mouse SL5(SLシリーズ)のレビュー概要
スリムなパフォーマンスデスクトップ
mouse SLシリーズは、薄型のデスクトップ筐体に第11世代intel Coreプロセッサ、もしくはRyzen5000シリーズプロセッサを搭載したモデルです。
メモリ、ストレージなどカスタマイズでき、自分の用途にマッチしたパソコンにすることが可能です。
こんなタイプにマッチ
- スリムなデスクトップが欲しい人
- 光学ドライブを使う人
- オフィスソフトユーザー
- ネットサーフィン中心の人
- 写真を大量に保存したい人
簡易スペック表
発売日 | 2021年11月30日 |
CPU | Core i3-10100 Core i5-11400 Core i7-11700 Ryzen5 5600G Ryzen7 5700G |
RAM | 8~32GB |
ストレージ | 256GB~4TB SSD,1~8TB HDD |
画面サイズ | - |
GPU | UHDグラフィックス630 UHDグラフィックス750 UHD グラフィックス730 Radeon Graphics |
USB-PD | - |
LTE・5G通信 | 非対応 |
MSオフィス | 選択可 |
重量 | 6.1kg |
Cinebench R20 | 3647pts |
※詳細スペックはこちら。その他性能は目次よりベンチマーク結果をご覧ください
mouse SL5(SLシリーズ)の目次
実際に使った感想(主観)はメリット・デメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。購入を悩んでいる場合はおすすめかどうかをチェックください。
※本記事ではメーカーより貸出を受けて、テストを行っています。
mouse SL5(SLシリーズ)の特徴
ここではmouse SL5(SLシリーズ)の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
スリムな筐体のデスクトップパソコン
mouse SLシリーズは横幅が狭く、コンパクトなモデルとなっています。小型ではあるものの、SDカードを含むフロントインターフェイスが充実していたり、BTOカスタマイズにより光学ドライブを搭載することも可能になっています。
パワフルなプロセッサ群から選択可能
mouse SLシリーズではデスクトップ向けのintel Coreプロセッサ、及びRyzen5000シリーズプロセッサを搭載することができます。どちらもパフォーマンスが高く、プロセッサの処理能力で不便を感じることはまずないでしょう。
標準でWi-Fi6に対応
次世代の無線規格であるWi-Fi6にどのモデルも標準対応しており、快適なインターネットを楽しむことができます。
mouse SL5(SLシリーズ)の価格とコストパフォーマンス
Slシリーズは2022年1月30日時点で税込76,780円からとなっており、デスクトップパソコンとしては安めの価格帯となっています。プロセッサはintelモデルとRyzenモデルの2種類から選べますが、こだわりがないならRyzenモデルを選ぶ方がコストパフォーマンスが安くなります。
mouse SL5(SLシリーズ)のスペック
今回レビューしたmouse SL5(SLシリーズ)のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売日(月) | 2021年11月30日 | |
製品名 | ||
型式 | mouse SL5 | |
サイズ | 390×100×365mm | |
重量(実測) | 本体 | 6.1g |
電源アダプタ | -6.1g | |
CPU | intel Core i5-11400 | |
GPU | インテル UHD グラフィックス730 | |
メモリ(RAM) | 8GB | |
ストレージ | 1st | 256GB |
2nd | - | |
ディスプレイ | サイズ | -インチ |
解像度 | 1000×1000 | |
アスペクト比 | 1:1 | |
形式 | - | |
リフレッシュレート | - | |
生体認証 | 指紋 | 無し |
顔認証 | 無し | |
フロントカメラ | 画素数 | - |
物理シャッター | 無し | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5.0 | |
LTEモジュール | 対応の可否 | 非搭載 |
SIMカードサイズ | ー | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | - |
公称値 | -時間 |
※レビュー機種以外やカスタマイズ内容などの詳細スペックはこちらからご覧ください。
mouse SL5(SLシリーズ)のベンチマーク
CINEBENCH R20
CINEBENCH R20の測定値は3647pts、シングルコア535ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。今回レビューしたのはCore i5モデルですがCinebech R20で3500ptsを超えるパフォーマンスが出ており、十分以上の性能となっています。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。
CINEBENCH R23
CINEBENCH R23の測定値は8588pts、シングルコア1397ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。SSDを搭載しているため十分速いですが、400MB/sと昨今のパソコンの性能から考えると低めです(2000MB/sが一般で、トップクラスは3000MB/s以上)。ただ、HDDに比べると十分速いですし、立ち上げ含めてスピードがストレスになることはほぼありません。
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果は、FF15のベンチマーク結果一覧をご覧ください。
モード | スコア | 評価 |
最高品質 | - | - |
高品質 | - | - |
軽量品質 | 1259 | 動作困難 |
CPU-Z
CPU-Zでの検証は以下の通りです。クリックで拡大することができます。
騒音テスト
騒音に関する評価は以下の通りです。CPUテストはCinebench R20、GPUテスト時はFinalFantasy15のベンチマーク測定時に測定を行っています。
モード | 評価 |
通常時 | ほぼ無音 |
CPUテスト時 | 静か |
GPUテスト時 | 静か |
mouse SL5(SLシリーズ)のモニター評価(色域・トーンカーブ)
デスクトップPCのため未検証です。
