DAIV 4N(2021年モデル)の実機レビュー

DAIV 4N(2021年モデル)のレビュー概要

軽量なdGPU搭載パソコン

DAIV 4Nは1.4kg台の本体に第11世代intel Core i7プロセッサとGeForce GTX1650Tiを搭載した軽量ノートパソコンです。

DAIVシリーズで色域も広めなため、外出先での作業が多いクリエイター向けのモデルとなっています。

こんなタイプにマッチ

  • 外出先でも使えるクリエイティブPCが欲しい人
  • 自宅ではデスクトップ運用する人

簡易スペック表

発売日 2021年6月1日
CPU Core i7-1165G7
RAM 16~64GB
ストレージ 512GB~2TB
画面サイズ 14インチ
GPU GeForce GTX1650Ti
USB-PD 対応
LTE・5G通信 非搭載
MSオフィス 選択可能
重量 1425g
Cinebench R20 1397pts

※詳細スペックはこちら。その他性能は目次よりベンチマーク結果をご覧ください

2021年9月22日時点で159,280円(税込)となっています。現在の価格は公式サイトでご確認ください。

 

DAIV 4N(2021年モデル)の目次

実際に使った感想(主観)はメリット・デメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。購入を悩んでいる場合はおすすめかどうかをチェックください。

※本記事ではメーカーより貸出を受けて、テストを行っています。

 

DAIV 4N(2021年モデル)の特徴

ここではDAIV 4N(2021年モデル)の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。

 

第11世代のintel Coreプロセッサ採用

2021年モデルのDAIV 4Nではintel Core i7-1165G7プロセッサを搭載しています。ベンチマーク結果で後述しますが、Cinebench R20のシングルスコアは500ptsを超えており、十分なパフォーマンスが得られる結果となっています。

 

薄型でGeForce GTX1650Tiを搭載

DAIV 4Nは薄型でありながらGeForce GTX1650Tiを搭載しています。外部GPUを搭載することでグラフィック関係のパフォーマンスを大きく向上させており、外出先でも効率的に仕事ができるでしょう。

 

USB-PD充電対応

外部GPU搭載パソコンでありながら、USB-PD充電に対応しています。バッテリー持続時間の公称値が11.0時間で少し短めのため、PD充電を使って外で補給できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

 

sRGBカバー比102%の広い色域

クリエイター向けのモデルであるDAIVシリーズだけあって、色域はsRGBカバー比102%となっています。ウェブ用のクリエイティブであれば、対応できる実力を持ちます。

 

DAIV 4N(2021年モデル)の価格とコストパフォーマンス

本機は2021年9月22日時点で税込159,280円となっています。スペックだけで見ると、ゲーミングノートなどで上のモデルがいくつかあるものの「色域の広さと軽量性」と考えれば価格は妥当です。それらにメリットを感じない人はコストパフォーマンスが落ちるので、G-Tuneのようなハイリフレッシュレートモデルを検討する方が良いでしょう。

2021年9月22日時点で159,280円(税込)となっています。現在の価格は公式サイトでご確認ください。

 

DAIV 4N(2021年モデル)のスペック

今回レビューしたDAIV 4N(2021年モデル)のスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売日(月) 2021年6月1日
製品名 DAIV 4N(2021年モデル)
型式
サイズ 225×323.9×19.2mm
重量(実測) 本体 1425g
電源アダプタ 440g
CPU Core i7-1165G7
GPU GeForce GTX1650Ti
メモリ(RAM) 16GB
ストレージ 1st 512GB
2nd -
ディスプレイ サイズ 14インチ
解像度 1920×1080
アスペクト比 16:9
形式 記載なし
リフレッシュレート 記載なし
生体認証 指紋 無し
顔認証 有り
フロントカメラ 画素数 100万画素
物理シャッター 無し
リヤカメラ 画素数 無し
Wi-Fi a/b/g/n/ac/ax
bluetooth v5
LTEモジュール 対応の可否 非搭載
SIMカードサイズ
光学ドライブ 非搭載
バッテリー サイズ 記載なし
公称値 11時間時間

※レビュー機種以外やカスタマイズ内容などの詳細スペックはこちらからご覧ください。

 

DAIV 4N(2021年モデル)のベンチマーク

CINEBENCH R20

CINEBENCH R20の測定値は1397pts、シングルコア512ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。第11世代のintel Core i7-1165G7プロセッサのベンチマークとしてはマルチコアで低い数値が得られています。一方、シングルコアは他の機種と差はあまりありません。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23の測定値は3466pts、シングルコア1339ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。Readの値が約2000MB/sとノートパソコンでは十分な性能を有しています。もしさらに高速化したい場合はカスタマイズで対応すると良いでしょう。

 

VRmark

VRMarkの測定結果は以下の通りです。

スコア Average Frame Rate Target frame rate
Orange Room 5124 111.71 109.00
Blue Room 1070 23.33 109.00

 

