G-Tune PP-Z 3070Tiのレビュー概要
最強クラスのゲーミングPC
第12世代のintelプロセッサと強力なdGPUを搭載したゲーミングデスクトップパソコンです(2022年9月時点では第11世代intelプロセッサも選択可能)。
高いパフォーマンスを持つため、ゲーム用途だけに限らずクリエイティブでも活用可能な一台となっています。
こんなタイプにマッチ
- ゲームをより楽しみたい人
- 動画編集にも使いたい人
簡易スペック表
発売日 | 2022年3月11日 |
CPU | Core i7-12700KF Core i9-12900KF Core i9-11900K |
RAM | 32~128GB |
ストレージ | 512GB~2TB(1st ストレージ) |
画面サイズ | - |
GPU | GeForce RTX3070Ti GeForce RTYX3070 |
USB-PD | 非対応 |
LTE・5G通信 | 非対応 |
MSオフィス | 選択可 |
重量 | 18.6kg |
Cinebench R20 | 8761pts |
※詳細スペックはこちら。その他性能は目次よりベンチマーク結果をご覧ください
G-Tune PP-Z 3070Tiの目次
実際に使った感想(主観)はメリット・デメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。購入を悩んでいる場合はおすすめかどうかをチェックください。
※本記事ではメーカーより貸出を受けて、テストを行っています。
G-Tune PP-Z 3070Tiの特徴
ここではG-Tune PP-Z 3070Tiの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
強力なCPUとGPU
G-Tune PP-Z 3070Tiはintel第12世代のプロセッサを採用しつつ、GeForce RTX3070Tiを搭載するため非常に高いパフォーマンスを誇ります。ゲーミングPCとしてはトップクラスの実力と言って過言ではないでしょう。
高級感の溢れる筐体デザイン
高級ゲーミングPCということもあり、本体デザインも素晴らしく、黒をベースとした筐体に光沢のある赤がアクセントになった魅力的なボディとなっています。
豊富なカスタマイズ性
まず、PP-ZシリーズにはCore i7モデル、Core i9モデルが選べるほか、dGPUも選択可能です。また、そこからさらにメモリやストレージまで選ぶことができる柔軟性を備えています。
G-Tune PP-Z-3070Tiの価格とコストパフォーマンス
一般的なPP-Zシリーズのラインナップモデルは価格は30万円を超えるため、パソコンとしてはトップクラスの価格帯です。プロセッサや構成から考えて、他社と比べても少し割高感はあります。ただ、ベースがRAM32GBであったり、ストレージが多めに積まれているものが多いので単純比較は少し難しいと感じました。
ただし、本モデルはメーカーからのご厚意で限定モデルがあり、税込み30万円以下の構成で購入することができます。出来る限り安く手に入れたい人は必ずご確認ください。
G-Tune PP-Z-3070Tiのスペック
今回レビューしたG-Tune PP-Z-3070Tiのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売日(月) | 2022年3月11日 | |
製品名 | G-Tune PP-Z3070Ti | |
型式 | - | |
サイズ | 490×220×501mm | |
重量(実測) | 本体 | 18.6kg |
電源アダプタ | - | |
CPU | Core i7-12700KF | |
GPU | GeForce RTX3070Ti | |
メモリ(RAM) | 32GB | |
ストレージ | 1st | 512GB |
2nd | 4TB | |
ディスプレイ | サイズ | - |
解像度 | - | |
アスペクト比 | - | |
形式 | - | |
リフレッシュレート | - | |
生体認証 | 指紋 | - |
顔認証 | - | |
フロントカメラ | 画素数 | - |
物理シャッター | - | |
リヤカメラ | 画素数 | - |
Wi-Fi | - | |
bluetooth | - | |
LTEモジュール | 対応の可否 | - |
SIMカードサイズ | - | |
光学ドライブ | 搭載 | |
バッテリー | サイズ | - |
公称値 | - |
※レビュー機種以外やカスタマイズ内容などの詳細スペックはこちらからご覧ください。
G-Tune PP-Z-3070Tiのベンチマーク
CINEBENCH R20
CINEBENCH R20の測定値は8761pts、シングルコア749ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。第12世代のintelプロセッサを搭載していることもあり、非常にパフォーマンスが高いです。
dGPUの性能も考えると、超負荷のかかるソフトウェアでない限り動作面で不満に思うことはないでしょう。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。
CINEBENCH R23
CINEBENCH R23の測定値は21156pts、シングルコア1947ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。Readの値は6000MB/sを超えており、非常に高速で読み書き、PCの起動で不満は全くありません。
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果は、FF15のベンチマーク結果一覧をご覧ください。
モード | スコア | 評価 |
