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本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
レビュー・評価の概要
Pavilion 15-eg0000シリーズはHPらしいデザイン性に優れたスタンダードなノートパソコンです。10万円台前半から買えるモデルとしては仕上がりがトップクラスとなっており、さらにキーボードなどの仕上がりも上々。スピーカーも同クラスよりも上を行っています。
ただし本モデルには同メーカーのライバル品としてAMDモデルがあり、こちらのコストパフォーマンスが優れるため購入前に検討が必須です。
発売年度 | 2020年 |
プロセッサ | Core i3-1125G4 Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
RAM | 8~16GB |
ストレージ | 256GB~1TB |
画面サイズ | 15.6インチ |
GPU | Intel UHD Graphics(Core i3) Iris Xe Graphics |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 1705g |
Cinebench R20 | 1795pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
特徴
ここではPavilion 15-eg0000の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
必要なものを揃えた美しいデザイン
Pavilion 15-eg0000はHPらしい高級感のあるデザインの筐体となっています。代表的なカラーの一つであるセラミックホワイトは真っ白で清潔感のあるカラーであり、もう一つのフォグブルーも落ち着いた印象のある暗めのブルーとなっています。

狭ベゼルになり高級感が増した
Pavilion 15-eg0000は前モデルと比較してベゼルが狭くなり、より高級感が増したデザインとなっています。
タッチパネル対応
Pavilion 15-eg0000はクラムシェルモデルですが、ディスプレイは光沢でタッチパネルに対応しています。エントリーユーザーでもタッチで直観的に使える利点の他、動画鑑賞ではより鮮明なディスプレイで映像を楽しむことができます。

価格とコストパフォーマンス
本モデルはintelプロセッサ搭載のノートパソコンを買うという観点で見るとコストパフォーマンスはスペック、外観の仕上がりから考えて上々です。
ただし、Pavilion 15にはehシリーズ(Pavilion 15-eh0000)がありこちらのAMDモデルはかなり安く買うことができます(グラフィックを除く処理能力としてもこちらが上)。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
スペック
今回レビューしたPavilion 15-eg0000のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2022年 | |
サイズ | 360×234×17.9mm | |
重量 | 本体 | 1705g |
アダプタ | 285g | |
CPU | Core i7-1165G7 | |
GPU | Intel Xe Graphics | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 1TB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1920×1080 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
形式 | 液晶 | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 92万画素 |
物理シャッター | 無し | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5.0 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 3セル |
公称値 | 8時間 |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 1795 |
シングル | 520 | |
Cinebench R23 | マルチ | 4108 |
シングル | 1293 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 2413.14 | 1674.00 |
SEQ1M Q1T1 | 1379.79 | 1397.33 |
RND4K Q32T16 | 697.23 | 418.70 |
RND4K Q1T1 | 29.57 | 109.58 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | – | – |
高品質 | – | – |
軽量品質 | 3973 | 快適 |
モニター評価(色域)
モニターの色域カバー率は以下の通りです。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。
測定項目 | カバー率[%] |
---|---|
sRGB | 58.7 |
Adobe RGB | 43.6 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 532.2 | 375.52 | 8 |
ポイント② | 417.88 | 369.04 | 8 |
ポイント③ | 674.52 | 335.4 | 8 |
ポイント④ | 507.01 | 467.22 | 8 |
ポイント⑤ | 520.13 | 422.43 | 7 |
ポイント⑥ | 180.83 | 142.74 | 8 |
通信スピードテストの評価
USB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。
W数 | 充電の可否 | 検証に用いた機種 |
---|---|---|
20W | 〇 | PowerPort Ⅲ Nano |
30W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 30W |
45W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W |
61W | 〇 | RP-PC133 |
100W | 〇 | AUKEY PA-B7 |
外観
今回レビューしたのはセラミックホワイトです。真っ白で清潔感があり、センターにはメッキ仕上げのHPロゴがあります。

背面はシルバーのプラスチックになっています。

開いた様子です。ディスプレイは光沢で、フロントカメラに物理スイッチはありません。ベゼルは狭く、高級感があります。

本体の最大開き角は130°です。

上部ベゼルです。

下部ベゼルです。

キーボード全体です。クセのない配置、さらに独立しており入力しやすいです。右側にはテンキーが配置されています。

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、18.5mmとなりました。キーボードはクリック音が無いタイプでしっとりとしていて打ちやすいです。

