DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)の実機レビュー

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)のレビュー概要

前モデルから大幅にパフォーマンスアップ

プロセッサが8コア16スレッドに大幅パフォーマンスアップしたDAIV 5N。dGPUはRTX3060 Laptopを搭載しているため、グラフィックス性能でも文句なし。色域カバー比も高めでクリエイティブユーザーの強い味方になってくれるノートパソコンです。

こんなタイプにマッチ

  • クリエイティブな作業をする人
  • タッチパッドで作業する人
  • 写真・動画制作のクリエイター
  • 熱くならないノートPCが欲しい人

簡易スペック表

発売日 2021年10月25日
CPU Core i7-11800H
RAM 16~64GB
ストレージ 512GB~2TB
画面サイズ 15.6インチ
GPU GeForce RTX3060 Laptop
USB-PD 非対応
LTE・5G通信 非対応
MSオフィス 選択可
重量 1695g
Cinebench R20 3695pts

※詳細スペックはこちら。その他性能は目次よりベンチマーク結果をご覧ください

 

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)の目次

実際に使った感想(主観)はメリット・デメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。購入を悩んでいる場合はおすすめかどうかをチェックください。

※本記事ではメーカーより貸出を受けて、テストを行っています。

 

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)の特徴

ここではDAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。

 

8コア16スレッドでさらにパフォーマンスを強化

インテル第11世代のHシリーズプロセッサにグレードアップしたことで、プロセッサが8コア16スレッドになり大幅に能力アップしています。ベンチマーク結果でも後述していますが、よほどの理由が無い限り型落ちではなく本モデルを買うべきといえるパフォーマンスアップです。

 

RTX3060 Laptopを搭載

プロセッサはRTXシリーズのモバイル向けモデルを搭載。モバイルノート向けPCとしては十分なグラフィックス性能を誇るモデルとなっています。

 

DAIVシリーズならではの色域を持ちつつ高リフレッシュレート

クリエイティブユーザー向けのDAIVシリーズということもあり、色域カバー率は広め。sRGB比で100%となっています(カバー率については、ベンチマークにて後述)。さらに、ディスプレイのリフレッシュレートは165Hzと高めになっており、ゲームユーザーでも使いやすいモデルになっています。

 

高性能15インチながら比較的コンパクト

本モデルはCore Hシリーズプロセッサを搭載、かつグラフィックスとしてはRTX3060となっていますが持ち運びでも十分使えるコンパクトさです。本体厚みもそれなりなので、いざという時の持ち出しでも困りにくいでしょう。

 

本モデルよりWindows11が標準

DAIV 5NはこのモデルからWindows11が標準となっています。

 

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)の価格とコストパフォーマンス

本体価格は税込み230,780円からとなっています。本体パフォーマンス、色域の観点から考えると価格は妥当です。特に8コア16スレッドでパフォーマンスがアップした分、Ryzenと比べて劣っていた部分がフォローされる形となったため、前モデルと比較するとコストパフォーマンスは上がったと言えそうです。

 

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)のスペック

今回レビューしたDAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)のスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売日(月) 2021年10月25日
製品名
型式 -
サイズ 236.7×355.5×20.6mm
重量(実測) 本体 1695g
電源アダプタ 845g
CPU Core i7-11800H
GPU GeForce RTX3060 Laptop
メモリ(RAM) 16GB
ストレージ 1st 512GB
2nd -
ディスプレイ サイズ 15.6インチ
解像度 2560×1440
アスペクト比 16:9
形式 公式記載なし
リフレッシュレート 165Hz
生体認証 指紋 有り
顔認証 無し
フロントカメラ 画素数 100万画素
物理シャッター 無し
リヤカメラ 画素数 無し
Wi-Fi a/b/g/n/ac/ax
bluetooth v5
LTEモジュール 対応の可否 非搭載
SIMカードサイズ
光学ドライブ 非搭載
バッテリー サイズ 62Wh
公称値 6時間時間

※レビュー機種以外やカスタマイズ内容などの詳細スペックはこちらからご覧ください。

 

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)のベンチマーク

CINEBENCH R20

CINEBENCH R20の測定値は3695pts、シングルコア582ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。本モデルでは8コア16スレッドのプロセッサが採用されていることもあり、高いマルチスコアの値になっています。intelプロセッサのためシングルスコアも高く、前モデルと比較して大幅に進化しています。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23の測定値は9128pts、シングルコア1516ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。Readは約2000MB/sとなっており、ノートパソコンではトップクラスではないものの十分な速度となっており不満は全くありません。

