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レビュー・評価の概要
第12世代のintelプロセッサと強力なdGPUを搭載したゲーミングデスクトップパソコンです(2022年9月時点では第11世代intelプロセッサも選択可能)。
高いパフォーマンスを持つため、ゲーム用途だけに限らずクリエイティブでも活用可能な一台となっています。
発売年度 | 2022年 |
プロセッサ | Core i7-12700KF Core i9-12900KF Core i9-11900K |
RAM | 32~128GB |
ストレージ | 512GB~2TB(1st ストレージ) |
画面サイズ | – |
GPU | GeForce RTX3070Ti GeForce RTYX3070 |
USB-PD | – |
モバイル通信 | – |
重量 | 18.6kg |
Cinebench R20 | 8761pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではG-Tune PP-Z 3070Tiの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
強力なCPUとGPU
G-Tune PP-Z 3070Tiはintel第12世代のプロセッサを採用しつつ、GeForce RTX3070Tiを搭載するため非常に高いパフォーマンスを誇ります。ゲーミングPCとしてはトップクラスの実力と言って過言ではないでしょう。
高級感の溢れる筐体デザイン
高級ゲーミングPCということもあり、本体デザインも素晴らしく、黒をベースとした筐体に光沢のある赤がアクセントになった魅力的なボディとなっています。
豊富なカスタマイズ性
まず、PP-ZシリーズにはCore i7モデル、Core i9モデルが選べるほか、dGPUも選択可能です。また、そこからさらにメモリやストレージまで選ぶことができる柔軟性を備えています。
価格とコストパフォーマンス
一般的なPP-Zシリーズのラインナップモデルは価格は30万円を超えるため、パソコンとしてはトップクラスの価格帯です。プロセッサや構成から考えて、他社と比べても少し割高感はあります。
ただ、ベースがRAM32GBであったり、ストレージが多めに積まれているものが多いので単純比較は少し難しいと感じました。
ただし、本モデルはメーカーからのご厚意で限定モデルがあり、税込み30万円以下の構成で購入することができます。出来る限り安く手に入れたい人は必ずご確認ください。
スペック
今回レビューしたG-Tune PP-Z-3070Tiのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2022年 | |
サイズ | 490×220×501mm | |
重量 | 本体 | 18.6kg |
アダプタ | – | |
CPU | Core i7-12700KF | |
GPU | GeForce RTX3070Ti | |
メモリ(RAM) | 32GB | |
ストレージ | 1st | 512GB |
2nd | 4TB | |
ディスプレイ | サイズ | – |
解像度 | – | |
アスペクト比 | – | |
形式 | – | |
リフレッシュレート | – |
フロントカメラ | 画素数 | – |
物理シャッター | – | |
リヤカメラ | 画素数 | – |
Wi-Fi | – | |
bluetooth | – | |
モバイル通信 | – | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | – |
公称値 | – |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 8761 |
シングル | 749 | |
Cinebench R23 | マルチ | 21156 |
シングル | 1947 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 6124.4 | 4860.24 |
SEQ1M Q1T1 | 4646.91 | 3755.39 |
RND4K Q32T16 | 3385.33 | 3537.45 |
RND4K Q1T1 | 92.16 | 269.71 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | 13425 | 非常に快適 |
高品質 | 18507 | 非常に快適 |
軽量品質 | 21631 | 非常に快適 |
モニター評価(色域)
デスクトップPCのため、モニター評価を行っておりません。
通信環境(Wi-Fi)のテスト
デスクトップPCのため、距離別の無線通信テストは行っておりません。
USB-C(PD)による充電テスト
デスクトップPCのため、USB-PDテストは行っておりません。
外観
正面は光沢のある黒、そして高級感のあるメッキされた赤になっています。前面には電源ボタンの他にポート類が集められています。

下部にはスロットが備えられています。

側面です。エアフローの穴は上部に集中しています。なお写真はありませんが、下部もエアフローになっています。

背面です。中央寄りにポート類が集約されています。グラフィックボードからの出力はディスプレイポートが3、フルサイズHDMIが1となっています。

側面パネルを外した様子です。開けてみて、配線がとても美しく配置されています。メモリスロットは16GB×2が入っており、2スロットが空きになっています。

dGPUはmsiのGeForce RTX3070Tiが用いられていました。

上部にはファンが3連で装着されています。

メリット・魅力
文句なしの高いパフォーマンス
第12世代intel CoreプロセッサとGeForce RTX3070Tiのおかげで文句なしの高いパフォーマンスを誇るパソコンになっています。プロセッサのパフォーマンスだけ見ると、Core i9やGeForce RTX3090といったフラッグシップがあり上を見ればキリがありませんが、ほとんどの人はこのレベルのパフォーマンスで十分でしょう。
筐体デザインがカッコイイ
G-Tune PP-Z-3070Tiは惚れ惚れするようなデザインです。筐体がカクカクしてエッジが効いていますし、フロントの赤と黒のデザインが素晴らしいと感じました。また、DVDドライブスロットも自然な形で収められており、デザインが洗練されていると感じました。
プロセッサに対して静穏性が高い
パフォーマンスと本体の静音性はトレードオフの関係にありますが、G-Tune PP-Z-3070Tiは思ったよりも静か。このレベルのデスクトップはファン音がうるさいケースも多いので、それだけで大きな魅力と言えるでしょう。
内部配線がとても美しい
筐体の外観で紹介しているように、本体内部の配線が非常に綺麗です。ほとんどの配線が背面に回っている他、前面もほとんどケーブルが見えない形でセッティングされています。
デメリット・欠点
筐体が非常に重い
大型デスクトトップのため、筐体重量がかなり重めです。段ボールから出すときの注意書きが二人以上で作業するようにと書いているように一人ではとても大変なので注意して下さい。
キーボードとマウスは別売りなので注意
本モデルはキーボードとマウスは別売りになっています。このクラスを買う場合はおそらく自前で持っているかと思いますが、注意しておいて下さい。
おすすめなタイプ
ハイスペックを求めるゲーマー
構成、ベンチマーク結果からも分かるように高いパフォーマンスを持つデスクトップパソコンです。ハイスペックを求めるユーザーに特におすすめです。
クリエイティブで使いたい人
CPU、GPUともに高いパフォーマンスを持つため、ゲームだけでなくクリエイティブ用途としても十分活用可能です。
おすすめできないタイプ
ゲーミング的な要素を求める人
ゲーミングPCによくあるライティング要素などを求めるなら本モデルはあまり向きません。逆に一見普通のPCと見せかけてハイスペックなゲーミングPCというように見せたいなら本モデルは適格と言えるでしょう。
カスタマイズ・モデルの選び方
G-TuneのPPシリーズは今回レビューしたCore i7モデルの他に第12世代のCore i9モデル及び第11世代のモデルもあります。プロセッサが型落ちになればその分値段が抑えられる方向になるので、自分の予算に合わせて選ぶようにして下さい。
また、コストパフォーマンスのところでも書いたように、本モデルには当サイト限定モデルが存在します。安く買いたい人は必ず公式サイトをご確認ください。
実機レビューのまとめ

パフォーマンスが高いモデルのため、本文でも書いた通りゲーム、クリエイティブ用途で十分に使うことができるでしょう。
昨今廃止されがちなドライブまで搭載されているため、より多用途で使うことが出来るでしょう。
安く買う方法・コツ
G-Tune PP-Zに限らず、マウスコンピューターのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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