dynabook SZ/LP(SZシリーズ)の実機レビュー

dynabook SZ/LPのレビュー概要

コンパクトな国産13.3インチ

dynabook SZ/LPは13型のコンパクトなノートパソコンです。ビジネスライクな質感の一台で、持ち運びも気軽にできる軽いボディが特徴です。

しかも、このクラスにしては珍しくフルサイズのイーサネットコネクタを備えるなど、国産らしい配慮が行き届いたモデルとなっています。

Core i3モデルが税込7万円台から手を出しやすい価格帯になっているので、国産のコンパクトPCを求めている人は検討にいれておきましょう。

簡易スペック表

発売日 2020年12月14日
CPU Core i3-1115G4
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
RAM 8~16GB
ROM 256~512GB
画面サイズ 13.3インチ
GPU 内臓グラフィックス
USB-PD 対応
LTE 非対応
MSオフィス 搭載モデルあり
重量 1165g
Cinebench R20 1531pts

※詳細スペックはこちら。その他性能は目次よりベンチマーク結果をご覧ください

2021年4月1日時点で税込79,530円から。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

dynabook SZ/LPの目次

実際に使った感想(主観)はメリット・デメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。購入を悩んでいる場合はおすすめかどうかをチェックください。

※本記事ではメーカーより貸出を受けて、テストを行っています。

 

dynabook SZ/LPの特徴

ここではdynabook SZ/LPの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。

 

第11世代でパワーのあるプロセッサ

dynabook SZ/LPは第11世代のintelコアプロセッサを採用しており、シングルスレッド性能が高い特徴を持っています。本PCは事務作業などのビジネスワークでも使いやすい筐体であることを考えると、シングルスレッド性能が高いことが快適に使える要素に繋がります。

 

軽くて持ち運びしやすい筐体

dynabook SZ/LPは13.3型のノートパソコンで、軽く持ち運びしやすいボディとなっています。フルサイズイーサネットコネクタを持つわりに薄いので、モバイルでも使いやすいでしょう。

 

充実したインターフェイス

昨今のコンパクトノートはインターフェイスが省かれることが多い中、フルサイズイーサネットコネクタ、HDMIを持った端末になっています。

 

dynabook SZ/LPの価格とコストパフォーマンス

dynabook SZ/LPは税込7万円台からスタートするノートパソコンです(Core i3モデル)。国産のノートパソコンではかなり安く買えるモデルと言えます。

2021年4月1日時点で税込79,530円から。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

dynabook SZ/LPのスペック

今回レビューしたdynabook SZ/LPのスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売日(月) 2020年12月14日
製品名 dynabook SZ/LP
型式
サイズ 227×316×19.9mm
重量(実測) 本体 1165g
電源アダプタ 190g
CPU Core i7-1165G7
GPU iRIS Xe
メモリ(RAM) 8GB
保存(ROM) 1st 256GB
2nd 無し
ディスプレイ サイズ 13.3インチ
解像度 1920×1080インチ
形式 IPS液晶
リフレッシュレート 60Hz
生体認証 指紋 有り
顔認証 有り
フロントカメラ 画素数 100万画素
物理シャッター 無し
リヤカメラ 画素数 無し
Wi-Fi a/b/g/n/ac/ax
bluetooth v5.1
LTEモジュール 対応の可否 非搭載
SIMカードサイズ
光学ドライブ 非搭載
バッテリー サイズ 非掲載
公称値 10時間

※レビュー機種以外やカスタマイズ内容などの詳細スペックはこちらからご覧ください。

 

スペックの解説

今回レビューしたモデルはシリーズの中でも上位に位置するCore i7モデルです。8GBは4GBのデュアルチャンネルとなっています。なお本モデルには16GBのラインナップはありません。

 

 

dynabook SZ/LPのベンチマーク

CINEBENCH R20

CINEBENCH R20の測定値は1531pts、シングルコア458ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23の測定値は3864pts、シングルコア1378ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。Readは2500MB/s近い数値が出ており、高速です。ソフトウェアの起動時にモタツキを感じることはありません。

 

ゲームベンチマーク

FF14

ファイナルファンタジー14 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果はFF14のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
最高品質 未測定 未評価
高品質 未測定 未評価
標準品質 3450 やや快適

 

FF15

ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果は、FF15のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
最高品質 未測定 未評価
高品質 未測定 未評価
軽量品質 1871 動作困難

 

CPU-Z

CPU-Zでの検証は以下の通りです。クリックで拡大することができます。

 

dynabook SZ/LPの通信環境(WI-Fi)のテスト

測定環境

Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。

1階部分

2階部分

※タップで画像を拡大できます。

 

検証結果

スピードテストを行った結果です。ポイント⑥になるほど実質的な距離が大きくなります。

ダウンロード数値比較

ルーター前:659.1Mbps
ポイント②:618.85Mbps
ポイント③:645.62Mbps
ポイント④:535.13Mbps
ポイント⑤:594.44Mbps
ポイント⑥:370.8Mbps

アップロード、PING、ジッターを計測した数値を表にまとめています。

測定項目 ダウンロード アップロード PING
単位 Mbps Mbps ms
ルーター前 659.1 372.34 9
ポイント② 618.85 362.23 7
ポイント③ 645.62 333.27 8
ポイント④ 535.13 338 8
ポイント⑤ 594.44 406.2 8
ポイント⑥ 370.8 228.31 8

 

通信スピードテストの評価

 

dynabook SZ/LPのUSB-C(PD)による充電テスト

USB-Cの充電テストを行いました。20W〜100Wまで全てで充電でき、バッテリー表示は高パフォーマンスとなっています。

USB-PD 充電の可否 検証した充電器
20W PowerPort Ⅲ Nano
30W PowerPort Atom Ⅲ Slim
45W PowerPort Atom Ⅲ Slim
61W RP-PC133
100W AUKEY PA-B7

