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本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
レビュー・評価の概要
Spectre x360 15-eb0000は他のノートパソコンとは一線を画すデザイン性に優れたモデルです。特にdGPU搭載モデルとしてはダントツで美しい一台。
グラフィック性能を重視しつつ、見た目にもこだわりたい人はぜひ候補に入れて欲しいモデルと言えます。
発売年度 | 2020年 |
プロセッサ | Core i7-10750H |
RAM | 16GB |
ストレージ | 1TB |
画面サイズ | 15.6インチ |
GPU | GeForce GTX1650 Max-Q Design |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 1885g |
Cinebench R20 | 2314pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
特徴
ここではSpectre x360 15 eb-0000の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
ハイエンド15インチノート
Spectre x360 15-ebシリーズは、ヒューレットパッカードのノートパソコンシリーズの中で最上位に位置するマスターピースモデルです。ノートPCの分類ではスペック的に上位に位置するCore i7-10750HとGeForce GTX1650 Max-Q Designを搭載しており、負荷のかかる作業でもこなせる実力を持ちます。
端正な筐体デザイン
もともとデザイン性に優れるHPのノートパソコンですが、Spectreは中でも別格なほど美しいデザインが特徴です。特にエッジ部分のダイヤモンドカットにメッキされた落ち着いたゴールドはマスターピースならではの風格を感じさせるほどです。
美しいディスプレイ
ベンチマーク結果でも後述しますが、4Kディスプレイの美しさが圧巻。ノートパソコンとしては音質も良いため、動画鑑賞用(編集用)のパソコンとしても適しています。
タブレットユースも可能
Spectre x360 15-ebはクラムシェル運用に加えて、タブレットでも運用できます。標準でスタイラスペンが付属するため、イラスト作成や資料へのペン入れ時に活躍します。
価格とコストパフォーマンス
本体の価格は2021年9月11日時点で178,800円からとなっており、スペック面から見て高めの設定になっています。
Core i7-10750HにdGPUを搭載しているモデルはゴツい見た目のPCが多いので、見た目のデザイン性に価値を感じる人向けと言えるでしょう。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
スペック
今回レビューしたSpectre x360 15 eb-0000のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2020年 | |
サイズ | 359×226×19mm | |
重量 | 本体 | 1885g |
アダプタ | 450g | |
CPU | Core i7-10750H | |
GPU | GeForce GTX1650 Max-Q Design | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 1TB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 3840×2160 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
形式 | 液晶 | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 92万画素 |
物理シャッター | 有り | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5.0 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 6セル |
公称値 | 14時間 |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 2314 |
シングル | 451 | |
Cinebench R23 | マルチ | 5884 |
シングル | 1248 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 2434.28 | 1497.34 |
SEQ1M Q1T1 | 1214.53 | 548.66 |
RND4K Q32T16 | 577.40 | 384.12 |
RND4K Q1T1 | 115.21 | 101.68 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | 3633 | 普通 |
高品質 | 4899 | やや快適 |
軽量品質 | 6345 | 快適 |
PC温度測定
通常時

CinebenchR23(10分測定後)

モニター評価(色域)
モニターの色域カバー率は以下の通りです。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。
測定項目 | カバー率[%] |
---|---|
sRGB | 100 |
Adobe RGB | 96.5 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 611.97 | 585.72 | 7 |
ポイント② | 499.56 | 474.81 | 8 |
ポイント③ | 660.25 | 457.31 | 7 |
ポイント④ | 501.01 | 428.17 | 7 |
ポイント⑤ | 415.56 | 367.94 | 7 |
ポイント⑥ | 197.69 | 193.44 | 9 |
通信スピードテストの評価
一戸建てでテストした結果、全ての部屋で安定した通信速度が得られました。
USB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。
W数 | 充電の可否 | 検証に用いた機種 |
---|---|---|
20W | × | PowerPort Ⅲ Nano |
30W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 30W |
45W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W |
61W | 〇 | RP-PC133 |
100W | 〇 | AUKEY PA-B7 |
外観
天板は上品なグレーでセンターにゴールドのHPプレミアムロゴが刻印されています。

