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レビュー・評価の概要
Legion Tower 7i Gen8は第13世代のintelプロセッサとGeForce 4080を選択できる高いパフォーマンスのデスクトップパソコンとなっています。
ハイパフォーマンスPCの割に静穏性が高いPCでした。
発売年度 | 2023年 |
プロセッサ | Core i7-13700K Core i9-13900K |
RAM | 16~32GB |
ストレージ | 1~2TB SSD |
画面サイズ | – |
GPU | GeForce RTX4080 GeForce RTX4070Ti GeForce 3080 |
USB-PD | – |
モバイル通信 | – |
重量 | 15kg |
Cinebench R20 | 11747pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではLegion Tower 7i Gen8の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
13世代intel Kシリーズプロセッサ搭載
Legion Tower 7i Gen8は最新の第13世代intelプロセッサを搭載しており、中でもパフォーマンスのより高いKシリーズが使われています。ベンチマークテストで後述しますが、素晴らしいパフォーマンスとなっています。
グラフィックボードもハイレベル
グラフィックボードは2023年7月9日時点で3000番台と4000番台から選べるようになっており、どちらもdGPUとしては上位モデルを選択できるようになっています。
価格帯は40万円台から
パフォーマンスがしっかりとあるデスクトップパソコンということもあり、価格帯は40万円から、最大は70万円となっています。しかしながら、それに見合うだけのパフォーマンスは十分にあると言えるでしょう。
価格とコストパフォーマンス
このレベルのパソコンになるとコストパフォーマンスの議論が難しいですが(自作する人もいるため)、スペック構成だけ見ると割高に感じます。
スペック
今回レビューしたLegion Tower 7i Gen8のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2023年 | |
サイズ | 452×211×477mm | |
重量 | 本体 | 15kg |
アダプタ | – | |
CPU | Core i7-13700K | |
GPU | GeForce RTX4080 | |
メモリ(RAM) | 32GB | |
ストレージ | 1st | 2TB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | – |
解像度 | – | |
アスペクト比 | – | |
形式 | – | |
リフレッシュレート | – |
フロントカメラ | 画素数 | – |
物理シャッター | – | |
リヤカメラ | 画素数 | – |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5.2 | |
モバイル通信 | – | |
光学ドライブ | – | |
バッテリー | サイズ | – |
公称値 | – |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 11747 |
シングル | 806 | |
Cinebench R23 | マルチ | 29949 |
シングル | 2095 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 6669.51 | 4951.45 |
SEQ1M Q1T1 | 4325.26 | 3833.76 |
RND4K Q32T16 | 3819.59 | 3552.43 |
RND4K Q1T1 | 75.84 | 219.19 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | 20924 | 非常に快適 |
高品質 | 23175 | 非常に快適 |
軽量品質 | 23296 | 非常に快適 |
モニター評価(色域)
デスクトップのため検証しておりません。
通信環境(Wi-Fi)のテスト
デスクトップのため検証しておりません。
USB-C(PD)による充電テスト
デスクトップのため検証しておりません。
外観
前面から見た様子です。細かい意匠が施されたデザインになっています。また、前面にはLEGIONのマークが配置されています。

側面はガラスパネルになっています。

上部に各種インターフェイスと電源ボタンがあります。

上側にはファンが設けられています。

背面インターフェイスです。

ガラスパネルを外した様子です。

内部の写真です。

細かい部分まで作り込まれています。

メリット・魅力
静音性に優れる
高パフォーマンスデスクトップパソコンにありがちなことですが、静音性に優れる点が魅力の一つだと感じました。ベンチマークテストをしていても、ファン音が思ったよりも小さく、音が気になる筆者としては特に注目しているポイントです。
性能は文句なし
CPU、dGPUともに高いパフォーマンスにあり、ベンチマークテストの結果からもわかるように高い性能となっています。高性能なディスプレイを使っても、その本領発揮できる能力があります。
デメリット・欠点
本体がとにかく重い
このパソコンの最大のデメリットは重さ。梱包から出すだけでも非常に苦労しました。本体質量が15kgを超えるため、一人での取り出しは危険です。高額な商品なので2人以上で作業する方が良いでしょう。
おすすめなタイプ
パフォーマンスを求めるゲーマー
高いパフォーマンスを持つため、高い次元でプレイしたいユーザーにとっては非常に魅力的な一台と言えるでしょう。ディスプレイを始め、パフォーマンスを余すことなく発揮できます。
オフィスで使うクリエイティブユーザー
メリットでも上げた通り、高パフォーマンスデスクトップとしては、静音性が高いため、オフィスなどで使う場合にも優位性が出てきます。CPU、GPUともにクリエイティブ用途で十分使えるレベルに達しています。
おすすめできないタイプ
一人で組立するユーザー
このLegion Tower 7i Gen8は本当に重いです。垂直に持ち上げる必要があるため、成人男性でもかなりきつかったです。
カスタマイズ・モデルの選び方
本モデルはCore i7もしくはCore i9の選択ができる他、dGPUもグレードを選ぶこともできます。グレードアップするほど当然価格も上がっていくため、自身の予算に合わせて選ぶようにして下さい。
実機レビューのまとめ

40万円台からと高価格な分、PCのパフォーマンスも十分以上。しっかりとお金をかけて、より良いパソコン環境を整えたい人はぜひ検討してみて下さい。
安く買う方法・コツ
Legion Tower 7i Gen8に限らず、Lenovoのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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