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レビュー・評価の概要
Inspiron 13 5330は第14世代のintelプロセッサ、Core Ultraを選択できる13インチノートパソコン。
コンパクト、スタイリッシュなデザインでありながら、しっかりとしたパフォーマンスも兼ね備えた一台です。
発売年度 | 2024年 |
プロセッサ | Core Ultra 7 155H Core Ultra 5 125H Core i7-1360P Core i5-1340P Core i3-1315U |
RAM | 8~16GB |
ストレージ | 256GB~1TB |
画面サイズ | 13.3インチ |
GPU | intel Arc Graphics intel Xe Graphics intel UHD Graphics |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 1240g |
Cinebench R20 | 5383pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
2024年8月7日時点で143,999円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではInspiron 13 (5330)の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
Core Ultra搭載
本モデルではCore Ultraを含むいくつかのプロセッサから選択することが可能になっています(カスタマイズラインナップは数多くあります)。このCore Ultraは新世代に当たるもので、非常に高いパフォーマンスになっています。
1.2kg台の軽量ボディ
本モデルは本体重量が1.2kg程度となっており、13インチノートパソコンの中では軽量です。
スタイリッシュな外観
Inspironシリーズは過去から華美な装飾もなく、シンプルでありながらすっきりとしたデザインが特徴で、本モデルでもその流れが踏襲されています。
価格とコストパフォーマンス
価格は10万円台後半が中心となっているため、ノートパソコンとしては少し高めの価格帯に入ります。ただし、性能面や本体質量を考慮するとコストパフォーマンスは妥当なレベルと言えるでしょう。
2024年8月7日時点で143,999円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
スペック
今回レビューしたInspiron 13 5330(Core Ultra搭載)のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2024年 | |
サイズ | 213.5×296.68×15.65mm | |
重量 | 本体 | 1240g |
アダプタ | 325g | |
CPU | Core Ultra 7 155H | |
GPU | Intel Arc Graphics | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 1TB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 13.3インチ |
解像度 | 2560×1600 | |
アスペクト比 | 16:10 | |
形式 | IPS液晶 | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 1080p |
物理シャッター | 無し | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | 記載なし | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 64Whr |
公称値 | 記載なし |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 5383 |
シングル | 681 | |
Cinebench R23 | マルチ | 12808 |
シングル | 1772 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 4932.52 | 4616.06 |
SEQ1M Q1T1 | 2894.41 | 2798.87 |
RND4K Q32T16 | 563.59 | 394.90 |
RND4K Q1T1 | 62.68 | 131.19 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 587.92 | 494.57 | 12 |
ポイント② | 466.48 | 118.82 | 18 |
ポイント③ | 621.79 | 482.1 | 16 |
ポイント④ | 601.00 | 522.4 | 17 |
ポイント⑤ | 382.61 | 265.94 | 15 |
ポイント⑥ | 11.8 | 87.55 | 15 |
通信スピードテストの評価
最長距離においてはガクンと速度低下が見られたものの、それ以外では300Mbps以上のデータとなっており十分な性能を持っていると言えるでしょう。
USB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。
W数 | 充電の可否 | 検証に用いた機種 |
---|---|---|
20W | △ | PowerPort Ⅲ Nano |
30W | △ | PowerPort Atom Ⅲ Slim 30W |
45W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W |
61W | 〇 | RP-PC133 |
100W | 〇 | Anker 736 Charger |
外観
天板にはDELLのロゴが配置されています。

背面にはスリットが設けられています。

開いた様子です。ベゼル幅は普通から細め程度です。

上部ベゼルです。

下部ベゼルです。

キーボードは一部キーが接合しているものの、配置にクセはなく扱いやすい印象です。

タッチパッド幅を計測したところ、105mmとなりました。

本体右側にはUSB Type-Aポート、ヘッドフォンジャックが備わっています。

本体左側にはフルサイズHDMI、USB Type-Cポートが2つ備わっています。

本体の重量を測定したところ、1240gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、1565gとなりました。充電器単体では325gとなります。

メリット・魅力
Ultraならではの高性能さ
ベンチマーク結果で示した通り、本モデルではUltraならではのパフォーマンスが魅力です。高い性能を持ちながら、さらに省電力性も高いためノートパソコンとしてより使いやすくなっています。
上位機種がリーズナブル
コスパの項目で書いた通り、Inspiron13 5330はCore Ultra 7モデルが対性能比でお得感があります。もし買うならこのモデルが良いでしょう。
ピンクのラインナップあり
10万円台後半が中心となるモデルの中では珍しく、ピンクカラーのラインナップがあります。カラーバリエーションの選択肢があること自体が大きなメリットと言えるでしょう。
デメリット・欠点
インターフェイスが片方に寄っている
本モデルの数少ない弱点としてインターフェイスが片方に寄っている点が挙げられます。右側にはUSB Type-Aとヘッドフォンジャックで、左側にUSB Type-Cがあります。
できれば両側にUSB Type-Cがあると嬉しかったですが、いろいろな場所で使う人は覚えておいた方が良いポイントと言えるでしょう。
おすすめなタイプ
ビジネスユース
本体重量が軽いため、外出が多いビジネスパーソンにはぴったりの一台と言えるでしょう。
持ち運びが多い大学生
ビジネスユースと用途が重なりますが、大学にパソコンをよく持っていくユーザーにとってはぴったりの一台と言えるでしょう。
Core Ultra搭載モデルはパフォーマンスが高く、長く使えるのも大きなメリットと言えるでしょう。
おすすめできないタイプ
コスパ重視する人
外部dGPUを搭載していないノートパソコンとしては価格帯は高めの設定です。そのため、とにかく安いノートパソコンが欲しい人にとってはあまり向きません。
同メーカーであればInspironの3000シリーズなどが候補に上がるでしょう。
カスタマイズ・モデルの選び方
Inspiron 13 5330はプロセッサやメモリでかなり数多くのカスタマイズが可能になっています。特にCPUはUltra、Pシリーズなどたくさんあります。
基本的にパフォーマンスのことも考え、長期間使うことを前提にするとUltraモデルが無難です。またCore Ultra 5と7の間に価格差が小さいことから予算が許すなら7をおすすめします。
実機レビューのまとめ

Inspiron 13 5330はスタンダードモデルながら、第14世代intel Coreプロセッサのおかげで高い次元でバランスされたノートパソコンです。
10万円台後半がメインストリームになりますが、それでも十分なモデルと言えるでしょう。
2024年8月7日時点で143,999円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
安く買う方法・コツ
Inspiron 13 5330(Core Ultra搭載)に限らず、DELLのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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