背面も天板と同じ色となっています。dGPU搭載PCの割には通気口は控えめです。

開いた様子です。15インチPCですがベゼルが狭いため高級感があります。また写真からもわかるように美しい色合いが特徴です。

テントモードにした状態です。

タブレットモードにした状態です。付属のペンが使いやすくなります。

キーボード全体を撮影した様子です。テンキーを搭載したクセのない配置になっています。

タッチパッド幅を計測したところ、タッチパッドの幅は120mmとなっています。

本体右側にはUSB Type-Cが2種類、USB Type-A、カメラの物理シャッター、microSDスロットが搭載されています。

本体左側は電源ボタン、電源ポート、フルサイズHDMI、ヘッドフォンジャックを備えます。

スピーカーはBANG&OLUFSENのものを搭載し、キーボード上部に配置されています。

本体の重量を測定したところ、1885gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、2335gとなりました。充電器単体では450gとなります。

細かいことですが、背面にマグネットでペンが張り付きます。

メリット・魅力
所有欲の満たされるデザイン
この15インチモデルに限りませんが、Spectreシリーズはとにかくデザインが美しく、どこで使っていても恥ずかしくフォルムになっています。基本的にdGPU搭載モデルは仕組み上大きくなり、通気口が大きくなるのでゲーミングPCに似たデザインになっていくのに対し、Spectre x360 15-eb0000はそういった欠点を一切感じさせない仕上がりと言えます。
優秀な排熱コントロール
温度測定結果からも分かるようにベンチマーク測定で負荷をかけてもパームレスト部分の温度が上がりにくいことが分かりました。intel Hシリーズを搭載しているため排熱が気になるところでしたが、本PCの場合はあまり気にしなくても良さそうです。
ディスプレイが魅力
カラー測定結果から本PCに搭載されているディスプレイの色域は非常に広く、正確な色表現が可能になっています。
ノートとしては十分以上なスピーカー
Spectre x360 15-eb0000は一般的なノートパソコンよりもスピーカー性能に優れます。全域でそこそこ音が出ており、ノートが苦手な低音も比較的しっかりと出ている印象を受けました。
デメリット・欠点
スペックだけで見るとコスパが低い
プロセッサはCore i7-10750HとGeForce GTX-1650 Max-Q Desinのため対スペックだけで見ると、同じ値段でより上位のGPUを選択することもできるため、コストパフォーマンスが悪くなってしまいます。
インターフェイスが少ない
Spectre x360 15-eb0000の最大の欠点はインターフェイスの少なさです。特にUSB Type-Aポートが一つしかないこと、microSDスロットであることを考慮するとほぼ確実にハブが必要になる構成と言えるでしょう。
おすすめなタイプ
イラスト・LIVE2Dクリエイター
Spectre x360 15-eb0000はプロセッサ、dGPUの構成から考えて、イラスト・LIVE2Dクリエイターにおすすめです。恐らく液タブは別途用意するとは思いますが、いざという時にタブレット単体でイラストを描ける点も魅力です。
軽めの動画編集者
dGPUとしてGeForce GTX1650 Max-Q Designを搭載しているため、軽め~普通レベルの動画編集が可能です。
出先で動画視聴を楽しむ人
広い色域、ノートパソコンの中では上位のスピーカー、そしてテントモードにできることから出先で動画編集を楽しむ人にもおすすめです。出張のお供としても使えるでしょう。
おすすめできないタイプ
スペック重視の人
スペックをとにかく重視する人にとっては対プロセッサのコストパフォーマンスが低く、満足度は低くなるでしょう。
インターフェイスがマッチしない人
Spectre x360 15-eb0000にはUSB Type-Aポートが一つしかないため、有線でつなぐことが多い人にはマッチしない可能性が高いので注意して下さい。もしそれでも購入する場合はドッキングステーションなどのハブを用意すると便利です。
カスタマイズ・モデルの選び方
今回レビューしたモデルはCore i7-10750HとGTX1650 Max-Qのモデルですが、2021/9/11時点ではこのモデルはラインナップにありません。第11世代のCore i7-1165G7モデルとなっています。
もしdGPU搭載のモデルまで検討するなら、高くなりますがクリエイターエディションを検討してみて下さい。こちらなら動画編集までばっちりこなすことができます。
実機レビューのまとめ

Spectre X360 15-eb0000は見た目がカッコよく、所有欲が満たされる15インチです。ノートパソコンのデザインにこだわる人こそ、ぜひ選んで欲しいモデルです。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。なお個人であっても法人モデルを買える点は覚えておきましょう。
安く買う方法・コツ
Spectre x360 15 eb-0000に限らず、HP(ヒューレットパッカード)のパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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