 

ゲームベンチマーク

FF15

ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果は、FF15のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
最高品質 8111 快適
高品質 10726 とても快適
軽量品質 11659 とても快適

 

CPU-Z

CPU-Zでの検証は以下の通りです。クリックで拡大することができます。

 

騒音テスト

騒音に関する評価は以下の通りです。CPUテストはCinebench R20、GPUテスト時はFinalFantasy15のベンチマーク測定時に測定を行っています。

モード 評価
通常時 あまり音はしない
CPUテスト時 ファン音がしっかりと聞こえる
GPUテスト時 ファン音がしっかりと聞こえる

 

PC温度測定

平常時とCinebenchR23(multi)で10分負荷をかけた後にFLIR One Proのサーマルカメラを用いて温度測定を行いました。DAIV 5Nの冷却性能は素晴らしく、ファンがしっかり聞くことで平常時でもベンチマーク時でもほぼ変わらない温度を実現しています。

通常時

CinebenchR23(10分測定後)

 

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)のモニター評価(色域・トーンカーブ)

モニターの評価結果は以下の通りです。タブで色域の評価結果とトーンカーブの測定データを切り替えることができます。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。色域の広さを特徴としているノートパソコンということもあり、sRGBカバー率は99.4%と広い値になっています。クリエイティブな作業でも使いやすいでしょう。

sRGBカバー率:99.4%

Adobeカバー率:75.4%

 

トーンカーブは以下の通りです。

 

 

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)の通信環境(WI-Fi)のテスト

測定環境

Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。

1階部分

2階部分

※タップで画像を拡大できます。

 

検証結果

スピードテストを行った結果です。ポイント⑥になるほど実質的な距離が大きくなります。

ダウンロード数値比較

ルーター前:650.54Mbps
ポイント②:466.58Mbps
ポイント③:644.5Mbps
ポイント④:461.42Mbps
ポイント⑤:442.28Mbps
ポイント⑥:305.37Mbps

アップロード、PING、ジッターを計測した数値を表にまとめています。

測定項目 ダウンロード アップロード PING
単位 Mbps Mbps ms
ルーター前 650.54 335.49 9
ポイント② 466.58 320.08 8
ポイント③ 644.5 371.35 10
ポイント④ 461.42 284.09 11
ポイント⑤ 442.28 289.77 9
ポイント⑥ 305.37 200.77 13

 

通信スピードテストの評価

全エリアで200Mbps以上の通信速度が得られており快適にネットを使うことができます。

 

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)のUSB-C(PD)による充電テスト

本モデルはUSB-PD非対応となっています。

 

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)の外観

天板は他のDAIVシリーズと同様にガンメタリックとなっています。ただし刻印は表面が盛り上がったタイプになっています。

 

背面はdGPU搭載PCということもあり、大きな通気口が空いたタイプとなっています。ベンチマークのところでも書いた通り、このパソコンは冷却性が高くなっていますが、こういったところが寄与として大きいと考えられます。スピーカーはパームレスト裏のみとなっており、音質はそこそこ良く、低音もノートとしては出ています。

 

開いた様子です。ベゼルは狭めで安っぽさはありません。Windows Helloを搭載し、生体認証も可能です。ディスプレイは165Hzとなっています。

 

最大角は145°となっています。

 

上部ベゼルは7mmとなっています。また左右ベゼルは4.5mmです。

 

下部ベゼルは約20mmとなっています。

 

キーボード全体です。テンキーを搭載したタイプです。また電源ボタン横にはパフォーマンスをワンタッチで切り替えられるボタンが付いています。

 

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、1.3mmとなりました。また、SHINWAのデップスゲージでキーストロークを測定したところ、18.98mmとなっています。キー入力は静かでありながら、深めとなっており打ちやすさは上々です。

 

タッチパッド幅を計測したところ、116mmとなりました。タッチパッドはサラサラですが、クリック音がカチカチ鳴るタイプです。静かな環境では気になるかも知れません。

 

本体右側にはUSB Type-A,microSDスロットが付属します。

 

本体左側にはUSB Type-A、ヘッドフォンジャック、マイクジャックが付属します。

 

本体背面はUSB Type-C、フルサイズHDMI、有線イーサネットコネクタ、電源ポートがあります。また大きめの排気口も設けられています。

 

本体の重量を測定したところ、1695gとなりました。

 

充電器込みの重量を測定したところ、2540gとなりました。充電器単体では845gとなります。

 

