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Victus by HP Laptop 16-d0135TXの実機レビュー

※本記事ではメーカーより貸出を受けて、テストを行っています。

Victus by HP Laptop 16-d0135TXのレビュー概要

白いゲーミングPC

Vivtusはintel Hシリーズプロセッサと最高でRTX 3060 Laptopを搭載できるゲーミングパソコン。ゲーミングパソコンとしては珍しい真っ白なボディを採用したモデルとなっています。

高リフレッシュレートはもちろん16.1インチという珍しいサイズを採用している点が特徴です。

こんなタイプにマッチ

  • 一般用途でも使いたい人
  • タイピングが多い人

簡易スペック表

発売日 2022年3月10日
CPU Core i5-11400H
Core i7-11800H
RAM 16GB
ストレージ 512GB
画面サイズ 16.1インチ
GPU GTX1650 Laptop
RTX3050 Laptop
RTX3050 Ti Laptop
RTX3060 Laptop
USB-PD 非対応
LTE・5G通信 非対応
MSオフィス 選択可
重量 自動挿入g
Cinebench R20 3336pts

※詳細スペックはこちら。その他性能は目次よりベンチマーク結果をご覧ください

2022年6月3日現在で、公式サイト価格はRTX 3060 Laptopのモデルが17万円台となっています。現在の価格は公式サイトでご確認下さい。

Victus by HP Laptop 16-d0135TXの目次

実際に使った感想(主観)はメリット・デメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。購入を悩んでいる場合はおすすめかどうかをチェックください。

 

Victus by HP Laptop 16-d0135TXの特徴

ここではVictus by HP Laptop 16-d0135TXの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。

 

ゲーミングっぽくない白い筐体

VictusはゲーミングPCらしからぬ白い筐体が特徴。派手なライティングはなく、一般用途のパソコンの方が近いと言えるでしょう。

 

パワフルなCPU

本体は第11世代のintelコアプロセッサを搭載し、ベンチマークの結果の通りデスクトップに負けない高いパフォーマンスとなっています。

 

GPUは求める性能から選べる

GPUは複数ラインナップしており、GTX1650~RTX3060 Laptopまでを選択可能。自分の要望に合わせることができます(ただし、時期によってGPUは時期によって販売してないことがあります。必ず公式サイトをご確認ください)。

 

16.1の珍しいディスプレイサイズ

ディスプレイは16.1インチと非常に珍しくなっています。解像度は1920×1080です。

 

 

Victus by HP Laptop 16-d0135TXの価格とコストパフォーマンス

2022年6月3日時点でGeForce RTX3060 Laptopモデルが172,000円となっています。コストパフォーマンス的には適当なところですが、デスクトップPCと比較するとどうしても見劣りしてしまう部分があります。

2022年6月3日現在で、公式サイト価格はRTX 3060 Laptopのモデルが17万円台となっています。現在の価格は公式サイトでご確認下さい。

 

Victus by HP Laptop 16-d0135TXのスペック

今回レビューしたVictus by HP Laptop 16-d0135TXのスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売日(月) 2022年3月10日
製品名
型式 d0135TX
サイズ 260×370×23.5mm
重量(実測) 本体 g
電源アダプタ 0g
CPU Core i5-11400H
GPU GeForce RTX3050 Laptop
メモリ(RAM) 16GB
ストレージ 1st 512GB
2nd -
ディスプレイ サイズ 16.1インチ
解像度 1920×1080
アスペクト比 16:9
形式 IPSディスプレイ
リフレッシュレート 144Hz
生体認証 指紋 無し
顔認証 無し
フロントカメラ 画素数 92万画素
物理シャッター 無し
リヤカメラ 画素数 無し
Wi-Fi a/b/g/n/ac
bluetooth v5.0
LTEモジュール 対応の可否 非搭載
SIMカードサイズ
光学ドライブ 非搭載
バッテリー サイズ 公式記載なし
公称値 5.5時間

※レビュー機種以外やカスタマイズ内容などの詳細スペックはこちらからご覧ください。

他グレードを見てみる

 

