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ThinkBook 13x Gen3の実機レビュー:メリット・デメリットと評価まとめ

本サイトの記事は広告を含みます。

本機種の後継機種もレビューしています。「ThinkBook 13x Gen4の実機レビュー」をご覧ください。

レビュー・評価の概要

高いコスパのスタイリッシュPC

ThinkBook 13xは10万円少しで買える価格ながら、非常に薄く、持ち運びしやすいデザインの優れたノートパソコンです。

安くてかっこいいPCを探しているなら、ぜひ候補に入れて欲しいモデルとなっています。

当サイトの評価

総合満足度
 (5)
発売年度2023年
プロセッサCore i7-1255U
Core i5-1235U
RAM16GB
ストレージ256GB~1TB
画面サイズ13インチ
GPUIris Xe Grahphics
USB-PD対応
モバイル通信非対応
重量1208g
Cinebench R201782pts

※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。

ThinkBook 13x Gen3の商品情報

現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。

本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。

特徴

ここではThinkBook 13xの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。

薄型でスタイリッシュ

ThinkBook 13xは同シリーズの製品と比較して、薄型でスタイリッシュなウルトラブックであることが特徴です。他社も含めて、現在発売されているノートパソコンの中ではトップクラスと言えるレベルです。

ウルトラブックとしては格安

一般的に薄型のウルトラブックは本体価格が20万円近くすることもありますが、本モデルはなんとその半額程度です。コストパフォーマンスに非常に優れたモデルと言えるでしょう。

16:10のアスペクト比

ビジネスノートにおいて重要なポイントが書類作成などの効率化。そういった観点で16:10のアスペクト比は作業性の良さを感じられるでしょう。

価格とコストパフォーマンス

コストパフォーマンスは10万円前後のノートパソコンとしては非常に高くトップクラスと言っても過言ではありません。

ThinkBook 13x Gen3の商品情報

現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。

スペック

今回レビューしたThinkBook 13x Gen3のスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売年2023年
サイズ209×296×12.9mm
重量本体1205g
アダプタ280g
CPUCore i5-1235U
GPUIris Xe Graphics
メモリ(RAM)16GB
ストレージ1st512GB
2nd
ディスプレイサイズ13インチ
解像度2560×1600
アスペクト比16:10
形式IPS液晶
リフレッシュレート60Hz
フロントカメラ画素数720p
物理シャッター有り
リヤカメラ画素数無し
Wi-Fia/b/g/n/ac/ax
bluetoothv5.2
モバイル通信非対応
光学ドライブ非搭載
バッテリーサイズ56Whr
公称値20.3時間

レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。

公式サイトで他グレードを見てみる

ベンチマーク結果一覧

CINEBENCH

CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。

バージョン測定モード測定値[pts]
Cinebench R20マルチ1782
シングル537
Cinebench R23マルチ5085
シングル1532

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。

Read[MB/s]Write[MB/s]
SEQ1M Q8T13626.232522.26
SEQ1M Q1T12641.901919.65
RND4K Q32T16661.37337.79
RND4K Q1T178.00125.13

ゲームベンチマーク

FF15

ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。

モードスコア評価
最高品質
高品質
軽量品質2208重い
※基本的にグラフィックボード搭載モデルのみ高品質以上のテストを行います。

モニター評価(色域)

モニターの色域カバー率は以下の通りです。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。

測定項目カバー率[%]カバー比[%]
sRGB98.9102.2
Adobe RGB74.375.8

通信環境(Wi-Fi)のテスト

今回は検証を行っておりません。

USB-C(PD)による充電テスト

USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。

W数充電の可否検証に用いた機種
20WPowerPort Ⅲ Nano
30WPowerPort Atom Ⅲ Slim 30W
45WPowerPort Atom Ⅲ Slim 45W
61WRP-PC133
100WAnker 736 Charger

外観

天板はThinkBookとLenovoのロゴが配置されています。

背面はパンチホール型の排気口が空いています。

開いた様子です。ベゼル幅は狭めでモダンです。

最大開き角は180°となっています。

キーボード全体です。エンターキー周りが接合していますが、クセや打ちづらさはありません。

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、19.49mmとなりました。また、SHINWAのデップスゲージでキーストロークを測定したところ、1mmとなっています。

タッチパッド幅を計測したところ、105mmとなりました。

右側にはヘッドフォンジャックとUSB Type-Cポートがあります。

本体左側にはUSB Type-Cポートがあります。

本体の重量を測定したところ、1205gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、1485gとなりました。充電器単体では280gとなります。

メリット・魅力

低価格帯としては非常に優れたデザイン

10万円ちょっとで購入できるノートパソコンとしては、正直驚くほどクオリティが高いです。安くてもデザインにこだわりたいなら絶対に候補に入れておくべきです。

付属のUSBハブもスタイリッシュ

本モデルは外部端子がUSB Type-Cのみとなっています。そのため、他のインターフェイスに繋ぐ場合はハブが必要。ThinkBook 13xは本体にUSB Type-C用のハブが付属します。

パフォーマンス的に十分

ThinkBook 13xは第12世代intelプロセッサが搭載されており、本レビュー時点では一つ前のモデルになります。intelプロセッサは第12世代からパフォーマンスがグンとアップしたので、最新型でなくても十分なパフォーマンスを持っています。

液晶が美しい

高解像度のディスプレイが採用されており、2560×1600となっています。こちらも10万円ちょっとのPCとしてはコストパフォーマンスが高く感じるでしょう。

バッテリー持続時間が長い

バッテリー持続時間は20時間を超えており非常に長くなっています。そのため、持ち運びの観点でも有利でしょう。

デメリット・欠点

光沢ディスプレイで好みが分かれる

クラムシェル型のノートパソコンとしては珍しく光沢ディスプレイが採用されていました(タッチパネル対応のため)。光沢では外出先で太陽の反射で作業効率が落ちてしまうことがあるため、人によっては向かないかもしれません。

おすすめなタイプ

持ち運びが多いビジネスパーソン

13インチでコンパクトかつ比較的軽めなので持ち運びが多いビジネスパーソンに向いています。また価格帯が安めのため、ラフに持ち出せるという点もメリットになります。

外部接続を使わないユーザー

USB Type-C端子のみとなっているため、外部接続端子を使わないユーザーにとっては無駄がなくすっきりとしたデザインになっています。

おすすめできないタイプ

頻繁に外部接続を使うユーザー

HDMIやUSB Type-Aポートを使うユーザーにとっては頻繁に接続用のハブを使わないといけないため、ストレスになるかもしれません。

カスタマイズ・モデルの選び方

Core i5モデルとCore i7モデルがありますが、筆者としてはCore i7の16GBモデルが良いと感じました。

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実機レビューのまとめ

ThinkBook 13xのデザイン面のクオリティ、プロセッサのパフォーマンスから考えてコストパフォーマンスは最強クラスと言っても過言ではありません。

安くてかっこいいPCが欲しい人に特におすすめです。

ThinkBook 13x Gen3の商品情報

現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。

安く買う方法・コツ

ThinkBook 13x Gen3に限らず、Lenovoのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。

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