本サイトの記事は広告を含みます。
レビュー・評価の概要
LAVIE Direct DT Slimは第11世代のintelプロセッサを搭載した超コンパクトデスクトップパソコンです。
手のひらサイズのレベルのため、モニター裏に設置することもできるようになっています。
発売年度 | 2023年 |
プロセッサ | Core i7-11700T Core i3-10105T Celeron G5905T |
RAM | 4GB |
ストレージ | 256GB |
画面サイズ | – |
GPU | intel UHD Graphics |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 1145g |
Cinebench R20 | 3112pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではLAVIE Direct DT Slimの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
LAVIEのスリムデスクトップ
LAVIE Direct DT Slimは超コンパクトな手のひらサイズのデスクトップパソコンです。筐体カラーが白ベースになっているため、リビングなどに置いても色合いが邪魔になりにくいと言えるでしょう。
マウス・キーボード付属
本体にモニターは付属しませんが、マウス・キーボードは両方とも付属します。後述しますが、比較的使いやすいので追加で購入する必要はなさそうです。
十分なパフォーマンス
最も着目しておくべきポイントがパフォーマンス。小型パソコンのためパフォーマンスが不足していそうと思われがちですが、Core i7-11700Tのようなデスクトップ向けが搭載されているため、高パフォーマンスです。
スペック
今回レビューしたLAVIE Direct DT Slimのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2023年 | |
サイズ | 154×384×36mm | |
重量 | 本体 | 1145g |
アダプタ | 595g | |
CPU | Core i7-11700T | |
GPU | Intel UHD Graphics | |
メモリ(RAM) | 4GB | |
ストレージ | 1st | 256GB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | – |
解像度 | – | |
アスペクト比 | – | |
形式 | – | |
リフレッシュレート | – |
フロントカメラ | 画素数 | – |
物理シャッター | – | |
リヤカメラ | 画素数 | – |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | – |
公称値 | – |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 3112 |
シングル | 548 | |
Cinebench R23 | マルチ | 6987 |
シングル | 1427 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 3154.12 | 2834.49 |
SEQ1M Q1T1 | 1973.63 | 2376.41 |
RND4K Q32T16 | 1535.95 | 1524.60 |
RND4K Q1T1 | 45.68 | 114.41 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | – | – |
高品質 | – | – |
軽量品質 | 1252 | 動作困難 |
外観
正面です。立てて利用もできますし、ゴム足が付いているので横でも使えます。前面には電源ボタン、USB Type-C、USB Type-A、ヘッドフォンジャックをそねます。

側面です。

逆側です。

背面です。ポート類は非常に豊富で、電源ポート、ディスプレイポート、USB Type-A×4、フルサイズHDMIとなっています。

付属のスタンドに立てて、Wi-Fi用のアンテナをつけた様子です。

本体の重量を測定したところ、1145gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、1740gとなりました。充電器単体では595gとなります。

メリット・魅力
国産では最小クラスの大きさ
国産で発売されているコンパクトデスクトップとしては最小クラスです。小さいため収納が楽なだけでなく、専用のマウントを使えばモニター裏に設置することも可能です。
本体が白でリビングでも違和感がない
他社でも同サイズのコンパクトデスクトップが発売されていますが、他は全て黒で白は本機のみです。白の方が埃などが目立たないため特にリビングに置く場合はメリットが大きくなるでしょう。
インターフェイスが豊富
コンパクトなデスクトップではあるものの、本体前後のインターフェイスはかなり多めです。特にフロントにUSB Type-Cがあるため、スマートフォンからのデータ取り出しや外付けSSDやカメラの接続などでもあまり苦にならないことがポイントの一つとして挙げられます。
デメリット・欠点
同クラスコンパクトPCの中では高め
国産で有名メーカーであるNECが作っているということもあり、コンパクトデスクトップの中では一回り価格が高くなっています。
メモリが最小4GBでは小さい
本機の最小メモリ構成は4GBとなっています。昨今のトレンドから考えると最低でも8GBは欲しいところと言えるでしょう。
おすすめなタイプ
国産で小さいPCが欲しい人
コンパクトデスクトップで国産モデルは限られたモデルしかありません。かつ、白に限定すると本モデルしかないため、これらの要件を満たすパソコンが欲しい人におすすめです。
おすすめできないタイプ
拡張性を求める人
デスクトップパソコンとはいえ、本体容量の小さい筐体を採用したモデルのため、拡張性は乏しいです。
コスパを求める人
デメリットでも書いた通り、コンパクトデスクトップのクラスで比較すると価格は高めでコストパフォーマンスは悪くなります。他のコンパクトデスクトップについてもレビューしているので、デスクトップパソコンのレビューからご覧ください。
カスタマイズ・モデルの選び方
本モデルはCore i7、Core i3、Celeronのモデルがあります。もし第11世代intelプロセッサで購入するならCore i3モデルが良いですが、もし購入するなら第12世代intelプロセッサ搭載の後継2022年夏モデルをおすすめします(第12世代は非常に高性能なため)。
LAVIEシリーズはオンラインストアのクーポン利用で安くなるので、価格と構成を比較しつつ自分に合ったモデルを選択しましょう。またどちらのモデルを選ぶにしても、パフォーマンス的にCore i3以上にするようにして下さい。
実機レビューのまとめ

結論
LAVIE DT Slimは数少ない国産のコンパクトデスクトップです。本文でも述べていますが、白に限定するとこれしかありません。
パフォーマンスも十分にあるので、リビングに清潔感のあるデザインでPCを置きたい人はぜひ検討してみて下さい。
安く買う方法・コツ
LAVIE Direct DT Slimに限らず、NECのLAVIEパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
関連記事・公式リンク一覧
以下の関連記事もぜひご覧ください。