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レビュー・評価の概要
ASUS Zenbook 14 OLED UX3405MAは第15世代のintelプロセッサを搭載したノートパソコンです。第14世代も高いパフォーマンスでしたが、今回の15世代でさらに高速化されています。
本モデルはパフォーマンスだけでなく、インターフェイスが充実していることや、モバイル性が高いことで幅広く使えるノートPCとなっています。
発売年度 | 2024年 |
プロセッサ | Core Ultra 7 Core Ultra 9 |
RAM | 16GB |
ストレージ | 1TB |
画面サイズ | 14インチ |
GPU | Intel Arc Grahphics |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 1205g |
Cinebench R20 | 5132pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
2024年3月4日時点で164,800円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではASUS Zenbook 14 OLED UX3405MAの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
第15世代intelプロセッサ搭載
本モデルには第15世代のintelプロセッサが搭載されています。ベンチマーク結果でも後述しますが、Cinebench R20で5000ptsを超えるパフォーマンス結果が得られており、非常に高くなっています。
軽量な本体
ZenBookの過去モデル同様のコンセプトで本体は1.2kgと軽量です。バッテリー持続時間も長いため、モバイル性能に優れます。
美しい3Kディスプレイ
ディスプレイは珍しい3Kとなっています(FHD、2.2K、4Kが一般的には多い)。美しいディスプレイを持ちながら、4Kほど電力消費がない中間的なディスプレイと言えるでしょう。
価格とコストパフォーマンス
PCの価格としては16万円台からと少し高めですが、プロセッサとディスプレイ性能から考えると十分コスパが高い部類に入ると感じました。
また、上位のCore Ultra 9の場合は19万円台でメモリが32GBになるため、価格が上がってもよければこちらの方がコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
2024年3月4日時点で164,800円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
スペック
今回レビューしたASUS Zenbook 14 OLED UX3405MAのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2024年 | |
サイズ | 220.1×312.4×14.9mm | |
重量 | 本体 | 1205g |
アダプタ | 215g | |
CPU | Core Ultra 7 155H | |
GPU | Intel Arc Graphics | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 1TB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 14インチ |
解像度 | 2880×1800 | |
アスペクト比 | 16:10 | |
形式 | OLED | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 207万画素 |
物理シャッター | 有り | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5.3 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 75Whr |
公称値 | 21時間 |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 5132 |
シングル | 672 | |
Cinebench R23 | マルチ | 7610 |
シングル | 1725 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 5004.72 | 3562.88 |
SEQ1M Q1T1 | 2355.05 | 2451.61 |
RND4K Q32T16 | 299.09 | 279.42 |
RND4K Q1T1 | 56.77 | 90.98 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | – | – |
高品質 | – | – |
軽量品質 | 3246 | 普通 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
今回はテストを実施しておりません。
USB-C(PD)による充電テスト
今回は検証を行っておりません。
外観
天板は斜めのカットが入った美しいデザインが特徴です。

背面は控えめなスリットが入っています。

開いた様子です。ベゼル幅が狭く、高級感を感じるデザインになっています。

上部ベゼルです。

下部ベゼルです。

キーボード全体です。一部キーが接合していますが、配列自体にクセはなく打ちやすい印象でした。

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、19.72mmとなりました。また、SHINWAのデップスゲージでキーストロークを測定したところ、1.5mmとなっています。

タッチパッド幅を計測したところ、130mmとなりました。

本体右側にはフルサイズHDMI、ヘッドフォンジャック、USB Type-Cポートが2つ備わっています。

本体左側にはUSB Type-Aポートがあります。

本体の重量を測定したところ、1205gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、1420gとなりました。充電器単体では215gとなります。

メリット・魅力
驚くべきパフォーマンス
ベンチマークのスコアからも分かるように、非常に高いパフォーマンスを誇ります。一般的な用途で使う場合、デスクトップパソコンにも引けを撮らないほどのパフォーマンスになるでしょう。
コスパに優れる
15~20万円台のノートパソコンとしては非常にコストパフォーマンスが高いと感じました。特にCore Ultra 9モデルはメモリ性能も含めて、かなり割安に感じます。
グラフィックス性能も高め
本モデルはintel Arc Graphicsが搭載されています。ゲームベンチマークの結果を見ても、これまでのIris Xe Graphicsと比較して、ひとまわりスコアが良くなっています。
デメリット・欠点
Core Ultra 7は16GBのみ
気をつけておきたいポイントとして、本モデルのCore Ultra 7は16GBモデルしかありません。もしメモリ容量が必要な場合は、上位のCore Ultra 9のモデルが必要になる点は注意してください。
光沢ディスプレイ
好みが分かれる部分ですが、本機は光沢ディスプレイが採用されています。そのため、外で使う場合や蛍光灯の反射が気になるかもしれません。
おすすめなタイプ
持ち運びが多い人
本体質量が1.2kgと非常に軽いため、持ち運びが多い人にはぴったりの一台と言えるでしょう。インターフェイスもUSB Type-A、Type-Cともに備えているため出先で困ることも少ない印象です。
処理能力が欲しい人
これまでのノートパソコンと比較しても、かなり高いパフォーマンスを持っている結果となりました。パフォーマンスが欲しい人は迷わず、第15世代プロセッサ搭載モデルを選ぶ方が良いでしょう。
おすすめできないタイプ
値段重視の人
コストパフォーマンスに優れる点は事実ですが、考え方によってはオーバースペックになり得る場合もあります。
持ち出しが多くない、もしくはディスプレイ性能に拘らないということであれば、10万円以下のパソコンを検討してみても良いかもしれません。
カスタマイズ・モデルの選び方
本モデルの個別カスタマイズはなく、Core Ultra 7モデルと9モデルの2つになります。もし価格が許すなら、9モデルの方がコストパフォーマンスが高いため筆者としてはおすすめです。
実機レビューのまとめ

レビューを行った結果、弱点が少なく総じて買いになるモデルと感じました。
特に外で作業することが多いビジネスパーソンにとっては、魅力的な一台となるでしょう。
2024年3月4日時点で164,800円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
安く買う方法・コツ
ASUS Zenbook 14 OLED UX3405MAに限らず、ASUSのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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