Victus by HP Laptop 16-d0135TXのベンチマーク

CINEBENCH R20

CINEBENCH R20の測定値は3336pts、シングルコア560ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。今回検証したモデルはCore i5モデルですが、それでも十分なパフォーマンスが出ています。多コアが必要になるケースはAMDや第12世代の方が有利かもしれませんが、一般的には十分以上と言えるでしょう。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23の測定値は8311pts、シングルコア1455ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。3000MB/s以上の数値が出ており、一般的なノートパソコンではトップクラスの性能。使用中に全く不満はありませんでした。

 

ゲームベンチマーク

FF15

ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果は、FF15のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
最高品質 - -
高品質 - -
軽量品質 8405 快適

 

CPU-Z

CPU-Zでの検証は以下の通りです。クリックで拡大することができます。

 

騒音テスト

騒音に関する評価は以下の通りです。CPUテストはCinebench R20、GPUテスト時はFinalFantasy15のベンチマーク測定時に測定を行っています。

モード 評価
通常時 静かだかファンが回る時もあり
CPUテスト時 ファンが周り音が聞こえる
GPUテスト時 ファンが周り音が聞こえる

 

Victus by HP Laptop 16-d0135TXのモニター評価(色域・トーンカーブ)

モニターの評価結果は以下の通りです。タブで色域の評価結果とトーンカーブの測定データを切り替えることができます。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。

sRGB

 

Adobe RGB

 

カバー率及び、カバー比のデータは以下の通りです。

カバー率 kaba-ritu カバー比
sRGB 65.5 65.1
Adobe RGB 49 49

 

トーンカーブの評価結果は以下の通りです。

 

Victus by HP Laptop 16-d0135TXの通信環境(WI-Fi)のテスト

測定環境

Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。

1階部分

2階部分

※タップで画像を拡大できます。

 

検証結果

スピードテストを行った結果です。ポイント⑥になるほど実質的な距離が大きくなります。

ダウンロード数値比較

ルーター前:411.2Mbps
ポイント②:329Mbps
ポイント③:429.72Mbps
ポイント④:369.44Mbps
ポイント⑤:474.46Mbps
ポイント⑥:241.39Mbps

アップロード、PING、ジッターを計測した数値を表にまとめています。

測定項目 ダウンロード アップロード PING
単位 Mbps Mbps ms
ルーター前 411.2 480.09 10
ポイント② 329 428.01 8
ポイント③ 429.72 502.03 6
ポイント④ 369.44 42.72 6
ポイント⑤ 474.46 409.28 8
ポイント⑥ 241.39 200.52 6

 

通信スピードテストの評価

どのエリアにおいても十分な通信速度となっています。特に最長距離で200Mbps以上出ており、十分な結果と言えるでしょう。

 

Victus by HP Laptop 16-d0135TXのUSB-C(PD)による充電テスト

USB-Cの充電テストを行いました。本モデルはUSB PDには非対応でした。

USB-PD 充電の可否 検証した充電器
20W PowerPort Ⅲ Nano
30W PowerPort Atom Ⅲ Slim
45W PowerPort Atom Ⅲ Slim
61W RP-PC133
100W AUKEY PA-B7

 

Victus by HP Laptop 16-d0135TXの外観

表面は真っ白な筐体にVのマークが記載されているだけです。一見するとどこのメーカーかわからないほどです。

 

背面が最もゲーミングっぽく、大きく特徴的なスリットがあります。背面側も天板と同じ、白い素材が使われています。

 

開いた様子です。左右上ベゼルは狭めですが、下部のベゼルは大きめになっています。

 

開いた際の最大角は135°となっています。

 

上部ベゼルです。

 

下部ベゼルです。上側に比べるとかなり大きいことがわかります。

 

キーボードは日本語向けとなっており、完全に独立した配置となっています。またテンキーが付属します。

 

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、19.16mmとなりました。また、SHINWAのデップスゲージでキーストロークを測定したところ、1.6mmとなっています。静音型のキーボードで非常に静かにタイミングでき、打ちやすいです。

 

タッチパッド幅を計測したところ、125mmとなりました。タッチパッドは広めで打ちやすいです。

 

本体右側にはUSB Type-Aが2本あります。

 

本体左側には電源ポート、有線LANイーサネットコネクタ、フルサイズHDMI、USB Type-A、USB Type-C、ヘッドフォンジャック、フルサイズSDスロットがあります。

 

背面にポートはありません。

 

