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ProDesk 405 G6 SFFの実機レビュー

本サイトの記事は広告を含みます。

本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。

レビュー・評価の概要

小型ながら実用性と価格に優れる一台

HP Prodesk 405 G6 SFFはHPが発売している小型デスクトップのラインナップの一つで税込4万円台から購入でき、かつRyzen4000シリーズを搭載することで実用性に優れるモデルとなっています。

ネットサーフィン・動画鑑賞やオフィスソフトを使うことがメインという個人の方や、書類作成やメールが主となる法人向けパソコンとして力を発揮できるパソコンです。

当サイトの評価

総合満足度
 (5)
発売年度2020年
プロセッサRyzen3 Pro 4350G
Ryzen5 Pro 4650G
Ryzen7 Pro 4750G
RAM4~64GB
ストレージ500GB~1TB
画面サイズ
GPU内臓グラフィックス
AMD Radeon R7 430 LP
AMD Radeon RX550 LP
USB-PD
モバイル通信
重量3900g
Cinebench R203282pts

※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。

HP ProDesk 405 G6 SFFの商品情報

現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。

特徴

ここではHP ProDesk 405 G6 SFFの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。

コンパクトサイズのデスクトップ

Prodesk 405 G6 SFFはコンパクトサイズのデスクトップパソコン。力のない人でも簡単に持ち運びできるサイズ感でデスクの上に置いていても邪魔にならないボディとなっています。

Ryzen3~7から選択可能

本体はRyzen3 Pro 4350GからRyzen7 Pro 4750Gを選ぶことができます。Ryzenは4000シリーズでパフォーマンスが大幅に向上しているため、より生産性を向上することができます。業務用で導入する法人も多いと思うので、低価格帯でも十分なパフォーマンスが出せる点は会社の費用負担の面でもメリットが大きくなります。

低価格で購入可能

上記と内容が被りますが、このモデルはRyzen3シリーズで5万円以下で購入が可能となっています。パソコンとしてはかなり割安。据え置きで使うことを前提とした人にとっては、大きなコストパフォーマンスを発揮します。

価格とコストパフォーマンス

Ryzen4000シリーズを搭載し、税込4万円台から購入できるため非常にコストパフォーマンスが高い一台です。ただし、同じようなラインナップとしてよりコンパクトでほぼ値段たい、性能が近いProDesk 405 G6 DMというモデルがあります。

サイズが小さい方が良い(モニターマウントしたい)ということであればこちらも合わせて検討して下さい。なお本モデルの場合は4in1メディアリーダーや光学ドライブを備えるため、追加費用がかからないメリットがあることも押さえておいて下さい。

HP ProDesk 405 G6 SFFの商品情報

現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。

スペック

今回レビューしたHP ProDesk 405 G6 SFFのスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売年2020年
サイズ270×303×95mm
重量本体3900g
アダプタ
CPURyzen5 Pro 4650G
GPU内臓グラフィックス
メモリ(RAM)8GB
ストレージ1st256GB
2nd
ディスプレイサイズ
解像度
アスペクト比
形式
リフレッシュレート
フロントカメラ画素数
物理シャッター
リヤカメラ画素数
Wi-Fi
bluetoothv5
モバイル通信
光学ドライブ非搭載
バッテリーサイズ
公称値

レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。

公式サイトで他グレードを見てみる

ベンチマーク結果一覧

CINEBENCH

CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。

バージョン測定モード測定値[pts]
Cinebench R20マルチ3282
シングル477
Cinebench R23マルチ8822
シングル1259

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。

Read[MB/s]Write[MB/s]
SEQ1M Q8T13568.992347.97
SEQ1M Q1T12316.102315.48
RND4K Q32T16645.202092.49
RND4K Q1T146.08145.86

ゲームベンチマーク

FF15

ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。

モードスコア評価
最高品質
高品質
軽量品質1169動作困難
※基本的にグラフィックボード搭載モデルのみ高品質以上のテストを行います。

外観

前面です。スリットが入ったような形状になっていますが、実際は入っていません。光学ドライブと及びUSBインターフェイス、SDカードスロットを備えます。

背面インターフェイスです。HDMI、及びディスプレイポートを2つ備えます。背面にはUSB-Cポートがない点に注意しておいてください。

付属品です。キーボードとマウスが付属します。

中身を開いた様子です。ネジ一本で止まっており、内部アクセスは簡単です。

わかりやすくするため、本体サイズを30センチ定規で比較した様子です。

メリット・魅力

コンパクトで低価格かつ高性能の3拍子が揃う

デスクトップパソコンとしてはかなり小さめかつ、Ryzen4000シリーズプロセッサを搭載しているのでネットサーフィン、書類作成などの動作でもたつくことは一切ありませんでした。起動も早く、ストレスがありません。

追加デバイスが必要ない

コンパクトに振り切るのであれば似たグレードで、Prodesk 450 G6 DMがありますがこちらはメディアリーダー、及び光学ドライブがありません。本モデル(SFFシリーズ)は、これらを搭載しているため追加でUSBデバイスを購入する必要がなくワンパッケージで全てをまとめることが出来ます。

デメリット・欠点

これといって大きなデメリットがない

Prodesk 405 G6 SFFのデメリットは正直これといってありません。コンパクトPCならではの拡張性の問題などはありますが、それであれば最初からこのPCを選ばないはず。

一般的なデスクトップPCを想定して買うのであればデメリットが思い浮かびません。

おすすめなタイプ

据え置き前提でパソコンが欲しい人

Prodesk 405 G6 SFFは据え置き前提で安いパソコンが欲しい人にはうってつけです。正直なところ、これといって大きな弱点がなく、最廉価モデル(Ryzen3モデル)でも実用性がある上に安いので非常におすすめです。

法人で従業員用のパソコンが欲しい人

このパソコンは個人よりも法人の方がおすすめです。税込5万円以下で購入でき、追加のインターフェイスがほぼ必要なくキーボード、マウスまで装備。法人で事務所用のパソコンを安く、かつ実用的なものを用意する際に向いています。

おすすめできないタイプ

グラフィックス重視の作業をする人

唯一苦手とするならば、グラフィックスを重視する作業です。例えば、ゲームや動画編集がそれに当たります。これらをしたい場合は、GPU搭載のパソコン(例えばPavilion Gaming)などを選択する方が良いでしょう。

カスタマイズ・モデルの選び方

Prodesk 405 G6 DMは税込4万円台から購入できるパソコンで、最廉価モデルでも一般用途であれば十分なパフォーマンスが出るパソコンです。もし、事務方やネットサーフィンならこれで十分です。

もしより高速に処理したいのであれば、プロセッサのパフォーマンスを上げるより、メモリの増強をおすすめします。16GBモデルに変更しても5万円台で収めることが可能です。注意点として、SDカードライターは標準ではありません。2200円のオプションが必要なので必要な人は取り付けましょう。

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実機レビューのまとめ

据え置きのデスクトップパソコンでできるだけ安く、かつできるだけ性能が良いものを購入したい人にとってほぼベストに近い選択肢です。

また個人用だけでなく、法人向けとして事務所に大量導入する場合にも適したパソコンと言えるモデルです。

HP ProDesk 405 G6 SFFの商品情報

現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。

安く買う方法・コツ

HP ProDesk 405 G6 SFFに限らず、HP(ヒューレットパッカード)のパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。

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