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レビュー・評価の概要
Tab B10 HDはタブレットとしては価格の1万円台で発売されているモデル。
プロセッサやメモリは2022年時点で不足を感じるものの、価格を考えればラフに使えるモデルと言えるでしょう。
発売年度 | 2020年 |
プロセッサ | Snapdragon429 |
RAM | 2GB |
ストレージ | 16GB |
画面サイズ | 10.1インチ |
重量 | 480g |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではTab B10 HDの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
1万円台の格安タブレット
Tab B10 HDは1万円台で買える激安タブレット。とりあえずタブレットが欲しい人向けのモデルと言えるでしょう。
Wi-Fiはacに対応
値段が安いタブレットですが、Wi-Fi acに対応しています。ベンチマーク結果でも良い結果が出ています。
価格とコストパフォーマンス
Tab B 10は2022年2月28日時点で14,800円で購入可能なタブレットです。価格帯はかなり安めですが、それに伴い性能も低めなのでコストパフォーマンスで言うと微妙なところです。
安さを最優先で魅力を感じる人なら、選んでも良いでしょう。
スペック
今回レビューしたTab B10 HDのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2020年 | |
サイズ | 243.2×169.2×8.45mm | |
重量 | 480g | |
プロセッサ | Snapdragon429 | |
メモリ(RAM) | 2GB | |
ストレージ | 16GB | |
ディスプレイ | サイズ | 10.1インチ |
解像度 | 1280×800 | |
アスペクト比 | 16:10 | |
形式 | IPS液晶 | |
リフレッシュレート | 公式記載なし |
bluetooth | Ver4.2 | |
コネクタ | microUSB | |
おサイフケータイ | × | |
防水 | × | |
OS | Android9.0 | |
SIMサイズ | – | |
バッテリー | サイズ | 4850mAh |
リバースチャージ | × | |
ワイヤレスチャージ | × |
外観
背面は黒一色でシンプルです。カメラは背面にシングルで配置されています。

表面です。HDディスプレイで解像度が低いためドットが見えることがあります。また、色が全体的に薄めです。ベゼル幅は大きめに見えますが、この価格帯なら並み程度です。

本体上面には何もありません。

本体左側にはスマートコネクタ用の端子があります。

本体右側には音量ボタン及び、電源ボタンがあります。

本体下部にはコンボジャック、micro USB 2.0ポート、microSDスロットがあります。SDスロットは256GBまで対応です。

SDスロットを外した様子です。

実際に手に持った様子です。

電源ケーブルとコネクタが付属します。

ベンチマーク結果一覧
GEEKBENCH5
GEEKBENCH(ギークベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。
測定モード | 測定値 |
---|---|
シングル | 156 |
マルチ | 472 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 237 | 168 | 6 |
ポイント② | 111 | 103 | 6 |
ポイント③ | 252 | 188 | 7 |
ポイント④ | 248 | 194 | 6 |
ポイント⑤ | 197 | 158 | 10 |
ポイント⑥ | 54.3 | 40.6 | 7 |
通信スピードテストの評価
最長距離に置いても100Mbpsを超える結果が出ており十分なパフォーマンスが確保されています。
USB-C(PD)による充電テスト
カメラスペック
タブからイン・アウトカメラスペックを切り替えられます。クリックしてご覧ください。
カメラ | 有効画素 | F値 | 光学手振れ補正 |
---|---|---|---|
①広角 | 500万画素 | 公式記載なし | 対応 |
カメラ | 有効画素 | F値 | 光学手振れ補正 |
---|---|---|---|
① | 200万画素 | 公式記載なし | 非対応 |
アウトカメラのレビュー
格安タブレットで画素数が500万画素しかないこともあり、オマケ程度の実力です。
インカメラのレビュー
アウトカメラ同様、インカメラも性能は良くありません。こちらは200万画素となっています。綺麗に撮りたいなら、スマートフォンのカメラを使う方が良いでしょう。
撮影作例
作例を掲載しています。
1倍

