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本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
レビュー・評価の概要
ENVY x360 15-ee1014AUはRyzen5000シリーズプロセッサを搭載したパワフルなパフォーマンスを持つ15インチ2in1ノートパソコンです。
10万円を切る低価格なモデルから販売されているにもかかわらず、トレードオフになりやすいデザインを犠牲にせず、カッコ良いスタイリッシュな一台となっています。
発売年度 | 2021年 |
プロセッサ | Ryzen5 5500U Ryzen7 5700U |
RAM | 8~16GB |
ストレージ | 512GB |
画面サイズ | 15.6インチ |
GPU | AMD Radeon Graphics |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 1905g |
Cinebench R20 | 3183pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
特徴
ここではHP ENVY x360 15-ee1014AUの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
Ryzen5000シリーズプロセッサを搭載
HP ENVY x360 15-ee1014AUはRyzen5000シリーズプロセッサを搭載した非常に優秀なノートパソコンです。ベンチマークでも後述しますが、日常使いで全く困ることのないレベルのパフォーマンスを持っています。

薄型な筐体デザイン
15インチは国産、海外を問わず大柄で分厚いモデルが多いクラスですが、本モデルは薄くて持ち運びしやすくなっています。濃い色がベースで全体的に締まったカッコよいデザインも魅力です。
2in1で利用可能
ヒンジは360°回転するモデルとなっているため、タブレットとして使ったり動画鑑賞用として使うこともできます。
実用的なRyzen5モデルが10万円以下の高コスパ
このモデルはノートパソコンとして十分な性能、そしてカッコいいデザインでありながら、さらに低価格という側面も持ち合わせています。
価格とコストパフォーマンス
Ryzen5 5500Uモデルが税込9万円、Ryzen7 5700Uでも104,000円と非常に低価格です。筐体デザインの良さに加えて2in1タッチパネルであることなどを考えると驚くべきコストパフォーマンスを誇ります。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
スペック
今回レビューしたHP ENVY x360 15-ee1014AUのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2022年 | |
サイズ | 230×358×18.9mm | |
重量 | 本体 | 1905g |
アダプタ | 285g | |
CPU | Ryzen7 5700U | |
GPU | AMD Radeon Graphics | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 512GB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1920×1080 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
形式 | IPS液晶 | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 92万画素 |
物理シャッター | 有り | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5.2 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 3セル |
公称値 | 最大14時間 |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 3183 |
シングル | 483 | |
Cinebench R23 | マルチ | 8227 |
シングル | 1190 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 3614.15 | 3257.45 |
SEQ1M Q1T1 | 1872.70 | 1976.18 |
RND4K Q32T16 | 613.11 | 375.52 |
RND4K Q1T1 | 57.17 | 116.85 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | – | – |
高品質 | – | – |
軽量品質 | 2186 | 重い |
モニター評価(色域)
モニターの色域カバー率は以下の通りです。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。
測定項目 | カバー率[%] | カバー比[%] |
---|---|---|
sRGB | 99.7 | 103.9 |
Adobe RGB | 74.9 | 77.0 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 519.17 | 564.54 | 6 |
ポイント② | 587.22 | 556.09 | 6 |
ポイント③ | 565.79 | 568.75 | 6 |
ポイント④ | 550.24 | 536.55 | 6 |
ポイント⑤ | 505.26 | 481.53 | 7 |
ポイント⑥ | 16.12 | 83.98 | 6 |
通信スピードテストの評価
USB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。
W数 | 充電の可否 | 検証に用いた機種 |
---|---|---|
20W | × | PowerPort Ⅲ Nano |
30W | × | PowerPort Atom Ⅲ Slim 30W |
45W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W |
61W | 〇 | RP-PC133 |
100W | 〇 | AUKEY PA-B7 |
外観
天板はHPのプレミアムロゴがメッキで入った濃いめの色合いのモデルです。マット調になっており、指紋がつきづらくなっています。

背面はパンチングホール形状になっています。スピーカーは背面パームレストにあります。音質は可もなく、不可もなくといったところです。

開いた様子です。ディスプレイが光沢のため、明るくてみやすい画面になっています。上下ベゼルが狭く、モダンな点もメリット。タッチパネル、および純正ペンに対応しています。