 

dynabook SZ/LPの外観

天板はプラスチック素材ですが、ヘアライン加工のようにスリットが入っています。

 

背面はセンター付近、本体右側にスリットがあります。センター付近のスリットからはファンが見えています。

 

開いた様子です。昨今のノートパソコンとしてはベゼルが大きめな印象を受けます。

 

最大角は150°程度になっています。

 

上部ベゼルです。横方向のベゼル幅は10mmとなっています。上部ベゼルは20mmです。

 

下部ベゼルです。22mmとなっています。

 

フロントカメラはディスプレイ上部にあり、IRカメラも搭載しているためWIndows Helloが使えます。

 

キーボードは全て独立型で癖のない配置になっています。

 

ミツトヨのデジタルノギスで2点間のキーを測定し割り返してキーピッチを算出したところ、1.4mmとなりました。また、SINWAのデップスゲージでキーストローを測定したところ、17.8mmとなっています。

 

タッチパッド幅を計測したところ、99mmとなりました。

 

本体右側にはフルサイズのイーサネットコネクタ、USB-A×2個、ケンジントンロックを備えています。

 

本体左側には電源コネクタ、USB-C、フルサイズHDMi、ヘッドフォンジャック、USB-Aを備えています。

 

スピーカーは本体背面に配置されています。

 

本体の重量を測定したところ、1165gとなりました。

 

充電器込みの重量を測定したところ、1355gとなりました。充電器単体では190gとなります。

 

dynabook SZ/LPのメリット・魅力

フルサイズイーサネットコネクタ、HDMIがある

dynabook SZ/LPの最大の魅力はフルサイズのインターフェイスを持っていることです。会社によっては有線LANでの接続でセキュリティを確保しているところもあるはず。そういった場合にマッチしやすいノートパソコンとなっています。

 

USB-PD充電に対応

dynabook SZ/LPはUSB-PDに対応しています。しかも20Wから充電できる魅力を持っています。いざという時にスマホ用に持ち歩いているUSB-PD充電器が安くたつのは嬉しいです。

 

軽くて持ち運びしやすい

13.3インチの筐体で本体サイズがコンパクトになっており軽くて持ち運びしやすいと感じました。カバンの中にも収納しやすく外回りなどモバイル性を求める人に良いでしょう。

 

dynabook SZ/LPのデメリット・欠点

SDカードスロットがない

国産のノートパソコンでは搭載されていることが多いSDカードスロットが本PCにはありません。写真を取り込んだりする人にとってはデメリットになります。

 

ベゼル幅が大きい

外観でも掲載しているようにベゼル幅が昨今のノートパソコンで同価格帯から考えるとかなり大きめとなっています。

 

みんなの口コミ

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Dynabook SZ/LP
Average rating:  
 1 レビュー
by SIMPC on Dynabook SZ/LP

国産PCとしてはCore i3が7万円から買える点が非常に魅力。本体は1.1kgと軽く持ち出しやすい点や、充実したインターフェイスが国産らしい一台です。

 

女性目線の口コミ

普段、Let's NoteのSZシリーズを使っている妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。

女性目線のコメント

  • ビジネスで使いやすそうな外観
  • キーボードが打ちやすい

 

dynabook SZ/LPがおすすめな人

ビジネス用のPCが欲しい人

dynabook SZ/LPは外観がビジネス然としており、落ち着いた印象を持つパソコンです。営業などで使いやすいデザインと言えます。

 

外回りをする人

ビジネスに向いたデザインに加えて、軽量性の高いパソコンのため外回りをする人におすすめしたい一台です。

 

有線セキュリティ環境を構築している人

家庭よりも会社での話になる可能性が高いですが、セキュリティ重視のためネットを固定回線が引いている会社があります。そういった会社ではフルサイズのイーサネットコネクタを持つ本機は使いやすい一台と言えるでしょう。

 

dynabook SZ/LPがおすすめではないタイプ

よりコンパクトさを求める人

13.3インチノートパソコンとして持ってみると軽量ではあるものの、ライバル機種には同価格帯でもっと軽いものが存在するのも事実です。海外メーカーにはなるもののコンパクトさを最重要視するのであれば、他の機種を選びましょう。

 

コストパフォーマンスを求める人

税込7万円台からと国産メーカーモデルとしては手に入れやすい価格ながら、絶対的な性能で見ると2020年からAMD Ryzenシリーズのプロセスルールが変わり大幅に高性能になったため、コストパフォーマンスという点では劣ってしまいます。

 

dynabook SZ/LPのカスタマイズ・モデルの選び方

dynabook SZ/LPを購入するのであれば、Core i3モデルもしくは最上位のCore i7を購入するのがおすすめです。Core i5は価格帯的に中途半端です。またオフィス搭載モデルと非搭載モデルが選べますが、複数PCを持っているならサブスクリプションを使って価格を抑えることができるので、そちらも合わせて検討してください。

公式サイトを見る

 

dynabook SZ/LPの実機レビューまとめ

落ち着いた質感の13インチノート

結論

dynabook SZ/LPは天板、パームレスト、キーボードなどを全て黒で統一した落ち着いた質感のノートパソコン。フルサイズイーサネットコネクタやHDMIケーブルを備えており、対応力の高い一台となっています。

国産のノートパソコンとしては求めやすい価格なので、検討に入れてみて下さい。

2021年4月1日時点で税込79,530円から。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

dynabook SZ/LPを安く買う方法

dynabook SZ/LPに限らず、TOSHIBAのパソコンは会員登録することで安く購入することができます。公式サイトから必ず会員登録を行っておきましょう。

 

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