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)のメリット・魅力

Core i7-11800Hの進化が大きい

特徴のところから繰返しになりますが、今回から8コア16スレッドになった影響が大きくベンチマークスコアが大きくアップしています(全モデルと比較して、1.2倍ほど性能アップ)。intelプロセッサはこれまであまり明確な進化がなかったからこそ、この差は大きく魅力に感じます。マルチコア性能がアップしたことでエクセルや動画などの多コアを使う処理が有利に働きます。

 

dGPU搭載PCの割に静か

dGPU搭載PCは性質上どうしても冷却性重視となりファン音が大きくなる傾向がありますが、スペック構成から考えると静かと感じました。

 

冷却性能に申し分なし

個人的な感想として最も感動したのが冷却性能です。CinebenchR23で連続テスト時の温度分布をベンチマーク結果で掲載していますが、ファンの冷却性能が高くキーボードがはっきりと冷えているのがわかります。キーボード入力が多い人にとって、熱くならず不快になりにくい大きなメリットがあります。

 

タッチパッド性能が高い

DAIVシリーズは過去から言えることですが、タッチパッド性能が高くサラサラとした質感で使うことができます。外出時でタッチパッド利用でも作業性が落ちづらいでしょう。

 

持ち運びもできるサイズ感

DAIV 5Nは15インチでdGPU搭載PCの割に本体サイズが小さめです。常用的な持ち運びは厳しいですが、突発的に持ち出すのは困らないサイズ感と言えるでしょう。

 

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)のデメリット・欠点

バッテリー持続時間がかなり短い

DAIV 5Nではバッテリーの持続時間が公称値で6時間とかなり短めです。外出先でバッテリーがない環境での長時間利用は難しいと言えるでしょう。

 

タッチパッドのクリック音が残念

タッチパッドの触感は良いですが、クリック音はカチカチ鳴るタイプとなっています。音は大きくはないものの、キーボードも静音タイプなだけに残念です。

 

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DAIV 5N
レビューの平均:  
 1 レビュー
 by SIMPC

今回のモデルで8コア16スレッドになった影響が大きく、Ryzenシリーズに引けを取らないパフォーマンスを出せるようになっている点がメリット。マルチコアでは負ける部分があるもののシングルスレッドが強いため、ソフトウェアによってはintelモデルの方が強みを出せるシーンが増えたとも感じます。

 

女性目線の口コミ

普段、Let's NoteのSZシリーズを使っている妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。

女性目線のコメント

  • 15インチサイズにしては小さい
  • 女性に持ち運びは厳しいかも

 

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)がおすすめな人

外出先でもパワーマシンを使いたい人

15インチのパワフルノートパソコンということもあり、外出先でもパワーのあるWindows機を使いたい人には良いでしょう。バッテリー持続時間が短いところは欠点ですが、そこはパワーとのトレードオフなので難しいところですが、そこは許容する必要があります。

 

イラスト・写真現像などでクリエイティブ作業する人

色域が広めで本体パワーがあるため、クリエイティブ作業をする人に向いているでしょう。高性能15インチながら、PC本体がコンパクトなので液タブと並べても、スペースを大きく取らない点も利点として挙げられます。

 

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)がおすすめではないタイプ

常時持ち出しする人

普段からPCを持ち出しする人にとっては、本体質量が1.7kgもあることもあり厳しいと言えます。この場合は、dGPU、CPUの性能どちらも落ちてしまいますが、DAIV 4Nの方がおすすめです。

パフォーマンスが落ちてしまう反面、バッテリー面では有利になるので外出が多いならこちらの方がメリットになる人は多いでしょう。色域の広さはほぼ同程度です。以下でレビューしているので合わせてご覧ください。

 

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)のカスタマイズ・モデルの選び方

パフォーマンスが高いPCなので、CPU、dGPUがボトルネックになりづらくグレードの高い選択肢をとって良いでしょう。特にこのPCを選ぶ人はクリエイティブ作業が多いことが想定されるため、メモリ数のアップとSSDのグレードを上げておけば、より快適に作業できるでしょう。

公式サイトを見る

 

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)の実機レビューまとめ

15インチのクリエイティブ向けPC

結論

今回のモデルで8コア16スレッドにパフォーマンスが大きくアップ。dGPUにRTX3060 Laptopを搭載しているため、プロ用途でなければクリエイティブ作業にも十分なパフォーマンスを発揮するPCとなっています。

 

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)を安く買う方法

DAIV 5N(2021年・第11世代intel Hシリーズ)に限らず、マウスコンピューターのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。

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