mouse SL5(SLシリーズ)の通信環境(WI-Fi)のテスト
デスクトップPCのため未検証です。
mouse SL5(SLシリーズ)のUSB-C(PD)による充電テスト
デスクトップPCのため未検証です。
mouse SL5(SLシリーズ)の外観
前面から見た様子です。スリムな筐体となっています。フロントにはSDスロット、マイク、ヘッドフォンジャック、USB Type-Aが2ポート搭載されています。
mouseのロゴの下部分にはファンが設置されており、フィルターがあります。本体を開ける必要なく、取り出しが可能になっています。
横から見た様子です。大きく通気口が設けられています。
背面の全体像です。
インターフェイスを映した様子です。有線LANやUSB Type-Cポートまで揃っています。
本体サイドカバーを開けた様子です。Cooler Masterの大きめのファンが付いています。
メモリスロットは一つ空いているため、追加可能です。
付属のキーボードとマウスです。お借りした検証機のためフィルムは剥がしておりませんが、光沢のある質感のキーボードになっています。
mouse SL5(SLシリーズ)のメリット・魅力
コンパクトかつハイパフォーマンス
mouse SL5はコンパクトながらパフォーマンスが高い点が魅力。中でもRyzenシリーズはintelに比べて、相対的に価格が安いにも関わらずさらに高パフォーマンスになっているのでお得感が強くなります。
豊富なインターフェイス
コンパクトボディのデスクトップはインターフェイスが犠牲になることがありますが、mouse SLシリーズは前面にSDスロットがあったり、追加でDVDやブルーレイドライブを追加できるといったメリットがあります。
また背面にはUSB Type-Cポートがある点も評価できます(他メーカーの廉価なデスクトップPCには搭載していないことも多いため)。
キーボードが静音で打ちやすい
付属品の話になりますが、キーボードが静音で打ちやすい印象を受けました。キーボードに拘りがあるなら別ですが、標準付属のものでも十分以上に使えます。
mouse SL5(SLシリーズ)のデメリット・欠点
グラフィックスは弱め
プロセッサのパフォーマンスとしては高いですが、ゲームベンチマークが示す通りグラフィックスの性能は低めです。ゲームをしたり、画像編集、動画編集を少しでも快適にするならグラフィックボード付属のデスクトップを選ぶ方が良いでしょう。
USB Type-Cポートが前面に欲しかった
この価格帯では贅沢な悩みかもしれませんが、せっかくUSB Type-Cポートがあるので、前面にあればより便利に使えたので残念です。
みんなの口コミ
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コンパクトさが売りのデスクトップパソコンでありながら、プロセッサのパフォーマンスが高いのでほとんどの人が不満なく使える一台です。スリムPCながら、BTOで光学ドライブをプラスしたりセカンドストレージを足して自分好みに出来る点も魅力です。
女性目線の口コミ
普段、Let's NoteのSZシリーズを使っている妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。
女性目線のコメント
- コンパクトでリビングにも置けそう
- キーボードが打ちやすい
mouse SL5(SLシリーズ)がおすすめな人
デスクトップが欲しいパソコン初心者
mouse SLシリーズの良いところは、廉価モデルでありながら基本スペックが高く、事務処理やネットサーフィンで十分異常に使えつつ、BTOカスタマイズで光学ドライブやセカンドストレージを追加しておけば、後から悩む必要が無い点がメリット。最初から必要なものを組み込めるため、初心者に優しいPCと言えます。
オフィスソフトを使うパソコンが欲しい人
デスクトップPCでオフィスソフトを中心に利用したり、ネットサーフィンのみをする人にとっては非常に優れたPCです。プロセッサのパフォーマンスが高いため、これらの処理でもたつくことはまずないでしょう。
リビングにPCを置く人
本体がコンパクトなため、リビングにPCを常設する人にも向いています。SDスロットが標準で付いているため、カメラからのデータ移動が簡単ですし、DVDやブルーレイドライブを追加すれば家族用のムービーの書き出しなどにも使えます。
写真・ビデオを大量に保存したい人
スリムPCながらBTOで大容量のセカンドストレージ(最大8TB)を追加できます。写真、ビデオを大量に保存したい人に向いています。
mouse SL5(SLシリーズ)がおすすめではないタイプ
さらにコンパクトさを追求したい人
コンパクトスリムが特徴のSLシリーズですが、さらに小さいデスクトップパソコンが良い場合はCTシリーズを選んでください。手のひらサイズのデスクトップパソコンながら、十分なパフォーマンスを持っており、オフィスソフトの利用やネットサーフィンなどでは不便を感じることはほぼないでしょう。
以下のレビュー記事で詳しく掲載しているので、ぜひご覧ください。
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mouse CT6-H(CTシリーズ)の実機レビュー
手のひらで持てるサイズの非常に小型なデスクトップパソコンにもかかわらず、Ryzen4000シリーズを搭載することで十分な性能を持つ一台。価格が安い点も魅力。2021年月日発売モデル。
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mouse SL5(SLシリーズ)のカスタマイズ・モデルの選び方
このモデルを購入する人は事務処理をメインとした業務で使う前提が多いでしょう。その場合、メモリ増強や上位プロセッサの選択はオーバースペックになり兼ねません。それよりもセカンドストレージを増強したり、ドライブを追加する方が付加価値が高まると考えます。
もし、それ以上のパフォーマンスを求めるのであれば本モデルではなく、グラフィックボードが搭載されたデスクトップパソコンを購入する方が良いでしょう。
mouse SL5(SLシリーズ)の実機レビューまとめ
コンパクトなデスクトップを求める人に
結論
mouse SLシリーズはスリムな筐体に高いパフォーマンスのプロセッサを搭載したノートパソコンです。ネットサーフィンや事務用途での利用ではほとんどの人が不満なく使えるモデルです。
mouse SL5(SLシリーズ)を安く買う方法
mouse SL5(SLシリーズ)に限らず、マウスコンピューターのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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