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LIFEBOOK WA3G2の実機レビュー:メリット・デメリットと評価まとめ

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レビュー・評価の概要

光学ドライブ付きの15インチ

LIFEBOOK WA3G2は光学ドライブが搭載された15インチのノートパソコンです。プロセッサはCore i3-1115G4もしくはパフォーマンスの高いCore i7-1260Pを選択することが可能。

さらにメモリやストレージなど幅広いカスタマイズが可能なモデルになっています。

当サイトの評価

総合満足度
 (3)
発売年度2022年
プロセッサCore i3-1115G4
Core i7-1260P
RAM4~64GB
ストレージ256GB~1TB
画面サイズ15.6インチ
GPUIris Xe Graphics
USB-PD対応
モバイル通信非対応
重量1850g
Cinebench R202195pts

※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。

LIFEBOOK WA3G2の商品情報

現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。

本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。

特徴

ここではLIFEBOOK WA3G2の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。

手頃な価格の15インチモデル

LIFEBOOK WA3G2は11万円台から購入できる国産のノートパソコンでお手頃な価格となっています。

幅広いカスタマイズが可能

本モデルはBTOで細かいカスタマイズが可能なモデルとなっています。プロセッサのパフォーマンスアップはもちろんのこと、メモリが64GBまで選べることやストレージを1TBまでアップできるなどユーザーに合わせた選択が可能です。

DVDマルチドライブ搭載

DVDドライブを搭載しています。また、カスタマイズによりBlu-rayへ対応させることも可能です。

価格とコストパフォーマンス

スペックだけで考えると価格は高めですが、国産であることを考慮するとリーズナブルな部類になると言えるでしょう。

LIFEBOOK WA3G2の商品情報

現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。

スペック

今回レビューしたLIFEBOOK WA3G2のスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売年2022年
サイズ235.5×360×25mm
重量本体1850g
アダプタ370g
CPUCore i7-1260P
GPUIris Xe Graphics
メモリ(RAM)64GB
ストレージ1st1TB
2nd
ディスプレイサイズ15.6インチ
解像度1920×1080
アスペクト比16:9
形式TFT液晶
リフレッシュレート60Hz
フロントカメラ画素数92万画素
物理シャッター無し
リヤカメラ画素数無し
Wi-Fia/b/g/n/ac/ax
bluetoothv5.1
モバイル通信非対応
光学ドライブ非搭載
バッテリーサイズ公式記載なし
公称値9.4時間

レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。

公式サイトで他グレードを見てみる

ベンチマーク結果一覧

CINEBENCH

CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。

バージョン測定モード測定値[pts]
Cinebench R20マルチ2195
シングル561
Cinebench R23マルチ5103
シングル898

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。

Read[MB/s]Write[MB/s]
SEQ1M Q8T12881.802898.87
SEQ1M Q1T12284.592169.25
RND4K Q32T16644.64371.49
RND4K Q1T161.00154.24

ゲームベンチマーク

FF15

ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。

モードスコア評価
最高品質
高品質
軽量品質2754やや重い
※基本的にグラフィックボード搭載モデルのみ高品質以上のテストを行います。

モニター評価(色域)

本モデルではモニター評価は行っておりません。

通信環境(Wi-Fi)のテスト

測定環境

Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。

テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。

1階部分

2階部分

ルーター前:634.71Mbps
ポイント②:532.89Mbps
ポイント③:610.51Mbps
ポイント④:541.04Mbps
ポイント⑤:451.27Mbps
ポイント⑥:333.44Mbps
測定項目ダウンロードアップロードPING
単位MbpsMbpsms
ルーター前634.716.1313
ポイント②532.89125.6513
ポイント③610.5153.5914
ポイント④541.0460.0613
ポイント⑤451.27177.3412
ポイント⑥333.442.9214

通信スピードテストの評価

ダウンロード速度は最長距離においても300Mbpsを超えており、高いパフォーマンスが出ています。アップロード数値についてはブレが見られました。

USB-C(PD)による充電テスト

USB PD充電には非対応です。

外観

天板は富士通のロゴが配置されているのみのシンプルなデザインとなっています。

背面のスリットは小さめです。

キーボード全体です。

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、18.34mmとなりました。また、SHINWAのデップスゲージでキーストロークを測定したところ、2.4mmとなっています。

タッチパッド幅を計測したところ、98mmとなりました。

本体右側には電源ポート、DVDドライブ、USB Type-A、SDスロットを備えています。

光学ドライブを開けた様子です。

本体左側にはフルサイズイーサネットコネクタ、USB Type-C、フルサイズHDMI、USB Type-A、ヘッドフォンジャックを備えています。

本体の重量を測定したところ、1850gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、2220gとなりました。充電器単体では370gとなります。

メリット・魅力

深く打ちやすいキーストローク

昨今のノートパソコンに比べて、キーストロークがかなり深めで打ちやすい印象を受けました。しっかりと打鍵したい人にとってはメリットと言えるでしょう。

オプションでCore i7-1260Pへアップグレード

筆者個人の観点で最も魅力的に感じたのはプロセッサのアップグレードです。オプションにより約1万円のプラスでCore i7-1260Pにすることができます。このグレードのプロセッサは非常に性能が良く、アップグレードするだけの価値が十分にあります。

デメリット・欠点

全部入りのため本体が大柄

DVDドライブを含め、インターフェイスが充実している分、本体が大柄になっており、質量も大きめになっています。同じ15インチクラスの中でも重めになっていることに注意しておきましょう。

最安モデルはメモリが4GB

最も安いモデルはRAMが4GBになっています。Core i3かつSSDなので使えないことはないですが、長期で見ると不安なため最低でも8GBモデルにアップしておく方が良いでしょう。

おすすめなタイプ

オールインワンが欲しい人

昨今のノートパソコンはほとんどが光学ドライブのついていないものがほとんど。

子供がいる場合、資料や写真データがDVDやCDというケースもまだまだ少なくないのでそういった再生ツールとして使える点は抑えておきたいポイントです。

おすすめできないタイプ

軽量性を重視する人

オールインワンなため軽量性はどうしても犠牲になってしまう点は覚えておきましょう。

コスパを最優先する人

国産モデルということもあり、スペックに対するコストパフォーマンスは低めです。価格を重要視するなら海外メーカーの方がおすすめです。

カスタマイズ・モデルの選び方

カスタマイズは非常に豊富です。特にメリットでも書いた通り、Core i7-1260Pへのアップグレードは魅力的なのでぜひ検討して欲しい他、デフォルトではメモリ4GBのため、最低でも8GBへのアップグレードをお勧めします。

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実機レビューのまとめ

今では数少なくなった、15インチのオールインワンノートパソコンです。カスタマイズにより価格調整が可能なため、自分の予算に合わせて選ぶようにしましょう。

LIFEBOOK WA3G2の商品情報

現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。

安く買う方法・コツ

LIFEBOOK WA3G2に限らず、富士通のパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。

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