ゲームベンチマーク

FF14

ファイナルファンタジー14 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果はFF14のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
最高品質 9431 非常に快適
高品質 11034 非常に快適
標準品質 12174 非常に快適

 

FF15

ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果は、FF15のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
最高品質 3611 普通
高品質 5255 やや快適
軽量品質 6380 快適

 

CPU-Z

CPU-Zでの検証は以下の通りです。クリックで拡大することができます。

 

騒音テスト

騒音に関する評価は以下の通りです。CPUテストはCinebench R20、GPUテスト時はFinalFantasy15のベンチマーク測定時に測定を行っています。

モード 評価
通常時 ほぼ無音
CPUテスト時 ほぼ無音
GPUテスト時 大きめのファン音が鳴る

 

PC温度測定

平常時とCinebenchR23(multi)で10分負荷をかけた後にFLIR One Proのサーマルカメラを用いて温度測定を行いました。測定時にそれなりに温度はあがるものの、パームレスト部分への温度影響が少ないため、高負荷時でも快適に使えます。

通常時

CinebenchR23(10分測定後)

 

DAIV 4N(2021年モデル)のモニター評価(色域・トーンカーブ)

モニターの評価結果は以下の通りです。タブで色域の評価結果とトーンカーブの測定データを切り替えることができます。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。sRGBカバー比は100%を超えていますが、カバー率としては89.5%という結果になりました。

sRGB:89.5%

Adobe RGB:69.2%

 

トーンカーブの評価結果は以下の通りです。

 

 

DAIV 4N(2021年モデル)の通信環境(WI-Fi)のテスト

測定環境

Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。

1階部分

2階部分

※タップで画像を拡大できます。

 

検証結果

スピードテストを行った結果です。ポイント⑥になるほど実質的な距離が大きくなります。

ダウンロード数値比較

ルーター前:538.76Mbps
ポイント②:131.72Mbps
ポイント③:353.09Mbps
ポイント④:254.76Mbps
ポイント⑤:185.91Mbps
ポイント⑥:20.35Mbps

アップロード、PING、ジッターを計測した数値を表にまとめています。

測定項目 ダウンロード アップロード PING
単位 Mbps Mbps ms
ルーター前 538.76 539.83 8
ポイント② 131.72 198.64 9
ポイント③ 353.09 548.19 9
ポイント④ 254.76 418.4 9
ポイント⑤ 185.91 366.34 7
ポイント⑥ 20.35 90.24 7

 

通信スピードテストの評価

ほとんどのエリアで安定した速度が得られていますが、最長距離のみ速度が低下する傾向が見られました。利用環境に応じて、メッシュWi-Fiや中継器の検討もおすすめします。

 

DAIV 4N(2021年モデル)のUSB-C(PD)による充電テスト

USB-Cの充電テストを行いました。30W以下ではUSB-PDによる充電ができませんでした。45W以上のGaN対応充電器をおすすめします。

USB-PD 充電の可否 検証した充電器
20W × PowerPort Ⅲ Nano
30W × PowerPort Atom Ⅲ Slim
45W PowerPort Atom Ⅲ Slim
61W RP-PC133
100W AUKEY PA-B7

 

DAIV 4N(2021年モデル)の外観

今回レビューしたDAIV 4Nは淡いブルーが特徴のモデルです。天板にはDAIVのロゴが印字されています。

 

背面はプラスチック筐体となっています。グラフィックボード搭載モデルのため、通気口は大きめでファンが透けて見えます。

 

開いた様子です。ベゼル幅は上、左右は普通ですが下側は広めです。フロントカメラにはIRを搭載しており、Windows Helloが使えます。

 

最大開き角は135°となっています。

 

上部ベゼルです。

 

下部ベゼルです。

 

キーボードはほとんど癖が無く使いやすいです。ストローク音はカチャカチャ鳴らず、静かにタイピングができます。

 

 

タッチパッド幅を計測したところ、120mmとなりました。タッチパッドの注意点として、右および左クリック時、かなりしっかりと押し込む必要があります。タッチパッドを多用するユーザーは気を付けておきましょう。

 

本体右側には電源アダプタ、電源ボタン、フルサイズHDMI、USB Type-A、USB Type-C、ヘッドフォンジャックとなっています。

 

本体左側はケンジントンロック、フルサイズイーサネットコネクタ、USB Type-A、フルサイズSDスロット、USB Type-Cが搭載されています。

 

スピーカーは背面にあります。高音側は軽くなっていますが、低音は割としっかりと出ています。

 

本体の重量を測定したところ、1425gとなりました。

 

充電器込みの重量を測定したところ、1865gとなりました。充電器単体では440gとなります。

 

DAIV 4N(2021年モデル)のメリット・魅力

1.5kg以下でGTX1650Ti搭載

DAIV 4NはGTX1650Tiを搭載しながら、本体重量を1.4kg台に抑えたコンパクト設計です。しかも本体厚みが薄く、持ち運びに向きます。

 

dGPU搭載PCなのにUSB-PD充電可能

外部GPUを持つパソコンは電力消費が大きいため、専用のアダプタを用意するケースが一般的ですが、DAIV 4NはUSB-PD充電に対応。外出用の充電器を窒化ガリウム対応の充電器にしておけば、総重量を減らすことができます。