テントモードにした様子です。写真はありませんが、完全に折りたたんでタブレットのように使うこともできます。

キーボード全体です。配置に癖がなく、さらにテンキーを搭載しているため、事務作業も楽でしょう。

キーストロークは1.4mm、キーピッチは18.5mmとなっています。

タッチパッド幅は115mmで広めのため、扱いやすいです。

本体右側には電源ポート、USB Type-A(電源オフ時の充電対応)、SDカードスロットを備えます。

本体左側にはヘッドフォン、フルサイズHDMI、USB Type-A、USB Type-C(USB PD、ディスプレイ出力対応)が搭載されています。

本体の重量を測定したところ、1905gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、2190gとなりました。充電器単体では285gとなります。

メリット・魅力
本体デザインが15インチではダントツでカッコ良い
15インチのノートパソコンはエントリーモデルが多いため、低価格帯で結果的にやぼったいデザインになってしまうこともしばしば。そんな中で本モデルは15インチではトップクラスのかっこよさと言っても過言ではないでしょう。
薄型かつUSB PD対応で持ち運びに便利
ENVY x360 15-ee1014AUは薄型なのでカバンにしまいやすく、また充電方式がUSB PDのため身の回りの充電器を減らすことができます。持ち運びで使うことがあっても、便利と言えるでしょう。
スピーカーがそれなりなので動画鑑賞にも向く
ノートパソコンのスピーカーは都合上どうしてもスピーカー性能が低くなりがちですが、本モデルは並程度の実力を持ちます。テントモードにもできるため動画配信サービスから映画を見ても音響面で大きな不満は出ないでしょう。
HP MPPアクティブペンに対応
本モデルはHPの専用アクティブペンにも対応しています。絵を描いたり、メモを残したりする際に使うことができます。もちろん社外品でもできますが、スタイラスペンはどのメーカーも純正の接続性が最も重要なポイントなので、専用ペンに対応しているというだけで大きなメリットです。
デメリット・欠点
15インチのため重さはある
薄型で持ち運びができなくはありませんが、15インチのため重さはあります。常用的に持ち運びは想定しない方が良いでしょう。
標準充電器が重い
ENVY x360 15-ee1014AUはUSB Type-C形状の純正充電器にはなっているものの、サードパーティとして主流の窒化ガリウムタイプではなく、大ぶりになります。可能ならAnkerをはじめとしたサードパーティー性を考えておく方が良いでしょう。
Ryzen3モデルがない
2022/5/24時点でスタートがRyzen5モデルからとなっています。可能なら、Ryzen3モデルでもう一回り安いモデルがあると嬉しかったところです。
おすすめなタイプ
テンキーユーザー
本モデルはテンキー搭載です。普段から数字を扱うことが多いユーザーにはピッタリと言えます。
安くてかっこいいPCが欲しい人
15インチのノートパソコンとしてはトップクラスのかっこよさを誇るモデルです。性能面でも妥協がないため、安くて満足度の高い買い物になるでしょう。
たまに持ち運びする人
本体が薄型のため、持ち運び時に邪魔になりづらい形状です。USB PDに対応しているため、窒化ガリウムタイプの充電器を持ち運べば、手荷物をよりコンパクトにできます。
おすすめできないタイプ
頻繁に持ち運びする人
本モデルは約2kgの重量があり、薄型ではあるものの、頻繁な持ち運びはつらく感じるでしょう。持ち出しを前提とするなら、テンキーは無くなってしまいますが、同じENVYの13インチモデルを選択して下さい。1.25kgで軽量なノートパソコンです。
カスタマイズ・モデルの選び方
一般用途なら、Ryzen5 5500Uの8GBモデルでも十分なパフォーマンスがあります。もしネットでたくさんタブを開いたり、動画を見ながら他のことをするなら、16GBモデルを検討してみても良いでしょう。
実機レビューのまとめ

この価格帯で買えるノートパソコンとしては、本体パフォーマンス、デザインの面で非常にコストパフォーマンスが良い一台です。
タッチパネル搭載モデルなので、初心者でも直感的に操作しやすい点も魅力なので、ぜひ候補に入れるようにして下さい。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
安く買う方法・コツ
HP ENVY x360 15-ee1014AUに限らず、HP(ヒューレットパッカード)のパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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