本サイトの記事は広告を含みます。
レビュー・評価の概要
Legion T570iは第12世代のintelプロセッサとGeForce RTX3060もしくは3070を搭載したデスクトップパソコン。
価格は控えめでコストパフォーマンスの高いモデルになっています。
発売年度 | 2022年 |
プロセッサ | Core i5-12400F Core i7-12700F |
RAM | 16~32GB |
ストレージ | 512GB~2TB SSD 1TB SSDもしくは1TB HDD |
画面サイズ | – |
GPU | GeForce RTX3060 GeForce RTX3060Ti GeForce RTX3070 |
USB-PD | – |
モバイル通信 | – |
重量 | 14kg |
Cinebench R20 | 8416pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではLegion T570iの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
第12世代Coreプロセッサ搭載
Legion T570iは第12世代のintelプロセッサを搭載したデスクトップパソコンです。ベンチマーク結果でも後述しますが、高いパフォーマンスを有するプロセッサとなっています。
RTX3000番台のグラフィックボード
グラフィックボードにはRTX3060、3060Ti、3070の中から選択する事ができます。
性能に対してリーズナブル
プロセッサ、およびグラフィックボードの性能から考えて15~20万円とリーズナブルな価格設定になっています。
価格とコストパフォーマンス
Legion Tシリーズは過去モデルからリーズナブルな事が特徴ですが、このモデルもその一つと言えます。
Core i5とRTX3060の組み合わせはシンプルにコスパが高いと言えますし、上位カスタマイズされたCore i7とRTX3070の組み合わせではストレージが大容量SSDを二つ組み合わせた形になっているなどプロセッサ面以外での価格優位性があります。
スペック
今回レビューしたLegion T570iのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2022年 | |
サイズ | 420×205×395mm | |
重量 | 本体 | 14kg |
アダプタ | – | |
CPU | Core i7-12700F | |
GPU | GeForce RTX3070 | |
メモリ(RAM) | 32GB | |
ストレージ | 1st | 1TB |
2nd | 1TB | |
ディスプレイ | サイズ | – |
解像度 | – | |
アスペクト比 | – | |
形式 | – | |
リフレッシュレート | – |
フロントカメラ | 画素数 | – |
物理シャッター | – | |
リヤカメラ | 画素数 | – |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5.2 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | – |
公称値 | – |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 8416 |
シングル | 727 | |
Cinebench R23 | マルチ | 21355 |
シングル | 1901 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 6685.59 | 4973.60 |
SEQ1M Q1T1 | 3893.26 | 3592.21 |
RND4K Q32T16 | 4174.37 | 3541.95 |
RND4K Q1T1 | 91.31 | 276.49 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | 13650 | 非常に快適 |
高品質 | 17993 | 非常に快適 |
軽量品質 | 22211 | 非常に快適 |
モニター評価(色域)
デスクトップパソコンのため評価を行っておりません。
通信環境(Wi-Fi)のテスト
デスクトップパソコンのため評価を行っておりません。
USB-C(PD)による充電テスト
デスクトップパソコンのため評価を行っておりません。
外観
正面から見た様子です。真ん中にレギオンマークがあります。フロント側にインターフェイスはありません。

横側から見た様子です。シンプルなデザインでLEGIONのマークがあります。

本体上部です。通風口および電源ボタン、マイク、ヘッドフォンジャック、USB Type-Aポートを備えています。

本体背面です。各種インターフェイスがあります。

本体のサイドパネルを開いた様子です。

別角度から撮った様子です。RTX3070が大きいことはもちろん、空冷ファンがかなり大きいこともわかります。

メリット・魅力
十分なパフォーマンス
ベンチマークの結果からもわかるように、高いパフォーマンスを持っています。最高レベルのフレームレートを求めるならまだしも、中級レベルなら十分と言えるでしょう。
予算に合わせたカスタマイズができる
Legion T570iの魅力はコストパフォーマンスだけでなく、15~20万円という価格帯の中で幅広い選択肢が取れるところにもあると感じました。自分の予算に合わせて調整することができます。
デメリット・欠点
フロントにUSB Type-CとSDスロットがない
ゲーミングPCという枠組み上、どうしようもないことかもしれませんがSDスロットがなく、またUSB Type-Cポートもないため利便性が落ちています。
おすすめなタイプ
コスパを求める中級ゲーマー
Legion T570iはコストパフォーマンスを求める中級ゲーマーにとっては非常に魅力的なモデルです。性能はもちろん予算に合わせて、モデルをチョイスできるので自分の求めるスペックに合わせて購入しましょう。
おすすめできないタイプ
クリエイティブでフロントインターフェイスを多用する人
筆者がそうですがクリエイティブ用途で使う場合、フロントインターフェイスが利便性の上で重要になります。SDスロットやUSB Type-C(スマホとの接続も含め)を使う人は注意しておきましょう。
カスタマイズ・モデルの選び方
本モデルは価格によって、プロセッサ、グラフィックボードを数多く選ぶことができます。おそらくこのモデルを買う人はゲーミングPCを触ったことにある中級者以上だと思うので、自身の予算に合わせて選ぶようにしましょう。
実機レビューのまとめ

Legion T570iは過去モデル同様にコストパフォーマンスが魅力の一台。
出来るだけ安めでパフォーマンスの良いノートパソコンが欲しい人はぜひ選択肢に入れるようにしておきましょう。
安く買う方法・コツ
Legion T570iに限らず、Lenovoのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
関連記事・公式リンク一覧
以下の関連記事もぜひご覧ください。