5倍

明るい色、暗い色の花の撮影時にピントを合わせ、ホワイトバランスによる変化を検証しました。
明るい花の写真

黒い花の写真

被写体によるホワイトバランスの変化を検証しました。
黒のカメラに焦点

緑の葉に焦点

ピントの合う位置で接写能力を検証しました。
50センチに合わせて撮影

前後でピントを調整し撮影しました。
キャンドルライトを使って夜景モードテストをしました。
1個

4個

8個

12個

メリット・魅力
とにかく激安な10インチタブレット
なんと言っても、値段が安いことがメリットです。日本国内で名前が通っているメーカーの中で買えるタブレットとしては、最安値クラスと言えるでしょう。
デメリット・欠点
処理能力がかなり低い
2022年時点で考えるとプロセッサのパフォーマンスが厳しく、動作に後れを感じるシーンが何度もありました。
解像度がHDで利用に厳しい場面も
10インチタブレットと比較的大きめですが、解像度がHD(1280×720)のためドットの荒さが見えます。また、カラーの表現が荒くなってしまい、元の色が出にくいため動画で気になるシーンがありました。
microUSBである
電源ポートはmicroUSBです。USB Type-Cで統一している人にとってはデメリットでしょう。
おすすめなタイプ
安さを求める人に
Tab B10 HDはとにかく安さを求める人向けです。機能制限のないAndroidタブレットをできるだけ欲しいならありでしょう。
ネットサーフィンのみ
用途がネットサーフィンのみならありです。ベンチマークの結果の通り、通信速度の面では不満がないので負荷の少ないネットなら実用性はあります。
おすすめできないタイプ
動画を見たりゲームをするならNG
動画はカラーや解像度の問題で、ゲームは処理能力の観点で厳しいと言わざるを得ません。
Amazonサービスを中心に考えている人
動画サービスのAmazonプライムやkindleの利用を想定して購入検討している人はFire HD 10の方が良いでしょう。価格帯もほぼ変わらないですが、こちらの方が快適に使えます。
ただし、素のAndroidタブレットとは異なり、一部アプリが使えないなどの点に気を付けましょう。
実機レビューのまとめ

Tab B10 HDはとにかく安さに振り切ったAndroidタブレット。安いのでラフに使えるだけでなく、一度試してみたいという人向けです。
安く買う方法・コツ
レビュー・評価の概要
Tab B10 HDはタブレットとしては価格の1万円台で発売されているモデル。
プロセッサやメモリは2022年時点で不足を感じるものの、価格を考えればラフに使えるモデルと言えるでしょう。
発売年度 | 2020年 |
プロセッサ | Snapdragon429 |
RAM | 2GB |
ストレージ | 16GB |
画面サイズ | 10.1インチ |
重量 | 480g |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではTab B10 HDの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
1万円台の格安タブレット
Tab B10 HDは1万円台で買える激安タブレット。とりあえずタブレットが欲しい人向けのモデルと言えるでしょう。
Wi-Fiはacに対応
値段が安いタブレットですが、Wi-Fi acに対応しています。ベンチマーク結果でも良い結果が出ています。
価格とコストパフォーマンス
Tab B 10は2022年2月28日時点で14,800円で購入可能なタブレットです。価格帯はかなり安めですが、それに伴い性能も低めなのでコストパフォーマンスで言うと微妙なところです。
安さを最優先で魅力を感じる人なら、選んでも良いでしょう。
スペック
今回レビューしたTab B10 HDのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2020年 | |
サイズ | 243.2×169.2×8.45mm | |
重量 | 480g | |
プロセッサ | Snapdragon429 | |
メモリ(RAM) | 2GB | |
ストレージ | 16GB | |
ディスプレイ | サイズ | 10.1インチ |
解像度 | 1280×800 | |
アスペクト比 | 16:10 | |
形式 | IPS液晶 | |
リフレッシュレート | 公式記載なし |
bluetooth | Ver4.2 | |
コネクタ | microUSB | |
おサイフケータイ | × | |
防水 | × | |
OS | Android9.0 | |
SIMサイズ | – | |
バッテリー | サイズ | 4850mAh |
リバースチャージ | × | |
ワイヤレスチャージ | × |
外観
背面は黒一色でシンプルです。カメラは背面にシングルで配置されています。

