本サイトの記事は広告を含みます。
本記事はアフィリエイト広告を含みます。
レビュー・評価の概要
DELL G16 7630は第13世代のintel HXシリーズプロセッサとGeForce RTXのdGPUを搭載したゲーミングノートパソコンです。
上位ではRTX4070とCore i9の組み合わせまで選ぶことができるようになっています。
発売年度 | 2023年 |
プロセッサ | Core i9-13900HX Core i7-13650HX |
RAM | 16GB |
ストレージ | 512~1TB |
画面サイズ | 16インチ |
GPU | GeForce RTX4070 GeForce RTX4060 GeForce RTX4050 |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 2770g |
Cinebench R20 | 7230pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではDELL G16 7630の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
高スペックなCPU
DELL G16 7630では第13世代intelプロセッサの中でも強力なHXシリーズが搭載されています。ベンチマーク結果でも後述しますが、ノートパソコンとしては驚異的なパフォーマンスになっています。
幅広い選択肢のGPU
本モデルの面白いところはdGPUの選択肢が幅広く、予算に合わせて選べるところです。ノートパソコンでは選択肢に入っていないことも多いRTX4070まで選ぶことができる点は大きな魅力と言えるでしょう。
165Hzの高リフレッシュレート
ディスプレイは165Hzの高リフレッシュレートとなっており、プロセッサのパフォーマンスを活かせる設計になっています。
16インチディスプレイ
注目しておきたいポイントとして、アスペクト比16:10の16インチディスプレイである点が挙げられます。純粋にディスプレイサイズが大きいだけでなく、縦長のため実務作業で使いやすい点も注目です。
価格とコストパフォーマンス
Core i7モデルのコストパフォーマンスは普通ですが、上位モデルになるほどコストパフォーマンスが高くなる珍しいモデルです。特にCore i9とRTX4070の組み合わせで25万円台は相場から見てかなりリーズナブルに感じました。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
スペック
今回レビューしたDELL G16 7630のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 202年 | |
サイズ | 288.73×356.98×25.65mm | |
重量 | 本体 | 2770g |
アダプタ | 1535g | |
CPU | Core i9-13900HX | |
GPU | GeForce RTX4070 | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 1TB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 16インチ |
解像度 | 2560×1600 | |
アスペクト比 | 16:10 | |
形式 | IPS液晶 | |
リフレッシュレート | 165Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 720p |
物理シャッター | 無し | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | ver記載なし | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 86Whr |
公称値 | 公式記載なし |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 7230 |
シングル | 801 | |
Cinebench R23 | マルチ | 16714 |
シングル | 2087 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 4954.44 | 4606.20 |
SEQ1M Q1T1 | 3318.08 | 3341.32 |
RND4K Q32T16 | 2746.34 | 2313.64 |
RND4K Q1T1 | 79.61 | 279.94 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | 4592 | やや快適 |
高品質 | 6169 | 快適 |
軽量品質 | 8285 | 快適 |
モニター評価(色域)
モニターの色域カバー率は以下の通りです。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。
測定項目 | カバー率[%] | カバー比[%] |
---|---|---|
sRGB | 100 | 134.9 |
Adobe RGB | 74 | 74.5 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
今回は検証を行っておりません。
USB-C(PD)による充電テスト
今回は検証を行っておりません。
外観
天板にはセンターにDELLのロゴマークがあります。ヒンジ部分が黒でツートンのような形になっています。

ゲーミングPCということもあり、背面には大きなスリットが設けられています。

開いた様子です。ディスプレイは高画質で非常に見やすいです。ベゼル幅は高リフレッシュレートにしては薄めとなっていますが、下側がヒンジ部分から立ち上がる形となっており、キーボードまでの距離があるスタイルになっています。

上部ベゼルです。

下部ベゼルです。

キーボード全体です。全て独立キーとなっています。エンターキーの右側に操作系があるタイプなので注意しておいて下さい。

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、19.2mmとなりました。また、SHINWAのデップスゲージでキーストロークを測定したところ、1.9mmとなっています。

タッチパッド幅を計測したところ、105mmとなりました。

本体右側にはスリット、USB Type-Aポートが2つ配置されています。

本体左側にはフルサイズ優先イーサネット、ヘッドフォンジャックが搭載されています。

背面ポートは電源、USB TYpe-A、フルサイズHDMI、USB Type-Cポートが搭載されています。ディスプレイポートが無い点に注意して下さい。

本体の重量を測定したところ、2770gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、4305gとなりました。充電器単体では1535gとなります。

メリット・魅力
パフォーマンスがとにかく高い
ベンチマーク結果からも分かるように、パフォーマンスが高い点が魅力です。ゲーミングノートパソコンの中では値段が高めですが、それに見合うだけのパフォーマンスはあると言えるでしょう。
インターフェイスが充実している
本モデルは左右のインターフェイスの他に背面のポート類も充実しています。それにより後々ディスプレイ等を追加する場合でも、拡張性に余裕を持たせることができます。
ディスプレイがQHD+である
ディスプレイのリフレッシュレートが高いだけでなく、高解像度のQHD+となっています。そのため、美しい映像を楽しむことができます。また高解像度であることが起因して、色域カバー率の結果も良いものとなっています。
デメリット・欠点
質量が重め
16インチのゲーミングノートということもあり、質量はかなり重めです。ノートパソコンではあるものの、外出先への持ち運びには不適と言えるでしょう。
フロントカメラの画素数が低い
本モデルのフロントカメラは画素数が720pとなっており、価格帯のわりに低めとなっている点に注意が必要です。
メモリは16GBのみ
プロセッサがパフォーマンスアップしてもメモリは16GBモデルのみとなっています。
おすすめなタイプ
ノートでパフォーマンスが欲しい人
DELL G16 7630はノートパソコンとしては非常に高い性能を持っています。ゲームだけでなく、作業用のPCとしても強い味方になってくれるでしょう。
おすすめできないタイプ
メモリ増設したい人
本モデルは16GBメモリがベースとなっており、カスタマイズによる変更ができません(2023年10月9日現在)。そのため、メモリがボトルネックになることになるケースがあることは想定しておいた方が良いでしょう。
カスタマイズ・モデルの選び方
本モデルにおける違いは基本的にプロセッサとdGPU、そしてストレージです。ディスプレイも一部リフレッシュレートが違うものもありますが、コスパなどを気にするよりもまずはやりたいゲームを満たすスペックを基準に購入すると良いでしょう。
実機レビューのまとめ

全体的なパフォーマンスが高く、弱点の少ないゲーミングノートパソコンです。
特に色域カバー率の高い高リフレッシュレートディスプレイを搭載していることで、ゲームだけでなく仕事用途でもより使いやすくなっている点がポイントと言えるでしょう。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
安く買う方法・コツ
DELL G16 7630に限らず、DELLのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
関連記事・公式リンク一覧
以下の関連記事もぜひご覧ください。