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レビュー・評価の概要
DELL G15ゲーミングは同メーカーのエントリークラスのノートパソコンです。
エントリーとはいっても、最大165Hzリフレッシュレートディスプレイと十分なパフォーマンスを有しており、存分にゲームを楽しむことができます。
発売年度 | 2022年 |
プロセッサ | Core i7-12700H Core i7-12650H |
RAM | 16GB |
ストレージ | 512GB |
画面サイズ | 15.6インチ |
GPU | GeForce RTX3060 Laptop GeForce RTX3050 Ti |
USB-PD | 非対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 2610g |
Cinebench R20 | 6063pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではDell G15 プラチナ(5520)の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
第12世代intelプロセッサ搭載
DELL G15 プラチナ(5520)は第12世代のintel Hシリーズプロセッサを搭載しており、高いパフォーマンスを誇ります。ベンチマーク結果で後述しますが、Cinebench R20で6000ptsを超えておりノートパソコンとしては驚異的なスペックです。
dGPUは複数から選択可能
本モデルは複数のラインナップから構成されており、その大きな違いはdGPUのスペックです。予算、したいゲームに合わせて選ぶようにして下さい。
豊富なインターフェイス
DELL G 15プラチナで抑えておきたいポイントが豊富なインターフェイスです。左右だけでなく背面にもポートが充実しており、2画面拡張した際にケーブル類をうまく隠すことができるようになっています。
価格とコストパフォーマンス
エントリークラスのゲーミングノートパソコンとしては価格は高めですが、その分良いdGPUが搭載されているため対スペックで見るとコストパフォーマンスは普通か少し良い程度です。
スペックだけでなく、インターフェイスの種類が選ぶ上でのポイントになると感じます。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
スペック
今回レビューしたDell G15 プラチナ(5520)のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2022年 | |
サイズ | 272.11×357.3×26.9mm | |
重量 | 本体 | 2610g |
アダプタ | 990g | |
CPU | Core i7-12700H | |
GPU | GeForce RTX3060 Laptop | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 512GB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1920×1080 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
形式 | 液晶 | |
リフレッシュレート | 165Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 720p |
物理シャッター | 無し | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5.2 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 86Whr |
公称値 | 公式記載なし |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 6063 |
シングル | 659 | |
Cinebench R23 | マルチ | 14677 |
シングル | 1751 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 3480.72 | 2426.91 |
SEQ1M Q1T1 | 2285.13 | 2424.85 |
RND4K Q32T16 | 2234.13 | 2090.18 |
RND4K Q1T1 | 64.41 | 241.66 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | 6016 | 快適 |
高品質 | 6033 | 快適 |
軽量品質 | 6000 | 快適 |
モニター評価(色域)
モニターの色域カバー率は以下の通りです。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。
測定項目 | カバー率[%] | カバー比[%] |
---|---|---|
sRGB | 100 | 110.4 |
Adobe RGB | 78.9 | 81.8 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 662.73 | 571.91 | 14 |
ポイント② | 608.47 | 496.62 | 14 |
ポイント③ | 642.27 | 555.96 | 14 |
ポイント④ | 580.44 | 568.24 | 14 |
ポイント⑤ | 431.56 | 378.81 | 40 |
ポイント⑥ | 326.88 | 261.81 | 17 |
通信スピードテストの評価
通信速度は非常に良い結果が得られており、最長距離でダウンロード300Mbps超えは当サイトのテスト値でもトップクラスの数字です。
USB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。
W数 | 充電の可否 | 検証に用いた機種 |
---|---|---|
20W | × | PowerPort Ⅲ Nano |
30W | × | PowerPort Atom Ⅲ Slim 30W |
45W | × | PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W |
61W | × | RP-PC133 |
100W | × | AUKEY PA-B7 |
外観
今回レビューしたのはファントムカラーのモデルです。ヒンジ部分はブラックでツートンカラーになっています。

背面は排熱を意識してか、大きなスリットがたくさん設けられています。

開いた様子です。ベゼルは狭めになっています。ただ、ベゼルの代わりにヒンジ部分が大きい印象です。

最大開き角は134°くらいになっています。

上部ベゼルです。

下部ベゼルです。ヒンジ部分が大きいため疑似的にベゼル幅が大きくなったように感じます。

キーボード全体です。テンキー搭載しています。

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、19.18mmとなりました。また、SHINWAのデップスゲージでキーストロークを測定したところ、1.3mmとなっています。

タッチパッド幅を計測したところ、105mmとなりました。

本体右側にはUSB Type-Aを2ポート搭載しています。

本体左側にはイーサネットコネクタ、ヘッドフォンジャックを備えます。

背面にはUSB Type-C、USB Type-A、フルサイズHDMI、電源ポートを備えています。

本体の重量を測定したところ、2610gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、3600gとなりました。充電器単体では990gとなります。

メリット・魅力
外観素材が特徴的で良い
DELL G15はファントムグレーという素材になっていますが、ただのグレーではなく、高級な石のような質感になっていることが特徴です。ゲーミングカテゴリだけでなく、ノートパソコン全体で見てもこういったデザインは少なく特徴的と言えるでしょう。
十分以上のパフォーマンス
CPUパフォーマンスはもちろんその他全体的にエントリーノートパソコンとしては十分な性能を持っています。
豊富なインターフェイス
本機は左右と背面に豊富なインターフェイスを備えます。特に拡張系が背面にあるため、2画面を作るならすっきりとした構成で作ることができるでしょう。
最大165Hzリフレッシュレート
ゲーミングパソコンとして重要な要素の一つであるリフレッシュレートは同価格帯のエントリーPCでは144Hzになっていることが多いため、有利になっています。
デメリット・欠点
15インチクラスの中でも特に重い
本機は約2600gと15インチクラスの中でもかなり重い部類に入ります。そのため、持ち運びはかなり厳しいでしょう。
本体が分厚め
昨今のノートパソコンと比較すると、本体の厚みはかなりあると言えるでしょう。
映像出力はHDMIのみ
このクラスのゲーミングノートパソコンとしては珍しく映像出力がフルサイズHDMIのみとなっています。3画面拡張は難しいので、ぜひ頭に入れておきましょう。
おすすめなタイプ
エントリーゲーマー
もともと本モデルのターゲットがエントリーゲーマーということもあり、ピッタリマッチしています。他社のエントリーモデルの場合、背面のインターフェイスを備えないことも多いですが、このモデルはその辺りも充実しているため、拡張性という意味でさらに優れたモデルと言えるでしょう。
おすすめできないタイプ
自宅から少しでも持ち歩く人
15インチノートパソコンとしては最大級の重さになっているため、持ち運びは厳しいです。あくまでも自宅用という位置付けで使いましょう。
カスタマイズ・モデルの選び方
2022年11月20日時点でGeForce RTX3050TiもしくはRTX3060 Laptopを選択する形になりますが、個人的には価格差があまりない(1万円未満)ためRTX3060 Tiがおすすめです。
実機レビューのまとめ

エントリークラスのゲーミングノートパソコンとしては十分なパフォーマンスとなっており、さらにインターフェイスが充実しているため後々の拡張性の面でも利点が大きいモデルです。
最大165Hzのリフレッシュレートは同価格帯の他モデルと比べて優位なポイントなのも抑えておきたいポイントと言えるでしょう。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
安く買う方法・コツ
Dell G15 プラチナ(5520)に限らず、DELLのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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