表面です。HDディスプレイで解像度が低いためドットが見えることがあります。また、色が全体的に薄めです。ベゼル幅は大きめに見えますが、この価格帯なら並み程度です。

本体上面には何もありません。

本体左側にはスマートコネクタ用の端子があります。

本体右側には音量ボタン及び、電源ボタンがあります。

本体下部にはコンボジャック、micro USB 2.0ポート、microSDスロットがあります。SDスロットは256GBまで対応です。

SDスロットを外した様子です。

実際に手に持った様子です。

電源ケーブルとコネクタが付属します。

ベンチマーク結果一覧
GEEKBENCH5
GEEKBENCH(ギークベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。
測定モード | 測定値 |
---|---|
シングル | 156 |
マルチ | 472 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 237 | 168 | 6 |
ポイント② | 111 | 103 | 6 |
ポイント③ | 252 | 188 | 7 |
ポイント④ | 248 | 194 | 6 |
ポイント⑤ | 197 | 158 | 10 |
ポイント⑥ | 54.3 | 40.6 | 7 |
通信スピードテストの評価
最長距離に置いても100Mbpsを超える結果が出ており十分なパフォーマンスが確保されています。
カメラスペックと作例
カメラスペック
タブからイン・アウトカメラスペックを切り替えられます。クリックしてご覧ください。
カメラ | 有効画素 | F値 | 光学手振れ補正 |
---|---|---|---|
①広角 | 500万画素 | 公式記載なし | 対応 |
カメラ | 有効画素 | F値 | 光学手振れ補正 |
---|---|---|---|
① | 200万画素 | 公式記載なし | 非対応 |
アウトカメラのレビュー
格安タブレットで画素数が500万画素しかないこともあり、オマケ程度の実力です。
インカメラのレビュー
アウトカメラ同様、インカメラも性能は良くありません。こちらは200万画素となっています。綺麗に撮りたいなら、スマートフォンのカメラを使う方が良いでしょう。
撮影作例
作例を掲載しています。
1倍

5倍

明るい色、暗い色の花の撮影時にピントを合わせ、ホワイトバランスによる変化を検証しました。
明るい花の写真

黒い花の写真

被写体によるホワイトバランスの変化を検証しました。
黒のカメラに焦点

緑の葉に焦点

ピントの合う位置で接写能力を検証しました。
50センチに合わせて撮影

前後でピントを調整し撮影しました。
キャンドルライトを使って夜景モードテストをしました。
1個

4個

8個

12個

メリット・魅力
とにかく激安な10インチタブレット
なんと言っても、値段が安いことがメリットです。日本国内で名前が通っているメーカーの中で買えるタブレットとしては、最安値クラスと言えるでしょう。
デメリット・欠点
処理能力がかなり低い
2022年時点で考えるとプロセッサのパフォーマンスが厳しく、動作に後れを感じるシーンが何度もありました。
解像度がHDで利用に厳しい場面も
10インチタブレットと比較的大きめですが、解像度がHD(1280×720)のためドットの荒さが見えます。また、カラーの表現が荒くなってしまい、元の色が出にくいため動画で気になるシーンがありました。
microUSBである
電源ポートはmicroUSBです。USB Type-Cで統一している人にとってはデメリットでしょう。
おすすめなタイプ
安さを求める人に
Tab B10 HDはとにかく安さを求める人向けです。機能制限のないAndroidタブレットをできるだけ欲しいならありでしょう。
ネットサーフィンのみ
用途がネットサーフィンのみならありです。ベンチマークの結果の通り、通信速度の面では不満がないので負荷の少ないネットなら実用性はあります。
おすすめできないタイプ
動画を見たりゲームをするならNG
動画はカラーや解像度の問題で、ゲームは処理能力の観点で厳しいと言わざるを得ません。
Amazonサービスを中心に考えている人
動画サービスのAmazonプライムやkindleの利用を想定して購入検討している人はFire HD 10の方が良いでしょう。価格帯もほぼ変わらないですが、こちらの方が快適に使えます。
ただし、素のAndroidタブレットとは異なり、一部アプリが使えないなどの点に気を付けましょう。
実機レビューのまとめ

Tab B10 HDはとにかく安さに振り切ったAndroidタブレット。安いのでラフに使えるだけでなく、一度試してみたいという人向けです。
安く買う方法・コツ
Tab B10 HDに限らず、Lenovoのタブレットを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。