タッチパッド幅を計測したところ、110mmとなりました。タッチパッドのクリック音は静音で、少し引っ掛かりはあるものの仕上がりとしては並程度です。ただし、タッチパッドでの快適性を求めるならよりランクの高いPCが良いでしょう。

本体右側には電源ポート、USB Type-A、ケンジントンロックが付属します。

本体左側にはフルサイズHDMI、USB Type-A、USB Type-C、micro-SDスロット、ヘッドフォンジャックが付属します。

背面のヒンジ部分にはPavilionの記載があります。

パームレスト側にスピーカーが配置されています。

本体の重量を測定したところ、1705gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、1990gとなりました。充電器単体では285gとなります。

メリット・魅力
10万円台前半としては高いデザイン性
10万円台前半のパソコンは価格帯的にスタンダードクラスのため玉石混交。このPavilion 15-eg0000は10万円台としては非常に高いデザイン性を持つPCです。仕上がりとしては15~20万円のワンクラス上を想定していても良いでしょう。
クラムシェルだがタッチパネル対応でエントリユーザーも使いやすい
クラムシェルモデルですがタッチパネルを搭載しているため、直観的に扱うことができます。スタンダードPCということもあり、大学生で初めてパソコンを買うようなユーザーや普段あまり使わない人でも分かりやすい点は大いに評価できます。さらに2in1ではないため、大幅な重量増になっていない点も良いポイントです。
インターフェイスが豊富なのにスッキリしている
Pavilion 15-eg0000はUSB Type-A、Type-Cに加え、フルサイズHDMIなど充実したポート類を備えています。にもかかわらず、側面にスッキリと収めているため、ガジェットギーク感のないデザインとなっています。
デメリット・欠点
15インチクラスとしては重め
本体重量は1.7kg台と15インチクラスとしては重めになっています(1.5~1.6kgが多い)。15インチを選ぶ時点で持ち出しはあまりしないかもしれませんが、気を付けておいた方が良いでしょう。
AMDモデルに対して一部性能が落ちる
Pavilion 15-eg0000にはプロセッサがAMDモデルのPavilion 15-eh0000というモデルがあります。筐体は同じでこちらの方が最低価格で4万円ほど安く、しかも処理性能は高くなっています(グラフィックス性能はintelモデルの方が上)。
intelを選ぶ理由がないなら、AMDモデルを選ぶ方が無難です。
バッテリー稼働時間が短い
本モデルはスペックの公称値でバッテリー駆動時間が8時間となっています。USB-PDで充電できるため持ち運び時の手荷物が減らせるとはいえ外出用のPCとしては心もとないです。
おすすめなタイプ
エントリーユーザー
Pavilion 15-eg0000は15インチの見やすいディスプレイ、タッチパネル対応で直観的に扱えるという点からエントリーユーザーにおすすめです。
おすすめできないタイプ
持ち運びが多い人
本モデルは15インチとしては重いため、持ち運びには向きません。15インチクラスで軽量なモデルを探すのも良いですが、14インチクラスにするとガクンと質量が落ちるのでそちらを探してみると良いでしょう。
また当サイトで質量別にパソコンをまとめているので以下も参考にしてください。
コスト優先の人
デメリットでも書いた通り、本モデルにはAMD版が存在します。価格がグッと安くなるため一般的な利用のみであれば、Pavilion 15-eh0000がおすすめです。
ただしクリエイティブ作業を積極的にするなら、グラフィックス性能の高いintelモデルの方がコスパが良くなるので注意して下さい。
カスタマイズ・モデルの選び方
本モデルはCore i3から選択することができますが、可能であればGPUにIris Xeグラフィックスを搭載したCore i5モデル以上を購入することをおすすめします(当サイトでの過去検証より、UHDグラフィックスとIris Xe グラフィックスの差は大きいため)。
実機レビューのまとめ

エントリーからスタンダートユーザー向けのノートパソコンとしてはぴったりな一台です。
外観デザインに優れるため、自宅、外出先を問わずスタイリッシュに使えます。またスピーカー性能もスタンダードノートとしては良いため動画視聴するユーザーにも良いでしょう。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
安く買う方法・コツ
Pavilion 15-eg0000に限らず、HP(ヒューレットパッカード)のパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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