Victus by HP Laptop 16-d0135TXのメリット・魅力

一見してゲーミングに見えない

白い筐体で、ライティングが無いためゲーミングには見えないようなモデルとなっています。外で使っても、一般的なノートパソコンと差が無いように見えるでしょう。

 

静音性に優れる

ゲーミングPCの割に音が静かであることに驚きました(ゲーミングPCはアイドル時から音が大きいケースが多い)。もちろん負荷をかけるとファンが回り出しますが、一般用途で使うことが多い人には嬉しいポイントと言えるでしょう。

 

タイピングが非常にしやすい

キーボードはカチカチと音が鳴らないタイプで静穏性に優れ、しかも適切なストロークがあり打ちやすいです。自宅はもちろん外でも周りに迷惑をかけることなく、快適に使えるでしょう。

 

Victus by HP Laptop 16-d0135TXのデメリット・欠点

ストレージは512GBのみ

本モデルのストレージは512GBモデルのみとなっています。またセカンドストレージの用意がありません。そのため、大容量を使う人は外付けストレージを用意する方が良いでしょう。

 

背面側にインターフェイスなし

ゲーミングをはじめdGPU搭載ポソコンは左右ポートの他に背面ポートも用意されているケースがありますが、本モデルにはそれがありません。取り回しを作る際、ケーブルが目立ってしまう弱点があります。

 

デスクトップも候補に

コストパフォーマンスの項目でも書いた通り、GeForce RTX3060 LaptopではデスクトップPCを候補に入れて良いレベルになってしまいます(モニターを準備すると価格が超えてしまいますが)。

 

色域は狭い

ベンチマークの結果の通り、色域は狭めなため、カラーを扱う人にはあまりおすすめできません。

 

みんなの口コミ

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Victus by HP Laptop 16-d0135TX
Average rating:  
 1 reviews
 by SIMPC

今までのゲーミングパソコンにはなかった、白くて清潔感のあるデザインが特徴で、個人的にはとても好きなカラーです。タイピングも一般用途に近く打ちやすいため、普段の業務で用いるPCとの差が無い点も良いと感じました。ただ、フルHDで色域が狭いため、クリエイティブ用途には厳しくなっています。

 

女性目線の口コミ

普段、Let's NoteのSZシリーズを使っている妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。

女性目線のコメント

  • 白くてシンプルなデザイン
  • タイピングしやすい

 

Victus by HP Laptop 16-d0135TXがおすすめな人

ゲーム以外の用途でも使う人

白い筐体や静穏性に優れるキーボードはゲーム用途以外でも使いやすいため、ゲーミングだけでなく他の用途で使う人におすすめできます。

 

タイピング音が気になる人

ゲーミングPCはタイピング音が気になるものが多く、ハイエンドになると青軸が採用されているものもあります。外で使っていたり、自宅で利用するにしても音楽の邪魔をしたくないという人にはこちらの方が良いでしょう。

 

Victus by HP Laptop 16-d0135TXがおすすめではないタイプ

インターフェイス周りを綺麗にしたい人

Victusは背面にインターフェイスを持ちません。そのため、配線整理の点では不利です。PC周りの配線を綺麗に整えたいなら、背面ポート付きのモデルを選ぶことをおすすめします。

 

Victus by HP Laptop 16-d0135TXのカスタマイズ・モデルの選び方

本モデルはCPUをCore i5もしくはCore i7、GPUを4種類から選ぶことができます。自分のやりたいことと予算で選ぶのが良いと思いますが、筆者としては、最上位のモデルが良いと思います。144Hzディスプレイを活かしていくためにも、パワフルなGPUを前提とする方が良いと考えるからです。セカンドストレージの変更ができないため、USB外付けやNASを用意するようにしたいところです。

公式サイトを見る

 

Victus by HP Laptop 16-d0135TXの実機レビューまとめ

どこでも使えるゲーミングPC

結論

白い筐体や打ちやすいキーボードのおかげでどこでも使えるゲーミングPCとなっています。

ゲーミング以外でも外出先で使う予定のある人にすすめたい一台です。

2022年6月3日現在で、公式サイト価格はRTX 3060 Laptopのモデルが17万円台となっています。現在の価格は公式サイトでご確認下さい。

 

Victus by HP Laptop 16-d0135TXを安く買う方法

Victus by HP Laptop 16-d0135TXに限らず、HPのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。

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