 

BTOでメモリ最大64GB

マウスコンピューターならではの強みとも言えますが、BTOカスタマイズでき、メモリを64GBまでアップさせることができます。クリエイティブ系のソフトはメモリを食うものが多いので、64GBまでアップできるのは大きな強みです。

 

薄型軽量なのにインターフェイスが充実

薄型軽量モデルはどのメーカーもインターフェイスを削る傾向にありますが、DAIV 4Nは良く使うインターフェイスをほぼ削ることなく搭載しています。特にフルサイズSDスロットを搭載している点が大きく、写真現像をするユーザーの強い味方となります。またフルサイズイーサネットコネクタがあるため、大容量ファイルを送る人やオフィスが有線構築されている人にも向きます。

 

DAIV 4N(2021年モデル)のデメリット・欠点

タッチパッドのクリックが深い

実際に使ってみて最も大きな弱点がタッチパッドのクリックの深さ。かなり深めの設定になっています。タッチパッドをメインにする人は注意しておく方が良いでしょう。

 

下ベゼルの大きさで好みが分かれそう

DAIV 4Nの下ディスプレイは14インチノートパソコンの中でも大きめです。ベゼル幅は気にする人も多いと思うので、要注意です。

 

みんなの口コミ

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DAIV 4N
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 1 レビュー
by SIMPC on DAIV 4N

薄型軽量でグラフィックボードを搭載しており、「こういうパソコンが欲しかった」という人も多いだろうと感じたモデル。スペックもさることながら、個人的にインターフェイスの多さが魅力。外出先ではパワフルなノートパソコンとして、自宅ではディスプレイに繋いでパフォーマンスのあるデスクトップ代わりに使えます(しかも有線接続できるので速度面で有利な点も魅力)。

 

女性目線の口コミ

普段、Let's NoteのSZシリーズを使っている妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。

女性目線のコメント

  • 淡いブルーが可愛い
  • 持ち運びに便利なサイズ感

 

DAIV 4N(2021年モデル)がおすすめな人

外で仕事するクリエイター

DAIV 4Nは外で仕事するクリエイターにとっては、この上なくマッチングするモデルです。広めの色域、軽量な本体、そして何よりUSB-PDに対応とノマドワークにおける重要なポイントをすべて押さえています。

 

出先で写真現像したい人

軽量14インチノートパソコンの中ではかなり珍しく、フルサイズSDスロットを備えています。GeForce GTX1650Tiがあるため、LightroomやPhotoshopでの現像にも対応可能。外出先で現像する人の強い味方になります。

 

DAIV 4N(2021年モデル)がおすすめではないタイプ

軽量性を最重要視する人

13~14インチノートパソコンは軽量モデルの激戦区で1kgを切るモデルも数多く存在します。本モデルはdGPU搭載しているメリットがあるので、横並びで比較するのは難しいですが、軽量性を重視するならdGPU非搭載でCore i7搭載したモデルのDAIV 4Pを選ぶ方が良いでしょう。価格帯的にも下になります。

DAIV 4Pについては以下でレビューしているので参考にしてください。

DAIV 4Pの実機レビュー

1kgを切る重量と広い色域を兼ね備える珍しいノートパソコン。Core i7、メモリ16GBを標準グレードとしており、プロセッサの性能面でコスパが高い点も魅力。2021年6月8日発売モデル。

続きを見る

 

タッチパッドをよく使う人

大きな弱点のないDAIV 4Nですが、タッチパッドのクリックの深さだけがどうしても気になりました(しっかり押し込む必要がある)。タッチパッドオンリーで使う人は気を付けて下さい。

 

DAIV 4N(2021年モデル)のカスタマイズ・モデルの選び方

メモリは16GBが標準ですが、クリエイティブソフトを使うならアップグレードしておく方が無難と言えます。また読み書き性能が約2000MB/sノートパソコンとしては高めの数値であるものの、最上級クラスではありません。PCIe Gen4×4のSSDにアップグレードしておけば3000MB/sが目指せるので、大容量ファイルの取り扱いが多い人は検討してみても良いでしょう。

公式サイトを見る

 

DAIV 4N(2021年モデル)の実機レビューまとめ

dGPU搭載軽量モデルならコレ

結論

軽量薄型なdGPU搭載パソコンでUSB-PDに対応しており、ノマドワークが捗る一台。14インチノートパソコンとして価格設定は高めですが、色域カバー率とGTX1650Tiを搭載していることを考慮すればコストパフォーマンスが高いパソコンとなっています。

2021年9月22日時点で159,280円(税込)となっています。現在の価格は公式サイトでご確認ください。

 

DAIV 4N(2021年モデル)を安く買う方法

DAIV 4N(2021年モデル)に限らず、マウスコンピューターのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。

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