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レビュー・評価の概要
LAVIE Direct N15 Slimの価格は6万円台からと非常にリーズナブルなことが特徴のノートパソコンです。
安さだけでなくカスタマイズの幅が広いことも特徴で上位モデルではCore i7まで選ぶことができるようになっています。
発売年度 | 2023年 |
プロセッサ | Core i7-1355U Core i5-1335U Cpre i3-1305U intel U300 |
RAM | 8~16GB |
ストレージ | 256~512GB |
画面サイズ | 15.6インチ |
GPU | 内蔵グラフィックス |
USB-PD | 未確認 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 1615g |
Cinebench R20 | 2385pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
2024年6月6日時点で66,880円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではLAVIE Direct N15 Slimの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
予算内でカスタムできるノートPC
本モデルはカスタマイズパターンがいくつか用意されており、プロセッサ、メモリ、ストレージを予算に合わせて選ぶことができます。同じグレードのCPUであっても、細かくパターンがあるため初心者の人でも予算に合わせて選びやすくなっています。
すっきりとしたデザイン
低価格PCはもっさりとしたデザインになることも多いですが、本モデルの場合それはなくスタイリッシュなノートパソコンとなっています。
価格とコストパフォーマンス
LAVIE Direct N15 Slimは低価格から購入できるノートパソコンですが、グレードによってコストパフォーマンスの評価は変わる印象です。特に最安モデルについてはintel 300Uとなっており、プロセッサパフォーマンスに不安が残ります。
ラインナップ上、最もコスパが良いのはCore i3モデルと感じました。
2024年6月6日時点で66,880円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
スペック
今回レビューしたLAVIE Direct N15 Slimのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2023年 | |
サイズ | 236×360×29.5mm | |
重量 | 本体 | 1615g |
アダプタ | 340g | |
CPU | Core i5-1335U | |
GPU | Iris Xe Graphics | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 512GB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1920×1080 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
形式 | 記載なし | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 92万画素 |
物理シャッター | 無し | |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5.1 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 記載なし |
公称値 | 13.7時間 |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 2385 |
シングル | 623 | |
Cinebench R23 | マルチ | 5263 |
シングル | 1613 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 3630.12 | 2471.20 |
SEQ1M Q1T1 | 2609.52 | 1966.54 |
RND4K Q32T16 | 627.57 | 241.14 |
127RND4K Q1T1 | 74.06 | 127.13 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | – | – |
高品質 | – | – |
軽量品質 | 2227 | 重い |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
今回はテストを行っておりません。
USB-C(PD)による充電テスト
今回はテストを行っておりません。
外観
天板は黒でNECのロゴマークのみとなっておりシンプルなデザインです。

背面は縦スリットが入っています。

開いた様子です。ベゼル幅も狭く、すっきりとしたデザインです。

上部ベゼルです。

下部ベゼルです。

キーボード全体です。テンキー搭載かつ、すっきりとしたデザインになっています。

タッチパッド幅を計測したところ、105mmとなりました。

本体右側にはUSB Type-Aとメディアリーダーがあります。

本体左側にはACアダプタ、USB Type-A、フルサイズHDMI、USB Tpye-C、コンボジャックを備えています。

メリット・魅力
国産モデルでは珍しい価格帯
国産モデルは基本的に10万円から始まるものが多いですが、本モデルは珍しく6万円台からとかなり低価格でラインナップがスタートしています。またグレードラインナップも多いため、選びやすいことが特徴です。
すっきりとしたデザイン
低価格帯PCにありがちな太いベゼル幅がないことや、ロゴも最小限になっておりシンプルな見た目がとても魅力的と感じました。
インターフェイスが豊富
必要なインターフェイスが全て揃っており、ノート単独で持ち出しても困ることは少ないでしょう。
デメリット・欠点
液晶が少し見づらい
公式サイトには記載がありませんでしたが、おそらくTN液晶が採用されており少し見づらい印象を受けました。長時間PC作業をすることが前提なら、外部ディスプレイを導入するか、別モデルを検討した方が良いと感じました。
おすすめなタイプ
国産PCを予算に合わせて探す人
何度も繰り返しになりますが、このモデルの魅力は幅広いスペック(価格帯)から選べることにあります。オフィスソフトの搭載、非搭載も選べるため自分の環境にマッチするモデルを選択できるでしょう。
安さとスタイルを求める人
国産で安いモデルは野暮ったいデザインが多いですが、本モデルはそういったことはない印象でした。
おすすめできないタイプ
長時間PC作業をする人
デメリットにも書いた通り、液晶が見づらく感じたため長時間作業をする人にはあまりおすすめできません。
カスタマイズ・モデルの選び方
本モデルはCore Ultraのパフォーマンスが目覚ましいため、基本的に最低グレードのintel Core Ultra 5 125Uで十分です。それよりもストレージを上げることを前提に置いておくほうが良いでしょう。
また、16GBがノートパソコンのスタンダードになっていることを考えると、先を見据えて長く使うためにメモリを32GBにアップしておくことも検討しておきましょう。
実機レビューのまとめ

国産モデルとしては良い価格帯で選べるようになっている良PCです。
ディスプレイの懸念のみあるため、長時間使う人に関しては実物を見た方が良いかもしれません。
2024年6月6日時点で66,880円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
安く買う方法・コツ
LAVIE Direct N15 Slimに限らず、NECのLAVIEパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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