゆえに筐体にコストが反映されていないモデルが多いので、ENVYの良さが逆に際立ちます。
優れたスピーカー性能
ノートパソコンは仕組み上、スピーカー性能を犠牲にしているものも多いですが本PCでは実用性十分なクオリティを持っています。テントモードで動画を楽しむ際にも能力をいかんなく発揮してくれるでしょう。
クリエイティブ用途でも使えるディスプレイ
公式サイトではあまりアピールされていませんが、実はSRGBカバー率100%でクリエイティブ用途でも使えるディスプレイが非常に魅力的です。dGPUを搭載していないので、クリエイティブな作業にメインPCとして取り組むのは難しいですが、ちょっとした画像作成や資料チェックでは十分使えるでしょう。
デメリット・欠点
本体重量がクラスの中でも重め
ENVY x360 15-ee0000はあまり弱点のないモデルですが、唯一明確な欠点として本体重量が挙げられます。2in1のコンバーチブルモデルという事もあり、本体重量がどうしても重くなってしまいます。
おすすめなタイプ
おしゃれなパソコンが欲しい人
15インチのノートパソコンの中ではトップクラスのカッコ良さ。見た目だけでも十分選ぶ価値のある一台です。
クリエイティブの仕事をする人
色域の広いディスプレイを搭載しているため、クリエイティブ関係の仕事をしている人にも良いでしょう。dGPU搭載ではないため、実作業というよりもチェックやプレゼンテーションが必要な業態の方に向いています。
おすすめできないタイプ
持ち運びが多い人
欠点でも書いた通り、本体重量がかなり重いため持ち運びが多い人には向きません。同じENVYであれば、13.3インチモデルの方がおすすめです。
カスタマイズ・モデルの選び方
ENVY x360 15-ee0000を購入する場合、カスタマイズできるポイントはプロセッサとRAMになります。
基本的にスタンダードモデルの8GBでも、Ryzen5 5500Uプロセッサが優秀のため問題になることはあまりないですが、より高いパフォーマンスが欲しい人は自分の欲しい性能に合わせて上位モデルを選択してください。
実機レビューのまとめ

ENVY x360 15-ee0000はデザイン性に優れた15インチノートパソコンで、かつパフォーマンスも十分なモデルです。スペック面に加えて、色域カバー率やスピーカー性能等も考慮すると、10万円はお買い得なレベルです。
15インチの2in1コンバーチブルなので重さだけが気になるところですが、そこさえクリアできるならぜひ購入候補に入れて欲しいモデルです。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
安く買う方法・コツ
ENVY x360 15-ee0000に限らず、HP(ヒューレットパッカード)のパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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