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本機種の後継機種もレビューしています。「Inspiron 13 5330の実機レビュー」をご覧ください。
レビュー・評価の概要
Inspiron13は第12世代のintelプロセッサを搭載したコンパクトノートパソコン。
精悍なフォルムと実用性を兼ね備えた13.3インチとなっています。
発売年度 | 2022年 |
プロセッサ | Core i3-1215U |
RAM | 8GB |
ストレージ | 256GB |
画面サイズ | 13.3インチ |
GPU | Intel UHD Graphics |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 1210g |
Cinebench R20 | 2203pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではInspiron13(5320)の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
13インチのコンパクトノート
Inspiron13 5320はコンパクトですっきりとしたデザインのノートパソコンです。薄型かつ比較的軽量で持ち出ししやすいモデルと言えるでしょう。
第12世代intelプロセッサ採用
CPUには第12世代のモバイル用intelプロセッサが採用されています。今回検証したモデルはCore i3ですが、それでも十分なパフォーマンスが得られています。
Thunderbolt4採用
低価格なモデルでありながら、USB Type-CポートはThunderbot4になっています。どちらもDisplay Portに対応しているので、インターフェイス面でも優れています。
価格とコストパフォーマンス
2023年5月31日時点では公式サイトでは販売が終了しています(後継モデルが発売済みです)。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
スペック
今回レビューしたInspiron13(5320)のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2022年 | |
サイズ | 213.5×296.68×14.35~15.65mm | |
重量 | 本体 | 1210g |
アダプタ | 295g | |
CPU | Core i3-1215U | |
GPU | Intel UHD Graphics | |
メモリ(RAM) | 8GB | |
ストレージ | 1st | 256GB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 13.3インチ |
解像度 | 1920×1200 | |
アスペクト比 | 16:10 | |
形式 | IPS液晶 | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 200万画素 |
物理シャッター | 有り | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | Ver記載なし | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 公式記載なし |
公称値 | 公式記載なし |
細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 2203 |
シングル | 577 | |
Cinebench R23 | マルチ | 5543 |
シングル | 1394 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 4021.95 | 1900.88 |
SEQ1M Q1T1 | 2287.79 | 1559.51 |
RND4K Q32T16 | 608.27 | 291.38 |
RND4K Q1T1 | 64.74 | 131.46 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | – | – |
高品質 | – | – |
軽量品質 | 2195 | 重い |
モニター評価(色域)
モニターの色域カバー率は以下の通りです。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。
測定項目 | カバー率[%] | カバー比[%] |
---|---|---|
sRGB | 96.4 | 100.2 |
Adobe RGB | 73.3 | 74.3 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 476.36 | 493.92 | 14 |
ポイント② | 264.92 | 238.28 | 15 |
ポイント③ | 507.75 | 496.64 | 15 |
ポイント④ | 461.57 | 506.18 | 15 |
ポイント⑤ | 236.46 | 262.56 | 15 |
ポイント⑥ | 121.36 | 77.28 | 15 |
通信スピードテストの評価
全エリアにてダウンロード速度は100Mbpsを超えており十分なパフォーマンスとなっています。
USB-C(PD)による充電テスト
今回は検証を行っておりません。
外観
天板はシルバーでDELLのロゴが刻印されています。

背面もシルバー素材で天板と同じカラーとなっています。

開いた様子です。ベゼル幅は並程度です。

上部ベゼルです。

下部ベゼルです。

キーボード全体です。

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、19.78mmとなりました。また、SHINWAのデップスゲージでキーストロークを測定したところ、1.4mmとなっています。

タッチパッド幅を計測したところ、105mmとなりました。

本体右側にはヘッドフォンジャック、USB Type-Aポートがあります。

本体左側にはフルサイズHDMI、USB Type-Cポート(Thunderbolt4)が搭載されています。

本体の重量を測定したところ、1210gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、1505gとなりました。充電器単体では295gとなります。

メリット・魅力
十分なパフォーマンス
ベンチマーク結果からも分かるようにプロセッサのパフォーマンスは十分。さらにCrystalDiskmarkの結果は同じ価格帯のノートパソコンと比較して1000MB/sほど高めとなっており、実用性は十分です。
持ち運びが楽
本モデルは質量が約1.2kgとなっています。持ち運びしやすい重さとサイズ感になっており、大学生やビジネスパーソンの強い味方になってくれます。
インターフェイスが優秀
特徴でも触れましたが、Thunderbolt4端子をはじめ数多くのインターフェイスを備えています。唯一SDスロットがないことが弱点ですが、そこさえ除けば、インターフェイスで困ることはまずなさそうです。
デメリット・欠点
キーボードにチープさを感じる
実際に使ってみて、キーボードにチープさを感じました。あくまで主観的な判断ですが、打ち心地がイマイチでした。
タッチパッドが固い
タッチパッドを使っていて、クリック時の硬さが気になりました。個体差があるかもしれませんが、マウスを使わないユーザーは注意しておく方が良いかもしれません。
おすすめなタイプ
PCをよく持ち出す人
Inspiron13 5420は本体質量1.25kgで比較的軽量なため、PCをよく持ち出す人に向いています。
ビジネスパーソン
前述の軽さに加えて、インターフェイスが一通り揃っており、外出先でプレゼンするシーンでもスマートに行えます。
おすすめできないタイプ
タッチパッド操作が多い人
個体差かもしれませんが、筆者が評価したモデルについてはタッチパッドが非常に硬く扱いづらい印象を受けました。外出先でもワイヤレスマウスなどをうまく使うと良いかもしれません。
カスタマイズ・モデルの選び方
2023年6月4日時点で公式サイトのラインナップがないため、この項目は省略します。
実機レビューのまとめ

Inspironは元々優秀なノートパソコンですが、このモデルは13.3インチでユーザーが求めるもの(例えば軽量性やインターフェイス)をうまく取り入れているモデルです。
高すぎず、安すぎずでバランスの取れた機種と言えるでしょう。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
安く買う方法・コツ
Inspiron13(5320)に限らず、DELLのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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