最高品質 | 13425 | 非常に快適 |
高品質 | 18507 | 非常に快適 |
軽量品質 | 21631 | 非常に快適 |
CPU-Z
CPU-Zでの検証は以下の通りです。クリックで拡大することができます。
騒音テスト
騒音に関する評価は以下の通りです。CPUテストはCinebench R20、GPUテスト時はFinalFantasy15のベンチマーク測定時に測定を行っています。
モード | 評価 |
通常時 | 比較的静か |
CPUテスト時 | マルチテストではファン音が大きい |
GPUテスト時 | ファン音は大きめ |
G-Tune PP-Z-3070Tiのモニター評価(色域・トーンカーブ)
デスクトップPCのため、モニター評価を行っておりません。
G-Tune PP-Z-3070Tiの通信環境(WI-Fi)のテスト
デスクトップPCのため、距離別の無線通信テストは行っておりません。
G-Tune PP-Z-3070TiのUSB-C(PD)による充電テスト
デスクトップPCのため、USB-PDテストは行っておりません。
G-Tune PP-Z-3070Tiの外観
正面は光沢のある黒、そして高級感のあるメッキされた赤になっています。前面には電源ボタンの他にポート類が集められています。
下部にはスロットが備えられています。
側面です。エアフローの穴は上部に集中しています。なお写真はありませんが、下部もエアフローになっています。
背面です。中央寄りにポート類が集約されています。グラフィックボードからの出力はディスプレイポートが3、フルサイズHDMIが1となっています。
側面パネルを外した様子です。開けてみて、配線がとても美しく配置されています。メモリスロットは16GB×2が入っており、2スロットが空きになっています。
dGPUはmsiのGeForce RTX3070Tiが用いられていました。
上部にはファンが3連で装着されています。
G-Tune PP-Z-3070Tiのメリット・魅力
文句なしの高いパフォーマンス
第12世代intel CoreプロセッサとGeForce RTX3070Tiのおかげで文句なしの高いパフォーマンスを誇るパソコンになっています。プロセッサのパフォーマンスだけ見ると、Core i9やGeForce RTX3090といったフラッグシップがあり上を見ればキリがありませんが、ほとんどの人はこのレベルのパフォーマンスで十分でしょう。
筐体デザインがカッコイイ
G-Tune PP-Z-3070Tiは惚れ惚れするようなデザインです。筐体がカクカクしてエッジが効いていますし、フロントの赤と黒のデザインが素晴らしいと感じました。また、DVDドライブスロットも自然な形で収められており、デザインが洗練されていると感じました。
プロセッサに対して静穏性が高い
パフォーマンスと本体の静音性はトレードオフの関係にありますが、G-Tune PP-Z-3070Tiは思ったよりも静か。このレベルのデスクトップはファン音がうるさいケースも多いので、それだけで大きな魅力と言えるでしょう。
内部配線がとても美しい
筐体の外観で紹介しているように、本体内部の配線が非常に綺麗です。ほとんどの配線が背面に回っている他、前面もほとんどケーブルが見えない形でセッティングされています。
G-Tune PP-Z-3070Tiのデメリット・欠点
筐体が非常に重い
大型デスクトトップのため、筐体重量がかなり重めです。段ボールから出すときの注意書きが二人以上で作業するようにと書いているように一人ではとても大変なので注意して下さい。
キーボードとマウスは別売りなので注意
本モデルはキーボードとマウスは別売りになっています。このクラスを買う場合はおそらく自前で持っているかと思いますが、注意しておいて下さい。
みんなの口コミ
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文句なしのハイスペックゲーミングパソコン。価格はそれなりにしますが、パフォーマンス的に不満に思う人は少ないでしょう。ゲーミングユーザーだけでなく、クリエイティブ(画像編集、動画編集)でハードに使っても全く問題ないレベルのスペックです。
女性目線の口コミ
普段、Let's NoteのSZシリーズを使っている妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。
女性目線のコメント
- 大きくて場所を取りそう
- ゲーミングっぽくはない
G-Tune PP-Z-3070Tiがおすすめな人
ハイスペックを求めるゲーマー
構成、ベンチマーク結果からも分かるように高いパフォーマンスを持つデスクトップパソコンです。ハイスペックを求めるユーザーに特におすすめです。
クリエイティブで使いたい人
CPU、GPUともに高いパフォーマンスを持つため、ゲームだけでなくクリエイティブ用途としても十分活用可能です。
G-Tune PP-Z-3070Tiがおすすめではないタイプ
ゲーミング的な要素を求める人
ゲーミングPCによくあるライティング要素などを求めるなら本モデルはあまり向きません。逆に一見普通のPCと見せかけてハイスペックなゲーミングPCというように見せたいなら本モデルは適格と言えるでしょう。
G-Tune PP-Z-3070Tiのカスタマイズ・モデルの選び方
G-TuneのPPシリーズは今回レビューしたCore i7モデルの他に第12世代のCore i9モデル及び第11世代のモデルもあります。プロセッサが型落ちになればその分値段が抑えられる方向になるので、自分の予算に合わせて選ぶようにして下さい。
また、コストパフォーマンスのところでも書いたように、本モデルには当サイト限定モデルが存在します。安く買いたい人は必ず公式サイトをご確認ください。
G-Tune PP-Z-3070Tiの実機レビューまとめ
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